10秒で読む日経!視点が変ると仕事や投資の種になる |
2008.10.14
【10秒で読む日経】2008/10/14
2008/10/14 No.1629
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10秒で読む日経!視点が変わると仕事と投資のネタになる
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今日のNews
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●米連邦準備制度理事会(FRB)は6日、準備預金への金利付与や入札
型資金供給を9000億ドルに倍増させることを柱とする追加流動性
対策を発表した。準備預金はこれまで民間銀行がFRB傘下の12連銀
に預け入れるもので、無利子だった。
時事通信 10月7日
●ポールソン米財務長官は13日、JPモルガンのダイモンCEOら金融界
のトップを集めて緊急会合を開いた。金融安定化法に基づく資本注入な
どの活用を金融界に促す狙いと見られる。これに関連し米紙ウォール
ストリート・ジャーナルは、財務省が公的資金による資本注入に2500億
ドル(約25兆円)を投じる見通しと報じた。
日本経済新聞 10月14日
●金融危機への対応を協議するユーロ圏15カ国による緊急首脳会合は12日
夜、「共同行動計画」を採択して閉幕した。銀行間取引への政府保証、
金融機関への資本注入、欧州中央銀行(ECB)による一段の流動性
供給などが柱。欧州各国は今回盛り込んだ政策手段を組み合わせ、金融
システムの安定確保に全力を挙げる。
日本経済新聞 10月14日
●欧州各国政府、総額1兆8120億ユーロ(2兆4200億ドル)相当
の銀行支援策を発表。
ファイナンシャルタイムズ 10月14日
●13日の米株式市場でダウ工業株30種平均は急反発し、前週末比936ドル
(11.08%)高い9387ドルと、9000ドル台を回復して取引を終えた。
上げ幅は2000年3月16日の499ドルを上回り史上最大で、先週の下げ幅の
半分を回復した。
日本経済新聞 10月14日
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佐々木の視点・考え方
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★先週末のG7のアクションプランの発表後に、誰もが思ったのが、
「具体的な政策は、いつ、どれだけの規模で出るの?」ということ。
欧米の首脳・金融当局者の動きは素早く、G7から2日後の月曜日まで
にかなり多くの策が出てきた。
具体的なステップはまだだが、アメリカも大陸欧州も銀行への大規模な
資本注入の道筋が決まった。
また、注目されてはいないが、凍りついた銀行間の資金貸借の再開に
向けた道筋ができた。
欧州は「銀行間取引に政府保証」をつけることで、アメリカは「準備
預金に利息」をつけることで。(註)
株価はとりあえずリバウンドしたが、明日以降の方向性について、
迷っている人も多かろう。
まだまだ、先行きに予断を許さないことは、銀行間取引の健全性を示す
TEDスプレッドが、危険水域の2%を越えただけではなく、史上最高
だった先週末から0.1%も下がらなかった4.57%にあることが
物語る。
あとは、FRBやECBの資金供給策によって、どれだけ銀行機能が
回復するかにかかっている。
(註)金融危機に陥って、資金余剰の銀行が、資金不足の銀行にお金を
貸すことを止めた。これによって、大規模金融機関が資金不足で破綻
することが相次いだわけだ。
これを解消するために、FRBは資金不足の金融機関に大量にお金を
貸してきたわけだが、FRBもバランスシートがいきなり2倍になる
などFRB自体に無理が出ている。
準備預金に利息をつければ、資金余剰の銀行が安全な運用先として
FRBに資金を預けるようになるので、預ったその資金をそのまま、
国債発行などの無理をせずに資金不足金融機関に貸せる。
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