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2008.06.27
Wing-Mag No.1457 知られざる日本の功績(2)ハングル新聞を創刊せよ(hideおじさん)
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心が元気になる話 知られざる日本の功績(2)
ハングル新聞を創刊せよ
hideおじさん
■転送歓迎■ No.1457 ■ H20.06.27 ■ 9,585 部 ■■■■■■■
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「≪ WEB 熱線 ≫≡アジアの街角から≡」
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2008/05/16号より編集者の許可を得て転載。
http://chinachips.fc2web.com/magbn3/080516_f1020.html
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諺文と呼ばれるハングル文字は、1446年、李氏朝鮮の世宗が作成したとい
われている。(訓民正音)
現在「諺文」という言葉は蔑称とされ、ハングル文字と通常呼ぶが、このハン
グルという呼ばれ方は、1913年頃に初めて登場し、1927年には「ハン
グル=大いなる文字」という言葉が定着したようだ。
15世紀に登場したハングルであるが、その後単発的に詩歌・文学作品で使用
されてはいたが、「文字」としての体系は整っておらず、国民一般には普及し
なかった。
この「ハングル文字」にいち早く目を付けたのが、日本人なら誰でも知ってい
る「福沢諭吉」である。福沢は「教育の普及が近代化の第一歩である」という
信念から、朝鮮においても啓蒙を担う文字の重要性を説いていた。
そこで、日本の仮名と似ているハングルに注目し、一般国民にも文字を読むこ
とが可能になるハングルの利用を強く勧めることになった。福沢はこうも言っ
ている
「朝鮮の独立と朝鮮人の啓蒙には、朝鮮語による新聞の発行が不可欠である」
彼のこの言葉に大いに理解を示したのは、誰あろう安重根に暗殺された伊藤博
文だった。
福沢諭吉の門下生に一人の男がいた。その名を「井上角五郎」という。実業家
・政治家という面だけが表に出ているが、「井上がいなかったらハングルは無
かった」とまでいわれた人物である。
彼は、朝鮮王朝政府時代、優秀な朝鮮人官吏とともに1883年に一定の体系
と継続性を持った朝鮮初の近代新聞「朝鮮旬報」、そしてその続刊ともいえる
「朝鮮週報」に大きく係ったということは、日朝文化史の上からも非常に興味
深い。
朝鮮初の近代新聞「朝鮮旬報」は全文漢字でありハングルは使われなかった。
何故なら当時の大韓帝国では、ハングル使用には非常に抵抗があり、認められ
なかったという経緯があった。
その後クーデターなどのトラブルに巻き込まれ、志半ばにして井上は一度朝鮮
を離れることになる。しかし、彼が蒔いてきた種は確実に育っており、朝鮮人
官吏、学者らが、文法的にハングルをまとめていたのだった。
そして後年、井上にまた訪朝のチャンスが訪れ、日本で作成したハングル「活
字」を携えて海を渡った。
1886年、漢字とハングルを使用した「朝鮮周報」が発刊されることとなっ
た。部数は3000部と少なく、結局新聞自体は庶民に浸透しなかったが、彼
が目指した「教育の普及が近代化の一歩である」という意思は、その後、朝鮮
語字典、そして朝鮮総督府による義務教育の普及へと繋がっていくのである。
韓国でいう「日帝時代」が終わり、暫くして韓国は「漢江の奇跡」を成し遂げ
世界を驚かせた。その主役である「朴正煕大統領」は、後年「中曽根氏=後の
総理大臣」との会談で次のように話したという。
┌--------
私は、貧農の生まれで、学校に通うなど思いもよらなかったが、日本人の役人
が両親を説得して小学校に行くことができた。そしたら学校の教師が、お前は
頭が良いから、無料の師範学校へ行ったほうが良いと推薦してくれた。
師範学校では、更に優秀さを認めてくれて、陸軍士官学校に推薦してくれた。
その結果、士官学校主席として答辞を読むことが出来、陸軍将校になることが
出来た。今の私が有るのは、清廉で誠実な日本人のおかげである。
└--------
富士川きよし・井上角五郎、歴史の表舞台には出てこない人物であるが、その
清廉さと誠実さは、日本人として誇りに思うべきである。
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