2008.01.18
★インド・ガネーシャ通信 NO.274★
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インド・ガネーシャ通信 NO.274
2008.1.8
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〜インドをもっと知りたい方 必読!!!〜 <2001年8月3日創刊>
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◆インドを旅したことはあるけれど、インドで生活している日本人はどんな
生活しているんだろう。もしかしたら、旅行者の知らないインドを知ってい
るかも!
◇マカイバリジャパンでは、ニューデリー在住20年以上になるニューデリー
オフィスの石井吉浩をはじめ、インドに駐在している日本人の方々が体験し
たインドを、様々な角度からお届けしております。
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こんにちは! マカイバリジャパンの石井です。
今年もよろしくお願い申し上げます。
吉野さんの原稿はお正月に届きましたが、配信が遅れて申し訳ございません。
私事で恐縮ですが、先日5年間の闘病生活をしておりました87歳の母を見送
りました。お坊さんの見事なお経を聴きながら、吉野さんの原稿と10年前に
訪れたインドのお釈迦様の聖地を思い出していました。
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◇◆ ニューデリー駐在員便り VOL-151◇◆
byーニューデリー在住 吉野 宏
〜聖地巡礼(クシナガラ)〜
新年、明けましておめでとうございます。
お釈迦様の4大仏跡の一つ、涅槃の聖地、クシナガラ(幸福の街と言う意
味の大涅槃寺より新年のご挨拶を申し上げる。元旦午前6時開門と共に一番
に参詣し大涅槃仏に新年のご参拝、ご祈願を申し上げた。誠に心穏やかな
清清しい元旦を迎えることが出来た。
ここはお釈迦様80歳の旅路の最後の終着点。昨年はこの時期に南の伝道の
中心地ラージギル(王舎城)・ナーダンダへの聖地巡礼を行ったが、ここは
この旅路の出発でもあった。作家・五木寛之は2006年この400KMに及ぶ仏陀
最後の旅を実体験し、「21世紀 仏教への旅」と言う著書を出版し2007年1
月7日NHKで放映された。私は400Kmの旅する時間的余裕が今はないので、
今年一足飛びに終着点にやって来た。仏陀生誕の地ネパールのルンビ二
までは北に約180Kmでそんなに遠くはない。時は紀元前383年頃、今から
ざっと2390年前くらい。場所は当時マッラ国の都クシナガラの沙羅双樹林。
現在で言えばデリーの北東、ウッター・プラデッシュ州のカシアの街はずれ。
デリ ーより夜行寝台列車、特急バイシャーリー号で片道13時間かけてゴラ
クプール(デリーから752Km)に行き、そこから車で東に1時間半(65Km)
のところにある。
ゴラクプールは、私の出身である化学プラント業界では歴史的に有名な場
所で、インド肥料公社ゴラクプール工場がある。この工場建設は、日本から
輸入する機材向け資金として日本が供与した円借款1号案件として知られる。
今年は丁度円借款50年周年にあたる。仏陀の涅槃の地一体の農業振興向けに
日本が言わばインドに恩返しをした最初の案件とも言える。場所も仏陀ゆか
りの地に近い。この工場は通称ルンビ二街道を北上したゴラクプールの街は
ずれにある。j私の先輩諸氏はこの地にデリーより電車でよく通った所と昔
話によく聞かされた。
私はインドと仕事の縁が出来て20年余りとなるが、漸く 先輩の偉業の地も
同時に訪問する機会を得た。
さて、インド人ガイドに何故お釈迦様がここを涅槃の地に選んだのか?
質問した所、次の3つ理由があるとの説明があった。
1)涅槃の後、形見分け、特に仏舎利の分配で争いが起きることを想定し争い
が起きない様にする人物がいる事。
2)それなりに最後の弟子になる人物がいる事。その人物とは120歳のバラモ
ン僧スバトラであった。そして、釈迦様より先に入滅したと言う。
3)伝道した国々の中間に位置して、信者がお参りし易い所。
【写真1】 大涅槃寺 初日の出
http://www.makaibari.jp/mailmagazine/ganesha/200801181.jpg
●手前がドーム型の白亜の殿堂。その中に涅槃像が 横たえら
れている。この裏の東側には大仏塔がある。
http://www.makaibari.jp/mailmagazine/ganesha/200801182.jpg
●南西より望む。
http://www.makaibari.jp/mailmagazine/ganesha/200801184.jpg
●北西より望む。2本の沙羅双樹の記念植樹。
http://www.makaibari.jp/mailmagazine/ganesha/200801183.jpg
【写真2】 北枕で西側を向いた涅槃像(紀元5世紀のグプタ朝の作品と言
われており、金箔が張られ着衣されている。)
http://www.makaibari.jp/mailmagazine/ganesha/200801185.jpg
【写真3】 荼毘塔、涅槃に入られた仏陀を荼毘に付した場所。
舎利はクシナガラ城内に安置された後ゆかりのあった8大王国に
均等に分配されたと言う。
http://www.makaibari.jp/mailmagazine/ganesha/200801186.jpg
【写真4】ゴラクプ-ルからクシナガラに向かう道沿いにある沙羅双樹の
密林
http://www.makaibari.jp/mailmagazine/ganesha/200801187.jpg
【写真5】 クシナガラは現在サトウキビの収穫の時期。
又、芥子菜の花が咲き始め初春を迎えている。
http://www.makaibari.jp/mailmagazine/ganesha/200801188.jpg
合掌
2008年元旦 聖地クシナガルにて
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