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【Jazz Magazine】《ジャズのメールマガジン》


2008.05.27

【Jazz Magazine】 vol.899


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【Jazz Magazine】《ジャズのメールマガジン》

                             vol.899


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───────────────[2008/05/26配信:発行部数:3,061]──

▼本日のアルバム

『ミンガス・プレゼンツ・ミンガス』(Candid)

 チャールズ・ミンガス

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なんといっても、1曲目の
《リインカネイション・オブ・ア・ラブ・バード》が素晴らしい。

これは、ドルフィーのプレイがどうのという以前に、
まず曲そのものが素晴らしいし、
アレンジも秀逸だ。

チャールス・ミンガス作曲のこの曲は、
日本では《ラブ・バードの転生》という邦題がつけられている。

哀感、寂寥感、複雑なハーモニー、明暗入り混じったメロディなど、どこ
を取ってもミンガスにしか出せない独自の世界。

メロディ、ハーモニーなどの、《オレンジ色のドレス》と並ぶミンガス曲
の最高峰に位置する曲だといえよう。

この曲でのドルフィーは、フルートで参加。

多少重苦しい雰囲気だった演奏も、
彼のフルートの登場した瞬間演奏の湿度がガラリと変わる。

慣れてくると、この瞬間が
このアルバムは、ドルフィー名義となって発売されているが、
じつは、この中の音源の多くは、ミンガスのリーダーセッションのもの。

そもそもミンガスがリーダーで、キャンディド・レーベルに吹き込んだ音
源の別テイクを集めたものが多くを占めている。

もっとも、リーダーは誰であろうが、
ミンガス・サウンドの特濃さ加減と、
ドルフィーの飛翔ぶりはバランス良く共存しており、
両ミュージシャンのファンであればまさに必携の音源といえる。

アビー・リンカーンがヴォーカルで参加している《アフリカン・レディ》
では、ドルフィーはピッコロを吹き、
《テイント・ノバディズ・ビジネス・イフ・アイ・ドゥ》では、ケニー・
ドーハムがピアノを弾いているなど、面白い楽器の組み合わせも楽しめる。

セッション日やパーソネルの組み合わせは、曲によってバラバラで、散漫
な印象も与えかねないが、サウンドのバランスやトータルな雰囲気は見事
な統一感。

これはこれで、「落穂拾い」集の域を超えた、立派なドルフィー&ミンガ
スのアルバムといえるだろう。


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『CANDID DOLPHY』(Candid)  

 Eric Dolphy  

 1.Reincarnation of a Love Bird 
 2.Stormy Weather(take 1) 
 3.'Tain't Nobody's Bizness If I Do
    (Previously Unreleased Alternate Take) 
 4.Body and Soul(take 2) 
 5.African Lady (take 4) 
 6.Quiet, Please (take 1) 
 7.Moods in Free Time (take 5) 
 8.Hazy Hues (take 5) 
 

  #1-2
  Eric Dolphy(as, bcl, fl)
  Ted Curson,Lonnie Hillyer(tp)
  Charles McPherson(as)
  Nico Bunick(p)
  Charles Mingus(b)
  Danny Richmond(ds)

  #3
  Eric Dolphy(bcl)
  Benny Bailey(tp)
  Kenny Dorham(p)
  Peck Morrison(b)
  Jo Jones(ds)
  Abbey Lincoln(vo)

  #4
  Eric Dolphy(as)
  Roy Eldridge(tp)
  Jimmy Knepper(tb)
  Tommy Flanagan(p)
  Charles Mingus(b)
  Jo Jones(ds)

  #5
  Eric Dolphy(piccolo)
  Booker Little(tp)
  Julian Priester(tb)
  Coleman Hawkins(ts)
  Walter Benton(ts)
  Mal Waldron(p)
  Art Davis(b)
  Max Roach(ds)
  Roger Sanders(conga)
  Robert Whitley(conga)
  Abbey Lincoln(vo)

  #6
  Eric Dolphy(as, fl)
  Booker Little(tp)
  Julian Priester(tb)
  Don Friedman(p)
  Art Davis(b)
  Max Roach(ds, tympani)

  #7-8
  Eric Dolphy(as, fl)
  Booker Little(tp)
  Julian Priester(tb)
  Don Friedman(p)
  Ron Carter(b)
  Max Roach(ds, tympani)

  1960/10/20/-1961/4/4
 

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[ワタクシゴト]

今日の東京は、すっごく良い陽気でした。
まるで、7月の北海道みたい。

湿度のまったく感じられないカラッと晴れたいい天気。

1年中、こういう陽気が続けばいいのに(笑)。
というのは嘘で、一昨日の日曜日のようにやたら空気の重たい日があった
からこそ、今日のような日がありがたく感じるわけですよね。

さて、今日は某所でジャズのライブ。
誰の演奏がどこで行われたのか、主催者から公表することにOKをいただけ
れば、発表するかも、しれません(笑)。


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 ●配信者 雲 kumo.takano@gmail.com 

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