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ぼーる通信


2006.10.01

ぼーる通信 〜Voice From The Dreamfield〜 第217号


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  ぼーる通信 〜Voice From The Dreamfield〜 第217号

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☆ This Week's Contents 【今週のお品書き♪】

 《Dream1》 『俺が好きなスポーツ』 ダイスポ
 《Dream2》 『嵐と地震とエンジェルス』 3:16
 《Dream3》 『Bay Area Watch 2006』 小女子

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★ お品書きその1 『俺が好きなスポーツ』 ダイスポ

 現代USスポーツ人名録
 第25回 ライダーカップ(ゴルフ)

 スポーツを愛する皆様、ご機嫌いかがでしょうか。
 アメリカのスポーツ界を代表する選手やコーチを紹介しており
ます「現代USスポーツ人名録」。今月はその25回目です。

 さて今回の「俺スポ」では、ゴルフを取り上げることにいたし
ましょう。
 9月22日〜24日にかけて、アメリカPGAツアーと欧州ツアーの代
表チームが2年に一度激突する第36回「ライダーカップ」が、アイ
ルランドのストラファンにあるKクラブで行われました。このラ
イダーカップは、米国vs世界選抜チームで戦う「プレジデントカ
ップ」と並ぶゴルフ界の対抗戦として、世界中のファンにおなじ
みの存在となっています。

 1927年から始まったライダーカップは、米国対英国の対抗戦、
というのが本来のフォーマットでした。しかし、アメリカと全英
チームでは実力の差が大きく、アメリカチームの勝利に終わるこ
とが多かった為、ライダーカップへの関心がだんだんと薄れるよ
うになってしまいました。そこで1979年からは、欧州チームへ枠
を広げるという現行の大会形態へ変更されました。この間にヨー
ロッパでは、セベ・バレステロス(スペイン)などの名ゴルファ
ーが多く輩出されて、徐々に米国との実力差を縮めていきます。
そして1985年からのここ20年あまりでは、逆に欧州がアメリカチ
ームに対し、優位な状況となっていきました。

 1995年以降に行われた、5度のライダーカップにおける対戦に
おいては、米国チームはわずか1度しか勝っておりません。1999年
には、最終日に劇的な逆転で劣勢を一気にひっくり返し、奇跡の
勝利でカップ奪回に成功したものの、過去2回は共に完敗。とりわ
け2004年度は、ミシガン州のオークランド・ヒルズというホーム
での開催だったにもかかわらず、総合成績18と1/2−9と1/2という
記録的な大敗を喫してしまったのです。今回はアウェーでの対戦
という事もあり、欧州有利の下馬評が戦前から高かったのですが、
ゴルフ世界最強のアメリカ、という威信にかけても、屈辱の3連
敗だけはなんとしても阻止しなければなりませんでした。
 重大な役目を荷う、米国チームの主将はトム・レーマン。そし
て代表メンバーには、皆様ご存知のタイガー・ウッズやフィル・
ミケルソンをはじめ、ジム・フューリックやクリス・ディマルコ
などの強力メンバーがタイトル奪回のため、敵地・アイルランド
へと乗り込んだのです。しかし、迎え撃つ欧州代表もこれまた多
士済々。ウェールズ出身の名ゴルファー、イアン・ウーズナムが
キャプテンで、ライダーカップで豊富な経験を持っているスコッ
トランドのコリン・モンゴメリーに、北アイルランド出身のダレ
ン・クラークが出場。またスペイン出身のセルジオ・ガルシアと
ホゼ・マリア・オラザバルに加えて、今回がライダーカップ初出
場となるスウェーデンのヘンリク・ステンソンと、バランスの取
れたメンバー編成でタイトル防衛に自信を覗かせていたのです。

 さて、ここで話はガラリと変わります。9月12日にヤンキースタ
ジアムで行われた、ヤンキース対タンパベイ・デビルレイズ戦は、
松井秀喜がケガから鮮やかな復活をとげた試合として、日本でも
ご覧になった方が多いことでしょう。実は、この試合で始球式を
勤めたのがレーマンでした。私は球場で、この始球式の模様を見
ていたのですが、なんとレーマンの投げたボールはキャッチャー
の頭上をはるかに超えて、とんでもない暴投となってしまったの
です。もちろん始球式ですから、それ自体は笑って済ませられる
ような出来事だったのですが、しかし私は、彼がマウンドに現れ
たとき「もしレーマンがストライクを投げることが出来れば、ラ
イダーカップで米国が快勝する。しかし、ボールを投げればかな
り苦戦する」という予想を立てていました。もちろん、この時点
では何の根拠もない勝手な予測に過ぎませんでしたが、この予感
は、後に的中することになるのです。さてライダーカップでは、
最初の2日間では1チーム2名による対戦で勝敗を争った後、最終日
のシングル対決で雌雄を決する対戦方式が採用されています。勝
ちはポイント1、引き分けは0.5、そして負けたチームは0点となり、
3日間の総合点で、最終的な勝敗が決定します。
 さて初日午前のフォーボール(それぞれが打ち、良いスコアを
採用)、そのファーストマッチにレーマンは、ウッズ&フューリ
ック組と言う強力ペアをいきなり起用してきました。エースで勝
って、一気にスタートダッシュを切ろうと言う作戦だったのでし
ょう。対する欧州ペアは、モンゴメリーと地元アイルランドのパ
ドレイ・ハリントン組。そしてレーマンの目論見どおり、ウッズ・
フューリック組が欧州ペアを破る好スタートを切ることに成功し
ました。だが、ここから欧州の快進撃が始まります。ガルシア&
オラザバルのスペインコンビが勝利を収めると、クラーク&リー・
ウエストウッド(イングランド)組もミケルソン&ディマルコ組
を破り、あっさり逆転。また午後のフォーサム(ボールを交互に
打つ)では接戦の展開ながら、ウッズ&フォーリック組がガルシ
ア&ルーク・ドナルド(イングランド)組に敗れてしまい、初日
が終わってみれば5−3と、欧州が2ポイントのリードを付けること
に成功しました。アメリカは初日からリードを奪いたかったのが、
逆の結果となり、カップ奪回に向けていきなり暗雲が生じてしま
いました。

 そして翌23日の2日目に入ると、欧州の優勢・米国の劣勢はさ
らに明らかなものとなっていきます。この日も午前のフォーボー
ルで強さを見せたのが、ガルシア・オラザバルの「無敵艦隊」コ
ンビ。ミケルソン・ディマルコ組を撃破して、欧州に貴重な1ポ
イントをもたらすと、クラーク・ウエストウッド組もウッズ・フ
ューリック組を破ります。米国は、頼みの綱であるはずのウッズ、
ミケルソン達があっさりと相手の軍門に下ったことで、憂いの色
はさらに深まる一方。これでは相手に追いつくどころか、ポイン
ト差をさらに広げられるばかりになってしまいます。一方、勢い
に乗ったガルシアの快進撃は午後のフォーサムでも止まらず、ド
ナルドと組んでミケルソン&デイビッド・トムズ組にまで勝利を
収めてしまいました。追い詰められた米国は、ウッズ&フューリ
ック組がなんとか一矢を報いましたが、時既に遅し。この日も初
日同様、3−5と欧州に遅れを取り、2日間合計ではなんと6−10の
大差を付けられてしまったのです。特にウッズの調子が上がらな
いのは、米国にとって大誤算。今季メジャー2勝を挙げた、あの
強いタイガーの姿をアイルランドで見ることは出来ませんでした。

 24日の最終日はシングル対決ですが、欧州は最低でも4勝をマー
クすれば、カップ防衛が決定します。崖っぷちに立たされた米国
の望みは、同じスコアから最終日に大逆転を成し遂げた99年大会
の再現を目指す、と言う事だけでした。しかし欧州勢は勢いづい
ており、自信を深めていました。この日最初の対戦となった、ト
ムズとモンゴメリーのマッチプレーでは、1アップでモンゴメリー
が勝利を収めました。1敗も出来なくなった米国は、続くスチュワ
ート・シンクがガルシアに快勝。フューリックはポール・ケイシ
ー(イングランド)に敗れましたが、続くウッズがカールソンか
ら白星を奪い、最初の4試合ではイーブンの展開となりました。
しかし五分の星では、もはや米国に勝ち目はありません。ウッズ
の勝ちでも波に乗っていけないのが、今回のアメリカチームの苦
しみを現していました。この後はミケルソンがオラザバルに敗れ
るなど、欧州の一方的な展開となり、終わってみればシングル合
計8勝3敗1引き分け。3日間の総合成績では、18と1/2−9と1/2と
再び9ポイントの大差をつけて、破竹の3連覇をついに成し遂げた
のです。

 今回、ライダーカップの決着がついたのは、クラーク対ザック・
ジョンソンの対戦でした。16番ホールで勝ちが確定した時、高ぶ
る感情をなんとか抑えていたクラークは、キャディに抱きついて
肩を震わせました。そしてウッズも彼を祝福し、がっちりと抱き
合い健闘を称えました。妻を病気で亡くした直後で、ゴルフの事
を考える余裕すら失っていたクラークが成し遂げた奇跡の瞬間。
大会通算3戦3勝とウーズナムの期待に応え、神がかり的な活躍で
欧州の3連覇に大きく貢献したのです。もちろん、チームを預かる
立場のウーズナムにとっても主将の重責を果たし、アメリカを破
ったことは、彼の長いゴルフ人生の中でも至福の時でした。ライ
ダーカップを掲げて、歓喜に沸く欧州。米国を完膚なきまでに圧
倒し、再びタイトルを防衛に成功したヨーロッパチームに対し、
観衆は「♪オーレ、オレオレオレ」と、サッカーでおなじみの応
援歌を歌って祝福しました。そして最後はアイルランドらしく、
当地の名産黒ビールで祝杯を挙げたのです。

 さて、今回も良いところ無く敗れた米国については、ライダー
カップに対する欧州との温度差、みたいなものを感じてしまった
のは確かです。今回私は米国内での報道と、英国のスカイスポー
ツなど英国系のメディアを見比べながら、試合進行をチェックし
ました。欧州が圧勝したためイギリスでの扱いが大きくなるのは
当然かもしれませんが、スカイスポーツ・ニュースではこの試合
結果について、かなり時間を割いて報道していたと思います。そ
して英国の新聞『タイムズ』(米国発行版)でも、カップを掲げ
るウーズナムの写真をスポーツ面トップで掲載しておりました。
そして見出しは”Easy Ryder”。

 ライダーカップは賞金ではなく名誉を重んじる大会のため、選
手によってはどうしてもモチベーションの維持が難しく、100%の
結果が出ないのも無理はないと思います。ただ、それ以上に私が
感じたのは、アメリカ人ゴルファーの国際試合に対する意気込み
の問題でした。彼らもプロのアスリートですから、勝負に勝ちた
いには違いありませんが、本来は各国の寄せ集めであるはずの欧
州チームの方が、まとまりがあったように思えて仕方がありませ
んでした。これはヨーロッパ人アスリートの、スポーツの国際試
合に対する姿勢、思い入れの強さとダブらせてみることは無理が
あるでしょうか?

 ゴルフだけにとどまらず、今年に入ってアメリカ代表は、スポ
ーツのイベントで不本意な成績で終わることが多いように思いま
す。まず冬のトリノ五輪では、アイスホッケー競技でベスト8止ま
り。春のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でも不本意
な形で準決勝進出すら逃し、ワールドカップ・ドイツ大会でも、
前回のベスト8から一転して一次リーグで敗退。バスケットボー
ルの世界選手権でも、男女揃って金メダルを逸してしまいました。
そして、今回のライダーカップにおける惨敗。アメリカのスポー
ツファンは国内志向、地元志向のファンが比較的多いのでそれほ
ど騒ぎにもなりませんが、やはりこういう結果が続くようでは
「世界一のスポーツ大国」という看板が、少々色あせて見えるの
も確かです。
 ウーズナムが優れたキャプテンシーを発揮し、クラークらを中
心にしっかりと結束を固め、大一番で圧倒的な強さを発揮した、
ヨーロッパの優位は今後も続いていくのか。逆にアメリカが威信
をかけた巻き返しに出るのか。次回大会は2年後の2008年、ケン
タッキー州のルイヴィルで開催されることが既に決まっています。

 いかがでしたか。ライダーカップについて、もっと語りたいと
ころではございますが、

〜♪あまり長いは皆さんお飽き ちょいとここらで変わり〜まぁす〜

 それでは、また来月!

(ダイスポ)

 ダイスポワールド http://www.daispo.com/

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★ お品書きその2 『嵐と地震とエンジェルス』 3:16

 第57回 Rosterに載らない男?

 8月9日、あのホゼ・カンセコの入団したロングビーチ・アラメ
ダがフラートンのグッドウイン・フィールドにやって来るとあっ
て、いそいそとゴールデン・ベースボール・リーグ(GBL)のゲー
ムを観に行って来ました。

 GBLにつきましては、第42回、45回をご参照いただけますと、
ああ、あれか、と思い出していただけると思います。 
 サムライ・ベアーズは惜しむらくも昨年1年のみの活動で撤退
してしまったんですよね・・・。 

 ぼーる通信バックナンバーはこちらでご覧下さい。(ぼーる通
信公式HP)
> http://www2u.biglobe.ne.jp/~Salvador/Balltsushin/Balltsushin.htm

 私はもうひとつ、Toshi Sasaというフラートン・フライヤーズ
に所属している大阪出身のプレイヤーを見るのを楽しみにしてい
ました。 
 近畿高校から、Lewis-Clark State Collegeというアイダホの
名もない大学を経て、フライヤーズ入りしたプレイヤーです。 

 Lewis-Clark State Collegeでのプレイヤー紹介 
> http://www.lcsc.edu/athletics/Baseball/2005/Playerprofiles05/Sasa05.htm

 この人の記事が、メジャーのオールスターの頃にLAタイムズに
載ったんですよ。 

「A Visa Doesn't Pay His Bills」 
> http://www.latimes.com/sports/la-sp-amateur11jul11,1,4377074.story?coll=la-headlines-sports&track=crosspromo (要登録)

 ワーキング・ビザが取得できない故、夢を追うために無給でプ
レイしているプレイヤーとしての紹介でした。 

 記事によりますと、メジャー傘下のマイナーリーグ・チームは
たいていの場合、親チームでまとめて50から80くらいのワーキン
グ・ビザを用意し、そこから割り当てて貰うようになっているら
しいのですが、GBLのような独立系のマイナーチームの場合、3人
までワーキング・ビザを発行できるという通例になっているのだ
そうです。 
 その上、昨今は一般的に米国でのワーキング・ビザの所得につ
いては政府方針で年々移民局がビザの発行を渋ってきているとい
うこともあり、GBLのような新興のリーグは、少なくとも3年以上
経過するまでワーキング・ビザの発行が出来ないのだそう。ちび
しーですね。 

 つまり、Sasa外野手は、ワーキング・ビザを取得できないため、
90日間有効の観光ビザでプレイしており、給料を受け取るわけに
は行かないのだ、ということです。 

 シーズンは、6月に始まり8月末までのちょうど約3ケ月で終了
します。 

 昨年、独立系のマイナー・リーグでは約1500名中、6名が無給
でプレイしたそうです。 

 LAタイムズの記事に載っていた写真 
> http://www.latimes.com/media/photo/2006-07/24321804.jpg

 プロチームでアマチュアとしてプレイするって言うのは、ど
んな感じなのでしょう? 

 前回にもお知らせいたしましたが、ロングビーチ・アラメダ
の監督はダレル・エバンスです。 
 ゲーム中はサード・コーチャーボックスに立ちますので、も
う、すぐ目の前に居ます。懐かしいなぁ。 

 ゲームは初回にフライヤーズが3ランHRで先制し、完勝しま
した。 
 すぐ次の2回の表、4番打者DHで先発したホゼ・カンセコが、
先頭打者として打席に入りました。 
 もうみんな慣れちゃったのか、アウエイ・チームだからなの
か、素行が嫌われているせいなのか、よく判りませんが、歓声
も拍手もほとんど全くありません。 
 ちょっと意外でした。 

 私はバックネット裏から写真撮ったりしたんですが、いきな
り来ましたねー。 
 ものすごいドデカイ一発。 
 打球はレフトの掲示板を越えて、駐車場まで飛んで行きまし
た。 
 まさにバッシュブラザーズの頃メジャーの球場で見たカンセ
コの打球でした。 
 すごかったなぁ。 
 州立大フラートン・タイタンズでは見ることのなかった打球
でしたよ! 

 でも、スタッツを調べてみますと、昨日時点で15ゲーム48打
席で、ヒット11本の打率.229、HR4本、得点・打点がともに9、
かろうじてOPBが.403という成績で、あまり打てて居ないんで
すよね。 
 カンセコらしいところが見れて、私達は運が良かったんです
ね。 

 ところが一方、見渡せども見渡せども、お目当てだったSasa
外野手の姿が見えませんでした。 

 チームのロースターにも載っていません。 
> http://www.goldenbaseball.com/Fullerton/roster.aspx?SecID=666&ParID=666

 チーム・スタッツには名前があるのですが・・・。 
> http://www.goldenbaseball.com/Fullerton/TeamStats.aspx?SecID=510&ParID=510

 あらためて調べてみると、7月26日のゲーム以来、出場してい
ないようでした。 
 チームと契約していないからそもそもロースターに載ってい
ないのか? それともチームから居なくなってしまったのか? 

 7月の記事によると、手首を傷めていて、それをおして出場し
ているようでした。 
 でも、もしチームからリリースされていたとしても、リーグ
のtransaction(トランザクション、告知)には載りますよね? 
 ところが載っていないんです。 
 7/26日、30日には、フライヤーズの別のプレイヤーのリリー
スと契約が載っています。 
 やはり、チームとの金銭契約が無いため、あらかじめロース
ターにも載っていなかったのでしょうか?? 

 お会いできなくって、残念! 

 GBLには、もうお二方、頑張っている日本人プレイヤーが居る
ようです。 

 Hideki Nagasaka投手 
> http://www.goldenbaseball.com/Chico/PlayersBio.aspx?PlayerID=687&SecID=393

 Masashi Chikazawa捕手(元近鉄・楽天?) 
> http://www.goldenbaseball.com/Reno/PlayersBio.aspx?PlayerID=700&SecID=393

 この方たちは、ワーキング・ビザをすでになにか別な形で取得
していらしたのでしょうか? 
 兼任で旅行代理店社員とか?実は米国生まれで米国籍を所持し
ていらっしゃる、とか? 
 すでに今年別の独立リーグでビザを取得していて、移籍してき
た、とか。 

 いやー、いろいろ大変です。 

(3:16) 

 Aug 10th, 2006

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★ お品書きその3 『Bay Area Watch 2006』 小女子

 第17回 「新しいスポーツ・キャスター」

 9月です。夜、屋外でのスポーツ観戦がますます涼しくなって
きたBay Areaから、こんにちわ。

 9月だ!新学期だ!で、もう少しBay Areaの今の話題をしよう!
と勝手にスタイルを変更です。Bay Areaで気になった出来事を取
り上げます。
 今回は、「あのJerry Riceが地元のスポーツ番組のキャスター
になる。」です。

 Jerry Riceは、普段NFLの試合なんかちっとも見ない小女子でも
顔と名前が一致する数少ないNFLの選手です。今年の4月で正式に
引退しているので元NFL選手でしょうか?
 Riceは、San Francisco 49ersの黄金期(1980年代後半から90年
代にかけて)の一員で、もうひとつのBay Areaのチーム Oakland 
Raiderでもプレーしたり、さらに住まいもBay Area。地元になじ
んだスターです。試合や活躍をリアルタイムで見ていなくても、
その存在は地元のスポーツ・ニュースを見たり聞いたりしていれ
ば、だんだんとわかってきます。見た目のかっこよさと、穏やか
な口調で、最盛期のプレーを知らないのに好きな選手です。
 そんな彼が、引退後の第二の人生にと選んだのは、ちょっと前
に出ていたTVのリアリティー・ショウで披露していた社交ダンス
ではなく、スポーツ・ブロードキャスターでした。

 Riceの出ている番組は、アメリカの大ネットワークのNBCの系列
のBay AreaのKNTV(NBC 11)のものです。日曜の夜、NFLの試合が
終わったとの「Sports Sunday」という地元のスポーツ・ニュース
を扱う30分番組。Bay Areaの4つの大きな局でスポーツ・ニュース
を30分も扱うのは、このKNTVだけです。
 地元局の作ってる番組なので、New YorkやChicago、同じ州の
Los Angelesの人たちだって見ることが出来ません。RiceのTVキャ
スター・デビューもほかの地域の人には「何それ?」状態な、と
っても地元限定の話題です。

 Jerry Riceがうまく採用されたのは、全国放送のNBCが再びNFL
の放送を始めたことと、地元局のKNTV(NBC 11)が前回の冬のオ
リンピックの時に同じく地元出身のフィギュアー・スケートの
Kristi Yamaguchi(Oakland出身)の起用がなかなかうまくいった
ことの、二つの理由からのようです。
 この辺は、30年近く続いた「Monday Night Football」を手放し
たABCのスポーツ放送からの衰退。そして、以前は「スポーツの
NBC」と言われたのに、ここのところABC/ESPNにやられっぱなしの
NBCが、再度「スポーツのNBC」に返り咲こうとしているメディア
の動きもチラッと垣間見られます。

 元スター選手だから言って簡単にスポーツ・キャスターの座が
手に入らないほど業界の層が厚いアメリカです。
 小さいころからすでにESPNやスポーツ専門ラジオなどのスポー
ツ・メディアが存在している今の若者には、そこで働くのは一種
の憧れです。プロフェッショナルや大学、高校レベルでもラジオ
やTVの放送の放送数が増えて需要もありますが志願者もまた多い
のです。多くがジャーナリズムやコミュニケーションなどを大学
で専攻して目指します。
 また、プロフェッショナルなスポーツのリーグやチーム数が増
えて、これまた引退後の職を探す人が増えたということになりま
す。この中で才能がありそうな人物だけが、TVやラジオ局やチー
ムに採用されます。最近では、NHLの選手会が引退後の進路の支援
として大学と協力して、元選手へのキャスターになるためのプロ
グラムを作りました。狭き門なので、訓練が必要なのです。
 試合の実況や解説、あるいはスタジオ解説やラジオ番組のホス
トなど、元選手というだけでは、なかなかつくことが出来ないの
です。
 Jerry Rice、ライバルが多数います。

 そのRiceは、以前からラジオやTVへの出演も多くしゃべる事の
経験が豊富で、人柄もよく、NFLにかぎらずほかのスポーツやエ
ンターテイメントな業界にも人脈があります。声も素敵で容姿も
ばっちりです。なかなか、アドバンテージがたくさんありそうで
す。
 また地元のTV局の仕事とともに、衛星ラジオのSIRIUSでもトー
ク番組のホストもはじめました。TVとは違った経験がもてそうで
す。
 やる気が満々のRiceおじさん、うまく第二の人生を進めるでし
ょうか?いつの日か、全国放送のNBCやESPNのNFLの番組に登場で
きるでしょうか?

 肝心の番組の初回ですが、ちょっと緊張が見られて初々しいか
ったJerry Riceです。もともと毒のあるコメントをするタイプで
もないので、個性が目立つメイン・キャスター(なんとインド人)
に引っ張られ気味ではありました。NFLの開幕試合のあとは、当
たり障りのないコメントをして乗り切り、初回のメインの地元ニ
ュースがなぜか映画の宣伝だったために和やかに終わりました。
映画の話題は、Bay Area出身の俳優に転向した元WWEのスター、
”The Rock”ことDwayne Johnsonの新作の地元での上映のもので
す。Riceとは、The Rockは地元のセレブリティー仲間という感じ
です。
 もともとRiceが素敵だなと思っていたので、彼がNFL以外のス
ポーツをどう見ているのかが気になります。ちょっとこのスポー
ツ・ニュースを見るのが楽しみになりました。地元局の作戦成功
です(笑)。

−−−−−−
<リンク>
・KNTV(NBC 11)
> http://www.nbc11.com/index.html

・SIRIUS Satellite Radio
> http://www.siriussatelliteradio.net/

おまけ
・Jerry Riceが出ていたABC放送の「Dancing with the Stars」内
のプロフィール
> http://abc.go.com/primetime/dancing/bios/2/jerry_rice.html 

(小女子)

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 にてみなさまと楽しいお話ができることを心待ちにしております。

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 ぼーる通信 〜Voice From The Dreamfield〜は、大リーグに
こだわった、掲示板がとても楽しくて活発なサイト、牛親方のMLB
部屋↓

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 の牛親方の協力を得ています。 

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引用等については事前に必ずmountainbook91@yahoo.co.jpに
一報を入れ、各執筆者から許可を得るようにしてください。
なお、無断で記事を利用して生じた損害等の責任は、一切負
いません。

(c)2002 ぼーる通信 
〜Voice From The Dreamfield〜 編集部

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