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カエルニュース


2008.07.01

カエルニュース 第311号


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  社民党衆議院議員・小児科医・阿部知子のメールマガジン
 \^o^/「カエルニュース」 第311号  2008/7/1  \^o^/
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  ★☆環境問題で、技術以上に求められる制度設計☆★


 7月の洞爺湖サミットを控えて、地球環境の温暖化をテーマと
した国際会議や各国政治家の来日、意見交換が行われている。

 去る6月20日には、次の気候変動枠組条約第15回締約国会議
(COP15)の議長国になるデンマークのエネルギー担当大臣コニ
ー・ヘデゴー氏を囲んでの会合がGEA(Global Environmental 
Action 地球環境行動会議)主催で行われ、私もメンバー外であ
るが特別に参加させていただいた。

 40歳代後半の若い女性大臣は、環境先進国デンマークのこの
20年余の取り組みを紹介するとともに、洞爺湖サミットで日本
が中期目標を明らかにすることを強く求めていた。エネルギー
構造を風力など再生可能エネルギーに転換してきた歴史のある
デンマークには、温暖化防止への取り組みが決して経済発展の
マイナス要因にはならないとする自信があり、来年のCOP15を
環境都市コペンハーゲンで行うことによって温暖化防止に対す
る世界へのアピールをさらに強めようとしている様子が伝わっ
てきた。

 また6月28日には同じく環境問題に熱心な各国の議員の集ま
りであるGLOBE(Global Legislators Organisation for a 
Balanced Environment地球環境国際議員連盟)主催の会議があ
り、イギリスのトニー・ブレア前首相も参加者の一人として自
らの掲げる温暖化防止戦略を発表した。首相になる前から、そ
して首相を辞した後も一貫して、温暖化対策に政治が真正面か
ら向き合うことを主張してきた(その成果がグレンイーグルズ
サミット)経緯があり、なかなか力のこもった演説であった。
彼のイラク戦争への参戦には決して賛同するものではないが、
正直にその情報の誤りを認めたことは日本の首脳陣よりは評価
できよう。

 いずれにしろ世界は、今や京都議定書に次ぐ世界共通の温暖
化防止のための約束と枠組を求めて、主張しあい、競争しあい、
かつ合意のプロセスを練り上げようとしている。第二次大戦後、
国連という形で平和の構築を模索したのと同じように、今や温
暖化防止のための世界的なテーブルが動き始めている。

 各国各様の主張は、これまでのような温暖化対策に後ろ向き
な米国、熱心なEUという枠組を超えた論議となっている。相変
わらず発展途上国対先進国の対立構図の中で、自国の二酸化炭
素排出の取り組みに猶予を残したい中国、太陽光発電を進める
と主張するインドetc、そんな中で日本は相変わらず環境技術が
進んでいる(いた)ことをもって事足れりとしているような節
もあり、またセクトラルアプローチ(セクター別の削減目標)
もその意味で大きな枠を超えていないのではないか?

 日本の政治も政治家も世界の取り組みの中で切磋琢磨されて
いくことの必要性を痛感しつつ、国会閉会後の時間を久しぶり
に世界に目を向けて過ごすことができた。

 30日に海外視察でシリアのゴラン高原、ダルフール紛争を抱
えるスーダンなどに向け出発しました。帰国後、報告をします
ね。
                     阿部 知子 

 p.s.阿部知子のホームページをトップページだけですが、
リニューアルしました。ぜひご覧になってくださいね。

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