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2007.03.04

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	    ------AVANCE!------

---------第百九十四号-04/03/2007--------
考える・参加する・何かできる・・そんな為のヒントが
こっそり詰まった、世界中から届く"お楽しみ"です。

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 <<<今号の内容>>>
この曲を紹介・・・Escape
「 独自独創 」- アレ好きコレ好き・・・元素周期表
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この曲を紹介 --  Escape / Journey

				まい


毎号"この一曲"を紹介して行く連載です。様々な
録音から新旧作のこれぞ!と思うものを取り上げます。
「この一曲」の投書も歓迎です。是非、ご参加下さい。

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これは凄いんだよ。こんな封に脳天に穴ボコが開いた
状態で演奏されている曲は、心配事がある時になんか
聴けやしない。クサい歌詞が、地面掘るドリルみたいな
ドラムと西海岸にどどーんと押し寄せる大波の屏風の
如きギター音を引き連れて、エコー全開の環境にて
大熱唱されてしまうのだ。「信じることを止めちゃいけ
ない!」とか、「(俺は)自由だ!自分の道を行く!」
なんていう歌詞と神々しいシンセサイザー音だ。クサ
いったら、ありゃしない。今時でいう「クール」のカケラ
もない。凄い凄い。

ところが、だ。このド演歌ロックには、疑いようのない
元気が込められている模様にて、これからイッチョ、
やるかね!という時には大変に都合がよい。この曲が
大ヒットしていた1980年の初頭のアメリカでは、野球
のスタジアムに万の聴衆を集めて強烈な電力を投入
して汗にまみれる大コンサートが流行り始めていて、
(温室効果ガスとか、そういう洗練された「もの」には
ニンゲンがまだ気が付いていなかったのだ)バンドの
連中は、菅原文文もビックリの巨大トレーラーでガソ
リンをがばがば消費しつつ、北米の各地を土煙ととも
にコンサートでドサ回りしていた。電気と歌とリズムの
大サーカス。カネ!電気!産業!・・・力強く、あと
さき考えない浪費ロックが当時、展開されていたのだ。
この頃の産業音楽(バカ売れする音楽製品のこと)は、
打算の心からして実直だった。

何故、今、これがダサくてクサいのか。マネージメント
といっては体裁ばかり整え、知識ベース経済といって
はなにやら小難しいことを知った気になって、楽しむ
ことをヒトが放棄してしまったのではないか?アメリカ
が放棄に走ることはまだ理解できる。連中はかつて、
ド演歌ロックで大いに楽しんだのだ。楽しんだ次なら
少々おとなしくする気にもなろう。問題はその他の、
仏国外相(当時)のド ビルパン氏が喝采を浴びた
2003年の国連での演説に示されていた「旧い国」の
者だ。歴史だ伝統だに埋もれたか?温室効果ガス
にやられたか?・・・たまにはド演歌ロックで元気を
取り戻すのも悪くない。

=====
分類・ポップ
収録アルバム・ Escape (1981)
ウエブサイト・http://members.lycos.nl/andreb/journeyalbums.html
>ファンサイトの、バンドのアルバム集のページ
アルバム「エスケープ」は、右のほうにある、ムシが
球をブチ破って「脱出」してきている絵柄のもの。

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「 独自独創 」- アレ好きコレ好き

			まい/Paris

34. 元素周期表
http://periodic.lanl.gov/default.htm

=====
これを眺めているだけで楽しい。この世のものがこれら
要素から出来上がっているだなどと、表を眺めれば
眺めるほど諦めがつかない。「実はもっと天然にある
でしょ」と思う(現行理論にとどまる限りは行き詰って
いるので発見はなさそうと思うが)。

辞書があると言葉世界の基本的な決まりが存在して
いるように思えて安心できる(決まりごとは、「自由」を
減ずるから楽をもたらす・「自由」は、自分しか基準が
無いから、そう楽なものではない)と同じく、周期表を
眺めると、物質世界の(現時点での)人智の限界が
そこに網羅されているわけで、これに関してはとりあ
えず放っておこうと思えて、安心する。

仕事場にはポスターを、自宅机にはマウスパッド(
これにマウスを置いているわけではなくて・・・)、あと
仕事場に置いている「自分向けFAQ集」(フランス語
の動詞変化とか細胞周期とか校正記号とか世界地図
とか学名一覧とか溶剤とプラスチックの組み合わせと
いった実用情報集)にも、高校の時に豪州で貰った
美しい厚紙の周期表を入れていて、よく見る。別段、
化学ばかりの仕事をしているわけでもないにしろ、ふと
周期表は、見たくなる時があるのだ。

この周期表を憶えこむということが私は好きでなかっ
た(漢字を覚えるよりは好きだった)。参考となる情報
は、自分の外にあるから好いのではないだろうか。
自分の外に基準が存在してくれることは、頼もしい。
辞書も頼もしいし、手前味噌ながら「自分向けFAQ
集」も便利に使っている。そういう頼もしいもののなかで
周期表は、紙一枚である。なんという簡素さであろう。
「無人島に生活必需品以外に何かひとつだけ持って
ゆける・ナニを持ってゆくか」というとき、私はベケット
の「ゴドー」の一冊を持ってゆこうかと常々考えていた
が、これを書いて、周期表との間で迷うようになった。

=====
冒頭に紹介したのは「インタラクティブ」周期表で、
ロスアラモス(米)研究所提供。英王立化学会の
表(下記のフラッシュ版)にても、何だかただならぬ
イラストが各元素にあてられている。
http://www.chemsoc.org/viselements/pages/periodic_table.html

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感想・質問・意見・投書はお気軽にどうぞ!お待ち
いたしております。

AVANCE! --考える種--
04/03/2007 発行・第百九十四号
発行責任者/編集・伴真伊・ima19@bigfoot.com

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