2007.03.26
メールマガジンAVANCE!#195
------AVANCE!------
---------第百九十五号-25/03/2007--------
考える・参加する・何かできる・・そんな為のヒントが
こっそり詰まった、世界中から届く"お楽しみ"です。
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<<<今号の内容>>>
この曲を紹介・・・fade out/in
「 独自独創 」- アレ好きコレ好き・・・フランスのパン
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この曲を紹介 -- fade out/in / Paloalto
まい
毎号"この一曲"を紹介して行く連載です。様々な
録音から新旧作のこれぞ!と思うものを取り上げます。
「この一曲」の投書も歓迎です。是非、ご参加下さい。
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インターネット社会にはネット用語というものがあって、
親しみをにじませるために、わざと乱暴な言い方をする。
たとえばこの曲が収録されているアルバムへの購買者
からのコメントには、「買っとけ!」とある。ウダウダ書き
連ねてあるコメントなぞ参考にしていないで今すぐ店へ
行き給え、という意味だ。大衆音楽好きの私としても、
今後も質の高いロックやポップを聴きたいと思うのなら、
この音を如何に売るか・売らないでいても聴き続けるに
はどうしたらよいかを考えるために、この売れなかった
作を市場から消える前に入手することをお奨めしたい。
このアルバムはRubinという人物のプロデュース作だ。
このひとは直接の知り合いではないが、私の検出した
「人非人」のひとりで、多分、人間よりも音楽が好きな
人物で、質の高い音楽を聴きたい・また、世に送り出し
たいと願っている。このバンドの他には大物カントリー
歌手に珠玉のうたを歌わせた作を連発し、歌手には
遺「連」作を与え、世間には優れた歌が実力者によっ
て歌われて届くという成果を残す仕事をした。その人
がデモテープを聴いてメジャーデビューを即決した
のが、このアルバムで演奏を聴かせている連中だった。
彼らは、英国の大人気グループ、Coldplay似のメロ
ディと、Radiohead似の歌唱を聴かせる。「似」という
より、旋律と歌いにおいて、何の引けもとっていない
とすら思う。それが、売れなかった。Coldplayの曲を
書いているフロントマンはハリウッド女優と結婚する
ような色男で、Radioheadのヴォーカル担当者は逆に
常に何かに縛られているような異様な風貌で、そこ
から「この」歌い方をされると、歌は、束縛からの解放
を目指しているように聴こえる。違いは、これくらいだ。
いつも、このような大衆音楽に限らず何においても、
売れるか売れないか・役に立つか役に立たないかの
違いは、三分・三センチ・三グラム程度しかないのだ
と思う。明かに頭の切れる人物は、三分で書ける
内容の、しかしそれが重要な展開を引き起こすメール
を打てる。明かに斬新と思わせるものを作る人物は、
整った形を三センチ崩すことができる。Paloaltoという
バンドはこんにち、「fade out/in」して、Golden State
というグループになっている(売れそうにないバンド名
だな)。このバンドの「売り」の判断を私ならどうするか。
L.A.で連中のステージを観てみたい。
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分類・ロック/ポップ
収録アルバム・ heroes and villains (2003)
ウエブサイト・http://www.goldenstatetheband.com/
>Paloalto解散後の新バンド、Golden Stateの公式
サイト。情報はギグの日程のみ。サイトを開けると曲が
流れる。
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「 独自独創 」- アレ好きコレ好き
まい/Paris
35. フランスのパン
http://www.conseil-boulangerie.com/turenne.htm
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そうパリに住んでいて、コメを食べたくならないのか、と、
同郷の者から尋ねられることがある。炊飯器は持って
いないし、炊いたものでは中国料理の店で出る程度の
もので我慢できる。日本級にウマい米飯も、米粒が入手
できれば夢ではない。ところがこれが、パンの話になると
フランスから出掛けてしまうと、大変なことになる。余所
にはフランスにあるようなウマいパンが無い。
フランスのパンはウマい。どれほどフランス風に作ろうが
幾らフランスから取り寄せた粉で丹念に作ろうが、ダメ
である。品物が単純なつくりになればなるほど、その差
が広がる。菓子パンあたりは全世界にウマいものがある。
問題は、所謂「フランスパン」の、バゲットだ。フランス
を一歩でも外に出てしまうと、ウマいバゲットが消える。
しかもこのフランスにあるバゲットのウマいものを一度
食べてしまうと、忘れられない。
塩加減と粉の味の濃さ、焼きの程度(私は白々しい位
のものが好き)、湿度と、一つ一つの要素を思い出す
だけでもヨダレが出る。春先のトロリとしたチーズを載せ
てもパンの塩味が生き、たとえフォアグラを合わせても
小麦粉の味が引き立ち、焼けていて固まっているのに
パラパラしない弾力のある外側部分に、掴んだら水が
出そうな内部の、ウマいことといったら、ない。
気合いの入ったパリの定食屋は、ウマいバゲットを出
す。食事を手軽に、しかしウマくて大満足のものに
したい時にはウマいバゲットを揃えればよい。この
パンを自分では焼けないところがまた、パンをウマい
ものに留めているのだとおもう。ただ、パリ辺りに来た
時にはご注意を・・・混んでいる店のバゲットがウマい
とは限らない。ウマい品を提供しているパン屋を見つ
けるには、自分で食べる(買うなり、定食屋でなり)が
一番の近道。
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紹介したサイトにある写真は、パン屋「Au Levain du
Marais」の、拙宅近くの店舗。味はよいが店員の態度
はちっともよくない。
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感想・質問・意見・投書はお気軽にどうぞ!お待ち
いたしております。
AVANCE! --考える種--
25/03/2007 発行・第百九十五号
発行責任者/編集・伴真伊・ima19@bigfoot.com
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