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フジ週刊レポート [商品先物取引・株式・為替展望]


2008.03.07

フジ週刊レポート [2008/03/07 発行] / 携帯端末版「モバイル ヴィーナス」に新機能、続々追加!


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===フジ週刊レポート=========================================================
■対象期間:2008年3月10日(月)〜2008年3月14日(金)          3月7日発行
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「Web版週刊レポート」では、本文内に含まれる重要キーワードの解説(リンク)や
最新価格・チャート・市況など総合的なマーケット情報をあわせてご覧頂けます。
http://www.fuji-ft.co.jp/newspaper/week-index.htm
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■為替・日経平均
「ドル弱気継続。日経平均も横向きの域に留まれず」

 ドル/円(NY市場)の日足は、ドル下降継続。3/4安値102.62円[1/23安値104.93
円。05年1月安値101.76円]。3/5高値104.19円[上方の窓は前週末2/29高値104.37円
〜2/28安値105.04円]。3/6安値102.52円・引け値102.64円。3/5高値が戻り天井と
なる可能性を否定できない。月足では、「“99年11月安値101.32円と05年1月安値
を結ぶ下値支持線”の誤差の範囲としての節目100.0円(の誤差の範囲)で支えられ
るか」がテーマとなっていよう。米経済指標にはやはり弱いものが目立ち、バーナ
ンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長3/4講演「米住宅市場の低迷は続く」「住宅ロ
ーンの焦げ付きを防ぐため、元本の一部削減が必要」や、3/5米地区連銀経済報告
「年明け以降の経済成長は減速」などから、ドルを買える地合いにはない。3/18米
連邦公開市場委員会(FOMC)での「0.5または0.75%利下げ」が予想される中、3/6に
はトリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁がユーロ圏早期利下げの可能性を否定し、「ユ
ーロ高容認」と受け取られた。なお、日銀金融政策決定会合[3/6〜7]では、大方の
予想通り政策金利が据え置かれ、相場には影響しなかった。一部に「福井日銀総裁
(3/19任期満了)後任人事を巡る混乱が深まれば、国際的な信用低下を招く」との見
方があるものの、それも、日本株売りの材料とはなっても“円売り”の手がかりと
はなるまい。
 日経平均株価の日足では、2/27高値14105.47円が目先天井に。週末3/7安値
12744.52円[2/12安値12923.42円。1/22安値12572.68円]・引け値12782.80円。次週
に3/6高値13365.22円を上回った(同高値が戻り天井とはならなかった)としても、
更に買い進む理由に乏しく、下値不安は解消されまい。
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■東京貴金属
「東京は円高に耐える」

 NY金中心限月4月限の日足は、強基調継続。3/5高値995.2ドル。3/6引け値977.1
ドル。引き続きインフレ懸念(商品高・ドル安)を背景に、ファンドの利食い売りを
こなしつつ、節目1000.0ドルを目指す。カルパース(カリフォルニア州職員退職年
金基金)が2010年までに商品セクターの資産配分を現在の0.5%から3.0%へ引き上
げることを決定したとの報[2/28]も長期的に強材料視される。目先、1000.0ドル手
前で上値重くなっても、前週安値(2/26、928.9ドル)までは売られまい。東京先限
の日足は、円高の影響からNYほどには強くない(強基調を維持。目先的に横を向
いて来る可能性あり)。3/5安値3226円[2/26安値3235円。下方の窓は2/19高値3183
円〜2/20安値3220円]。3/6高値3322円[2/27高値]。週末3/7引け値3250円。次週に
3200円を割る程度は考え得るが、週足レベルでは強基調の維持に不安が無いところ
と思われる。
 NY白金中心限月4月限の日足も、強基調継続。3/4高値2308.8ドル[2/22高値
2214.5ドル]。3/5安値2138.1ドル[前週末2/29以来の安値水準]。3/6引け値2200.8
ドル。ここに来て南ア鉱山向け電力供給の改善が期待されたが、南ア政府の3/6N
Y引け後発表では「今後2週間、現在の“通常水準の90%供給”から、“95%”へ
引き上げる」に止まった。後に供給拡大の期間が延長される可能性はあろうが、こ
のままなら“弱気派の期待を下回る結果に終わる”ことも考えられよう。なお、目
先、利食い売りから前週安値(2/26、2091.1ドル)を割る程度の動きは予想の範囲内
(後に高値更新する可能性は残る)。東京先限の日足は、目先的に横を向いて来る可
能性あり。3/6高値7427円[2/22-上場来-高値7375円]。週末3/7は7007円[週明け3/3
以来の安値水準]でS安引け。「2/22高値と3/6からなるダブルトップ(ネックは前週
末2/29安値6839円)」形成が強く意識されるところ。やはりNYほどには強くなく、
次週が下げ先行なら後の上場来高値更新には苦しむことになりそうだ(が、高値更
新の可能性は無くならない)。
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■東京原油
「NY、105ドル到達。次の目標は110ドルか」

 NY原油当限4月限の日足は、上昇継続。週明け3/3高値103.95ドル[前週末2/29の
史上最高値103.05ドル]。3/4安値98.87ドル[2/26以来の安値水準]。3/6高値105.97
ドル[“2/20高値100.86ドルから2/21安値96.87ドルまでの下落に対する倍返し
104.85ドル”]・引け値105.47ドル。3/4安値が押し目底となった可能性あり。目先
的に“3/3〜4の下落に対する1.5倍返し106.5ドル”で抑えられなければ、“倍返し
109.0ドル”、あるいは節目110.0ドルが意識されよう。今週には、米需要減退観測
から利食い売りに押された後、ドル安や(製油所稼働率上昇と輸入減少による)米原
油在庫の予想外の減少[3/5発表]を受けた投機買いが強まった。3/5発表の米ガソリ
ン在庫は17週連続増で94年1月以来の高水準となったが、これを手がかりに売る向
きは少なかった。なお、3/5石油輸出国機構(OPEC)定例総会では大方の予想通り生
産目標(イラク除く加盟12カ国で現行日量2967万バレル)が据え置かれたが、この時
にヘリルOPEC議長が「原油高はドル安や金融市場の混乱に伴うもの」として米国を
非難し、また米エクソンモービルとの係争についてベネズエラ支持を表明したこと
が強材料視されたようだ。その他、イラン核開発問題、ナイジェリア情勢、コロン
ビアと(ベネズエラが支援する)エクアドルの緊張など、地政学的リスクの高まりも
強材料視される。
 東京先限の日足は、前週安値(2/28、62030円)を挟んで上下。3/5安値60010円
[2/22安値61420円。2/14以来の安値水準]。3/6高値63040円[前週末2/29以来の高値
水準]。週末3/7引け値61840円。強基調を維持。2/27-上場来-高値63920円を狙える
位置にあるが、次週に伸び悩めば横を向いて来る可能性あり。
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■東京ガソリン
「ガソリン税率に不安」

 海上バージ市場での元売り市中買いは、成約が散発。民族系大手元売りによる買
いが見られた。海上バージ市場のガソリン価格はまちまち。現在は東西ともに
128000円台/kl(ガソリン税込み)で推移。原油高を受けた元売りの買いが強材料、
円高や出物増が弱材料。流通段階の陸上ローリー市場では、ノンブランドガソリン
のラック(販売)価格は安値売り込みの手じまいと外販玉取り扱い筋の値上げから強
含む。原油の乱高下、海上バージの先行き不透明感から外販玉取り扱い各社の対応
は慎重で値動き自体は大きくない。米メジャー系元売りは3/8からの週間外販仕切
りを引き上げ。3/5発表の石連週報では、3/1時点のガソリン在庫は前週比3.4%減
の211.0万klと2週連続で減少。出荷量が5.5%増の113.1万klとなったことに加え、
生産量が5.4%減の106.9万klと縮小したため在庫取り崩しが進んだ格好。元売りの
関心は最需要期を過ぎた灯油からガソリンに移りつつあるが、租税特別措置法案を
巡る問題がはっきりしない限り、3月末の在庫をできるだけ持ちたくないという心
理から買いを入れにくい地合い。なお、石油情報センターの週間SS市況調査による
と、3/3現在のレギュラーガソリン全国平均価格はリットルあたり151.9円(前週比
0.1円高)。小幅ながら11週ぶりに上昇。元売り大手各社が3月からの卸値引き上げ
を決定しており、どれほど店頭価格に転嫁されるかは不透明ながらも先高観が指摘
されている。3/6のシンガポール市況終値をベースにしたRIM算出の輸入採算価格は、
ガソリン(klあたり税抜き)=78000円(2/28比3000円安)。
 東京ガソリン先限の日足は、前週安値(2/28、76670円)を挟んで上下。3/5安値
74540円[下方の窓は2/8高値72310円〜2/13安値73570円]。3/6高値77660円[前週末
2/29以来の高値水準]。週末3/7引け値75810円。前週までより強みを減じており、
目先的に横を向いて来る可能性あり。
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■東京灯油
「需要後退」

 海上バージ市場での元売り市中買いは、水面下で成約が散発。民族系大手元売り
による買いが見られた。海上バージ市場の灯油価格は上昇。現在は京浜が81000円
/kl台、西日本が80000円/kl台で推移。気温上昇に伴う需要後退が明確になって来
たとされるが、足元は出物薄が続いているという。流通段階の陸上ローリー市場で
は、灯油スポット玉のラック(販売)価格は保ち合いまたは強含む。安値売り込みの
手じまいと外販玉取り扱い筋の値上げが上昇要因となるが、原油の乱高下、海上バ
ージの先行き不透明感から外販玉取り扱い各社の対応は慎重で値動き自体は大きく
ない。米メジャー系元売りは3/8からの週間外販仕切りを引き上げ。3/5発表の石連
週報では、3/1時点の灯油在庫は前週比11.4%減の206.3万klと8週連続で減少。在
庫水準が低いことから市場に大量の売り玉が出て来る状況にはないとされるが、最
需要期が過ぎたことで緩やかな下げ基調が続くと見る向きが多いという。石油精製
各社の製油所で停止中のトッパー(常圧蒸留装置)は3/6現在、1基・日量5.2万バレ
ル(前週と変わらず)。現有能力(29製油所43トッパー・日量483.0万バレル)に対す
る停止率は1.1%(前週と変わらず)。なお、石油情報センターの週間SS市況調査に
よると、3/3現在の灯油全国平均価格はリットルあたり96.5円(前週比0.1円高)。小
幅ながら10週ぶりに上昇。元売り大手各社が3月からの卸値引き上げを決定してお
り、どれほど店頭価格に転嫁されるかは不透明ながらも先高観が指摘されている。
3/6のシンガポール市況終値をベースにしたRIM算出の輸入採算価格は、灯油(klあ
たり税抜き)=85200円(2/28比2400円高)。
 東京灯油先限の日足は、前週安値(2/28、74730円)を挟んで上下。3/5安値72830円
[2/18以来の安値水準]。3/6高値76100円[前週末2/29以来の高値水準]。週末3/7引
け値75510円。強基調を維持。十字線をつけた3/5の安値が押し目底となる可能性も
あろうが、円高の影響もあって目先的に“2/27-上場来-高値77080円上抜け”を狙
いにくくなっていそうだ。
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■東京ゴム
「円高に圧される」

 東京ゴム先限の日足は、3/6までほぼ前週のレンジ下半分で上下。週末3/7の急落
で弱気転換(2/26高値324.3円で天井打ち)。週明け3/3安値300.8円[前週末2/29安値
300.5円]。3/4高値314.0円[“2/26高値からの下落に対する半値戻し312.4円”。
2/27以来の高値水準]。週末3/7安値・引け値294.9円[2/8以来の安値水準]。現状で
は、3/4高値が戻り天井となる可能性が高そうだ。3/6現在までで、タイオファーの
基調は強いままだが、円高を受けて“タイからの輸入採算価格”が緩んだ。ここか
ら「タイオファーがあまり下げず、東京が割安感から下げ渋る」ことも考え得るが、
目先は「300円台回復が精一杯」の可能性も。
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■東京トウモロコシ
「東京も強基調を維持」

 シカゴコーン中心限月5月限の日足は、上昇継続。3/5高値574.25セント。3/6引け
値567.25セント。大豆が下押されたのに対し、上昇ペースは安定している。中国は
穀物輸入容認の方針を発表。韓国の輸入需要が中国産から米国産へシフトしている。
小麦はしっかり(強基調を維持)。端境期に向けての手当が完了していない国の輸入
需要により、引き続き底堅い動きを見せそうだ。
 海運市場は、アジア諸国の輸入需要増加で堅調。東京〜ガルフ間運賃は113ドル台
に。東京先限の日足は3/6高値40550円[2/26-上場来-高値40430円]から上げ渋って
いるところ(強基調を維持)。週末3/7引け値39510円。次週に「2/26高値と3/6高値
からなるダブルトップを完成する(ネックとなる2/28安値38300円を下抜き、直後に
急反発しない)」可能性が高いとは言えまい。また、その動きが実現された場合も、
週足レベルでは「押し目に止まる」可能性がある。
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■東京大豆
「節目100000円の抵抗」

 シカゴ大豆中心限月5月限の日足は、週明け3/3高値1586.50セントから上げ渋って
いるところ(現時点で強基調を維持。目先的に横を向いて来る可能性あり)。3/6安
値1458.50セント[“1/23安値1207.00セントからの上昇に対する3分の1押し1460.0
セント”。2/26以来の安値水準]・引け値1458.75セント。3/4に流れた噂「中国が
大豆油在庫放出を準備」が急反落のきっかけとなり、3/5,6と原油高に反して売ら
れているが、現時点で、“半値押し1396.8セント”が目標として有力視されてはい
まい。
 東京Non-GMO大豆先限の日足も、3/6高値100290円[2/26高値92120円。1/24-上場来
-高値94760円]から上げ渋っているところ(強基調を維持)。週末3/7は終日S安96110
円。節目100000円で抵抗されたが、このまま“1/24高値を大きく下回って推移”と
決まったわけでもない(下方の窓は週明け3/3高値93870円〜3/4安値95900円。“
2/28安値89010円からの上昇に対する半値押し94650円”)。一方、一般大豆先限の
日足は、3/7時点で「2/26高値と3/4高値からなるダブルトップ(ネックは2/29安値)」
を完成しており、Non-GMOの下落をリードするかに注意したいところ。
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■東京コーヒー
「東京は弱気転換」

 ICEコーヒー中心限月5月限の日足では、前週末2/29高値171.90セントが目先天井
となる公算が大。ブラジルの豊作見通しや高値警戒感、他商品安を受けてファンド
の手じまい売りが強まり、3/6に暴落(安値152.90セント[“1/22安値132.50セント
からの上昇に対する半値押し152.2セント”。2/19以来の安値水準]・引け値154.75
セント)。現水準から下げ渋っても160セント台回復には苦しむ(3/6の加速以前
[2/29〜3/5]の下降ペースに戻るまでで精一杯という)可能性があり、また、節目
160.0セントが意識されるほどに戻せなければ、節目150.0セントでは支えられまい。
 東京アラビカコーヒー先限の日足も、週央から暴落。2/26-上場来-高値30700円で
天井打ち。3/4高値30060円が戻り天井となった可能性も高い。週末3/7は終日S安
27190円[前週末2/29安値28690円。2/19以来の安値水準]。“1/22・1/24安値22780
円からの上昇に対する半値押し26740円”で支えられなければ、節目26000円から下
げ渋るかが焦点となりそうだ(*“3分の2押し”なら25420円)。
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