2008.04.23
それでも公立トップ高校を目指したい!
■■■■【 第298号 】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
[それでも公立トップ高校を目指したい!] [1670部配信]
+++++++++++++++++++++++++++2008/4/23+++
公立トップ校(or上位校)を目指している生徒とそのご父母の方に。英語と数
学を中心に社会、理科まで、その学習のしかたや問題点、テスト結果などを鋭
く分析。そのなかで如何にほんものの実力を養成していくか、受験に必要で役
立つ情報を配信。
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◆□◆ 中2学習について VOL.1 ◆□◆
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◆◆目次とご案内◆◆
1.E-juku1st.Com の情報 NO.298
● 中2学習について VOL.1 <予備知識として>
2.一言:いま、江上剛の『我、弁明せず』という本を読んでいる。
わたしもどちらかというと、この弁明せずを信条とするほうだけど、
まだまだだらしないねえと思うことは、多々あり。
3.お便りコーナー:
静岡県静岡市のT 様、中3数・英、頑張って下さい。
北海道札幌市のN 様、中3数・英&中3数(実力)&入試理科の攻略、
頑張って下さい。
島根県出雲市のA 様、中3数・英&力のある社会、頑張って下さい。
千葉県四街道市のH 様、入試理科の攻略、頑張って下さい。
大阪府堺市のT 様、算数の図形教室<B>、頑張って下さい。
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※地道に進めると確実に実力がつく、通年用数・英問題集<中1・2・3>
http://www.e-juku1st.com/indexcontents1.htm.htm
・「入試社会(地理&歴史)の攻略」<中3生対象>
URL:http://www.e-juku1st.com/referencebooks/shakai1index.htm
・「入試理科の攻略 by Toppo 」問題集<中1・2・3生対象>
URL:http://www.e-juku1st.com/referencebooks/rikaindex.htm
※実力テスト対策問題集<中2&中3生用の数学・英語もあり>
・「中1英語の実力をつける問題集」で、確かな実力形成を!
URL:http://www.e-juku1st.com/referencebooks/eigojituryoku1.htm
・「中2数学の実力をつける問題集」中1と中2数学の実力を鍛える。
URL:http://www.e-juku1st.com/referencebooks/mathjituryoku2.htm
※学力補強・復習対策問題集<数学とまた英語の中2生用もあり>
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URL: http://www.e-juku1st.com/review/english1.htm
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1.E-juku1st.Com の情報 NO.298 <中2学習について VOL.1>
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<予備知識として>
前回NO.298では、中1学習を進めていく上で、注意しておくべきこと、ある
いは予備知識として持っておきたいことを書いたわけですが、今回は中2学習
について、同様に述べてみます。
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1.中2はダレる学年である。
2.中1で学習してじゅうぶん身につけた力でもって中2学習に進んでいるのだろ
うね?・・・。
3.数学は、いよいよ1次関数、図形の証明が始まる。これを苦手とする生徒の
なんと多いことか?!
4.英語の学力格差はこの中2で、さらに拡がる。決定的といってもよい。
5.国語の力は中1と較べて、どれだけ進歩したのか?
6.理科と社会の勉強は、あいかわらず浅いのではないか?!
7.中2の学習がまずければ、3年になれば実力は下がる。当たり前ではないか。
問題はそのまずさに気づいていないことだろう。
8.中2の実力は、高校入試の視座で瞰ると、まだ半人前以下である。しかしそ
の半人前以下を、できるだけ中2のあいだにしっかりつけておきたいものだ。
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うーん、いたく挑発的な、アイロニーたっぷりの言葉遣いになりました。
清く正しく美しくの精神では、なんともぬるま湯に浸かった状態から目覚めて
くれないので、あえて刺戟的に。(ただし、清く正しく美しくの精神は、もう
とっくに持ってはいませんが。こらっ、開き直るなっ!)
以下また同様になんですが、3の数学に関して書いていると予想外に長くな
りましたので、4以降は次回にまわします(2は省略)。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.中2はダレる学年である。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
なんでもそうだけど、2年目は1年目の意識はもはやない。いい面での慣れと
自信、わるい面での気の緩み、これが混在する。これは小→中、中→高、高→
大、大→社会人などなど、自身の経験に照らしてみればすぐにもわかることだ
ろう。
とは思うのだが、これはあくまで経験者にとってわかることであり、生徒自
身は、中2のこの新たな時期には、この感慨も実感も持てというのは無理な話
である。またたぶんにこのダレる感覚と行動は、外側からみえない内面の気持
からくるものであるがゆえに、本人は自覚しにくい。しかし逆に他者は、内面
の気持から滲みでてきて外側に発する様子や空気はわかるもので、それをひと
言でいうと、ダレてるぞ、となる。
それが顕在化するのは1学期ではなく、個人差もあるがふつう2学期、3学期
である。ダレるのにはそれなりの理由がいっぱいある。ダレてるつもりはまっ
たくなくとも、どこかにそれがある。しかたないことだ。当然この感覚は勉強
に影響を及ぼす。問題はその程度だろう。
ではどうすればいい、ではない。そんなアドバイスなんて知らんよ。直接な
ら、喝を入れるため叱るだけ。直接でないから、アドバイスは書けない。これ
がわたしの拙いアドバイス。
けじめである。勉強に自分の感情を持ち込むな。勉強にダレる感覚を持ち込
むのは、不届き千万。境界を設けて、自己を律せよ。―――である。
前の文と後の文では主張に一貫性がなく自己韜晦、なにやら論理も矛盾して
いるかな? 弁明して(?)、このまま書き残す。
まあ言わんとするところは、なにとぞご理解ください。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
3.数学は、いよいよ1次関数、図形の証明が始まる。これを苦手とする生徒の
なんと多いことか?!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
生徒が苦手とするところはたいてい、数学でも一番重要な部分である。苦手
としないところは、数学ではふつうの部分である。
ふつうの部分は、あまり思考することもなく理解と正解が出る。重要な部分
は、時間をかけて考えたり理解したり、またなかに、暗記の作業も必要となる
し、演習も豊富にしなければならない。
これを中2の1年間に割りふればどうなるかというと、もう何度もこれまで指
摘しているけれど、1学期は「計算」などのふつうの部分、2学期、3学期と進
むにつれて「1次関数」「図形の基礎」「図形の証明」を習い、数学の重要な
部分の学習で構成されている。
これでどうしなければならないか、どう注意して勉強をしてゆかねばならな
いか、その成績の評価と捉え方も含めて、わかるではないか?!
ここで起こる問題は、大きくふたつ。
ひとつは、学校の授業の進度だ。ふつうの部分は、まあこちらが億劫に感じ
るほどゆっくり進めるが、その反対に、重要な部分は、おいおいそんな残り時
間であとやっていけるのかよ、と不安になるほどその授業時間数はすくない。
しかし、なるほどと腑に落ちるのは、その学習内容である。ほんとに基礎と
基本しかやらないものね。そこから先が大事な勉強だろうが、ほんとうの勉強
が始まるだろうがという、つまり時間もかけ、思考力を練り、基本を応用に活
かす勉強の作業と指導が、まるっきり(?)欠落している。この授業の質と、
中2課程全体の進める学習の段取りの悪さには、じゅうぶん用心しておくほう
がいいのではないかと思っている。(ただしこれは、一般的傾向で書いている
ので、すべてがそうとは言ってはいません。)
断定した物言いはよくないが、そして学校は学校の事情が多々あるのだから、
決して好ましい指摘ではないけれど、こちらからの視点ではそうなる。学校の
授業は大事である。それを軽視しては絶対にいけない。しかし、そのすべてが
わかったからといって、そしてテストでもできたからといって、重要な部分の
学力が吸収できたかというと、そうではないことを認識しておいたほうがいい
ように思う。
次にもうひとつ。それは生徒側の問題。
勉強する時間は、「その内容によって変わるであろうが」ということ。
やさしい内容(ふつうの部分)の勉強は、勉強時間は少なくてすむ。難しい
内容(重要な部分)の勉強は、勉強時間を増やしてしなければならない。当然
のことである。たとえば1学期に1時間ですんだのなら、2学期、3学期は2時間
かけなければダメであろう。1学期と同じ調子と感覚で勉強するから、「1次関
数」や「図形の証明」がわからなくなり、苦手となるんだ。これだけが理由で
はもちろんないけれど、意外と大きな要因であることは間違いない。この単純
な道理がどうぞわかって(親がわかってもしかたない(?)ことで、生徒自身
がわからねばなりませんね。その意味では、たいへん)、中2数学の全体に予
め心配りをしておいて、学習に取り組んでもらいたい。
ところが頭のいい生徒は、「ふつうの部分」も「重要な部分」も、2学期、3
学期と1学期と‘ほぼ’同じ調子と感覚、時間数で勉強できるものである。そ
の結果として、定期テストでもそれまでと変わらずいい点数が取れたのなら、
なんら自分の勉強に不備不足はないと思うだろう。ゆえに、ここにひとつの大
きな落とし穴があるといえる。
いい点数が維持できているのなら、本人も親も一応満足するだろうし、そこ
にあらためて、なんの反省点、問題意識を持てばいいのか、そんなこと考える
由もないではないか。これまでの自分の勉強のやり方は変わらないし、取り組
む意識の変化もさしてないまま進むのがふつうである。
しかし、待てよ、である。そのテストの問題内容とレベルはどうなものであ
るか、よく承知しておいたほうがいいのはないかと思う。
―――これは、すでに書いている。「ほんとに基礎と基本しかやらないもの
ね。がそこから先が大事な勉強だろう、ほんとうの勉強が始まるだろうがとい
う、つまり時間もかけ、思考力を練り、基本を応用に活かす勉強の作業と指導
が、まるっきり(?)欠落している」と。つまり、その範囲で作られている。
もうずーっと以前に一度、学力評価のひとつの目安として(とても粗っぽい
ものだが)、「2:6:2(全体を10と観た場合)」の比率を書いた。定期テス
トでまず想定した場合、「2:6:2」は「2(いい点数):6(ふつう):2(わ
るい点数)」となる。一般に定期テストとは、あくまで教科書の内容が理解で
き、学校の授業で教わったことが、いったいどの程度生徒がわかってできるの
か、その力のつき具合と様子を確認する手段との認識に立てば、そして実際に
目でみて「基礎と基本」だけでたいてい構成されているのを認識すれば、この
「2(いい点数)」の力の正体がいかなるもであるかはわかるであろう。
安心はできないのある。無防備の信頼は置けないのである。そして数学に限
定するが、この「2(いい点数)」の力は、数学のほんものの実力とはおおい
にずれている、と指摘したい。ここまで書けば身も蓋もないことになるけれど、
数学のほんものの実力はすぐ隣、それも深い溝を挟んだすぐ横にある。それを
ぴょんと跳び越える力こそが、実力である。もちろん実力には、基本の内容が
できる実力と応用の内容ができる実力のふたつがあるが、ここでは後者を指し
ているのはいうまでもない。
基礎と基本がいくら完璧にわかってできたとしても、それだけでは決して応
用の実力には結びつかない。「そこから先が大事な勉強だろう、ほんとうの勉
強が始まるだろうがという、つまり時間もかけ、思考力を練り、基本を応用に
活かす勉強の作業と演習」を通してしか、応用の実力をつけるすべはないと断
言できる。ただし一を聞いて十を知るに近い能力の生徒なら別だが、如何せん
そのような生徒に出遭ったことはない(もちろんわたし自身にもない)。
「2:6:2」の「2(いい点数)」の生徒のなかで、実はさらに「2:6:2」の
比率に別れるとして、「2(A):6(B):2(C)」とした場合、数学のほんも
のの実力を上記の勉強を通して身につけられる生徒は、2(A)の生徒である。
これは入試数学の問題とその結果を観ての判断である。実はこれでもまだ甘い
基準であるのだが、およその数値として、そして偏差値でも測れないその上の
感覚でもある。6(B)に属している生徒は、勉強はしても実際にはまだ借り物
で、自分のものになるまで深く勉強していないのである。2(C)の生徒は、こ
の段階の勉強はまったくしていないといえる。
こうして文章で書くと難しい印象をとかく与えてしまいがちだが、決して難
しいことではないのである。ただ自分の頭に甘えていてはいけない。それをさ
らに鍛える努力を積むことである。数学のほんものの実力を磨くには、数学の
重要な部分の学習のすぐ隣に、深い溝をあることを知ること。そしてそれを挟
んだすぐすぐ隣の位置にぴょんと跳び越える訓練とその跳び越える感触を掴む
学習が望まれるだろう。
その重要な部分の学習とは、中3に較べて中2ではまだまだ少ないのだが、注
意しておきたいのは、1次関数の応用と図形の証明である。証明は学校や通常
の塾で勉強する証明を指しているのではない。入試問題ではもっと高度な、難
解な証明問題が、なかにちらほらあるのである。それをいっている。このほか
にも図形は、中3になってからの相似や3平方の定理を学習する前に、もっと常
識として解法として身につけておきたい諸知識はあるのである。
うかうかしていると、中2ではこれらすべて見逃してしまう。また、学ぶべ
きときに学んおかないと、あとからやるのはたいへんである。なぜなら、あと
からやる時期には、それ以上にやることが、そしてさらに難しいレベルの問題
が待ち構えているから。
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■その他 : メルマガ創刊:2000/11月6日
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