2008.05.15
<国際派時事コラム>移民受け入れのための教育支援 ― 読者メール特集
読者の集いを7月19日(土)午後4〜6時に
東京・神田の学士会館で開催します。
↓ 週3回更新のブログはこちら
http://plaza.rakuten.co.jp/yizumi
◆■■■国際派時事コラム「商社マンに技あり!」■■■◆
http://www.f5.dion.ne.jp/~t-izumi/
移民受け入れのための教育支援 ― 読者メール特集
■■■■第226号■■平成20年5月15日発行■■■◆
配信誌「商社マンに技あり!」の集いを行います。
日程の調整ができました。
配信誌「商社マンに技あり!」の読者の集い
(主催:配信誌主宰・泉幸男、協力:株式会社フェザード)
1.日時:7月19日(土)午後4〜6時(3時40分開場)
2.場所: 学士会館 203号室
東京都千代田区神田錦町3−28
(地下鉄「神保町」駅A9出口から徒歩1分)
http://www.gakushikaikan.co.jp/info/access.html
3.会費: おひとり 1,500円(会場代・資料代等)
当日、会場でお支払いください。
4.プログラム:
第1部 語学のコツ講座
「英語のキモは句動詞 (phrasal verb) だ」
第2部 「現代詩の瞬間」
詩の朗読をミュージカルふうに行う試み
第3部 トーク 「17の質問」(ゲスト:香坂夏希さん)
ゲストの香坂夏希(こうさか・なつき)さんは、声優や舞台
のお仕事で活躍しているタレントです。
その舞台を拝見しブログでほめたのがきっかけで、所属プロ
ダクションさんとご縁ができました。
(香坂夏希さんのサイト↓)
http://www.feathered.com/talent/natsuki_k/
5.小学生およびそれ以下の児童の参加は、保護者の同伴が
あっても一律にお断りします。ご了承ください。
6.参加申込み:
参加のお申し込みは以下のアドレスに、お名前(本名)と
お住まいの都道府県をお知らせください。定員は96名です。
mailto:t-izumi@f5.dion.ne.jp
(この配信メールに単純に返信する形で送っていただけば、
当アドレスに届きます。)
個人情報は法に基づいて守秘管理し、このイベント以外の使
用は一切ありません。
== == ==
前号「移民庁は<量より質>をモットーに」で、日系ブラ
ジル人移民の子女のための日本語教育の問題を取り上げたと
ころ、読者から幾通ものメールをいただきました。
そのなかから3つご紹介します。
まず、東南アジアのある国にお住まいという方から。
来日タイ人の実例。
これは、もともと知的レベルが高い外国人の成功例という
べきかもしれません。
≪日本語のできない外国人を、年齢で決めた学年に入れると
いう愚挙について。
私の知っているタイ人のポム君は、タイの大学を出た後、日
本の国土交通省(当時 建設省)の所管である 建設大学校に
留学することになりました。
建設大学校では日本語の授業だけですが、日本語ができない
彼がまずやったことは、地元(静岡県は富士市のあたり)の
小学校に入れてもらい、小学1年生の授業に参加したことで
す。
もちろん、日本語上達に従って飛び級。
1年間で6年生まで上がり、その後は建設大学校の授業に参
加して、無事卒業しました。
日本語のレベルは、きちんと文書を書けるほどのレベルで、
ヘタな日本人より しっかりした日本語を しゃべっていまし
た。
彼によると、小学校に入学するに当たっては校長先生の計ら
いがあったとか言っていました。
いくら杓子定規で頭が化石化した日本国の公務員でも、やれ
ばできるということです。もう20年くらい前の話です。
最近ますます「化石化」が進んでいるように感じる日本人の
知能程度では、望むべくもないのかもしれませんが。≫
次のメールは、静岡県在住のかたから。
≪「移民庁:量より質をモットーに」は、同感ですね。
官僚的なお役目仕事は、目に見えやすい数量的な観点から歓
心を買おうとするやり方が多いと思う。
たとえば、公民館の利用状況を参加者人数で統計し、それを
実績として表すというやり方である。
その結果は、興味本位の教養娯楽事業が一番利用効率が高い
ということになる。
現に、地域社会における活動主体がどのような実情にあるか
と言えば、老人クラブ程度のことでもリーダーとしての役割
を果たせる人材が不足していて、活動グループは解散風が吹
いているのが実情だ。
それは、現代社会が人材を質的に養成していないことの表れ
ではなかろうか。
◎育てる人材のイメージがしっかりしているか◎
産業界も人材不足である。労働力としての移民受け入れを推
進することも重要な政策である。
その時に産業界における次代を担う人材のイメージをしっか
りと把握しているかがポイントだ。
外国人が日本へ無目的で入国し、失業して、暮らしてゆけな
いから犯罪に走る、という悪循環が起こっている面もある。
これは彼らを責めるだけでは改まらない。
大事なのは、受け入れる側の国内政策ではないか。
財政能力的にみてもさまざまな試みをする余裕のある日本側
が責任を負うべきだろう。
日本へ行けば、彼らが本国に留まる以上に教育機会を得られ
て、将来の希望が持てる、というような施策が必要だ。
「日本に行けば自分に磨きをかけてくれる」というほどの対
応を保証し、その一方で増えるであろう応募者の入国審査を
厳しくしてゆく。
国際的にも国内的にも、こころよいけじめと緊張感を生むだ
ろう。≫
3通目は、オーストラリアに住んでいたがウンザリして帰
国してきたというかたから。
≪国を秩序立てて発展させて行こうとするならば、一定以上
の知識や若さ、または資金を持った移民だけを受け入れるの
が正解でしょう。
私が住んでいたオーストラリアでは先ず永住権を取るまでに
高いハードルを設けていました。
高い学歴、年齢、資産などでポイントを加算して行くやり方
でしたが、それをクリアした後、一番大事なポイントは
「オーストラリアにどう貢献できるか」
でした。
私の場合はオーストラリア国民の雇用に貢献することと、投
資でしたが、その時代に不足している人材として永住権を獲
得するという手段もありました。
5年ほど前まではITや会計専攻の学生が永住権獲得ができ
る例が多く、中国からの留学生も興味もないのにそれらを専
攻する者が極端に多いようでした。
しかし、最近はこの専攻では点数が随分低くなるようです。
◎フォロー体制もある◎
また、たとえ高い需要のある専攻で永住権を申請しても、英
語のレベルを十分審査されるようになりました。
また永住権を取った後のフォローも外からみている限りは万
全です。
永住権を取得する本人の英語やオーストラリアに関する知識
が十分であっても、一緒に住むことになる家族の知識が全く
足りない場合が往々にしてあります。
それを援助する手段として Tafe(謂わば専門学校)が無料
で英語も含めた基本知識講座を開いてくれます。
無料ですから、ほとんどの移民たちが参加するようです。
そのためオーストラリアには、日本のように言葉もまともに
しゃべれず単純労働に従事する、下層的な移民は少ないよう
に見受けられます。
◎適応期間を設けてバックアップしよう◎
結論としては、
日本も移民を受け入れるのは仕方がないが、受け入れるのは
一定レベル以上の人材とし、
受け入れた後もすぐに国籍(日本国民と同等の権利)を与え
るのではなく、
永住権や国籍の将来的取得を前提とした適応期間を設けて、
バックアップしていくというシステムが必要ではないのでし
ょうか。
配信コラムでご紹介の移民中学生は、日本のシステムの未整
備からくる混乱に翻弄されているわけですね。
早急に是正しないと、そのまま大人になっては取り返しのつ
かないことになります。≫
今回も読者の方々にいろいろ教えていただきました。
わが配信誌の最大の宝はすばらしい読者の皆さんだという
思いを深くします。
===
▲ 後記 ▼
7月19日のイベントのお申込み、お待ちしています。
さいきんのコラム子のブログ記事から ――
インドネシアのウイルス・ナショナリズム
http://plaza.rakuten.co.jp/yizumi/diary/200805020000/
4月18日の『ウォールストリート・ジャーナル』社説によ
ると、インドネシアの保健大臣が鳥インフルエンザのウイル
ス標本をWHO(世界保健機構)に渡すのを拒んでいるとい
うのだが、その主張が驚きで、
「ウイルス標本も知的所有物 (intellectual property) の
一種なのだから、原産国の利権となってしかるべきだ。
いやしくも、わが国の知的所有物が、外国企業によるワクチ
ン開発のためという商業目的に使われるとすれば、渡すわけ
にはいかない」
2014年のソーチ冬季五輪をしゃぶりつくすプーチン一派
http://plaza.rakuten.co.jp/yizumi/diary/200805040000/
ロシアのソーチ (Сочи) で平成26年(2014年)に行わ
れる冬季オリンピックは、プーチン一派のおいしい利権らし
い。
カリフォルニアのエネルギー殖民地主義
http://plaza.rakuten.co.jp/yizumi/diary/200805090000/
カリフォルニア州の電力需要の2割は、隣接するネヴァダ
州、そしてユタ州、さらには遠くニューメキシコ州、コロラ
ド州、モンタナ州の石炭焚火力発電所から調達している。
これは東京電力が福島県や新潟県にある原発に頼るイメー
ジではなく、距離的には朝鮮半島やロシアの沿海州から電力
を買っているようなものだ。
南京事件についての公開質問状 胡錦濤主席に宛てられて
http://plaza.rakuten.co.jp/yizumi/diary/200805100000/
「南京事件の真実を検証する会」(加瀬英明会長/藤岡信
勝事務局長)が、胡錦濤国家主席へ5項目の公開質問状を提
出してくださった。
昭和12年12月の日本軍による南京攻略・占領については、
コラム子も10年ほど前のある日、思い立って国会図書館へ行
き、当月の読売新聞、朝日新聞、日本工業新聞を全ページめ
くって、これと思う記事を拾い読みしたことがある。
南京からの報道はもちろん、市井の短信から雑誌広告まで
時代の空気を嗅いで、「大虐殺」の虚構を確信した。
有名な「百人斬り競争」の捏造記事にしても、東京日日新
聞の記事そのものを読んだら、百人斬りが行われたのは南京
に攻め入る前の戦闘中であって、相手は国民党軍の兵士だ。
百歩譲って事実報道としても、通常の戦争行為だった。
==
<泉 幸男 著>
『中国人に会う前に読もう 第一線商社マンの目』
『日本の本領(そこぢから) 国際派商社マンの辛口メモ』
通 信 販 売 も 受 付 中
http://homepage2.nifty.com/sai/mart/
==
■主宰 泉 幸男(いずみ・ゆきお)
http://www.f5.dion.ne.jp/~t-izumi/
(旗艦ウェブサイト。これまでの号もここで見られます)
http://plaza.rakuten.co.jp/yizumi/
(週に3回ほど更新しているブログ)
■発行者への通信は mailto:t-izumi@f5.dion.ne.jp
いただいたメールは、引用することがあります。
引用内容が政治性を強く帯びたものについては、掲載につ
いて ご本人の事前了解をいただくつもりですが、 この辺の
采配は発行者にお任せいただくしかありません。
発信者氏名は原則として公開しません。公開する際は、ご
本人の事前了解をいただきます。
掲載するメールは、発信者の居住地名(市ないし県名)を
できるだけ書かせていただきたく、それについてお問合せを
することがあります。
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