まぐまぐメルマガアーカイブ

それでも公立トップ高校を目指したい!


2008.05.28

それでも公立トップ高校を目指したい!


メルマガトップ(記事一覧)へ
| 最新号 |

■■■■【 第301号 】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
       [それでも公立トップ高校を目指したい!]       [1669部配信]
+++++++++++++++++++++++++++2008/5/28+++
公立トップ校(or上位校)を目指している生徒とそのご父母の方に。英語と数
学を中心に社会、理科まで、その学習のしかたや問題点、テスト結果などを鋭
く分析。そのなかで如何にほんものの実力を養成していくか、受験に必要で役
立つ情報を配信。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++
          ◆□◆ 間違った勉強法(改訂) ◆□◆
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
**********************************************************************
◆◆目次とご案内◆◆
 1.E-juku1st.Com の情報 NO.301
  ● 間違った勉強法(改訂) <まずは筆写・・・>

  2.一言:中3数学(通年用)問題集を一部改訂いたしました。

 3.お便りコーナー:
  兵庫県三田市のT 様、中3英語(実力)&THE 証明、頑張って下さい。
  長野県松本市のM 様、入試理科の攻略、頑張って下さい。
  奈良県橿原市のT 様、入試図形問題の攻略&公立入試数学の攻略、頑張っ
            て下さい。
  兵庫県神戸市のS 様、中1数・英&入試理科の攻略&実力をつける地理と
            歴史、頑張って下さい。
  兵庫県神戸市のO 様、中1数・英、頑張って下さい。
  千葉県銚子市のT 様、中2数学、頑張って下さい。
  千葉県成田市のO 様、実力をつける地理と歴史、頑張って下さい。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
  静岡県静岡市のT 様、中2数・英&実力をつける地理と歴史、頑張って下さい。
  三重県亀山市のT 様、小学算・国の学力充実、頑張って下さい。
  群馬県高崎市のA 様、中2数学&中1英語REVIEW、頑張って下さい。
  静岡県静岡市のS 様、中1数(テスト対策)、頑張って下さい。
**********************************************************************
※地道に進めると確実に実力がつく、通年用数・英問題集<中1・2・3>
    http://www.e-juku1st.com/indexcontents1.htm.htm 
・「入試社会(地理&歴史)の攻略」<中3生対象>
  URL:http://www.e-juku1st.com/referencebooks/shakai1index.htm
・「入試理科の攻略 by Toppo 」問題集<中1・2・3生対象>
  URL:http://www.e-juku1st.com/referencebooks/rikaindex.htm
※実力テスト対策問題集<中2&中3生用の数学・英語もあり>
・「中1英語の実力をつける問題集」で、確かな実力形成を!
  URL:http://www.e-juku1st.com/referencebooks/eigojituryoku1.htm
・「中2数学の実力をつける問題集」中1と中2数学の実力を鍛える。
  URL:http://www.e-juku1st.com/referencebooks/mathjituryoku2.htm
※学力補強・復習対策問題集<数学と英語、他もあり>
・「中1英語REVIEW(復習) 問題集」で、英語やり直しor実力強化!
  URL:http://www.e-juku1st.com/review/english1.htm
・「中学英語/1・2年の総復習&実力アップ問題集」 
  http://www.e-juku1st.com/referencebooks/eigojituryoku-1-2nen-8.htm
・「中学数学/1・2年の復習問題集」
  URL:http://www.e-juku1st.com/referencebooks/mathjituryoku7indx.htm
※入試対策問題集<英語もハイレベルまでいろいろあり>
・「入試図形問題の攻略」で入試数学の半分を占める図形の力を磨く
  URL:http://www.e-juku1st.com/basetoppo/geoindex.htm
※高校英語&小学生用算数問題集
「算数の図形教室問題集」【小学生用&中学生用あり】で図形能力を開発!
  URL :http://www.e-juku1st.com/referencebooks/sansuu1.htm
**********************************************************************
 =================================
 1.E-juku1st.Com の情報 NO.301 <間違った勉強法(改訂)>
 =================================
<まずは筆写・・・>

 すでに「誤った学習のしかたについて<その学習のしかたは軽すぎる>」と
いうのを書いているのですが、生徒の勉強のしかたで気になる点、それはちょ
っと間違っているんじゃない?というものが、いろいろな局面や段階で見受け
られ、それだけに今回も、再び取り上げてみます。

 ただし今回は、中学生ではなく、想定は高校1年生とします。授業の進度は
速く、ひとつひとつの科目の内容は高度になり難しく、ついていくのがたいへ
ん、焦る気持ちと裏腹に、ぼちぼちその学習のしかたに粗さと甘さがでてくる
頃でしょう。

 1点に絞ります。それは、ノートに貼る勉強のしかたです。これはいまの高
校生に非常に多く見受けられる勉強の姿です。英語のリーダーの本文をコピー
し、それをノートの左側に貼り、右側にその和訳をしていくといった方法など
がすぐ浮かぶかと思います。

 時代の流れといいますか、すぐ手軽にコピーできる環境にあるいま、大勢の
生徒が何の疑いも抵抗もなく、またともすると、そのようにするのが真面目な
勉強の一つであるかのように錯覚して、なぜなら、それより劣る学習として教
科書や問題集に小さな字でメモ書きみたいに直接書き込んで勉強している生徒
が多くいるわけで、さらにはてんで予習も復習もしない生徒もいるもので、そ
れらから較べるとはるかまし、けっこう積極的(?)な勉強スタイルのように
生徒が捉えているふしがあるからです。

 しかし、果たしてそうだろうか?! 私たちの時代は周りの生徒はほぼ皆、
教科書の本文をそれがどんなに長い英文であろうと、まずノートに写した。そ
れは手間暇かかるものであったけれど、ほんとうの手間暇は、その後の英和辞
書との格闘にあった。英語の教師の薦めで、あろうことかオックスフォードの
英英大辞典というものまで買って、英語の勉強に取り組んだものだ。これは流
石に荷があまりに重過ぎて、本格的に使いこなすところまでいかなかったが、
またいまから想うと、とんでもなく無茶で無責任な勉強のしかたを助言された
ものだが、研究社のライトハウスの辞書(正確にはその前身なるもの)だけは、
手垢がつきぼろぼろにるまで使いこなしたものだ。

 効率という意味ではその対極にある勉強方法ではあったが、当時はそれが当
たり前の、また何の疑いもない、真っ直ぐな英語学習のひとつの姿であったよ
うに思う。まあ問題は、そこから得た学力の成果と結果なのだが、これでもま
だまだ努力が足りなかったのか(上には上がいましたから)、あるいはもうひ
とつ頭の出来がよくなかったせいなのか(おそらく両者)、べらぼうな知識、
それを仮に1000覚えねばならないとすると、わたしはいいところ800ぐらいな
ものだった(これはあくまで主観)。

 ただね、これが正しい勉強方法だとはいうつもりはないけれど、間違った勉
強方法だとは、いまも決して思ってはいない。少なくともベースになる裾野の
部分は、しっかり固めながら築いていったように思う。問題は頂上の近くまで
ふうふういいつつ積み上げたのに、あともう少しのところで力が及ばなかった
ことだ。

 ベースになるところで、ここでは当然英語のことを指していますが、お手軽
なコピーなんかしてそれをノートに貼り付けた形で長文読解しているようでは、
英文の本質に迫ることなんかとてもできないぞ、と指摘しておきたい。その場
しのぎの対策にはなっても、また定期のテストである程度結果が出たとしても、
それは見かけの力、「実力」を伴うことはまずありえないでしょう。上の表現
でいえば、1000覚えねばならない学力に対し、せいぜい500に到達すればいい
ところ、まずければ2、300どまりになるだろう。

 大学に入るとさすがに、こんな正攻法で糞真面目な(?)勉強はしなかった
が、いや、する気もどこかにきれいさっぱり吹っ飛んでしまった。英語の教材
に直接ちまちま書き込んで楽で安易な勉強しかしなかったけれど、案の定、得
たものは何もないし、頭は下降線。

 我が娘が高校生のとき、一応公立トップ校なるところに通っていた。まわり
の生徒が大勢やっているということで、本人もノートに教科書の本文をコピー
したものを貼って長文読解をしていたのを、たまたま目にした。もう高校生に
なると、勉強に口を挟むことは絶対に避けていたが、これだけは唯一、叱り飛
ばした。
「あほな勉強はするなっ! お前に、そんな頭があるのか?!」と。
 ほとんど意味が通らない、またその理由もくどくど述べない、頑固親父の叱
り方の典型だけど。

 なぜ、ノートに長い長い英文の本文を手書きで写す必要があるのか、その意
味と理由はなんだ?について、その説明をここではしない。する気もない。ほ
んとうに納得するものは、いつも心のいちばん奥にある意いなのだ。そこがず
れていると、また持っていないと、説明の意味は薄れてしまい届かないもので
ある。その代わり、古今の人の例をほんの少し出してみたい。

 ご存知の方も多いでしょうが、長州藩出身の村田蔵六、後の日本陸軍創設者
大村益次郎は若き日、儒学、医学を学び、大阪の緒方洪庵の適塾では蘭学(医
学も)を修めたわけですが、その当時の辞書というものは非常に高価で貴重、
優秀な門人たちが競うように奪うように1冊しかない辞書を、夜を徹し調べ、
あるいは筆写した。この人はどんなに偉くなろうと、粗末な湯豆腐だけで人を
もてなしたというから、すごい。わたしもそのかすかな影響で、湯豆腐さえあ
れば生きていける。

 また同様にやはり、貧しい御家人出身の勝海舟若き日々の苦学。これも有名
な話ですが、蘭学に打ち込むことにはどうしも辞書が必要。日蘭辞書「ヅーフ
・ハルマ」全58巻の厖大な辞書。買うとなるといまの価格でいうなら、正確な
ところは知らないが2〜300万円になるのだろうか。目から飛び出るよな高価で
貴重な代物である。それがどうしても要る。もちろん買えない。が、彼はそこ
で諦めない。それらをすべて有料で借りてきた(いまのレンタル。40万前後に
なるのだろうか?) そして、すべて「筆写」した。気の遠くなる作業・・・。
なんとそれを2部作成したというのだから、声が出ない。1部はそれが欲しい或
る者に、そのレンタル料に相当する価格で売り、1部は自分のものにした。つ
まり勝海舟は、金を一文も払わずに、欲しい高価な辞書を手中に収めたことに
なる。うーん、考えることも奇抜だが、実行に移し貫徹するのだからすごい。

 手中に斂めたのは、目に見える厖大な辞書ばかりではないですね。筆写によ
って、その内容の半分以上(?)が彼の脳裏に叩き込まれたことは、容易に察
せられる。

 太宰治の旧制弘前高校時代の(1年生のときか2年生のときのものだったか忘
れましたが)、彼の英語のノートを目にしたことがある。それは、とても美し
い英文でした。流麗な筆記体で綴られていて、またその英文の内容もかなり高
度な表現力であったいいますか、思わずわたしは、うーんと唸らされ、参った
ことを鮮明に憶えています。ここまで到達するのに彼も、旧制青森中学時代に
は相当な英語の勉強を積んだであろうこと、人知れず地道で猛烈な学習のなか
に基本の筆写もかなりこなしたであろうことは想像に難くない。なぜなら、彼
は、世に出た秀逸の小説群の前に、その修作時代の原稿数万枚を破棄したのだ
から。

 また頭に浮かぶのは、宮沢賢治の小学時代から中学の時の彼のノートとメモ
帳。ものを観察するとはこういうことかと、それも12,3歳でここまで描いて
しまうのかと、溜息まじりに納得、感心させられるその直筆の図や絵は、まさ
にほんもの。のちの彼の素晴らしい数々の作品の基になる息吹と観察眼は、こ
うして作られたのかと深く納得させられたものである。

 手塚治の子供の頃の昆虫(たとえばカマキリ)を描いた精写、ゴッホのズン
デルト時代の絵やピカソのまだ無名時代の多くの素描など、門外漢のわたしに
は下手に言及できないのだが、でものちの素晴らしい作品群を生み出す前の、
水面下にあるとてつもない地道な修練が想像され、そこにたとえ将来に対する
夢や目的意識などが芽生えておろうとなかろうと十二分に伝わってくる真摯な
ものがあって、まっすぐにこころに響く。


 ノートに貼る勉強のしかたが、如何にまだ皮相な段階、安直なレベルにとど
まった生ぬるい勉強方法であることに、できたら気づいてもらいたい。上記の
先人の姿勢には「勉強」というより「勉学」の言葉のほうが、その打ち込む気
迫と行動の貫徹においてより相応しい表現であると思いますが、時代は変われ
どその本質は普遍、範とするところは多々あるように思います。

 利便性から受ける恩恵は、同時にそれだけの量のまったく反対の負の要因、
現象を我々に提示していることが多い。その例証としてはいま、携帯電話のメ
リットとデメリットを思い浮かべてみればわかるかもしれない。享受しえる利
点に対し弊害も数多く現れ、そして確実に失われていくものがあるといえる。

 要領よくとか効率的にとか、そんな考えを追い求めたり囚われている生徒に
限って成績はよくないものである。高校生の段階の勉強は、まだまだ努力も苦
労も厭わない(こんなレベルは苦労とはいいませんが)地道な学習の姿が、ま
ずその基本にしっかりあるべきだと考える。楽な勉強が、目立つ。あまりに多
い。

 英語だけでなく理科や社会でも、要点やポイントの解説など参考書や問題集
では上手くまとめてあるものだが、なぜそれをコピーしたりしてノートに貼っ
たりする学習のしかたにすぐなるのだろう? どうして自分の手で書こうと考
えないのだろう? ヘタすれば学校の授業でも、こんなバカな勉強のしかたを
教えて平然としている教師もいるから呆れる。外側を飾るな! 問題は内側の
中身だ。数学も英語も国語も、同様でしょう。

 要点やまとめは自分で、自分の手で、よーく見て、そしてよくよく考えなが
ら、ノートに実際書くんだよ。最初は模倣。どんどん書いていくうちに、これ
は要らない、これは必要、ここは省く、その代わり別のものからも取り入れる、
慣れてくれば(ここからが、ほんとうの自学自習の始まり)、自分流にアレン
ジするなど、もっともっと手を使い、頭を使う勉強があるではないか。

 見栄えのよいきれいなノートが、実力を作るのではない。そこに考えた指紋
が残り、工夫したあとが窺われ、覚えるためにあるいは理解を深めるために、
自分の言葉で表現したまとめがあるノートこそが、時間が経っても容易に剥げ
ない実力を作るのである。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  E-juku1st.Com のホームページURL http://www.e-juku1st.com/
 ●【それでも公立トップ高校を目指したい!】メルマガ<まぐまぐ 49997>
  では、学習のしかた、受験勉強の情報をお届けしています。ご参考に。
 ☆トッポの中学問題集(数学・英語・理科・社会)をE-juku1st.Comより好
  評販売中! 発売して、もうすぐ8年が経とうかとしています。ご利用し
  て勉強している生徒も今ではかなりの数に上り、いい結果と反響をいただ
  くようになりました。ほんとうの自立学習に、そしてさらなる実力向上に
  役立ちますこと、願ってやみません。
==================================
 ★ご意見、ご感想などをいただければとても嬉しく思います。
  下記のE-juku1st.Com の掲示板に書き込んでいただくか、
 URL:  http://www.e-juku1st.com/bbs-special.htm
  メールでお寄せください。お待ちしております。
==================================
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
■H.P.   : http://www.e-juku1st.com/mailmagazineejuku.htm
■mail  : toppo@e-juku1st.com
■発行所 : まぐまぐ(0000049997)にて配信
■      メルマ(00027772)にて配信 
■         カプライト(2225)にて配信  
■発行者 : セノオマサユキ 大阪高槻 
■その他 : メルマガ創刊:2000/11月6日
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


メルマガトップ(記事一覧)へ
| 最新号 |

このページのURL
友達にメールで教える
まぐまぐアーカイブ検索

Web Services by Yahoo! JAPAN

教育・研究ランキングトップ
まぐまぐアーカイブトップ
sお問い合わせ
(C)まぐまぐ