2008.07.03
◎日蓮大聖人の御書を拝して◎ 報恩抄 その167
日蓮大聖人の御書を拝して 第1139号 平成20年7月3日発行
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【 今日の御聖訓 】 報恩抄 その167
建治二年(1276年)七月二十一日 聖寿五十五歳御著作
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されば過去の灯明仏の時より法華経を講ぜし光宅寺の法雲法師は、「如是とは将に
所聞を伝へんとして前題に一部を挙ぐるなり」等云云。
霊山にまのあたりきこしめしてありし天台大師は、「如是とは所聞の法体なり」等
云云。
章安大師の云はく、記者釈して曰く「蓋し序王とは経の玄意を叙し、玄意は文心を
述す」等云云。此の釈に文心とは題目は法華経の心なり。
妙楽大師云はく「一代の教法を収むること法華の文心より出づ」等云云。
(新編御書1032〜1033ページ、御書全集325ページ)
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■現代語訳
故に、過去の日月灯明仏の時代から、法華経を講じていたと云われている、光宅寺
の法雲法師は、「『如是』とは、将(まさ)に、所聞(仏から聞いた教え)を伝えよ
うとして、経典の最前の題目に、法華経一部全体の法門を提示しているのである。」
等と、云われています。
霊鷲山において、法華経を目の当たりに聴聞されたと云われている天台大師は、『如
是』とは、所聞(仏から聞いた教え)の法体である。」等と、仰せになられています。
章安大師は、このように、仰せになられています。
「記者(天台大師の法門を御解釈された章安大師)は、このように、解釈して云う。
『思うに、序王(天台大師の序文)は、法華経の『玄意』(深い意味)を述べられて
いる。そして、法華経の『玄意』(深い意味)は、法華経の『文心』(経文の心)を
述べられている。」と。
この章安大師の御解釈において、「『文心』とは、題目である。そして、題目は、
法華経の心である。」ということが云われています。
妙楽大師は、『法華玄義釈籤』において、「釈尊御一代の教法を収めることは、法
華経の『文心』より出ていることである。」等と、仰せになられています。
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