2007.04.14
柿にまつわるおもしろ雑学 大 か き 八 年【第六十七号】
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/ __ 創業宝暦五年、御菓子本舗「槌谷(つちや)」がお届けする
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l / `v´ \ 柿にまつわるおもしろ雑学
l l l 大 か き 八 年
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l \ / 二〇〇七年四月十日 第六十七号
l \_____/ http://www.kakiyokan.com/
このメールマガジンは、伝統銘菓「柿羊羹」でおなじみの
御菓子本舗「槌谷(つちや)」が語る、柿を楽しむ一編です。
解除はこちらから http://www.kakiyokan.com/mag/index.htm
※「槌谷(つちや)」は創業以来250周年を迎えております。※
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・・◆ 「大かき八年」について
・・◆ おおきな柿のまめ知識(67)
「柿の種というお菓子」
・・◆ つちやの御菓子
「季節のお菓子」
・・◆ こんなにもある柿のいろいろ(67)
「平味(ひらみ)」
・・◆ 柿みる人々(67) 〜芸術と柿との出会い〜
山口青邨
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・・◆ 「大かき八年」について
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「つちや」は、
宝暦五年(1755年)に岐阜県大垣市の城下俵町にて
園助と申すものが、菓子屋「柏屋光章」を開いたのが始まりです。
そして四代目右助が、
古来より美濃国特産である「堂上蜂屋柿」の干柿を使い
創製発売致しましたのが、
当社の代表銘菓「柿羊羹」です。
弊庵は、創業250年以上。
自然の味をそのままに、
本物のお菓子つくりを通して、
柿にこだわり続けてきました。
この「大かき八年」を発刊させていただくことになり、
今まで以上に柿にこだわってゆきたいと思います。
もし、柿についての御質問や御意見・情報がありましたら
どんどんお知らせください。
このメールマガジンを通して
楽しい情報提供の場にしてゆきたいと思います。
よろしくお願い致します。
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・・◆ おおきな柿のまめ知識(67)
「柿の種というお菓子」
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とても甘くて肉厚で、噛むとカリッとした歯ごたえがある柿。
日本の代表的な果実として、全国津々浦々で愛好されています。
熟柿や干し柿は、平安時代の宮中儀式のマニュアル
「延喜式(えんぎしき)」にもすでにその名があるほど。
もう千年以上も、日本人の生活になじんだ食材といえるでしょう。
そんな柿のちょっとした知識を、このコーナーではお届けします。
※ ※ ※ ※
「柿の種」というと、三日月型をした小さな米のお菓子の一種。もち
米を練って型取りし、醤油を塗って焼いた香ばしいお菓子です。今では
誰でも知っているポピュラーな商品といっていいでしょう。
このお菓子が生まれたのは大正12(1923)年。新潟県長岡市のお菓子
会社の主人が、せんべいの型をうっかり踏んでしまい、ひしゃげたまま
の形で米菓子を焼いたところ「柿の種に似ている」といわれたことから、
改良を重ねて柿の種が生まれたそうです。
なお、柿の種におなじみのピーナッツが入ったのは昭和30(1955)年
ごろから。当時、人気のあった柿の種に、売れ行きがあまりよくなかっ
たピーナッツを混ぜて売ったところ大ヒット商品になったようです。
柿って、本当に私たちの暮らしになじんでいますね。
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・・◆ つちやの御菓子
「季節のお菓子」
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甘くて雅な味わい、馥郁とした香りのある御菓子。
「つちや」は250余年の長きにわたって
柿をはじめとするさまざまな御菓子を作り続けて参りました。
このコーナーでは魅力的な「つちや」の御菓子を
ひと品づつ、ご紹介して参ります。
ご購入は、槌谷ホームページからでもいただけます。
(http://www.kakiyokan.com/)
■淡墨のさくら大福■
●3個入 450円 ●6個入 880円
●10個入 1,420円 ●15個入 2,100円
(日保ち3日)
■黒糖饅頭 里の松風■
●10個入 800円 ●15個入 1,200円
●20個入 1,600円 ●25個入 2,000円
●30個入 2,400円
(日保ち5日)
■紅琳果■
●1個入 766円 ●2個入 1,680円
●3個入 2,467円 ●5個入 4,042円
(日保ち10日)
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・・◆ こんなにもある柿のいろいろ
「平味(ひらみ)」
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柿は北海道を除く全国で栽培されており、品種の数は、甘柿が400種
以上、渋柿が700種以上、合計1100種以上あるといわれています。
特に「槌谷」のある岐阜県は、全国でも有数の柿の名産地。さまざま
な柿が育てられています。そんな柿のいろいろを、このコーナーでは紹
介していきます。
■□ 第六十七回 □■ 「平味(ひらみ)」
今回は、北陸・新潟県の柿をご紹介します。
「平味(ひらみ)」は、「平核無(ひらたねなし)」の枝変わり品種
で、1995年に新潟県両津市で生まれました。
果実の大きさは約170グラムと小さく、形は横につぶしたような平たい
円形をしています。10月下旬に熟する不完全渋柿です。
実の色は、明るい橙色です。
同じ新潟で栽培されている、平核無や「こさどかき」、佐渡早生など
と比べると樹勢が弱く、葉の形が楕円形であることなどが違います。
また、刀根早生や孝子丸柿と比べると、果皮の色が黄橙であることな
どが違います。
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・・◆ 柿みる人々 〜芸術と柿との出会い〜
山口青邨
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柿は古くから親しまれてきた果物だけあって、あまたの文芸作品や芸
術品に登場します。素朴で古雅な趣のあるシルエットが、たくさんの作
家の作品にインスピレーションを与えたのでしょう。
ここでは、柿をめぐる芸術についてお話をいたしましょう。
※ ※ 山口青邨 ※ ※
(やまぐち・せいそん)
柿落葉うつくしき紅みな伏せて
※
わが心 やさしくなりぬ 赤のまま
書を愛し 秋海棠を 愛すかな
東京大学の教授でありながら、俳人としても第一人者であった山口青
邨(やまぐち・せいそん)。今回は、彼の俳句をご紹介しましょう。
※
山口青邨(やまぐち・せいそん)は、明治25(1892)年5月10日に岩
手県盛岡市に生まれました。本名は吉郎(きちろう)といいます。
幼少時から勉強ができ、盛岡中学校(現在の岩手県立盛岡第一高等学
校)を卒業した後、東京帝国大学の工学部に入学します。
理系の人間で科学者でしたが、大学在学中に俳句に親しみ、句を詠み
はじめます。
やがて、鉱山学を学ぶかたわら、本格的に俳句にふけり、高浜虚子の
門下に入ります。
やがて、30歳になった大正11(1922)年には、水原秋桜子、山口誓子、
富安風生、高野素十らと東大俳句会を結成します。高浜虚子は、山口青
邨を評して「山口青邨君は科学者である。文学を愛好し,大学で同期で
あった芥川龍之介の作品に傾倒したり夙にホトトギスの写生文を耽読し
たりして居てその方面の素養も相当に深いものが有った」と語っていま
す。昭和4(1929)年には、高浜虚子が復活させた、正岡子規の「山会」
に水原秋桜子らとともに入会しました。
※
青邨はその後、東京大学教授となります。しかし郷里の盛岡を忘れず、
昭和5(1930)年には宮野小提灯と一緒に、盛岡の俳誌「夏草」を創刊
します。さらに戦後には岩手日報の俳壇選者としても活躍しました。
岩手の俳壇育成には、大きく貢献しています。自らの句集としては、
「雑草園」や「冬青空」などを残しています。
※
青邨の俳句の魅力は、土の匂いと故郷・盛岡を題材にした作品が多い
ことでしょうか。写生文の名手でもあって、冒頭の柿落ち葉の句にも、
地面に落ちた柿の葉が、鮮明な赤色を見せてみな伏せているようだと、
明解に語っています。
柿を題材にした美しい俳句といえるでしょう。
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(但し、沖縄県・北海道は840円となります。)
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「大かき八年」を読んでいただき、ありがとうございました。
このメールマガジンは
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毎月1回10日発行。
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発行★編集:槌谷本店 〒503-0876 岐阜県大垣市俵町39番地
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