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フジ週刊レポート [商品先物取引・株式・為替展望]


2008.03.14

フジ週刊レポート [2008/03/14 発行] / 携帯端末版「モバイル ヴィーナス」に新機能、続々追加!


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===フジ週刊レポート=========================================================
■対象期間:2008年3月17日(月)〜2008年3月21日(金)         3月14日発行
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「Web版週刊レポート」では、本文内に含まれる重要キーワードの解説(リンク)や
最新価格・チャート・市況など総合的なマーケット情報をあわせてご覧頂けます。
http://www.fuji-ft.co.jp/newspaper/week-index.htm
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■為替・日経平均
「ドル・日経平均とも下降継続」

 ドル/円(NY市場)の日足は、ドル下降継続。3/11高値103.59円[3/5高値104.19
円]。3/13安値99.93円[前週末3/7安値101.40円。05年1月安値101.76円。99年11月
安値101.32円。95年11月以来の安値水準]・引け値100.66円。月足レベルでの重要
なサポートラインである“100.0円”を割り込もうとしている。また、「米連邦準
備制度理事会(FRB)が発表した信用収縮への対応策を好感」した3/11高値が戻り天
井となる可能性すら否定できない。同対策[3/11発表]は「利下げ代替措置(金利水
準から見て“利下げ余地が少なくなっている”ため、大幅利下げを避けようとした)
」と受け止められ、3/18米連邦公開市場委員会(FOMC)での“0.75%利下げ”観測は
無くなった(0.5%利下げを見込む向きも少なくなった)。が、2月の米雇用統計[前
週末3/7発表]を受けて景気後退懸念が強まる中、やはり追加利下げ自体は不可避で
あり、米金融当局の“インフレ対策より景気対策を重視する姿勢”に変化は無いと
見られる。なお、日銀総裁人事については、「新総裁が決まらないせいで円売り介
入ができない」といった事態になるわけでもなく、もともと日本経済に期待が持た
れての円高でもないため、直接的な影響は軽微。
 日経平均株価の日足は、下降継続。3/12高値13071.22円[3/6高値13365.22円]。週
末3/14安値12167.09円[1/22安値12572.68円。05年8月以来の安値水準]・引け値
12241.60円。3/12高値が戻り天井となる可能性があり、節目12000円で支えられる
期待も薄い。
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■東京貴金属
「東京金は上値重く、白金は天井打ち」

 NY金中心限月4月限の日足は、もみ合いを経て強気継続。3/13高値1001.5ドル
[3/5高値995.2ドル]・引け値993.8ドル。米景気後退懸念の高まりを背景とする株
安を受けて投機買いの手が緩む場面もあったが、引き続きインフレ懸念(商品高・
ドル安)からファンドの買いが優勢。「インフレやむなし(景気対策を優先)」とす
る米金融当局の姿勢が続く限り、強基調の維持に不安は少ない。東京先限の日足は、
円高の影響からNYより弱い型に。3/13安値3184円[3/5安値3226円。2/19以来の安
値水準]。週末3/14引け値3238円。2/27・3/6高値3322円が目先天井になる可能性が
出て来たが、まだ“3322円超え”が困難になったと認められる値位置まで下げてお
らず、次週も横向きの域に留まるか。
 NY白金中心限月4月限の日足は、3/4高値2308.8ドルを目先天井とし、3/10安値
1925.6ドル[2/13以来の安値水準]から下げ渋っているところ(弱基調を維持)。3/13
高値2128.5ドル[3/4〜10の下落に対する半値戻し2117.2ドル。3/7以来の高値水準]・
引け値2097.5ドル。前週末3/7、南ア政府は「同国鉱山向け電力供給を現在の“通
常水準の90%”から、“95%”へ、今後2週間かけて段階的に引き上げる」と正式
発表(* 同発表の2週間後から“95%”供給が続くことになる)。ただし、最近の国
営電力会社発表によると、今後にも計画停電があり得る。ドル安が続く中では3/10
安値を割りにくくなると思われ、目先的に「半値水準(2月下旬の保ち合い圏下限)」
で抵抗されなければ、節目2200.0ドル(同保ち合い上限)が意識されそうだ。東京先
限の日足は、3/6-上場来-高値7427円を目先天井として弱気継続。3/11安値6407円
[2/13以来の安値水準]。週末3/14高値6669円[週明け3/10以来の高値水準]・引け値
6569円。やや強気に見れば「3/11安値から下げ渋り、下値切り上げ型の三角保ち合
いを形成」しているが、「“保ち合い上放れて保ち合い幅を上げた”としても、節
目7000円(前週末3/7安値7007円)に届かない(* その後、6700円あたりまでは簡単
に下げると見られる型になる)」。
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■東京原油
「NY、110ドル到達」

 NY原油当限4月限の日足は、上昇継続。3/12高値111.00ドル[“3/3高値103.95ド
ルから3/4安値98.87ドルまでの下落に対する倍返し109.0ドル”]・引け値110.33ド
ル。3/5から7日連続で史上最高値を更新しているが、上昇ペースは安定的。今週に
は専らドル安を受けて買われ、弱材料は無視されている(コロンビアとエクアドル・
ベネズエラは、3/9までに和解。3/12発表の米原油・ガソリン在庫は予想以上に増
加[原油輸入が増加。ガソリン在庫は18週連続増で93年3月以来の高水準])。「110
ドル台乗せの達成感と“弱材料無視のトガメ”から修正安必至」との声もあるが、
米金融当局の“インフレ対策より景気対策を重視する姿勢”に変化が見られなけれ
ば、強基調が保たれよう。
 東京先限の日足は、高値圏で(前週高値[3/6、63040円]を挟んで)保ち合う。週明
け3/10安値61160円[3/5以来の安値水準]。3/12高値63680円[2/27-上場来-高値
63920円。週末3/14引け値62920円。強基調を維持しているが、次週にNYが下押さ
れれば、節目60000円(前週安値[3/5、60010円])あたりまでは簡単に下げるかもし
れない。
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■東京ガソリン
「買えない」

 海上バージ市場での元売り市中買いは、成約が散発。民族系大手元売りによる買
いが見られた。海上バージ市場のガソリン価格は下落。現在は京浜が126000円台
/kl(ガソリン税込み)、西日本が125000円台/klで推移。暫定税率が3月末で期限切
れになるとの見通しが強まり、買い気が後退。流通段階の陸上ローリー市場では、
ノンブランドガソリンのラック(販売)価格はまちまち。原油高による元売りの外販
仕切り引き上げを受けて安値玉が週明け後に一掃された一方、販売不振や暫定税率
問題から上値も重い。米メジャー系元売りは3/15からの週間外販仕切りを引き上げ。
3/12発表の石連週報では、3/8時点のガソリン在庫は前週比0.7%増の212.4万klと3
週ぶりに増加。生産量が6.9%増の114.3万klとなったことに加え、出荷量が8.3%
減の103.7万klと縮小したため在庫積み増しに転じた格好。出荷が伸び悩んでいる
とは言え、元売りの減産継続や原油高などから、当面、業転価格は底堅いと見る向
きが多い。なお、石油情報センターの週間SS市況調査によると、3/10現在のレギュ
ラーガソリン全国平均価格はリットルあたり152.6円(前週比0.7円高)と2週連続で
上昇。元売り各社の系列仕切り引き上げを受け、店頭価格を引き上げる動きが全国
的に広がった。円高が原油調達コストを抑制する面はあるが、現状では4月の卸値
も値上げ必至で、ガソリンの上昇基調は続くと見られている。3/13のシンガポール
市況終値をベースにしたRIM算出の輸入採算価格は、ガソリン(klあたり税抜き)=
79900円(3/6比1900円高)。
 東京ガソリン先限の日足では、2/21高値79720円が目先天井に。3/12高値78110円
[3/6高値77660円。2/29以来の高値水準]。週末3/14安値73490円[3/5安値74540円。
下方の窓は2/8高値72310円〜2/13安値73570円]・引け値74680円。NY原油高を受
けても上値重く、次週の動きによっては3/12高値が戻り天井に。
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■東京灯油
「気温上昇で需要後退」

 海上バージ市場での元売り市中買いは、水面下で成約が散発。民族系大手元売り
による買いが見られた。海上バージ市場の灯油価格は下落。現在は京浜が80000円
/kl台、西日本が78000円/kl台で推移。円高に加え、気温上昇に伴い需要が急速に
後退すると見られている。流通段階の陸上ローリー市場では、灯油スポット玉のラ
ック(販売)価格は保ち合いまたは弱含む。気温上昇に伴うオーダー急減で売り焦る
向きが増えたという。米メジャー系グループは3/15からの週間外販仕切りを引き上
げ。3/12発表の石連週報では、3/8時点の灯油在庫は前週比16.3%減の172.6万klと
9週連続で減少。生産量が11.7%減の55.4万klとなったことに加え、出荷量が2.0%
増の88.8万klと拡大したため在庫取り崩しが進んだ格好。関東以西の需要最盛期が
終わるものの、北日本ではなお需要期が続くだけに需給が緩むのはまだ先との指摘
も見られた。石油精製各社の製油所で停止中のトッパー(常圧蒸留装置)は3/13現在、
1基・日量5.2万バレル(前週と変わらず)。現有能力(29製油所43トッパー・日量
483.0万バレル)に対する停止率は1.1%(前週と変わらず)。なお、石油情報センタ
ーの週間SS市況調査によると、3/10現在の灯油全国平均価格はリットルあたり96.7
円(前週比0.2円高)と2週連続で上昇。元売り各社の系列仕切り引き上げを受け、店
頭価格を引き上げる動きが全国的に広がった。円高が原油調達コストを抑制する面
はあるが、現状では4月の卸値も値上げ必至で、どれほど店頭価格に転嫁されるか
は不透明ながらも先高観が指摘されている。3/13のシンガポール市況終値をベース
にしたRIM算出の輸入採算価格は、灯油(klあたり税抜き)=87100円(3/6比1900円高)
。
 東京灯油先限の日足では、3/12高値77630円[2/27-上場来-高値77080円]が目先天
井となる公算が大。週末3/14安値73250円[3/5安値72830円]・引け値74720円。次週
は“概ね75000円下での推移”となるか。
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■東京ゴム
「円高には勝てない」

 東京ゴム先限の日足は、下降継続。3/13安値283.1円[前週末3/7安値294.9円。2/7
安値282.2円]。週末3/14引け値292.5円。目先、300円台回復は困難になっていよう
(* 3/12高値299.2円・2/29安値300.5円の抵抗が予想される)。タイオファーは、
東京や上海のように下げてはいないが、上値重くなっており、円高を映した“タイ
からの輸入採算価格”の下落も(東京より緩いペースではあるが)明らか。産地で現
物集荷が遅れようと、為替相場の基調に変化が無ければ、買って行けるものではな
い。
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■東京トウモロコシ
「シカゴは強く、東京は弱い」

 シカゴコーン中心限月5月限の日足は、週明け3/10安値527.25セント[2/26以来の
安値水準]を目先底として強基調継続。3/11,13高値579.50セント[3/5高値574.25セ
ント]。3/13引け値569.50セント。ドル安・他商品高を受けて買われている。3/11
米農務省需給報告は、前月予想が据え置かれ、相場には材料視されなかった。来
(08/09)年度の米国の作付面積については、小麦・大豆高により、9000万エーカー
確保は難しいとの予想が出ている。なお、シカゴ小麦は、冬小麦が出回る6月まで
の端境期の需給不安を払拭できず、再び最高値圏へ。
 海運市場は、東京〜ガルフ間運賃が117ドル台まで上昇したが、中国・インドの引
き合いが落ちて来たと見られる。東京先限の日足は、“2/26高値40430円と3/6-上
場来-高値40550円からなるダブルトップ(ネックは2/28安値38300円)”を完成。
3/13安値36650円[2/13以来の安値水準]。週末3/14高値・引け値37660円[3/12以来
の高値水準]。現時点で、「“ネックからトップまでの幅”を下げる、下値目標
36050円に向けた下げ道中」にないと判断すべき理由は見当たらない。
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■東京大豆
「一般大豆に続き、Non-GMO大豆も天井打ち」

 シカゴ大豆中心限月5月限の日足では、3/3高値1586.50セントが目先天井となる可
能性あり。今週は、1400.0セント[前週末3/7安値1408.75セント]を挟んでもみ合っ
ている。週明け3/10安値1358.75セント[“1/23安値1207.00セントからの上昇に対
する半値押し1396.8セント”。2/14以来の安値水準]。3/13引け値1402.75セント。
このまま“保ち合い下放れ”なら下値目標は(保ち合い幅を下げる)1280セント下。
上放れても、保ち合い幅を上げるに止まり底入れにつながらない可能性がある。
3/11米農務省需給報告では、米国の期末在庫予想が引き下げられたものの、ブラジ
ルの豊作が意識され、特に買い材料視されない結果に。もっとも、南米産の出回り
が本格化するにせよ需給はタイトと言え、下値も限られるのではないか。
 東京Non-GMO大豆先限の日足は、惨落。3/6-上場来-高値100290円を目先天井とし、
3/13安値84110円[前週末3/7安値96110円。2/28安値89010円。2/7以来の安値水準]。
週末3/14は87720円[3/12以来の高値水準]でS高引けとなったが、到底「戻りが始ま
った」とは認められない。次週に節目90000円で押さえられれば、2/1安値79350円
を意識した下降が続くこととなろう。一般大豆先限の日足も下降継続。目先、立ち
直る気配は無い。
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■東京コーヒー
「にわかに強まる“ブラジル大豊作”観測」

 ICEコーヒー中心限月5月限の日足は、前週末3/7安値146.95セント[2/8以来の安値
水準]から下げ渋っているところ(弱基調を維持)。3/13高値159.10セント[“2/29高
値171.90セントからの下落に対する半値戻し159.4セント”。3/6以来の高値水準]・
引け値157.85セント。ドル安・ロンドン高を受け、3/13に薄商いの中を大きく上昇
したが、このまま「160セント台回復・目先の底入れ」となる可能性が高いとは言
えまい。なお、前週から、08/09年度のブラジルの生産高を従来よりかなり大きく
(5000〜5400万袋と)見積もる発表が相次いでいるが、これについては「裏がある(2
月中の上昇で損失を出した業者らが、下押しを意図して過大な数字を流している)」
と見ている向きも少なくないようだ。
 東京アラビカコーヒーの日足は、下降継続。3/13安値24740円[“1/22・24安値
22780円から2/26-上場来-高値30700円までの上昇に対する3分の2押し25420円”。
2/6以来の安値水準]。週末3/14は25730円でS高引けとなったが、まだ「戻りが始ま
った」とは認められず、前週末3/7安値27190円は遠い。
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