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自然人通信


2007.04.13

自然人通信【Vol.17】〜加賀野菜の春、到来ですよ


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  北陸の自然と文化、エコを考える  自然人通信
                   【Vol.17】2007.4月号
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◎=== 北陸三県にお住まいの方と全国の北陸ファンの皆さんにお届けする ===◎
        季刊『自然人』のメールマガジン版です。


 自然人編集長の若井です。

 能登半島地震からすでに3週間近くがたちました。いまだに避難所での生活を
余儀なくされている方を始め、被害に遭われた方やご親戚や知人が被害に遭われ
た方へ、心よりお見舞い申し上げます。


 私自身、日本で一番有感地震の少ない金沢に住むようになって、地震に対して
備えるという気持ちが薄れて、しかも「ここは大丈夫」といった変な自信みたい
なものさえ芽生え始めていたような気がします。以前、住宅メーカーの方が、
「北陸では耐震・免震住宅に対して関心が薄い」といわれていました。確かに、
めったにやってこない地震にお金をかけることに躊躇してしまうのもわからなく
はありません。

 しかし、当たり前のことですが、地震はいつどこで起こるかわからないという
ことを今回、つくづく思い知らされました。

 私の方にもお見舞いのメールやお電話をたくさん頂戴しました。この場を借り
て御礼申し上げます。幸い、こちらは机上の資料が落ちたくらいで、被害はあり
ませんでした。

 能登の一日も早く復興を願うとともに、そのためには能登の基幹産業である観
光の振興が欠かせないと思います。

 『自然人』や自然人ネット、そしてこのメルマガでは今後、観光誘客につなが
る情報を、積極的に発信してまいりたいと思います。

 多くの人が能登を訪ね、泊まったりお土産を買って上げるということもこれか
らの能登を元気にします。

 もうすぐゴールデンウィークですが、ぜひ能登へお出かけください!

 また、皆様方も、おすすめの情報がありましたら、自然人ネットへご投稿、あ
るいはメール等でお知らせいただけると幸いです。


◆== CONTENTS ========================================================◆

 『加賀野菜 それぞれの物語』 …… いよいよ発売!!
 「春、さんさん」写真募集中! …… 1名様にギフトカードプレゼント
  春といえば新入社員     …… 自然人編集部の新人さん自己紹介

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◆待望の加賀野菜をひも解く本が誕生します◆
 『加賀野菜 それぞれの物語』4月上旬発売!
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 加賀野菜という名前はもはや全国区といえますね。
 名産品の地域ブランド化が盛んですが、加賀野菜は京野菜に次いでブランド化
に成功した事例ともいわれます。

 しかし、そもそも「加賀野菜」というブランドを作ることが目的ではなかった
のです。

「地域に根付いてきた伝統野菜があって始めて作ることができる郷土料理がたく
さんあったりと、野菜はその地方の食文化を支える重要な役割を担っている。だ
からこれがなくなってしまうとその土地の食文化の崩壊にもつながる」

 「加賀野菜」の名付け親であり、加賀野菜保存懇話会の会長として加賀野菜の
復興に尽力されている松下良さんは、そう教えてくださいました。

 そもそも、野菜の復興と聞いてもピンと来ない方がほとんどではないでしょう
か?
 大根は大根、蓮根は蓮根、ネギはネギに変わりないんじゃないかと。

 では、「昔の野菜は違う味だった……」と思ったり、「同じ蓮根なのに、加賀
れんこんはまったく食感が違う」と感じたことはありませんか?

 産地の違いだけと思われがちですが、実は品種も違うんです。今の世の中に流
通しているほとんどの野菜は一代交配種といわれるもので、その名の通り、一代
限りのもの。
 一方、加賀野菜など昔からある野菜は、固定種といわれ、昔からその土地で作
られて種を継いできたものなんです。

 一代交配種は、栽培しやすく形が揃いやすいように品種改良され、生産者や流
通業者には喜ばれ、しかも消費者も形のよさから好んで買うようになりました。

 ただし、ここに大きな問題がありました。形は良いけど太鼓のバチのように堅
くてなかなか煮えないネギとか、味や食感は二の次の品種改良を行ってきたこと
です。これが、先の「昔の野菜は……」という感想につながります。

 松下さんは「このままでは加賀料理も作れなくなってしまう」と危機感をいだ
き、一代交配種に席巻された市場に固定種を戻すため、生産者や流通、販売に携
わる人々を集め、加賀野菜の復興に乗り出しました。そのおかげで加賀野菜は残
ったわけです。
 そしてその味の良さから人気に火がついて、最近ではブランドとして確立され
つつあるということです。

 このように、加賀野菜といわれる所以や、金沢の文化と歴史とも密接な関係を
持つ伝統野菜のことを紹介する本というのは実はほとんどありませんでした。

 この『加賀野菜 それぞれの物語』は、その立役者、松下良さんが執筆するは
じめての加賀野菜読本です。美味しい野菜と金沢が好きな方はぜひご一読くださ
い。

 定価1,800円で4月16日頃には北陸の書店店頭に並ぶ予定(全国の書店でご注
文いただけます)。

 ちなみに帯書きの推薦文は料理の鉄人、道場六三郎さん。特別寄稿は山出保金
沢市長です。加賀野菜15品目の野菜と畑の写真は1年がかりで全部カメラマン
が撮りおろし、この写真も見ものです。

 ▼詳しくは、橋本確文堂のHP
  http://www.mba.co.jp/publication/index.html

 ▼または、アマゾンのHPで「加賀野菜」で検索すると詳しい情報が見られま
  す。もちろん購入も可。
  http://www.amazon.co.jp/

┌─────────────────────────────────┐
│語り継いで欲しい金沢に根付いた野菜達のストーリー         │
│ 加賀野菜 それぞれの物語                    │
│ *加賀野菜全15品目撮りおろし写真&詳細データ付き        │
│                                 │
│ 定価 1800円                        │
│ A5判 ハードカバー 本文168ページ(うちカラー32ページ) │
│ 松下 良 著 2007年4月中旬発行               │
│                                 │
│ ○販売予定店舗                         │
│  うつのみや・勝木書店・北国書林・きくざわ書店・ブックスなかだ │
│  明文堂・リブロ・文苑堂など北陸三県の書店で発売します。    │
│ ○北陸以外                           │
│  全国の主要書店でも販売する予定です。発売時期は多少遅れる可能 │
│  性があります。販売店舗につきましてはお尋ねください。なお、ご │
│  注文でしたら全国のほとんどの書店で可能です。         │
│ ○ネット書店                          │
│  アマゾン・bk1・セブンアンドワイ・楽天ブックスなど     │
│  ※アマゾンでは先行発売中!                  │
└─────────────────────────────────┘


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◆春といえば新入社員◆
 自然人編集部の新人さんからおすすめ情報です!
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 今年の春から編集制作の一員となりました、角谷です。社会人としてはもちろ
ん、人生においてもまだまだ駆け出しの新人ですが、よろしくお願いします。

 さて、今回は生まれも育ちも金沢のわたしがおすすめの品を紹介したいと思い
ます。

 金沢といえばわたしが思い浮かべるのは水飴。あめの俵屋というお店をご存知
でしょうか?
 俵屋の飴はお砂糖を使用していません。原材料は良質のお米と大麦だけ。
 そのため色はやさしい琥珀色。穀物の甘さが魅力の、昔ながらの自然食品です。

 そのまま食べるだけではなく、料理のお砂糖・みりん代わりにも。
 わたしはコーヒーにいれています。水飴とコーヒーが調和して、とてもおいし
いですよ。

 食べたことないという方、一度試してみてはいかがでしょうか。

 ▼気になった方は「あめの俵屋」ホームページへ
  http://www.ame-tawaraya.co.jp/

 ◎今後、取材などで皆様にお会いする機会もあるかと存じます。どうぞよろし
  くお願いします。

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◆さくら、咲く◆
 能登の皆さんにぜひ見ていただきたい、さくらの木
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 金沢ではソメイヨシノが満開です。

 奥能登の皆さんは今年は花見どころではないでしょうが、こんな時こそ、思い
出したいさくらの木が輪島にあります。

 その木は「荘川七郎」と名づけられたエドヒガンで、輪島漆芸美術館の庭にあ
ります。
 この木の親は、岐阜県の御母衣湖畔に佇む荘川桜。
 ダムの湖底に沈むところを世紀の大移植で見事よみがえらせた……、その話は
NHKの今は無きプロジェクトXで放送され、ご存知の方も多いでしょう。
 そして、その様子をずっと見続け、さくらの生命力とさくらに込めた人々の思
いに深さに強く心を打たれ、「太平洋と日本海をさくらの道で結ぼう」と決意を
して、さくらの植樹に命を懸けたのが旧国鉄バス名金線の車掌だった故・佐藤良
二さんです。
 佐藤さんの偉業は教科書に載ったり、映画にもなりましたのでご存知の方も多
いでしょう。『自然人』4号でも詳しく紹介しましたし、このメルマガでも何回
か紹介していますね。

 1976年、佐藤さんの考えに共鳴した輪島市の小学校の校長先生のもとに届
けられたさくらの苗木がこの「荘川七郎」でした。佐藤さんが何年もかけてよう
やく成功した荘川桜の実生から育てた貴重な苗です。彼は荘川一郎、二郎とひと
つひとつに名前をつけて愛しんだそうですが、現在ではその所在がわかっている
ものは少ないそうです。
 このさくらにはそんな佐藤さんの、さくらをそして人間を愛する心が宿ってい
るはずです。

 残念ながら輪島漆芸美術館は被災のため現在は休館中ですが、ただし、下記の
美術館のHPでは今年の「荘川七郎」の満開の姿を掲載していますので、ご覧く
ださい。

  http://www.city.wajima.ishikawa.jp/art/

 さらに、この荘川七郎の実生から育てた子どもが「荘川孫七郎」と名づけられ
て七尾市のわくらの郷公園にあります。

 佐藤さんの心がこもったさくらだけに、今年はいつも以上に見事に咲いて、能
登の人々の心に明かりを灯してくださることでしょう。

 自然人ネットでは桜の特集をしています。
 ぜひ、2007年のお花見のご予定にお役立てください。

 ▼自然人ネット

 イベント情報「さくらまつりに出かけよう!」
  http://shizenjin.net/event/feature.html

 お出かけガイド「名桜に会いに行こう」
  http://shizenjin.net/guide/sakura/index.html

                         (自然人編集長 若井)

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◆『自然人』12号 好評発売中!◆
 「北陸の春を彩る 野の花」を特集
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 「もうタンポポを食べましたか?」
 これは『自然人』12号を見た人のあいだで交わされている挨拶です。

 まだタンポポを食べていない人は、書店へお急ぎください。

 『自然人』12号は、北陸の主要書店と東京と関西の一部書店などで好評発売
中です。売り切れの場合などもございますのでご注意ください。

 ▼自然人ネット「雑誌コーナー」からもご注文いただけます。
 http://shizenjin.net/magazine/index.html

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 ◎お急ぎの場合は、下記がおすすめです。

 ▼雑誌のオンライン書店「富士山マガジンサービス」(カード決済対応)
 http://www.fujisan.co.jp/Product/1281680756/


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◆北陸の「春、さんさん」写真募集中!◆
応募者の中から1名様にVISAギフトカードプレゼント
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 3月〜4月は「春、さんさん」をテーマに写真を募集しています。期間中ご応
募いただいた方の中から抽選で1名様にVISAギフトカードをプレゼント。ふるっ
てご応募ください。

 詳しくは下記の自然人ネットをご覧ください。

 ▼自然人フォトコミュニティー
 http://shizenjin.net/photo/index.html




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 最近新しい温泉の開拓ができておらず、「ほくりく三県ひとっ風呂」はお休み
します。 ごめんなさい……。

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  このメールマガジンは、『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ を利用して発行
  しています。解除は http://www.mag2.com/m/0000086344.htm からできます。
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 最後までお読みくださり、誠にありがとうございました。

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     季刊情報誌自然人編集部/編集人 若井 憲      
    921-8025 石川県金沢市増泉4-10-10 (株)橋本確文堂   
         電話076-245-3340 FAX076-245-3317
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  北陸再発見プロジェクト 自然人ネット ⇒ http://shizenjin.net/
  メルマガへのご意見等は、下記のフォームにてお願いします。
  ⇒ https://shizenjin.net/contact/index.php
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