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未来の国の株式・政経情報


2008.06.21

未来


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≪世界同時株安が進行、欧米は2番底、アジアは底割れ、日本は?≫

現在はサーキットブレーカーがあるので、ブラックマンデーのような、一日
での暴落を避けるシステムがあるので(売買を一時的にも停止します)米国
のブラックマンデーはありませんでしたが。昨日も大幅下落、1万2000
ドルを大きく割り込んで終了です。欧州も3ケ月ぶりの安値です。アジアは
中国・インドともバブル崩壊はこれからが正念場、株式の下落はとめようも
ありません。またインフレも高進、べトナムのマーケットなどは目も当てら
れないほどの有様です。

では日本はどうなのか、最近は「日本のマーケットはニューヨークから独立
した動き」とかのん気な言動が目立ちます。日本だけが世界のマーケットか
ら離れて存在できるわけありません。海外勢が売ってきたらそれに乗ってシ
ョートポジションをとることが肝要かと思います。中国・インドなどの新興
市場の株価暴落は当然実体経済に影響します。日本は100年一日の如く、
輸出主導外需依存です、米国新興市場の景気悪化の影響は今後が問題となっ
てきます。前世紀の外需依存は、公共投資という内需があったからこそ経済成
長が続きましたが、税金と郵貯の原資を使い果たした日本の行く末は想像を絶
します。

歴史を見れば、今回の株価の動きは予想できたはずです。暴落の前には一時的
上昇があります。今回は3ケ月の短期的上昇の後にそうとうな下落がきました。
米国は景気循環による株価下落でないことが大きな障害となっています。住宅
価格の下落が止まって実態経済特に米国GDPの主要な部分を占める個人消費
が回復するまで景気の浮揚は考えにくいのです。21世紀初頭のITバブルと
は構造が全く違います。時あたかも私たちが数年前に宣言した「大地とゴール
ドの時代」を実践するかのように大地からの産物の価格はうなぎのぼり、この
一点でデフレではなく「スタグフレーション」の様相を呈しています。食品・
エネルギーなどはインフレ、商品はデフレと20世紀の経済理論では解析不能
な情況が見えています。

私の健康を心配されて多くの方から激励とお見舞いのメールを頂戴しました。
心から御礼もうしあげますとともに、一刻も早く皆様の前に出られるよう、治
療に専念することをお約束いたします。どうか今後とも暖かいご支援のほどよ
ろしくお願い申し上げます。

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■発 行:東京フィナンシャルグループ
   
■編 集:高橋 誠(Makoto Takahashi)
    E-mail: macotto@alma.co.jp
『未来の国の株式・政経情報』に掲載された内容を元にして発生した損
害やトラブルに対しては発行人はその責を一切負いません。
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