目指せスキューバダイバー(ダイブマスターにトライ) |
2006.05.13
目指せ☆スキューバダイバー
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目指せ☆スキューバダイバー(ダイブマスターにトライ)
メールマガジンNo.67 2006年5月12日
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水温も上がってついにウエットの季節になりました。うれしい限りです。
いままで私は海水温は、気温の上昇に伴って徐々に上がるものと思っていまし
た。
ところが、そうではありませんでした。当然気温が上がれば水温も上がるで
しょうが、一気に上がるのです。
室戸の水温ですが、この5月3日に潜った時は18℃でした。辛抱してウエ
ットで潜りました。う〜さぶっ!
ところがなななんと、5月5日は22℃に上がっているのです。
原因は黒潮の接岸でした。「今日は沖で風が強いんで、黒潮が吹き寄せられ
たんじゃ!」と知り合いの漁師の方は言いました。まさか風で吹き寄せられる
とは思われませんが(いや!あるかもしれません。昔からの言い伝えのようで
すから)、まっ、何はともあれ暖かいことはいいことです。
さあウエットでドンドンゆくぞ〜。
最近室戸で潜っていて、ふと気付たことがあるのですが「オニヒトデ」が時
々見られるのです。以前はあまり見た記憶がないのですが・・。
室戸はサンゴがあまりありません。場所によってはあった(過去形です)ので
すが、今はありません。一昨年の台風でほとんど全滅状態です。
それなのにいったいかれらは何を食べているのでしょうか?
オニヒトデはものの本によりますと、1個体から数百万から一千万個の卵を
産みますが、殆どが他の生物に食べられたり餓死してしまい成熟オニヒトデに
なるのは1、2個だそうです。ただ、おもしろい事にオニヒトデの卵はサンゴ
虫に食べられる事が多いそうです。皮肉ですね。
こうして生き延びたオニヒトデは、幼生時は深場に潜り海藻などを食べて大き
くなり、3年後に成体(約20cm)になって浅場に上がりサンゴを食べ始めます。
***オニヒトデの生態***
・夜行性で、正常生息密度は数個体/平方キロ
ということは私がダイビング中に2〜3個体見るということは、やはり少し
多いのかもしれません。いやこれはサンゴ礁のはなしですから、エサのない室
戸ではかなり多いということではないでしょうか?
・1個体あたり年間50〜200kgのサンゴを食べる。重さだとちょっとイメージ
がわきませんが、面積にすると年間約10平方メートルのサンゴを食べる。
・餓えに強く半年食べなくても死なない。
好みは成長のはやいミドリイシ、コモンサンゴ類
・天敵はホラガイで、これに対してはオニヒトデの棘は防御の役にたたない。
ただホラガイの絶対数が少ないので、オニヒトデの数を減らすほどの効果のあ
る天敵ではない。
・冬の水温が15度くらいないと越冬できない。
・寿命は6〜8年らしい。
***オニヒトデの駆除***
沖縄では定期的に大発生があり、そのたびに駆除をしています。
駆除の方法としては様々あるようですが、
1)オニヒトデに薬剤を注入する。
硫酸水素ナトリウムを注射器で注入する。注射したオニヒトデは24 時間ほど
でほぼ100%死にますが、注射直後は注射していないものと区別がつかないので
効率が悪い。またコストがかかるなどの問題があり、現在は採用されていない。
2)水中で切断する
オニヒトデの体をいくつかの部分に切断するというものです。しかし,切断
された部分が再生し,かえって数がふえるのではないかという心配があるのと
作業員がオニヒトデ切断作業中に棘に刺されることがよく起こるといった問題
がある。
2つに切断すると増えるが、4つだと死ぬという説もあります。
3)串などでオニヒトデを集めて陸上で処分
現在採用されている方法です。駆除した数が明確でまた死体を残さないとい
う利点がありますが、一匹ずつのオニヒトデをボートに取り上げ、港まで運搬
しトラックに積みこみ、運搬して埋めるというかなりの労力が必要であり、ま
た、ダイバーはじめボート上で作業をする人や取り上げたオニヒトデを埋める
作業に携わる人に刺傷の確率が高いという問題がある。
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昨年はお隣の和歌山で異常発生があったそうで、今年もその影響が心配され
ます。
大発生の原因は今でもよくわかっていません。
大発生の度に、前述したように駆除をしていますが、すべてうまくいってい
ません。費用がかかりすぎるので予算切れで中途半端に終了しているらしいの
です。
和歌山などで増えるということは地球温暖化の影響などもあるのかもしれませ
ん。
とにかく美しいサンゴが減小してゆくのは悲しいことです。
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ホームページ見てくださいね。
http://www.f4.dion.ne.jp/~oonishim/circle/DCtop.htm
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