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衆議院議員 泉ケンタの活動報告


2006.08.03

衆議院議員 泉ケンタの活動報告 通巻234号


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【衆議院議員 泉ケンタの活動報告 通巻234号】
     【2006年8月3日発行】

●民主党本部、HPをリニューアル!
小沢代表の主導のもと、HPもより皆様に分かりやすく再構築しました。
ぜひご覧ください。http://www.dpj.or.jp/
私が局長を務める党青年局HPはこちらです。
http://www.dpj-youth.net/

●国会閉会中の現場視察
長岡京市第7小学校、第8小学校、淀白鳥保育園、城南保育園、羽束師保育園を
訪問しました。京都市は全ての小中学校でこの夏休みにクーラー設置の工事を
行っています。長岡京市は今年度も耐震診断のため国の予算を確保しましたが、
早急に耐震補強に入れるよう要望をしていきたいと思います。
また地域の「子ども見守り隊」運動も広がっています。国に要望していたモデ
ル事業指定は伏見区の日野学区と乙訓高校で実現しましたが他の学区でも地域
の方々が本当に懸命な努力をされています。

●靖国神社に関して
A級戦犯の合祀に懸念を抱いていたという「昭和天皇のメモ」が発表され大きな
話題となりました。しかし私は、昭和天皇のお考えをもって私たちの判断が左
右されてはならないと考えていますし、このメモは政治利用されるべきではな
いと考えています。

さて果たしていつまで「靖国参拝の是非」論争は続くのでしょうか?
私は常々、国家には国の礎となった先人の慰霊・追悼という当然の責務が存在し
ていると考えてきました。そして戦後半世紀を超え、政府はそろそろ国家として
追悼のあり方を確定すべき時が来ていると思うのです。
そこで終戦記念日を迎えるこの時期、限られた原稿で私の持論を述べたいと思い
ます。

日本では終戦まで、国家としての慰霊・追悼施設が靖国神社でした。当時はまさ
に帝国主義の国際社会を生き抜こうと、国家総動員で政教までもが一体となって
戦時体制を構築していたのです。

しかし終戦。1945年の「神道指令」により、国家神道は解体し靖国神社は一宗教
法人となりました。それは、全ての宗教法人が等しく国家からの自由を得ると同
時に国家が特定の宗教法人を護持しない、ことを意味しました。

その意味で現在問題となっている合祀や分祀というのは、靖国神社の教義による
ものであって基本的に教団内部の問題なのです。靖国神社の総代であった古賀誠
氏が発言する立場にあっても、外部の政治家や政府、もちろん他国が介入すべき
ものではありません。

さてこの神道指令によって、国の礎となった先人の慰霊と追悼という国家の責務
はどう変化したでしょう?政府には、あらためて特定の宗教法人との関係を持た
ない形での慰霊と追悼のあり方が生じたのです。

しかし、実は戦後もある時期まで、政府や行政は国民感情に配慮し戦没者名簿の
提供や参拝旅費助成など、ある意味超法規的な靖国神社との公的関係を持続けた
事実がありました。
一方で自民党有志が1960〜70年代に靖国神社の国家護持法案を提出した時には靖
国神社側が「国家管理による靖国神社の非宗教化」に反発し、5度提出された法
案が全て廃案となったこともありました。

このように、国家と靖国神社とは戦後徐々に別の歴史を歩み続けてきたのであり
政府は政府として毎年8月15日の武道館での全国戦没者慰霊祭をはじめ、全国各
地の慰霊祭などで、公的な慰霊や追悼行事を行い、国家としての責任を果たして
きたのです。

そこで今、進めてられているのが、国家の責務を恒常的に表そうという追悼施設
の議論です。これは「全ての国民が平和とそして先人に想いを致す場所」を設け
ようという議論であり、私としては一切他国の干渉に拠った追悼施設の議論では
ないと考えています。

この追悼施設の宗教性が問われていますが、当然「無宗教」といっても追悼には
政府の慰霊祭同様、一定の形式は存在するでしょう。しかしそれをもって特定の
宗教を奉じたり、訪問者に教義や見識を発信するのではないのです。

また誰を祀るなどの分祀合祀問題も存在しないでしょう。そこは戦没者をはじめ
祖国のために命を落とした先人へ、訪問者それぞれが想いを致す場所であり、誰
に想いを致すかは訪問する者の内心の問題なのです。我が国ではその内心の自由
は憲法で保障されています。

私は当選前から靖国にも千鳥ケ淵にも行っていますが、この問題の本質は、日本
政府が国の礎になられた先人とどのように向き合うのか、国家と宗教、国家と国
民の関係性の問題なのです。

最後に再び述べますが、これは中国・韓国に同調しようという議論では全くあり
ません。極めて国内的問題であり、それをあえて他国の論調を利用し混同させる
小泉総理の手法は、すり替えであり残念です。

もうすぐ8月15日、小さい頃からどこに出掛けていても毎年この日の正午には父
と黙祷を捧げていました。
今年も平和と戦没者の安らかならんことを祈ります。

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■発行:民主党京都府第3区総支部
〒612-8434 京都市伏見区深草加賀屋敷町3-6
ネクスト21 PART II 302号室
電話 (075)646-5566  FAX (075)646-5567
URL <http://www.iKENTA.net/>
電子メール <mailto:office@iKENTA.net>

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