2008.08.08
赤十字国際ニュース
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赤十字国際ニュース 46号(通巻704号)
□□■□□ +++ Together for humanity +++
□■■■□ 〜人間を救うのは、人間だ〜
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発行日:2008年8月8日
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ミャンマーサイクロン:
ボランティアネットワークを活かした復興支援
5月2日〜3日にかけてミャンマーを大型サイクロン「ナルギス」が襲っ
てから3ケ月以上が経ちました。正確な人口統計資料がないミャンマーで
すが、ナルギスでは84,500人が死亡、53,800人が行方不明になったとさ
れています。
南部デルタ地帯の被災地では、食料・毛布・蚊帳などの配布や、給水
など緊急支援が続く一方で、人々は可能な材料を使って家を補修したり、
雨水を溜めて飲料水を確保したり、生活再建のために動き出しています。
ナルギス襲来の直後から救援活動を続けてきたミャンマー赤十字社は、
デルタ地帯に新たに9箇所のハブ(事務所と倉庫がある拠点)を立ち上げ、
7月中旬からはナルギス以前から行っていた事業も再開させ、今後の長期
的な復興支援を行う体制に移行しています。
■たて・よこの連携を重視した復興支援
去る7月21-22日、ミャンマー赤十字社とその活動を支援している国際
赤十字は、日赤など海外の赤十字社15社をマレーシアの首都クアラルン
プールに集め、現状を説明し今後の支援方針を固める会議を開きました。
ミャンマー赤十字社はヤンゴンにある本社とデルタ地帯のハブを拠点
に10万世帯(13郡200村)を対象に、救援物資の配布(9月末頃まで続く予
定)、食料保障/生計支援、住宅、保健、給水衛生、防災、組織強化の6つ
の分野で活動します。まず、各ハブから職員やボランティアがヤンゴン
に集結し、事業実施方法を学びます。そしてハブに戻り、学んだことを
村々で活動するボランティアに伝えます。また、病気の予防方法を教え
る保健事業と衛生的な水を供給する給水事業、収入源の確保を目指す生
計支援と村のコミュニティーの再建を目指す住宅支援、など各分野が密
に連携して復興支援が進められます。このように今回の復興支援では、
各分野が協力して進められることが重要となります。
この会議を受け、日赤は今後、下記の分野において復興支援事業を展
開する予定です。(具体的実施方法など、今後の協議を経て変更の可能
性あり。)
◆生計支援:漁業従事者には小船や網を、農業従事者には農具や種、水
牛などを提供する。
◆保健衛生:ボランティアを通じて、救急法、病気予防法、衛生知識な
どを普及する。
◆ミャンマー赤十字社の災害対応強化:毛布・給水タンク・衛生セット・
台所セット・蚊帳を15,000世帯分、全国の倉庫に配備し今後の災害に
備える。また、救援物資の効果的・効率的運用のために防災ボランテ
ィアの育成などを行う。
◆防災・災害軽減事業:今後のサイクロンに備え、村々に住民の避難所
となる場所を設置するなどの対策を立てる。
◆アジア大洋州地域の災害対策:洪水などの災害が多発するミャンマー
及びその他アジア大洋州地域における今後の災害に備えて、マレーシ
ア・クアラルンプールにある倉庫にテント・毛布・水タンクなどの救
援物資を備蓄する。
これら復興支援事業は3年間の予定で実施され、また、ナルギスの被災
地ではない地域でも防災対策支援は実施されます。
***皆様から寄せられた海外救援金の使途***
1.緊急救援
職員の派遣等 600万円
救援物資、輸送費他 4億7,600万円
(毛布、蚊帳、ビニールシート、工具セット、ロープ、バケツなど11品目)
2.復興支援(8月8日時点の計画)
生計支援 2億3,000万円
保健・衛生 1億円
ミャンマー赤十字社の災害対応強化 2億円
防災、災害軽減事業 1億円
アジア太洋州地域災害対策 2,000万円
3.広報費、事業管理費等 4,600万円
合計 11億7,800万円
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発行者:日本赤十字社事業局国際部
〒105-8521 東京都港区芝大門1-1-3
電話:03-3437-7087
FAX:03-3435-8509
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