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フジ週刊レポート [商品先物取引・株式・為替展望]


2008.06.27

フジ週刊レポート [2008/06/27 発行] / 携帯端末版「モバイル ヴィーナス」に新機能、続々追加!


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===フジ週刊レポート=========================================================
■対象期間:2008年6月30日(月)〜2008年7月4日(金)          6月27日発行
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「Web版週刊レポート」では、本文内に含まれる重要キーワードの解説(リンク)や
最新価格・チャート・市況など総合的なマーケット情報をあわせてご覧頂けます。
http://www.fuji-ft.co.jp/newspaper/week-index.htm
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■為替・日経平均
「ドルは弱含み、日経平均は天井打ち」

 ドル/円(NY市場)の日足では、6/25高値108.43円[6/13高値108.39円。2/14高値
108.61円]が目先天井となる可能性あり(横を向いて来る可能性も)。6/26安値
106.57円[前週末6/20安値107.09円。6/11以来の安値水準]・引け値106.69円。今週
発表された米経済指標は概ね事前予想通りか、やや弱い内容。6/24〜25米連邦公開
市場委員会(FOMC)では大方の予想通り金利が据え置かれ、FOMC後の声明で利上げ観
測が更に後退。6/26には米株安・原油高を嫌気。根強い金融不安を背景に、ドルを
買いにくい地合いが続きそうだ。
 日経平均株価の日足では、6/6高値14601.27円が目先天井に。週末6/27安値
13453.35円[6/13安値13810.38円。5/22安値13658.02円。5/12安値13540.68円。“
6/13安値13810.38円から6/18高値14469.99円までの上昇に対する1.5倍返し13480.6
円”。4/23以来の安値水準]・引け値13544.36円。既に14000円台回復が難しくなっ
ている可能性があり、また、次週に下げ渋らなければ“倍返し13150.8円”または
節目13000円が下値目標に。
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■東京貴金属
「金は、前週までより強みを増す」

 NY金中心限月8月限の日足は、横向きの域で強含む(6/26に米株安・ドル安・原
油高を好感)。6/25安値875.2ドル[前週明け6/16以来の安値水準]。6/26高値920.3
ドル[6/19高値911.0ドル。6/9高値912.5ドル。5/27以来の高値水準]・引け値915.1
ドル。米利上げ観測が更に後退しており、欧州中央銀行(ECB)7月利上げ観測からユ
ーロ高が進めば、5/22高値940.1ドルが試されよう。東京先限の日足は、6/25安値
3092円[6/18以来の安値水準]を押し目底として強基調継続。週末6/27高値3185円
[週明け6/23高値3158円。3/19以来の高値水準]・引け値3173円。次週に“6/23〜25
の下落に対する1.5倍返し3191円(節目3200円)”で抑えられなければ、“倍返し
3224円”または“6/11安値3018円から6/23高値までの上昇幅を6/25安値から上げる、
3232円”が試されよう。
 NY白金中心限月7月限の日足は、横を向いたまま。6/25安値1994.1ドル[6/11以
来の安値水準]。6/26高値2089.9ドル[6/19以来の高値水準]・引け値2068.8ドル。
南アの電力危機による失業問題への抗議スト計画や、ジンバブエの政情不安で開発
計画が見送られる可能性などが強材料視されたが、チャート的に前週までより強気
に傾いたとは言えない。東京先限の日足は、現時点で強基調を維持(目先的に横を
向いて来る可能性あり)。6/25安値6803円[6/12以来の安値水準]。週末6/27高値
7038円[6/19高値7143円]・引け値6965円。5/22高値7168円・6/19高値7143円の上値
抵抗が意識され、金に比べて買いにくい型。
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■東京原油
「サウジ増産にインパクト無し」

 NY原油当限8月限の日足は、強基調継続。6/26高値140.39ドル[前週明け6/16の
史上最高値140.42ドル]・引け値139.64ドル。「解決できない供給不足」観測を背
景とした高値もみ合いが続いており、6/26時点で「ドル安を受けた買い」が強まっ
ている。サウジでの産消国会合[6/22]では、同国が原油生産能力を09年末までに現
在の1.25倍(日量1250万バレル。また、将来には1500万バレル)に拡大する方針を示
したが、市場にはインパクトを与えなかった。その理由は、「他の産油国を巻き込
んだ増産に至らない(* 他国に生産余力が乏しい。また、OPEC生産枠を無視するサ
ウジや、原油高騰の責任をOPECに押し付ける米国に対する反感がある。“リビア減
産検討[6/26報道]”の背景にも、米国への反発が認められる)」「ガソリン等の得
率が低いサウジの重質油を増産したところで、米国の精製能力不足に起因する石油
製品供給逼迫は解決されない」といったところだが、何より、この相場には「売り
人気が無い」のである。
 東京先限の日足は、強気継続。週末6/27は90480円でS高引け[6/13の上場来高値
89650円]。目先、“後の高値更新が難しくなる”ほどの下落を予想しにくい。
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■東京ガソリン
「店頭価格、180円へ」

 海上バージ市場での元売り市中買いは、6/26には7月渡しの商談が開始。民族系大
手元売りによる手当てが見られた。海上バージ市場のガソリン価格は、小幅高。現
在は京浜で121700円台/kl(ガソリン税込み)、西日本で122200円台/klで推移。需要
が弱く、総じて荷動きに乏しい。7月コストの大幅上昇を控えているが、仮需めい
た動きも見られない。一方、先高観を背景に、静観姿勢の売り手が散見された。流
通段階の陸上ローリー市場では、ノンブランドガソリンのラック(販売)価格は仮需
警戒から強含む。外販価格は系列対比で割高なため、商談は振るわないという。米
メジャー系グループは6/28からの週間外販仕切りを引き上げ。6/25発表の石連週報
では、6/21時点のガソリン在庫は前週比3.4%減の243.2万klと3週ぶりに減少。出
荷量が前週比12.6%増の101.3万klと拡大したことから在庫取り崩しに転じた格好。
石油元売りの7月卸値引き上げを前に、仮需が生じたという。店頭価格は180円を超
える公算が大きく、今月末にも駆け込み給油を予想する向きはあるものの、在庫水
準は高く、また、これまでの価格高騰で全般的な消費は低迷。今後、値上げできな
い業者が増えて来ると見られる。なお、石油情報センターが6/25発表した6/23時点
のレギュラーガソリン全国平均小売価格は172.0円(前週比0.3円安)と2週連続で下
落。販売低迷を受けて店頭価格が引き下げられた。ただ、原油調達コスト上昇を受
け、ジャパンエナジーが7月卸値を10.0円、その他元売り各社も7〜9円程度引き上
げる方針のため、7月入り後の店頭価格は初の180円超となる可能性が高い。6/26の
シンガポール市況終値をベースにしたRIM算出の輸入採算価格は、ガソリン(klあた
り税抜き)=100900円(6/19比2600円安)。
 東京ガソリン先限の日足は、強気継続。週末6/27は98510円でS高引け[6/17,19の
上場来高値97760円]。目先、“後の高値更新が難しくなる”ほどの下落を予想しに
くい。
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■東京灯油
「中国の需要は鈍るか?」

 海上バージ市場での元売り市中買いは、6/26には7月渡しの商談が開始。引き合い
が弱く、成約は確認されず。海上バージ市場の灯油価格は、上昇。現在は京浜が
111500円/kl台、西日本が115500円/kl台で推移。不需要期ながら、先高観から溜め
込みを目的とした買い付けが多い。流通段階の陸上ローリー市場では、灯油スポッ
ト玉のラック(販売)価格は強含みまちまち。オーダーは閑散だが、先高観から積極
的な売り手も見当たらないという。米メジャー系グループは6/28からの週間外販仕
切りを引き上げ。6/25発表の石連週報では、6/21時点の灯油在庫は前週比2.2%増
の178.0万klと3週連続で増加。輸出が前週比61.8%減の0.1万klと大きく縮小した
ことなどから在庫積み増しが進んだ格好。中国の石油製品価格引き上げにより、市
場では灯油を含む中間留分の輸出が低迷するとの見方が広がっている。なお、石油
情報センターが6/25発表した6/23時点の灯油全国平均小売価格はリットルあたり
116.7円(前週比0.3円高)。8週連続で過去最高値を更新。価格高騰を受け、末端消
費の減退が今後どの程度進むか注目される。石油精製各社の製油所で停止中のトッ
パー(常圧蒸留装置)は6/26現在、8基・日量75.7万バレル(前週比7.6万バレル減)。
現有能力(29製油所43トッパー・日量483.0万バレル)に対する停止率は15.5%(前週
比1.5%減)。6/26のシンガポール市況終値をベースにしたRIM算出の輸入採算価格
は、灯油(klあたり税抜き)=117700円(6/19比3900円安)。
 東京灯油先限の日足は、強気継続。週末6/27は114800円でS高引け[6/13の上場来
高値113730円]。目先、“後の高値更新が難しくなる”ほどの下落を予想しにくい。
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■東京ゴム
「上海市場が牽引」

 東京ゴム先限の日足は、前週末6/20安値334.0円を押し目底として強気継続。週末
6/27高値356.7円[6/17高値350.0円。6/12高値354.0円。80年3月以来の高値水準]・
引け値355.1円。中国の在庫減少が止まらず、上海が上昇を主導。原油高・ドル安
がこれを助長。タイからの輸入採算価格と東京の関係にも不自然な動きは無く、買
いやすい地合いになっている。
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■東京トウモロコシ
「米洪水被害、なお拡大の可能性も」

 シカゴコーン中心限月12月限の日足は、強基調継続。週明け6/23安値738.00セン
ト[6/13以来の安値水準]が押し目底となる可能性あり。6/26高値795.00セント[前
週明け6/16の史上最高値791.50セント]・引け値788.00セント。6/25からは再びア
イオワ州などで洪水が警戒されるようになっており、目先、“後に800セント台を
狙えなくなる”ほどには下げまい。米上院で「食糧・エネルギー関連の高騰に対す
る投資規制」が討議されていることが上値を圧迫するにせよ、“米産地の最近の降
雨で、再播種も失敗している”など、(洪水被害が反映される)8月のUSDA作付面積
報告への強気見通しもまた強まっている。
 海運市場は、鉄鉱石の値上げや、アルゼンチン農家スト解除を受けて反発。東京
〜ガルフ間運賃は123ドル台と、前週の下落幅の半分を取り戻した。東京先限の日
足は、強気継続。週明け6/23安値47640円[6/13以来の安値水準]が押し目底となる
可能性あり。週末6/27高値50320円[6/19の上場来高値49870円]・引け値50150円。
次週には、“6/19〜23の下落に対する1.5倍返し50985円(節目51000円)”が試され
よう。
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■東京大豆
「米洪水被害、なお拡大の可能性も」

 シカゴ大豆中心限月11月限の日足は、強基調継続。週明け6/23安値1473.75セント
[6/11以来の安値水準]が押し目底となる可能性あり。6/26高値1569.50セント[6/18
の史上最高値1566.75セント]・引け値1561.50セント。6/25からは再びアイオワ州
などで洪水が警戒されるようになっており、目先、“後に最高値更新を狙えなくな
る”ほどには下げまい。6/23までにアルゼンチン農家ストが解除され、輸出再開。
しかし、新輸出税法案の行方によってはスト再開の可能性もある。米上院で「食糧・
エネルギー関連の高騰に対する投資規制」が討議されていることが上値を圧迫する
にせよ、“米産地の最近の降雨で、再播種も失敗している”など、(洪水被害が反
映される)8月のUSDA作付面積報告への強気見通しもまた強まっている。
 東京Non-GMO大豆先限の日足は、強基調を維持。週末6/27は100710円[前週末6/20
安値100470円]でS安引け。チャート的には6/26高値105940円[6/19の上場来高値
104560円]から上げ渋っているところで、“100000円に絡んでもみ合う”など、目
先的に横を向いて来る可能性も。
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■東京コーヒー
「上値余地あり」

 ICEコーヒー中心限月9月限の日足は、ドル安・他商品高を受けて6/26高値155.20
セント[5/22高値144.30セント。4/17高値145.30セント。“2/29高値176.05セント
から3/20安値130.80セントまでの下落に対する半値戻し153.4セント”。3/14以来
の高値水準]・引け値153.65セントまで大きく上昇。強気継続。需給面でここまで
買われる理由は無いが、“だから売ればいい”チャートではあり得ない。目先的に
抑えられなければ、3/14高値164.45セントまたは“3分の2戻し161.0セント”が意
識されよう。
 東京アラビカコーヒー先限の日足は、週明け6/23に上げ足を速めて週末6/27高値
27200円[6/18高値25130円。“2/26高値30700円から3/24安値20610円までの下落に
対する3分の2戻し27337円”。3/6以来の高値水準]・引け値27110円まで一方的に上
昇。現水準で押さえられても“今週に開けた窓の上限(6/23安値25700円)”あたり
からは下げ渋ると思われ、後に(6/27以降の)高値更新を期待できよう。また、深押
しが避けられれば、節目28000円が試されそうだ。
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