2006.11.21
衆議院議員 泉ケンタの活動報告 通巻249号
【衆議院議員 泉ケンタの活動報告 通巻249号】
【2006年11月21日発行】
●教育基本法と「審議打ち切り採決」
教育の国民的根本的議論をする国会審議を、与党は「これ以上国民の関心が高ま
ると政府批判に勢いがつく」と考え、審議を打ち切る採決をした。これが先週水
曜日。
いじめ、自殺、必修科目の未履修、やらせタウンミーティング等の問題が次々出
てきたのも今のように国会審議と国民の関心が両輪で高まり、問題が洗い出され
ているから。その意味でも国会審議は重要なのに、無理やり審議を中断し採決す
る。ここが「とんでもない暴挙」と言われるところなのです。
普段、全ての委員会は与野党の合意の上で開かれる手順となっています。ですか
ら民主党も当然の良識を持って、日頃はほとんどの政策課題で委員会開催に合意
し、その中で質問や提言をしています。与党による委員会の強行開催などは、正
常な国会運営の中では、行われてはいけないことなのです。
それを与党がやったのです。私たちは「もっと教育審議を。採決は拙速だ!」と
いう強い立場を持っていましたから、与野党の合意がないままに強硬に開催され
た委員会と本会議の「審議打ち切り採決」には出席しませんでした。
民主党の日本国教育基本法改正案への評価は自民党内でも高い。与党だって聞く
耳を持ってメンツにこだわらなければ、教育の分権、予算の確保、教育委員会の
改革などの論戦に、本当は応じられるはずなのです。
今日21日の与野党国会対策委員長会談で、国会の正常化が図られる模様です。
●沖縄県知事選と福岡市長選
この週末の大型首長選挙は1勝1敗のタイ。ご支援くださった読者の皆様、有難う
ございました。特に政令市である福岡市での吉田新市長の誕生は、大きな意味で
民主党の主張してきた地方主権、住民自治の勝利です。来年2月投票の北九州市
長選挙も民主党の北橋健治衆議院議員が出馬予定ですので頑張りたいと思います。
沖縄は残念でしたが、あの票差には、これまでの沖縄における米軍基地反対を中
心とした野党共闘と政策主張のあり方を再考する必要あり、と感じています。
ひとつの象徴が、平成に入って事業が本格的にスタートした那覇市天久、銘苅、
安謝、上之屋、おもろまちの約214haに広がる「沖縄新都心」の開発ではないで
しょうか。
2000年の九州沖縄サミット以降、開発はさらに加速し、地区は本土のような区画
整理と巨大建築物群に一変しました。平和闘争の地から経済力強化の地へと変わ
り、県民の意識も雇用形態も変化を遂げてきています。
その変化を読み取れなかったことが、敗因のひとつだと思います。
民主党は2005年に『沖縄ビジョン』改訂版を発表しています。
http://www.dpj.or.jp/seisaku/kan0312/kouan/BOX_KOA0022.html
経済振興と沖縄の自立策もかなり盛り込まれているものですが、民主党としては
この提言を前面に出した戦いが出来ていなかった。要は県民に未来への希望を感
じてもらえる戦いが出来なかったということだと思います。
この反省を活かし、未来を示せる民主党となるように力を尽くします。
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