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船井総研ロジスティクス情報「f-logi MAIL」


2008.06.03

船井総研ロジスティクス情報・f-logi MAIL.364


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[船井総研ロジスティクスメールマガジン]編集/発行:船井総研ロジ株式会社
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 ̄  ■■ contents ■■

   ★ 『継続こそ力なり』第103回
                 ・・・「物流子会社の影響力 その3」
   ★ 【特典付き】アンケート調査ご協力のお願い

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 ̄ ★★ 『継続こそ力なり』第103回
                 ・・・「物流子会社の影響力 その3」
─────────────────────◆ 執筆: 赤峰 誠司 ◆─

いよいよ第一四半期も最終月となりました。
燃料価格も大幅に上昇し、荷主企業・物流企業ともに厳しい現実であります。

財・サービスの価格とは一般的に、市場で需給均衡が達成される時に決まると
言われていますが、トラック運賃に関しては需給均衡の変化にあまり関係なく
その価格が決定されているように感じます。

これには、車両を保有し運送サービスの実務を提供する企業と、車両を
保有せずに元請もしくは取扱事業者として斡旋サービスを提供する企業が
同類化し、同じ市場で双方共存(需給均衡のバッファー化)していることが、
大きな理由ではないでしょうか。

また、運送サービスについては比較的参入障壁が低い場合が多く、(機会と
脅威という視点から見れば)需給バランス内では脅威の方が優先され、自社の
付加価値を追及する活動が比較的消極的(後手)になってしまいがちです。

サービスの均一化によってもたらされたその代償は、運送サービスを提供する
業界に機会と脅威を混沌とさせ、市場原理に追従されない特異なマーケットを
形成させたのではないかと感じています。

物流子会社を考察する上では、この特異なマーケットにおける環境を理解し、
現状の荷主と物流企業との相互関係を客観的に捉え、大きく変化した
業界環境やその特徴にも注視しなければなりません。

物流子会社の分類その1として、
<1>親会社及びそのグループ企業の保管・荷役・輸送を事業とし、自社従業員が
  保管・荷役・輸送の実務提供を行っている。

多くの物流子会社がこの<1>タイプに該当しますが、倉庫や車両を自社で全て
保有しているところは減少傾向であり、固定資産のオフバランス化が顕著に
進んでいます。

この<1>タイプの物流子会社の使命は
 1.親会社の物流における求められるサービスレベルの維持及び向上
 2.永続的なコスト削減による親会社への利益貢献
 3.親会社の人事対策

と全てが親会社からの要求を満たすことが企業存続の価値と見なされています。
この1〜3を継続していく上で、やや独自進化した業態が以下<2>の業態と
なります。

<2>親会社及びそのグループ企業の保管・荷役・輸送を元請し、その一部は
  自社従業員で実務提供を行っているが、大半は管理業務を主体としている。

資産のオフバランス化やコスト削減の追及により、従来の<1>から進化して
いったのです。

次号へ続く。

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●赤峰 誠司(SEIJI AKAMINE) E-mail(お気軽に) akamine@f-logi.com

船井総研ロジ株式会社 取締役常務執行役員兼ライン統括本部 本部長

3PLにおけるSLA(サービス・レベル・アグリーメント)の企画・設計
導入に注力し、荷主企業物流部門の利益創造活動を信念とする。
最近では、M&Aのアドバイザリー活動に引き合いが多く物流企業M&Aや
荷主物流部門のMBO(マネジメントバイアウト)に携わり、業界専門家と
してのバリュエーション(企業価値評価)レポートを得意とする。

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