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未来の国の株式・政経情報


2008.06.13

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≪ブラックマンデーは再来するのか≫

ご無沙汰しています、5月中旬ブルネイより緊急帰国・即検査入院、下旬に
手術、やっと抜糸が出来たのでメルマガを書いています。パソコンは使えず、
病院につき携帯もご法度、緊急だったためと会員の皆様になんと報告してよ
いか分からず、ご心配おかけしたこと心よりお詫び申し上げます。詳しい現
況は後日あらためてご報告致します。

マーケットは私同様風雲急を告げています。メルマガ再開以来口を酸っぱく
してきた「米国の低金利政策」の強烈な副作用が出てきています。時あたか
も今日から大阪でG8、国際協調路線が確約されて「ドル防衛」がなされる
のか、欧米が対立してドル防衛が成らず米国マーケットが「ブラックマンデ
―」の到来を告げるのか?1987年当時の米国とドイツ中央銀行が最終的対立、
米国の言うことを聞かなかったドイツは利上げを敢行、ニューヨークの暴落
へと繋がったこと私の年代になれば記憶は鮮明かと思います。

今利を上げずに(株価下落とリセッション入りで利上げは避けたい)ドルだけ
上げるという虫のいい希望を各国に押し付ける強引な脅迫とも言えることを、
大統領自ら宣言しているわけですが。何ともはやあきれたものです、イラク侵
攻と同じ次元です、自分の言うことを聞かないとどうなっても知らないぞとい
う傍若無人の振る舞いです。自民党でもしない暴挙といってよいでしょう。

米国が自ら作った住宅バブルとサブプライムローンを中心とした「証券化商品
」で自ら首をしめたのですが、またもや他国の犠牲の上に胡坐をかこうとして
います。これも未だドルが機軸通貨であり、世界最強の軍事をもっている米国
だからできる技でしょう。

私はすでに4月に「リーマン・ゴールドマン」などがサブプライム関連不良資
産の「飛ばし」をしている可能性を指摘しました。リーマンは先日巨額の損失
と増資を発表、経営陣の交代が発表されています。リーマンの化けの皮は剥が
れたのですが、今度はゴールドマンサックス・モルガンスタンレーなどの投資
銀行です。一昨日ニューヨークではゴールドマンが「巨額の損失を出す」ので
はとリークされ、暴落につながりました。さて投資銀行はどのような決算を発
表するのか興味深深です。へたすればニューヨークは底割れします。ゴールド
マンといえば米国そのもの、米国SWF(国営ファンド)みたいなものです。
ドルを95円から買い上げ、国家の庇護の下ドルを高値で売ろうといています。
また日本株を情報操作して高値に吊り上げバブルを作りサブプライム損失の穴
埋めに必死ですが、どこまでうまくいくのでしょうか。ドルは110円への戻り
があるといいましたがあと2円ほどです、日本株も1万4000円台半ばまで買い上
げてきました。この間様々なマスコミ操作を繰り返し日本の投資家に株をはめ
込んできました。私が「本当の危機はこれから始まる」といったのは、まず米
国の代表的投資銀行が隠してきた不良債権が明るみに出るときに転機がくると
思ったからです。

何回も言いましたがマスコミ等で発表される統計数値など信じられるものであ
りません、「大本営発表」ですから。昨日の小売売り上げ高が前月1%の大幅
高になったなどとの数値も私は信じていません。米国が2期連続マイナス成長
即ちリセッションに入ったことは自明の理なのですが、どこまで真実を明らか
にするのか。米国の低金利政策と金融緩和(膨大なドル放出)は副作用として
ドルの下落と当然それに伴うインフレをもたらしていますが、金利を上げるに
は副作用が大きすぎるので「口先介入」でのドル防衛策の押し付けで乗り切ろ
うとしているのです。

中国はバブル終焉で上海総合指数は3000ポイントを下回って終了。かねて
から言ってきた2000ポイントに向かって進行中。あえて書きませんが、中
国の現況はひどいものです。根底から間違っているのです、拝金主義はいつか
崩壊します。

ただ会員の皆様にあっては軽率な投資行為は謹んでいただきたいと考えていま
す。今後とも欧米から発表される指標と経済予測はただただ個人投資家に自ら
の損失を押しつけるために操作された情報であるということを銘記してくださ
い。さてさてブラックマンデーは再来するのか否か、それともまた危機の引き
伸ばしがあるのでしょうか。


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■発 行:東京フィナンシャルグループ
   
■編 集:高橋 誠(Makoto Takahashi)
    E-mail: macotto@alma.co.jp
『未来の国の株式・政経情報』に掲載された内容を元にして発生した損
害やトラブルに対しては発行人はその責を一切負いません。
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