まぐまぐメルマガアーカイブ

やまのい和則の「国政に福祉の風を!」


2008.05.28

[やまのい政治メールマガジン 第1119号]


メルマガトップ(記事一覧)へ
| 最新号 |

    。★〃。☆〃。☆〃。★〃。★〃。☆〃。☆〃。★
        やまのい和則の
          「国政に福祉の風を!」
          - Yamanoi Kazunori Mail Magazine -
            第1119号(2008/05/28)
    。★〃。☆〃。☆〃。★〃。★〃。☆〃。☆〃。★


       前代未聞、将来推計がほとんどない後期高齢者医療制度
   〜将来の保険料も負担の増減もわからない制度に老後を託せるか?〜


 メールマガジンの読者の皆さん、こんにちは。
 連日、後期高齢者医療制度の議論が国会で行われています。

 昨日のメールマガジンでも書きましたが、
 この制度の最大の問題点は、
 将来の推計がほとんどないことです。

 たとえば、2008年度の年間平均保険料は7万2000円。
  しかし、来年度以降の保険料の推計は厚生労働省は
  一切行っていません。

  つまり、下手に推計をすれば、後期高齢者医療制度の
  保険料がハイスピードでアップすることがばれるので、
  敢えて推計をしないのでしょう。

 また、今後の高齢者の保険料が
  今までの老人保健制度よりも高くなるのか、安くなるのか、
  の試算も厚生労働省は行っていません。

  これでは、良い制度か悪い制度かの判断も難しい。

 さらに、舛添大臣が、
 「後期高齢者医療制度を導入しないと、若者の負担が増える」
  と言っています。

  しかし、不思議なことに、
  今までの老人保健制度と後期高齢者医療制度で、
  どちらの若者の保険料が高いのか、という比較も
  厚生労働省は行っていません。

 このように推計がない理由は2つでしょう。

  1つ目は、2年前の法案審議の際には、
  1,診療報酬の引き下げと、
  2,高齢者の窓口自己負担のアップ、
  3,後期高齢者医療制度の「三位一体改革」によって、
  老人医療費の伸びが減るという試算を厚生労働省は出していました。

  しかし、いま問題になっている
  「後期高齢者医療制度のみ」の影響は、
  厚生労働省も把握していないのでしょう。

 2つ目は、
  この後期高齢者医療制度の影響や将来推計をいま計算し、
  下手に発表すると、大幅な負担増であることが明らかに、
  国民の怒りに油を注ぐことになるからでしょう。

 民主党は、
  後期高齢者医療制度の廃止法案を参議院に提出しました。

  来年4月にいったん元の老人保健制度に戻した上で、
  75歳以上の高齢者だけを別枠にしない、
  全世代で支えあう制度への改革を行います。

  しかし、そもそも厚生労働省が老人保健制度と
  後期高齢者医療制度の比較のデータを持っていない以上、
  あるいは、公表しない以上、
  充実した審議が行えない恐れがあります。

 これだけ国民の関心が高い法案の審議です。
  後期高齢者医療制度についての高齢者や若者の保険料や、
  老人保健制度の場合とどれだけ違うのかなどの将来推計を
  早急に厚生労働省は出してほしいものです。

 後期高齢者医療制度の根底にあるのは、
 「軽老」の思想です。「敬老」社会を築くために、
  まずこの制度を廃止すべきです。山井和則

  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ☆やまのい和則の「国政に福祉の風を!」☆
   (2008/5/28 読者数 527 [同内容のメルマガ合計 4369])

  ご意見・ご質問・ご感想はこちら:yamanoi@yamanoi.net
  ホームページもご覧ください:http://www.yamanoi.net
 -----------------------------------------------
  メールマガジンの原稿を転載し、福祉を良くする運動の輪を
  広げて頂くことは、大歓迎ですが、
  必要な場合はご一報頂ければ幸いです。
  Copyright(C)2000 Yamanoi Kazunori All rights reserved.
 =================================================


メルマガトップ(記事一覧)へ
| 最新号 |

このページのURL
友達にメールで教える
まぐまぐアーカイブ検索

Web Services by Yahoo! JAPAN

行政・政治・地域情報ランキングトップ
まぐまぐアーカイブトップ
sお問い合わせ
(C)まぐまぐ