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フジ週刊レポート [商品先物取引・株式・為替展望]


2008.04.04

フジ週刊レポート [2008/04/04 発行] / 携帯端末版「モバイル ヴィーナス」に新機能、続々追加!


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===フジ週刊レポート=========================================================
■対象期間:2008年4月7日(月)〜2008年4月11日(金)           4月4日発行
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「Web版週刊レポート」では、本文内に含まれる重要キーワードの解説(リンク)や
最新価格・チャート・市況など総合的なマーケット情報をあわせてご覧頂けます。
http://www.fuji-ft.co.jp/newspaper/week-index.htm
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■為替・日経平均
「ドル・日経平均とも目先の底入れ」

 ドル/円(NY市場)の日足は、3/17安値96.65円を目先底とした。4/3高値102.92
円[“2/14高値108.61円からの下落に対する半値戻し102.6円”。3/11以来の高値水
準]・引け値102.31円。4/1、スイスの金融大手UBSとドイツ銀行が相次いでサブプ
ライム問題による巨額の評価損を計上したことから、ユーロが急落した。ただ、こ
の日のうちにUBSや米リーマン・ブラザーズ証券の増資計画を見て信用不安が後退
したとされ、(米国からの資金流出が止まり、)米株高につながっている。また、バ
ーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言[4/2]では、「今年前半に米景
気後退の可能性はあるが、後半には持ち直す」とされ、米金融当局は追加利下げに
やや慎重と受け止められた。今週発表された米経済指標は強弱まちまち。4/3現在、
市場は3月の米雇用統計[週末4/4発表]待ちで様子見気分が強い。もっとも、同発表
を受けて直ちにドルが戻り天井を打つ(3/26安値98.85円を割り込む)とは思われな
い。同じく、直ちに“3分の2戻し104.6円”を超える可能性も高くないと言えよう。
なお、ワシントンG7[来週末4/11]では、ユーロ圏から為替相場への懸念が表明され
る模様。
 日経平均株価の日足は、米株高・円安を受け、3/17安値11691.00円を目先底とし
た。4/3高値13389.90円[“2/27高値14105.47円からの下落に対する3分の2戻し
13301円”。3/3以来の高値水準]。週末4/4引け値13293.22円。目先的に14000円台
回復を期待しにくいが、次週に急激な円高または米株安が避けられれば、今週の安
値(3/31、12430.63円)は割れまい。
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■東京貴金属
「金は弱基調継続。白金は更に強気に傾く」

 NY中心限月6月限の日足は、3/27高値960.3ドルを戻り天井とし、弱基調継続。
4/1安値876.3ドル[“3/20安値909.0ドルからの上昇に対する1.5倍返し883.4ドル”。
“倍返し857.7ドル”。1/22安値860.0ドル]。4/3引け値909.6ドル(4/1安値からや
や下げ渋る)。“米信用不安の後退”を受けたファンド資金の流れについては、解
釈がまちまち。強気派が「リスク許容度の再拡大→ 商品市場への資金再流入」、
弱気派が「株式市場の持ち直しを受け、商品から株式への資金シフト」を見込む。
3月前半までのような“ドル安を受けた商品買い”の流れが確実にならない以上、
「目先、4/1安値を割らないとしても、3/27高値までは上げない」と見ておきたい。
東京先限の日足も、弱基調継続。4/1安値2880円[前週明け3/24安値2933円。1/22安
値2911円。12/12以来の安値水準]。4/3高値3013円[“戻り天井、3/27高値3065円か
らの下落に対する3分の2戻し3003円”]。週末4/4引け値3006円(4/1安値から下げ渋
っている)。次週に3/27高値を試せないほど弱くはないが、次週が概ね3000円上で
の推移となっても、後に4/1安値を割る可能性は残る。
 NY白金中心限月7月限の日足は、目先的に横を向いて来る可能性あり。4/1安値
1887.0ドル[“3/20安値1806.7ドルから3/27高値2063.5ドルまでの上昇に対する3分
の2押し1892.3ドル”。3/25以来の安値水準]。4/3引け値2012.9ドル。南アの電力
供給への不安が根強いことから、金ほど弱くない。今現在には4/1安値より3/27高
値に目が向きやすく、“次週で目先底確認”の可能性も。東京先限の日足では、前
週明け3/24安値5700円が目先底となる公算が大。前週末3/28高値6402円に対し、
4/1安値6074円[3/25以来の安値水準]、4/3高値6466円[3/17以来の高値水準]、週末
4/4引け値6415円。既に節目6000円を割りにくくなっていると思われ、また、4/1安
値が押し目底となる期待もある。目先的に“3/28〜4/1の下落に対する1.5倍返し
6566円”で抑えられなければ、3/14高値6669円が試されよう(*“倍返し”なら
6730円)。
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■東京原油
「NYは横向きに近付く」

 NY原油当限5月限の日足は、“史上最高値(3/17、110.35ドル)から切り下がって
行く上限ライン”と“3/20安値98.65ドルから切り上がって行く下限ライン”の間
で上下(目先的に横を向きつつある)。前週安値99.13ドル(3/25)・高値108.22ドル
(3/27)に対し、4/1安値99.55ドル、4/3高値106.44ドル・引け値103.83ドル。“フ
ァンド資金の再流入”はコーンのように目覚しいものにならず、ユーロ相場次第の
高下になっている様子。前週末時点で、米ガソリン需要は伸びていないが(売りの
手がかりになるように)落ち込んでもいない。目先も「米経済見通しの目立った変
化に伴う、株式市場との大規模な資金のやり取り」が無く、テクニカルな展開が続
くとすれば、「3/20安値を割って急落」よりは、「100ドル台で支えられ、上限ラ
インを上回って(105ドル絡み、あるいはそれより上で)推移」となりやすそうだ。
 東京先限の日足は、“前週明け3/24安値58350円と4/1安値59100円からなる変型の
ダブルボトム(ネックは前週末3/28高値61890円)”を完成。4/3高値62970円[3/14以
来の高値水準]。週末4/4引け値62210円。“3/28〜4/1の下落に対する倍返し”なら
上値目標64680円となるが、節目64000円(2/27-上場来-高値63920円)の上値抵抗は
それなりに強いと思われ、目先的に伸び悩みやすいかもしれない(*“売り有利”
とはしない)。
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■東京ガソリン
「暫定税率失効で需要拡大」

 4/1製油所出荷時より、ガソリン税暫定税率[25.1円/リットル]が失効。海上バー
ジ市場での元売り市中買いは、ゼロ。各社、当面は暫定税率問題の影響を見定める
方針。海上バージ市場のガソリン価格は、現在は東西ともに111000円台/kl(ガソリ
ン税[揮発油税・地方道路税]込み)で推移。暫定税率の期限切れに絡んで外販玉の
出荷が制限される中、円安・原油高を受けてしっかり。流通段階の陸上ローリー市
場では、ノンブランドガソリンのラック(販売)価格は強含む。市場関係者の関心は
元売り出荷制限解除のタイミングに集まっている。米メジャー系グループは4/5か
らの週間外販仕切りを引き上げ。4/2発表の石連週報では、3/29時点のガソリン在
庫は前週比7.0%増の240.6万klと4週ぶりに増加。生産量が2.9%減の109.5万klと
なったものの、出荷量が17.8%減の109.5万klと縮小した(暫定税率期限切れをにら
んで元売りが出荷を抑えた)ため、在庫積み増しに転じた格好。暫定税率失効によ
る店頭価格の値下がりで駆け込み需要が見込まれ、業転価格は堅調に推移すると見
られる。なお、石油情報センターの週間SS市況調査によると、3/31現在のレギュラ
ーガソリン全国平均価格はリットルあたり152.9円(前週と変わらず)。暫定税率失
効を受けた同センターの緊急調査によると、4/1現在のレギュラーガソリン全国平
均小売価格は142.2円/リットル(前日比10.7円安)。4/3現在では134.3円(3/31比
18.6円安)となった。4/1以前に製油所から出荷された油槽所在庫やSS店頭在庫など
は減税の対象にならないものの、小売り業者間の競争が激しく、全国的に値下げに
踏み切るガソリンスタンドが相次いだ。4/3のシンガポール市況終値をベースにし
たRIM算出の輸入採算価格は、ガソリン(klあたり税抜き)=79300円(3/27比2500円
高)。
 東京ガソリン先限の日足は、“前週明け3/24安値69540円と4/1安値69560円からな
るダブルボトム(ネックは前週末3/28高値72660円)”を完成。4/3高値75080円[3/17
以来の高値水準]。週末4/4引け値74860円。目先、“3/28〜4/1の下落に対する倍返
し75760円”あたりから伸び悩みやすそうではあるが、“売り有利”とはしない。
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■東京灯油
「先物は強みを増す」

 海上バージ市場での元売り市中買いは、ゼロ。各社、当面は暫定税率問題の影響
を見定める方針。海上バージ市場の灯油価格は保ち合う。現在は東西ともに77000
円/kl台で推移。円安・先物高が好感されるも、需要先細りから地合いは弱い。流
通段階の陸上ローリー市場では、灯油スポット玉のラック(販売)価格は保ち合う。
北海道では、ガソリンの買い控えによる反動で、ガソリンの給油ついでに灯油を買
い求める一般消費者が漸増したという。一方、市場関係者の関心は、元売り出荷制
限解除のタイミングに集まっている。米メジャー系グループは4/5からの週間外販
仕切りを引き上げ。4/2発表の石連週報では、3/29時点の灯油在庫は前週比1.4%減
の183.0万klと3週ぶりに減少。生産量が25.5%減の39.1万klとなったことに加え、
出荷量が15.1%増の41.7万klと拡大したため在庫取り崩しに転じた格好。在庫水準
は低く市場に売り玉が出て来る状況にないが、需要期を終えたことから業転価格は
弱含むと見る向きが多い。石油精製各社の製油所で停止中のトッパー(常圧蒸留装
置)は4/3現在、3基・日量26.2万バレル(前週と変わらず)。現有能力(29製油所43ト
ッパー・日量483.0万バレル)に対する停止率は5.4%(前週と変わらず)。なお、石
油情報センターの週間SS市況調査によると、3/31現在の灯油全国平均価格はリット
ルあたり96.8円(前週と変わらず)。ガソリン暫定税率問題の余波を受け、様子見姿
勢から灯油価格も据え置く地域が多かった。4/3のシンガポール市況終値をベース
にしたRIM算出の輸入採算価格は、灯油(klあたり税抜き)=89700円(3/27比4300円
高)。
 東京灯油先限の日足は、週明け4/1安値73800円[3/26以来の安値水準]を押し目底
として上昇継続。4/3高値78450円[3/12-上場来-高値77630円]。週末4/4引け値
77580円。既に、節目75000円までは下げにくくなっていよう。
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■東京ゴム
「目先の底入れ」

 東京ゴム先限の日足は、3/21安値266.1円を目先底とし、節目290.0円にやや抵抗
が意識されているところ(目先的に強基調継続)。4/3高値292.7円[3/14以来の高値
水準]。週末4/4引け値290.0円。今週は円安頼みの動きだったが、次週が下げ先行
とならなければ、週明け3/31安値277.1円が押し目底となる期待もある。次週に“
2/26高値324.3円からの下落に対する半値戻し295.2円”を上抜けずとも、戻り天井
の判断は急ぎたくない。
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■東京トウモロコシ
「東京も弱基調を抜け出す」

 シカゴコーン当限5月限の日足は、ファンド資金の再流入から上げ足を速めて
600.0セント到達。4/3高値602.75セント[3/11,13高値579.50セント]・引け値
600.00セント。目先的に上げ渋らなければ、“3/11,13高値から前週明け3/24安値
503.25セントまでの下落に対する1.5倍返し617.6セント”でも上げ止まるまい。週
明け3/31USDA作付意向面積報告の8601.4万エーカー(前年度実績9360.0万。事前予
想平均8738.7万)は強気サプライズ。これで単収が前年度並みなら、今年度の生産
高は前年度の需要を10%下回る計算。大豊作でなければ需給は危機的に引き締まる
ことになるが、コーンベルト南部では低温多雨型の天候が続き、作付遅延が懸念さ
れている。4/2にはアルゼンチンの農家スト[3/13〜]が一時停止されたが、物流回
復には時間を要す。一方、同日にはブラジルで港湾ストが始まった。なお、コーン・
大豆比価は一時2倍割れとなった。“コーン売り・大豆買いスプレッド取引が行わ
れる目安は2.3倍”とされており、大豆価格にも注意したい。
 海運市場は、インド積みの鉄鉱石需要が一巡。東京〜ガルフ間運賃は112ドル台ま
で下落。東京先限の日足は、前週明け3/24安値32870円を目先底とし、週末4/4高値
37780円・引け値37720円まで上昇。3/6-上場来-高値40550円からの下落に近いスピ
ードで、下げ幅のほぼ3分の2を返した。ここからはその“3分の2戻し37990円(節目
38000円)”や“2/26高値40430円と上場来高値からなるダブルトップのネック、
2/28安値38300円”を意識して伸び悩むかもしれないが、節目36000円までは下げに
くくなっていそうだ。
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■東京大豆
「最悪期を終える」

 シカゴ大豆当限5月限の日足は、3/26高値1357.00セントを戻り天井とし、弱基調
継続。4/1安値1106.50セント[1/23・3/20安値1207.00セント。12/3以来の安値水準]
。4/3高値1263.50セント[“3/26〜4/1の下落に対する半値戻し1231.75セント”。
週明け3/31以来の高値水準]・引け値1257.00セント(4/1安値から下げ渋る)。目先
的には3/26高値・4/1安値とも問題にならず、“1200セント台を固める”動きとな
るか。3/31USDA作付意向面積報告の7479.3万エーカー(前年度実績6363.1万。事前
予想平均7172.1万)は弱材料視され、また、コーンベルト南部の多雨傾向から“コ
ーンの作付が遅れ、大豆への作付シフトが進む可能性”が意識された。ただ、4/2
にはアルゼンチンの農家スト[3/13〜]が一時停止される一方、ブラジルで港湾スト
が始まった。アルゼンチンの物流回復には時間を要す。しかも、同国の輸出停止を
受けて拡大が見込まれた、ブラジルの輸出が停滞することになる。この日には、中
国のオファーが米国に流れたことも確認された。更に、コーン・大豆比価が一時2
倍割れとなって売られ過ぎ感が台頭。相場が目先的に下押されても、「4/1安値に
対する二番底」と考えられやすくなっていよう。
 東京Non-GMO大豆先限の日足は、前週明け3/24安値73410円を目先底とし、週末4/4
高値86250円[“3/6-上場来-高値100290円からの下落に対する半値戻し86850円”]・
引け値85390円まで上昇。シカゴが弱いままなら目先的に伸び悩むかもしれないが、
“一時的に90000円台に乗せる”程度の上値余地はありそうだ(*“3分の2戻し”な
ら91330円)。
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■東京コーヒー
「買い人気がつかない」

 ICEコーヒー当限5月限の日足は、節目130.0セントを挟んでもみ合い、弱基調継続。
4/1安値126.20セント[3/20安値125.85セント]。4/3高値132.70セント[3/28以来の
高値水準]・引け値131.30セント。“節目125.0セントを割って急落”の可能性は低
下した。なお、目先的にもみ合い幅を上げれば直近の高値(3/26、135.35セント)を
上回ることになるが、そこから更に買い上がる人気がつかず、もみ合い圏に押し返
されやすいと思われる。
 東京アラビカコーヒー先限の日足は、現時点で弱基調を維持。やや強気に見れば、
“前週明け3/24安値20610円と4/1安値20950円からなるダブルボトム(ネックは3/26
高値23020円)”形成中。週末4/4高値22900円・引け値22860円。とは言え、“ダブ
ルボトム完成”となっても「3/26〜4/1の下落に対する倍返し25090円目標」といっ
た買い人気は盛り上がらず、「節目24000円(上方の窓の上限、3/17安値)あたりで
上値一杯」となりやすそうだ。
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