【営業マン★レスキュー講座】プロが教える営業のコツ |
2008.06.01
08.06.01 【営業マン★レスキュー講座】 営業をデザインする
◆── 吉見です (^_-)-☆ ──────── ☆.:*:・:’
◇────────────────── ☆ .:*:・:’
都心は人口が多い。
超過密です。
人だらけです。
たった三つの都市エリアに日本人の半分が住んでいます。
▼ 人口の集中
───────────────────────────
三大都市圏(東京、名古屋、大阪の各都心から50キロメート
ルの範囲)に人口の 50.01%が集中しています。
──────────── フリー百科事典 Wikipedia ──
都心は企業も集中しています。
三大都市圏は企業だらけです。
かなりアバウトですが、企業の「本社」所在地は、東京圏、
名古屋圏、大阪圏で約4割弱を占めています。
▼ 企業の「本社」所在地
───────────────────────────
東京都が 25万2千企業(企業全体の16.5%)
大阪府が 11万2千企業(同7.3%)
愛知県が 9万1千企業(同6.0%)
神奈川県が 8万9千企業(同5.9%)
─────────────── 総務省 統計局 ────
上場企業の約8割が三大都市圏に集中しています。
全国に点在しているのは、残りの2割だけです。
▼ 上場企業(約3,900社)の「上場企業の都道府県分布」
───────────────────────────
1、東京都 1,950社
2、大阪府 484社
3、愛知県 232社
4、神奈川県 202社
5、兵庫県 118社
──────────── 2006年10月04日 日経夕刊 ──
中小企業の分布までは調べていませんが、おそらく似たよう
な傾向が見られるものと推測しています。
日本の人口の半分が三大都市圏に集まっているのですから。
▼ 中小企業数(会社数+個人事業者数)
───────────────────────────
約432.6万社(全企業数に占める割合は99.7%)
中小企業白書 2008年版
────────── 中小企業庁事業環境部調査室 ───
都心は人口が多い。
ということは、新規市場を開拓したい企業から見たら、三大
都市エリアは、どのように見えるでしょうか?
ターゲットとなるお客様がウヨウヨしています。
それだけ売れる可能性が何倍も高くなります。
いくらでも、好きなだけ売れる!
都心に入れば、新規開拓やり放題!
まるでお得なバイキング料理のようなもの。
圧倒的に訪問件数が多い都市エリアこそ、営業天国!
それこそ、どこを見ても買ってくれそうな見込み客ばかり。
同じ営業するなら都心の方が有利に決まってる。
営業マンにとって夢のような世界です。
それが都心の魅力です。
そう思いませんか?
でも変だなぁ?
なぜ、都心で苦戦している営業マンが多いんだろう?
もっとバンバン売れてもいいはずなのに……。
なぜ、売れないんだろう?
◆─ Mail Magazine 2008.06.01 ───── ☆ .:*:・:’
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【営業マン★レスキュー講座】 プロが教える営業のコツ
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◆── Today's Subject ──────── ☆ .:*:・:’
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営業をデザインする
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■ 顧客の数が多ければ売れる! は本当か?
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1955年から1973年までの18年間。
今から 35 〜 50年ほど前ですが……。
営業マンにとって、どんな時代だったのでしょうか?
右肩上がりに伸び続けていた高度経済成長時代。
生産力を増大するために、全ての企業が競い合うように設備
投資をしていた時代です。
企業が投資する。
生産性が上がる。
雇用が増える。
と同時に、いくら生産しても商品が足りない。
それくらい誰もが一斉に新製品を欲しがっていた時代です。
電話が鳴るたびに注文が入る。
座っていれば注文が飛び込んでくる。
経営者にとって夢のような時代でしょ?
そして営業も面白いように稼げた時代です。
どこでも飛び込めば成績はグングン伸びる。
営業方針はイケイケドンドン。
合言葉はひとつ。
「他社よりも先に行け!」
それだけで売れる。
訪問すれば売れる。
訪問件数を増やせば増やすほど売れる。
売れる。
売れる。
行けば売れる。
営業が楽しくて仕方がない。
その後も、1973年 〜バブル崩壊の1991年まで、安定成長期
へと移行して、右肩上がりの時代はしばらく続きます。
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▼ 営業とはこういうものだ! という亡霊
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右肩上がりの時代に営業を体験している人は、当時の印象が
強烈に焼きついています。
そういう私も同類です。
あの頃に覚えた営業方法の正しさは結果が証明しています。
振り返れば輝かしい実績がある。
それだけに「営業とはこういうものだ!」と信じています。
売れなくなると、あの手この手を駆使してみる。
それでも売れないと「まだまだ修行が足りないな」と感じて
いたのです。
レベルに問題を感じても、方法に問題があるとは考えてもい
なかった。
あの方法で売りまくってきたんだ!
あれこそ最強の営業ノウハウだ!
あのノウハウに問題があるはずがない。
平成不況という時代に問題があるんだ!
と思っていたのです。
バカみたいでしょ?
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▼ 考え方を変える必要性に気が付いているのか?
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今は売れない時代だから売れない。
平成不況だから売れない。
売れる時代になれば、あの営業ノウハウでまた売れるように
なるに違いない。
いつまでも雨の日ばかりは続かない。
なんてネ。
人は何でも都合のいいように、解釈したがるものです。
いずれ景気は回復するに違いない。
景気がよくなったら、またあの頃のように営業すればいい。
そうすれば一気に挽回できるはずだ。
稼ぎまくった経験があるだけに固く信じています。
他社もみんな苦しんでいる。
苦しいのなウチだけじゃない。
とりあえず、今はこの苦しい時期をどう乗り越えるかだ。
ここで頑張ればまたチャンスがやってくるさ。
実績があるから自信がある。
自信があるから多少のことではゆらぎません。
右肩上がりの「あの時代」の体験者は、今でも「あの営業方
法が一番正しい」と思っているフシがあります。
少なくとも私は、つい最近までそうでした ← (ーー;
自分の勘違いに気が付くまで、悲しくなるくらい、全然売れ
ない長くて暗いトンネルを、延々とくぐり続けなければなり
ませんでした。
ホントに苦労しています。
もっと早く気がつけよ! って、思うんですけどね。
一度しみ付いた「営業とはこういうものだ!」という考え方
は、簡単には変えられないようです。
時代が変わっているのに、自分の考え方は変えられない。
若い頃に優秀な営業マンだった営業マネージャーや経営者は
大丈夫でしょうか?
現役を離れてしまった今となっては、営業に対する考え方を
「変える必要がある」とさえ思っていないのかもしれません。
まわりを見ると、どうもそんな気がしてなりません。
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▼ 大活躍した営業マンは心の奥で何を思っているのか?
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どこの企業でも「右肩上がりの時代」に大活躍した営業マン
たちが何人もいます。
売り物となる商品さえ持っていけばバンバン売れていた時代
の営業を体験しています。。
いくつもの伝説が残っているかもしれません。
彼らは、その当時のやり方を詳しく知っています。
なんたって体験しているからムチャクチャ詳しい!
どうすればもっと売れるのか、よく知っています。
営業の基本行動として「効率よく訪問すればもっと売れる」
ことも実体験として理解しています。
また「訪問件数を増やせ!」ってことの大切さもわかってい
ます。
こんなにいい商品だから「よさが伝われば売れる」と思って
います。
売れないのは訪問件数が少ないか、営業のセンスがないから
に違いない。
いくら不景気だといっても、日本からお客様がすっかり消え
ちまったわけじゃない。
ちゃんと営業すりゃあ、売れるだろう。
オレならもっとガンガン飛び込んでみせる。
もっと熱心に売り込んでみせる。
ったく。
今時の若いもんは、文句ばっかり並べやがって。
なぜやらねぇんだ。
心のどこかでそう思っている営業経験者が多いのです。
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▼ 実績のある上司に多い「指示の傾向」とは?
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数社の大手企業で、私がこの目で見てきた限りですが……。
過去に実績のある上司ほど部下を問い詰める傾向が強いよう
です。
そして、なぜかやたらと現場に行かせたがります。
訪問先はいくらでもあるだろう!
もっと効率よく廻れ!
ドンドン廻れ!
廻れ!
廻れ!
つべこべ言わずに廻って来い!
なんだ、この訪問件数は?
遊んでいるのか?
増やせ!
もっと増やせ!
訪問件数が増えれば、見込み客が増える。
見込み客が増えれば、もっと売れる!
簡単だろ!
分母を増やさなければ結果が出るはずがない。
分母だ。
分母!
分母を増やせ!
訪問件数が少なすぎる。
だから売れないんだよ!
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▼ 都心へGO! そして……
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入社したばかりの若手営業マンたちは、実績を出してきた先
輩たちのやり方以外に、もっと売れる方法を知りません。
訪問件数を増やせば売れる。
上司からそう言われれば「営業とはそういうものだ」と信じ
るしかありません。
どうすれば訪問件数を増やせるのか?
一生懸命考えます。
そして出てくる答えがこれ。
都心を狙うことです。
効率よく廻るには、ターゲットが密集しているエリアを狙う。
つまり都心が最適です。
ターゲットが一社か二社しかない過疎地を廻るよりも、何倍
も密集している都心を狙った方がいい。
見込み客と出会える可能性だって何倍も高いはずです。
一日に廻れる訪問件数を都心で増やそう!
お客様に会わなければ売れないのですから。
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▼ 都心で待っているものは何か?
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そして都心へGO!
移動時間が短縮できる。
その分、面談時間が確保できる。
それに断わられたとしても、都心ならすぐ近くに開拓先がい
くらでもある。
確かにその通りです。
都心なら訪問先はいくらでもあります。
ところが売れない!
何件訪問してもクロージングまでいかない。
商品説明で止まってしまう。
パンフレットを置いていってくれ。
または、ご提案を検討させていただきます。
と、あっさり断わられてしまう。
どうすればいいんだ!?
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▼ 都心で勝つためのシンプルな法則
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私はいくつかの業界で横浜と東京を中心に営業しています。
その経験から得た法則があります。
それはとてもシンプルな法則です。
その法則とは?
「強いモノが勝つ!」
たったこれだけ。
はっきり言って「営業力」を武器にして、都心で生き残ろう
と思ったら、ライバル企業を蹴散らすだけの圧倒的な競争力
がなければ勝ち目はありません。
たった三つの都市エリアに日本人の半分が住んでいます。
上場企業の約8割が三大都市圏に集中しています。
日本中の営業マンが都心に集結している。
しかも、休むことなくお客様を一斉に攻撃している。
感覚的には「営業マン、全員集合!」状態です。
そう思っても、それほど大きな間違いではありません。
都心は営業の激戦地です。
ライバル社と比較して、自社製品が圧倒的に優れていること
は勿論、営業マン個人の交渉力、提案力が優れていること。
さらに商品力、訴求力、価格競争力、営業戦術、等々が他社
よりも優れていること。
それらをトータルで考える「営業力」が、他社よりも圧倒的
に優れていなければ生き残れません。
それが都心を開拓する営業マンが生き残るための法則です。
「強いモノが勝つ!」
営業マン個人の能力に頼る営業には限界があります。
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▼ 営業するべき相手ですか?
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では「営業力」が互角なら勝負になるのでしょうか?
なりません。
都心では、あらゆる企業の営業マンが殺到しています。
中途半端な営業力では簡単に蹴散らされます。
必死になってしがみついたとしても、せいぜい価格競争に巻
き込まれるだけです。
── もっと安くなりませんかねぇ?
そうやって値引きだけで取引先を選別しようとするお客様し
か相手にしてくれません。
こちらから「売り込みに行く」と、こうなってしまいます。
「売り込みに行く」とは、こちらから押しかけていって、商
談のステージに相手を引きずりこもうとする営業方法のこと
です。
テレアポ、または飛び込みで相手企業に乗り込んでいって営
業を開始する方法です。
この方法では、100 %ダメだとは言いませんが、かなり高い
確率で会うべきお客様に会っていない可能性があります。
営業してはいけない相手に営業している可能性です。
会ってくれる人、話を聞いてくれる人が、常に商談すべき相
手だとは限りません。
そのことを肝に銘じておいてください。
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▼ 伸びている企業は、何をやっているのか?
───────────────────────────
なぜ、私が30件訪問して、断わられたのがわずか1件だけ
だったのか?
その秘密は、顧客の選別からゴールまで「営業をデザイン」
しているからです。
営業トークや営業ツールのデザインではありませんよ〜!
営業活動そのもののデザインのことです。
プレッシャーに弱い私が、魔法のような営業トークを使いこ
なせるはずもありません。
私は営業の天才ではありません。
デザインした通りに営業を淡々と進めていくだけです。
だから、私でも売れる。
実は、伸びている企業に共通しているのもこの点です。
闇雲に売り込みに行くことをせず、顧客を選別し、じっくり
と時間をかけて業績を伸ばしていく。
その目的に合わせて「営業をデザイン」しています。
■ そもそも、なぜ、その商品を売ろうと思ったのか?
───────────────────────────
営業戦略を考えるときは、ここからスタートします。
これがボケていると構築ができません。
■ その商品はどんな人に使って欲しいのか?
───────────────────────────
次に決めるのが、その商品を使う人。
多くの場合、ここがとても曖昧です。
買ってくれれば誰でもいい。
そう思っている経営者が多すぎます。
だから営業ツール全般が曖昧になってしまう。
ここが曖昧だということは……。
つまり「営業の目標が曖昧だ」ということになります。
どんなに腕のいいプロでも、曖昧な目標に到達することは不
可能です。
■ その人を振り向かせるにはどうすればいいのか?
───────────────────────────
営業をデザインするためには、このようにシンプルな質問を
重ねていきます。
こうすることで、右肩上がりに伸び続けていた高度経済成長
時代に作られた営業ノウハウとは全く異なる営業方法が自動
的に浮かび上がってくるからです。
従来の営業方法の王道といえば……。
飛び込み営業で相手企業に乗り込む。
アポをとってこちらから押しかけていく。
商談のステージに相手を引きずり出す。
しかし、業績を伸ばしている企業は、そうした営業方法とは
全くことなるアプローチをしています。
本当に売りたい人にだけ売る。
これに特化しています。
「営業をデザインする」という視点で、もう一度自社の営業
方法を見直してみませんか?
人口が密集しているから売れる時代ではありません!
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本当に売りたい人にだけ売る。
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予想以上です。
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感激して涙が出てきてしまうんです。
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実は「進捗管理」そのものの考え方がわからないと、意味の
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それよりも、もっと問題なのは「進捗管理」が部下に言い訳
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しかも、管理能力がないから部下に報告させているのか!
なんて思われてしまう。
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報告する部下はウソをつく。
管理する上司は人望を失う。
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