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シスアドちゃんこ鍋


2004.04.02

シスアドちゃんこ鍋 第43号


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 ★☆ シスアドちゃんこ鍋 ★☆ (第43号 2004. 4. 2 発行部数=1773)  
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             編集・発行:上級システムアドミニストレータ連絡会
             【配信中止】 http://www.mag2.com/m/0000060279.htm
<index>
■シスちゃん編集局からのお知らせ
■短期連載:シスアド的英語学習法(第2回)
■現役シスアドが薦める100冊(第20回) 
★シスアド四方山話(第35回)

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■シスちゃん編集局からのお知らせ
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○編集局宛メールアドレスの変更
 最近、編集局宛にウイルスメールが増えているため、メールアドレスを変更します。
 新しいメールアドレスは下記の通りです。当メルマガへのご意見・ご質問・ご感想
 等はこちらへお願いいたします。
mailto:syschan_admin@yahoogroups.jp

○「シスちゃん名作セレクション」がオープン
 このたび、シスちゃん創刊3周年を記念?しまして、名作シリーズのページを開設
 いたしました。書評など連載中のものは随時更新していきますので、シリーズ別に
 まとめて読みたい時など、適宜ご利用ください。
http://www.egroups.co.jp/files/syschan/selection/index.html

                            (シスちゃん編集局)
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■短期連載:シスアド的英語学習法(第2回)
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第2回:リスニング

苦手な人の多いリスニングである。高価な教材を買い込んだり、英会話学校に通って
は挫折を繰り返した方も多いのではないか。高いお金をかければ続けられるというの
は幻想である。逆に挫折した時のダメージが大きい。ほとんどタダのものなら気楽に
始められる(もちろん逆もまた真であるが)。

一昔前なら、生の英語に触れることは非常に難しかった。幸い、今はインターネット
がある。音声データだけなら1M以上の常時接続環境があればOKである。代表的な
サイトを紹介しよう。

・VOA(Voice Of America)
http://www.voanews.com/

VOAは米国国営の放送機関。ニュースを始め、米国の歴史や文化、経済、科学など
幅広いコンテンツを聴くことができる。特にニュースについてはイラク情勢やBSE
問題など、リアルタイムで進行中の情報が入手できるので高い関心をもって聴くこと
ができるし、理解の助けにもなるだろう。

速すぎて聞き取れないという方には、まず初心者コースとして Special English と
いうのも用意されている。かなりゆっくり、はっきり喋ってくれ、使う単語も限定さ
れているので中学英語レベルの力でも何とか理解できるだろう。米国在住経験のある
人によれば、ここの発音は極めて正確であるとのことであった。
http://www.voanews.com/specialenglish/index.cfm

このVOAのコンテンツを使った学習教材を提供しているサイトがあるのでついでに
紹介しておく。音声ファイルとテキストファイルの両方をダウンロードできる。学習
のポイントは、始めはテキストファイルを見ずに音声だけを聴き取る訓練をすること
である。

VOA自己学習プログラム
http://www.nullarbor.co.jp/ssp/

・NPR(National Public Radio)
http://www.npr.org/

AFN(後述)のラジオでNPRのニュース番組「Morning Edition」を聴かれた方は
ご存じかもしれない。NPRのサイトでは、1時間ごとに最新のニュースを配信する 
Hourly News がオススメ。

・AFN TOKYO
http://www.yokota.af.mil/afn/

AFN(American Force Network;米軍基地関係者向け放送局)のサイト。ラジオは
受信できる地域が限られるが、サイトから音声を聴くことができる。かなり巻き舌の
正調?アメリカ英語を聴く練習になる。

・・・・

さて、これらのコンテンツをどこでどう聴くか。さすがに、会社で執務時間中に聴く
わけにはいかない。会社の昼休みや休憩時間、自宅では寝る前などが最適である。
長時間やる必要はなく、せいぜい5分から15分程度でよいだろう。短時間でも集中
して聴くことである。最初は集中力を持続するのが難しく、聞き流し状態になってし
まっては学習効果が激減するとも言われているからである。ハギレの時間を有効利用
することがポイントである。

外出・移動の多い方や、長距離通勤・通学の方は、ぜひモバイル環境で聴きたい。と
いってもノートPCを持ち歩くのは面倒なので、もしMP3プレーヤなどの機器をお
持ちであればそれを活用するのも一案である。高機能・大容量のものでなくても十分
用は足りるので、もし手持ちのがなければネットオークションで旧型の機種をかなり
安価で入手できるだろう。ちなみに私の持っている機種は最長で30分しか再生でき
ないため、短時間に集中したり、繰り返し聴くのに向いている..(^^ゞ

・・・・

最後にブロードバンドでインターネットがまだ利用できない方へ。とりあえずTVの
の2カ国語放送や、レンタルビデオの洋画を活用するという手がある。ちなみに筆者
は「サンダーバード」が2カ国語で再放送されているのでこれを録画し、英語と日本
語で聴いているが、つい映像に引き込まれてしまうため効果のほどは未だ不明である..

リスニング編はとりあえず以上。次回はリーディング編をお届けする。お楽しみに。

                              (へんしゅうちょ)
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■現役シスアドが薦める100冊(第20回) 
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書籍名:あきらめの壁をぶち破った人々
            ―日本発チェンジマネジメントの実際 実用企業小説
著作者:中尾 英司 
出版社:日本経済新聞社   出版年月:2003/11
価格:1,600円+税   ISBNコード:ISBN4532311004 

NHKの「プロジェクトX」が視聴者を感動させるのは、トラブルや艱難辛苦を乗り
越えてプロジェクトを成功させる過程に日本人の心を打つものがあるためだろう。

ことほど左様に、プロジェクトを成功させるのは難しい。
中でも、隠れた失敗事例が多いと囁かれるプロジェクトのタイプが2つある。業務改
革プロジェクトと、ITプロジェクトだ。

この本は、大手製薬会社を舞台に、IT導入を含む業務改革プロジェクトの迷走と成
功を小説仕立てにしたものである。ご多分に漏れず、プロジェクトは、様々なタイプ
のリーダーや上司、プロジェクトメンバーのそれぞれの行動や判断によって迷走し、
難航する。タイトルの「あきらめの壁」とは、大企業病を病み硬直化しきった組織の
壁を意味する暗喩である。

主人公は、硬い会議の緊張をほぐすため隣の人同士の肩揉みをさせる。
従来のやり方を意固地に守り続けるキーパーソンを飲みに誘い、殻を破る。
「北風と太陽」の寓話は有名だが、企業のプロジェクトで実践する人がどのくらいい
るだろうか。「ぶち破った」と題するにはあまりに地道な取組みだが、読後感はそれ
にふさわしい壮快感がある。

プロジェクトマネジメントを解説した書籍は、しばしば抽象的で小難しく、完読しに
くいか、理論的で現実への応用は容易ではないことが多い。
だが複数のプロジェクトを経験すると、その推進上の課題や障害は、多様ではあるが
共通することも多いのに気づく。つまり、経験によってスキルを上げることも、ノウ
ハウとして共有・学習することも可能なのだ。

それを小説として、トラブルの発生に至る背景や経過とともに、解決策を示していく。
そのストーリーの中で、ありがちな事例のパターンやプロジェクトマネジメントの本
質、解決策の考え方を理解できる仕掛けだ。
追い詰められて上役への直訴に至る場面もある。何でも直訴をすればよいというもの
ではない。どんな場合にどう準備してどういう心理で直訴をするか。
理論的なプロジェクトマネジメントで、直訴のやり方を解説している本はないだろう。

最終章で主人公が語る「出る杭になれる強さ」の秘密は、とても魅力的だが、本当に
その最初の一歩を踏み出すには思い切りが必要だろう。この本はそのきっかけになる
かもしれない。
                            (書評プロジェクト)
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★シスアド四方山話(第35回)
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ウイルスで大喜びする人々

一時世間を騒がせていた鳥インフルエンザウイルス問題はトリあえず収束に向かって
いるようだが、最近になってウイルスメールがまた猛威を振るいだした。

私の職場でも数年前のマクロウイルス以来の大流行となった。もちろんメールサーバ
以前の段階でウイルスを削除していたのだがが、最新の亜種を検出できなかったのが
災いして、うっかり添付ファイルを実行してしまったユーザが続出した。

「だからあれほど怪しいメールは開くなと言っていたのに」と普段はパソコン音痴の
上司もここぞとばかりに部下を叱責するが、問題はユーザの注意力不足というよりも
「ついうっかり」開いてしまう人間の心理にあるのではないだろうか。

人一倍仕事ができ、頭脳も優秀な社員が、ちょっとした好奇心からウイルスを実行し
てしまう事件が後を絶たないのは不思議である。何よりシスアドが常時目を光らせて
いる職場でさえそうなのだからなおさらである。あるいは困ったときにいつでも相談
できる気楽さが、かえって油断の温床になってしまっているのかもしれない。

ところで、コンピュータウイルスによる国内での被害総額は4400億円との試算が
ある(下記参照)。
http://www.ipa.go.jp/security/fy14/reports/current/model-4400.html

これには復旧に要した費用やシステム停止に伴う業務効率の低下などが含まれるが、
障害防止のためのソフト・ハード導入費や人件費は含まれていない。これらの費用を
加えると、おそらく天文学的な金額になるのではないだろうか。

これらの金額をウイルスを作った犯人に賠償させてやりたいところだが、社会に迷惑
をかけて喜んでいる犯人以上に、セキュリティ関係の企業が大喜びしているであろう
ことを犯人は知らないのであろうか。
                              (へんしゅうちょ)
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編集・発行:上級システムアドミニストレータ連絡会(略称:JSDG)
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