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カエルニュース


2008.05.31

カエルニュース 第307号


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  社民党衆議院議員・小児科医・阿部知子のメールマガジン
 \^o^/「カエルニュース」 第307号  2008/5/31  \^o^/
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    ★☆アレイダ・ゲバラさんとの2週間☆★

 去る5月14日、キューバからチェ・ゲバラの娘であるアレイ
ダ・ゲバラさんが市民団体の招きで来日されました。

 彼女は父と同じ医師、それも小児科医として自らもキューバ
の国際医療支援を積極的に担い、また国際親善大使として中南
米諸国をはじめ諸外国との交流を深める役割も務めておられま
す。

 私はたまたま市民による招聘運動のメンバーで、来日以降ア
レイダさんの通訳を務められている星野やよいさんと親交があ
ることからこの活動の一端に加えていただき、おまけに小児科
医であるという「冥利」で、5月17日には明治大学で対談まで
させてもらいました。

 彼女の小児科医としての子ども達に寄せる思いや愛しむよう
な眼差し(これは父親のチェ・ゲバラ譲りだと私には思えます)
に会場一同心底魅せられました。彼女は今回訪問期間中に、泣
いたり脅えたりする子ども達を診察する時に歌う歌まで即興実
演してくれました。

 父チェ・ゲバラが1959年に来日した折に自ら選んで訪れた広
島を皮切りに、東京・大阪・神戸そして沖縄と各地で講演会を
重ねてこられました。会場はどこでも溢れんばかりの盛況でし
たし、そのお話を貫くものは彼女が親や社会から与えられた
「愛」への感謝と、それ故自分も他に愛を与えなくてはならな
いとする強い信念でした。自らが小児科医を選んだことも、
キューバが実践する国際医療支援も同じ「哲学」に基づいてい
ることが自然と伝わってきます。愛=社会的連帯、そして生き
とし生ける者すべての生命と生きる権利を守りたいという彼女
のメッセージは、日本の政治に欠けてしまったものをズバリ指
摘しているような気がします。

 折しも中国四川省での大地震後の日本の対応はこれでよいの
かと私自身も歯がゆく思っていた矢先でした。瓦礫に埋もれ亡
くなっていった人々はもちろんのこと、住む場所や食べ物・水
など生存にとって基本となる環境すら整わないたくさんの被災
民の皆さんに、日本が出来る支援はもっともっとあるはずです。
緊急援助隊の後を受ける日本の医療チームが送られたといって
も総勢20人、それぞれががんばって一生懸命働いている映像が
届く都度、これから広がる疫病や感染症対策も含めて日本が活
躍できる分野がまだまだあるように思えます。災害や紛争の中
で生存権を脅かされる世界中の人々への国際人道支援、とりわ
け医療支援こそ日本の進む道と私は確信しています。

 アレイダさんが離日された5月28日、政府は中国に対し自衛
隊機C130によるテント等の輸送を検討しているという報道があ
りました(本日、自衛隊機の輸送を実施しないと決定)。

 中国の人々が真に必要とするものを「平和的生存権」を守る
ために一刻も早く届けること、日本の国際緊急援助の取り組み
が改めて問われていますし、今回のアレイダさんが伝えてくれ
たキューバの実践には、学ぶことが多々あると実感しています。
アレイダさんありがとう。そしてこれからますますキューバと
の交流が盛んになることを私も市民の皆さんとともに願ってい
ます。

                     阿部 知子 


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