2007.11.18
★SLN−89 ADR参入の研修を受けて★
★SLN−89 ADR参入の研修を受けて★
みなさんこんにちは。
新さっぽろリーガルネットの河上です。
行政書士会も裁判外紛争処理参入を目指してADR研修を開始しました。
具体的に何をADR機関としておこなえるかは、いまだ未定ですが、研修
の一齣を述べたいと思います。
私人間の問題解決をお互いが相手の立場を理解しあいながら話し合うと言
う助言型紛争解決型の研修でした。コーディネーターが中立の立場を維持
し、絶対に片一方の味方にならず話し合いを進めるのが基本だそうです。
その中で、争点を整理したり、争点の何が解決されなければいけないのか
を問いかける作業がいかに大変かを思い知りました。裁判は公明正大!と
即効性!では勝ると思います、しかし、その後の協力関係も失われる危険
性が高いと思いますが、当事者による話し合いで争点の解決が出来れば将
来に亘って遺恨を残さずに協力関係も維持できる可能性が高い優れた解決
法だと思います。訴訟王国のアメリカがこの制度を取り入れて一定の成功
を収めているのはADRがシステムとしての機能の有効性はもとより、勝
ち負けだけではなく、メンタルな部分の和解を得るためのヒューマンファ
クターこそが大事な社会構成の要素だと認識しているからだと思います。
人は法律的立場にのみ立脚して生活している訳ではなく、各自の「事情」
という裏も十分に吟味しなければいけないのだなあと感じました。
只、それにしてもコーディネーターが生半可な知識や解法しか持ち合わせ
ないと、逆に紛争を拗らせる可能性もあり危険でもあります。ADRでは
和解のテーブルに付いた後が本当に重要ですから、挨拶、自己紹介、場所
の設定、時間から始まってお互いの争点を披露し、またもう一方の当事者
の立場にも一定の理解を得られるように話を進める技術がコーディネータ
ーには欠かせません。今はアメリカから導入されたプログラムに基づいて
開発された経済産業省のプログラムもインターネットで公開されています
から町内会や学校は元よりNPO法人での活用も考えたならば良いのでは
ないかと思います。
下記にADRJAPANのアドレスと通産省の調停人基礎
講座を記載しておりますのでご参照ください。
http://www.adr.gr.jp/adr_towa.html
http://www.jcaa.or.jp/training2004/b_powerpoint.pdf
(今回のメルマガは 河上 が担当しました。)
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