まぐまぐメルマガアーカイブ

未来の国の株式・政経情報


2008.05.08

未来の国の株式・政経情報


メルマガトップ(記事一覧)へ
| 最新号 |

≪ようするに米国は国家ぐるみ粉飾決算をしているということ≫

昨日の米国では「SEC(証券取引等監視委員会)」が金融機関の流動性
資本情況について正確に開示せよ、と言ったため金融株中心に大きく下げ
ました。不思議なことです、では開示されてきた決算書は信用できないの
かという疑問が持ち上がるのは当然至極でしょう。真相はそのとおり、正
確には表示されていないと考えるべきでしょう。

昨日から、ロイターなどで「日本株の割安感」「1ドル110円も視野」「金
融危機は終わりに」とか盛んに株を買え買えといわんがばかりの報道がめ
だってきました。そろそろ上昇も終わりかなと思った矢先、SECの件が
持ち上がりました。実は先日のG7で「全面的な開示決議」がとおってい
ます。どういうことかといいますと、米国の金融機関は不良債権を厳格に
開示しなくてもいいとのお達しがお上から出ていたのです。これはいずれ、
表ざたになるわけですから、時間の経過の中で処理できない場合は、金融
危機が再燃しかねないものなのです。つまり一度に不良債権を損失処理す
るととんでもない額になることは当局は知っているから、「粉飾決算まが
い」の行為を許してきたのです。債権化商品の損失はまだ30数兆円しか処
理されていません。

私が5月からの下落を示唆してきたのは、このことが表面化する季節だから
です。その前に一生懸命「煽って」個人投資家に腹いっぱい株式をかわせな
といけないからです。ヘッジファンドが個人投資家に真実を告げることなど
金輪際あり得ません。個人投資家を「カモ」としか見ていません。やがて株
式は下落を始めます、上昇に眼がなれた個人は、「押し目」とかいってまた
買い増しをしてゆき、ついには塩付けか損切りと相成って一貫の終わりです。
そして底値に近いところで「売りたて」し今度は逆の損失を蒙ることになり
ます。この繰り返しで多くの個人の懐は寂しくなってゆきます。

もし厳格に不良債権を表面化させたらどれくらいの損失が新たに出てくるの
でしょうか。100兆円くらいかなと見ています。カリフォルニア州のさる地
方公共団体が「破産申請」したとの報道がされていました。別に債権化商品
を抱えていたのではなく、不動産の下落による税収不足という笑うに笑えな
い事情だということです。大手投資銀行が今はゆるされている連結決算回避
が困難となったときは世界に衝撃が走るかも知れません。別立ての利益計上
がどうしても必要になっています。そのため情報操作してでも個人投資家を
犠牲者に仕立てることが必要となっています。充分注意してかかる必要があ
ります。原油・穀物・金などの商品、株式・債権・為替など経験則からくる
常識に捉われているととんでもないしっぺ返しを食らうかも知れません。
よく経済ニュースの解説を聞くと、同じ現象でも違うこととして解説してい
るのをよく聞きます、この人矛盾だらけだな、と。常識では説明がつかない
ことがよく起こるから、硬い頭では太刀打ち困難となるのです。


================================
■発 行:東京フィナンシャルグループ
   
■編 集:高橋 誠(Makoto Takahashi)
    E-mail: macotto@alma.co.jp
『未来の国の株式・政経情報』に掲載された内容を元にして発生した損
害やトラブルに対しては発行人はその責を一切負いません。
================================
■メルマガの読者登録及び解除は次のページより行ってください。
    http://www.kaijo.com/
    検索文字を「未来の国の株式情報」で「メルマガ検索」を
    クリックしてください。
    
■ご意見・ご感想は下記のアドレスにお願いします。
    macotto@alma.co.jp
----------------------------------------------------------------
 Powered by まぐまぐ http://www.mag2.com/
----------------------------------------------------------------


メルマガトップ(記事一覧)へ
| 最新号 |

このページのURL
友達にメールで教える
まぐまぐアーカイブ検索

Web Services by Yahoo! JAPAN

ニュース・情報源ランキングトップ
まぐまぐアーカイブトップ
sお問い合わせ
(C)まぐまぐ