2008.06.03
■PMP試験対策[]
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PMP試験対策【殿堂入りメルマガ】 20080602
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INDEX
■プロジェクトスコープマネジメント(2)
■編集後記:「振る舞い」
有限会社システムマネジメントアンドコントロール
http://www.meridionalis.com/
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野村です。明日の午後まで、「実践プロジェクトスコープマネジメント〜WBS
を活用しよう〜」の申込を受け付けます。
「スコープマネジメントがうまくいかない」「スコープという言葉がよくわか
らない」という方、是非ご参加下さい!(要求定義のセミナーではありませんの
でご注意下さい)。
教材に、教育用レゴマインドストームを使用します。実際にプロジェクトを運
営することで、プロジェクトマネジメントを理論と体感で理解します。
○教育用レゴマインドストーム
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実践プロジェクトスコープマネジメント〜WBSを活用しよう〜
http://www.meridionalis.com/pdu/wbs-lego.html
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実践プロジェクトスコープマネジメント〜WBSを活用しよう〜
日時 2008年6月5日(木)〜6日(金)
場所:弊社セミナールーム(東京都新宿区早稲田 地下鉄早稲田駅1分)
講師:野村隆昌PMP(有限会社システムマネジメントアンドコントロール)
運営:有限会社システムマネジメントアンドコントロール
証明:14Hours/PDUs(PMP受験に必要な学習時間証明として利用可能)
価格:読者限定\29,800(通常:一般56,700円、既存受講生42,000円)
詳細・お申し込み(残席僅か)
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お申し込み時、備考欄に「読者限定価格\29,800」とご記入頂いた方に限り、
割引料金を適用します!他の割引は併用できません!
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■プロジェクトスコープマネジメント(2)
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□スコープマネジメントのふるまい
スコープマネジメントを適切に実施するために必要な振る舞いは、一言で言え
ば、このプロジェクトで求められている事の「範囲を捉える」事です。
範囲を捉える事の難しさは、次のような例で実感できます。
・「なんとなくこのくらいの作業範囲かな、と、思っていたら、途中で見落とし
に気づいた。」
・「顧客に念を押したはずなのに、後に仕様の追加が発生した」
・「見落としていたリスクが発生してしまい、活動が追加された」
・「プロジェクトを進めていたらいつのまにか、現実にあわせてチームの役割が
変わっていて、活動も目の前の現実に従うことで計画からずれてしまっていた」
いずれも、範囲を捉えることに関係する話なのです。さて、スコープマネジメ
ントに関連する「ふるまい」を列挙してみましょう。
・未来を描く 描いた未来しか訪れない
・観る、捉える 五感を使って知覚する
・相手の立ち位置に立つ ポジションを変える
・視点を上げる 抽象化レベルもあがる
・止めて、観る 時間、変化を捉える
1)未来を描く
未来を思い描いたとしてもその通りになるとは限りませんが、思い描いた以上
の未来になることはありません。出来る、と、感じた事しか、できません。
2)観る、捉える
「なんとなく見た」のと、「他の人と話をして、実際に現場で触って、五感で
感た」では、情報量が全く異なります。眺めた、見た、と、体感した、の、違い
です。後者が、「観た」という事になります。
さらに、入ってくる情報量が多ければ、あたまの中で照らし合わせる事も、立
体的に可能になります。これが「捉えた」ということです。うまく「捉える」に
は、きちんと観ていなければならないのです。眺めただけで、わかったような気
になってはならないのです(言うまでもありませんが、PMBOK GUIDEの理解と
は、実際に行ってみること、です。本を読んだだけ、話を聞いただけ、では、情
報を入力しただけなのです。実施しなければ、捉えた、理解した、とは言えない
のです。)。
3)相手の立ち位置に立つ
「こういうものが欲しい」と、顧客が言っています。しかし、請け負う側は、
あくまでも、請け負う側の視点で見てしまっています。相手の立場に完全に立っ
て、なぜ欲しいのか、どうして欲しいのか、から、考えないと、「こういうもの」
を理解することはできません。実際に、物理的に移動して、相手の立場に立つこ
とが大切です(顧客の会社に行き仕事場に座る、利用者の席に座るなど)。
4)視点を上げる
視点を上げる理由は2つあります。
観るべき範囲は、その少し外側まで観て、初めて観て捉えることができます。
例えば変更が訪れるのは、捉えるべき範囲の、少し外側からかもしれません(前
提条件の変化を捉える必要性、です)。
また、集中的に深掘りすることで、自然と視野は狭くなっていきます。常に視
点を上に持つようにしなければならないのです。
5)止めて、観る
「トラブルが発生した」「追加の検討が必要になった」「顧客が求めているも
のとプロジェクトの成果物に乖離が生じた」。このような時に、まず必要なのは、
「一瞬立ち止まる事」です。
まず、立ち止まらないと、視点を上げることができません。視点を上げないと
「なぜそれが起こったのか?」が、整理できません。また、立ち止まらないと、
今に結びつく様々な因果を解き明かすこともできないのです。
こうしたふるまいによって、プロジェクトスコープマネジメントの理論をドラ
イブしていきます。
□この知識エリアの勉強の仕方
まず、スコープという言葉を理解します。スコープが理解できればプロジェク
トマネジメントは全て理解できたも同然、と、言う人もいます。また、私自身、
スコープという言葉がしっくりくるまで、半年くらいの時間が必要でした。慣れ
ていない方は、あわてず、じっくり理解しましょう。
GUIDEを読み進める上では、プロジェクトスコープ記述書がWBSになり、さら
にアクティビティに分解(タイムマネジメント)されることで、必要な作業とい
うものが明らかになっていく流れを追いましょう。そして、プロジェクトスコー
プ記述書、スコープ、要素成果物、WBS、ワークパッケージという用語がGUIDE
のどこに登場してくるか、(インプットにあるかどうかではなく、本文中、ある
いは行間に登場しないかというレベルで)くまなく洗い出し、その理由を考えま
しょう。索引で登場ページを探し、それぞれのページでどのプロセス、どの知識
エリアに関係しているのか、把握してください。やみくもに、インプット、ツー
ルと技法、アウトプットを覚えるのではなく、関連性を理解することで、全体の
流れが頭に入りやすくなります。
さて、最後に、スコープマネジメントが行われないとどうなるか、考えてみま
しょう。産業によっては、スコープの定義をしっかり行う必要性が高い場合と、
あまり意識しない場合(たとえば、業界が非常に古く、産業の階層化や役割分担
がきちんと決まっていて、かつ、仕事の進め方なども十分に枯れている場合)と
がありますが、いずれの場合でも、仕事の範囲を考えることを行わない、あるい
は全く意識しないことは、大変なことになります。スコープから直接的に影響を
受ける、コストやタイム、調達などの活動がマネジメント出来ない状況になりま
す。「範囲」を意識しつつ仕事を進めるというイメージを持ちましょう。
□ポイント&確認
○WBSとは?
WBS(ワークブレークダウンストラクチャー、Work Breakdown Structure)
は、プロジェクトスコープのスコープのベースラインです。このプロジェクトで
行うべき活動を現したものです。スケジュール同様、WBSも、プロジェクトにお
いて、計画に対する実績の乖離を測定します。
階層構造を持ち、それぞれ要素成果物で定義されていきます。ある仕事のまと
まりの中に、いくつかの仕事が含まれる、という構造を、要素成果物単位で表現
します。
要素成果物に対する要素分解、すなわち、「これを作るために、どんな活動=
どんな要素成果物が必要だろう?」と考えることによって、階層化を進めます。
と、こう書くと大げさに感じられますが、通常、それぞれの技術分野やそれぞれ
の組織に、過去作成したWBSやテンプレートや標準があり、それらを参考にしな
がら作成します。スケジュールの左側、大項目と中項目のところが、WBSです。
誰でも作ったことがある、と、思います。
しかし試験対策的には、覚えることが沢山あります。GUIDEの用語集、P.420
を参照し、理解しておきましょう。
○プロジェクトスコープ記述書とWBS
「スコープ定義」でプロジェクトスコープ記述書を作成しますが、次に「WBS
作成」というプロセスがあります。スコープを誰がどんな責任で決めているのか、
どのプロセスなのか、理解しましょう。イニシエータら、プロジェクトの認可の
責任を持つ人々と、立上げプロセス群において「プロジェクト・スコープ記述書
暫定版作成」を実施し、次に、プロジェクトマネジメントチームの責任で「スコー
プ定義」を実施します。さらに、プロジェクトマネジメントチームによって「WBS
作成」を実施し管理しやすいレベルに落とし込まれます。それぞれの文書にまつ
わる5W2Hを是非考えてみましょう。
○受け入れとプロジェクトやフェーズの終結
プロジェクトやフェーズは、立上げプロセス群と終結プロセス群によって決定
づけられます。プロジェクトやフェーズが実質的に終わることが出来る!と判断
するためには、ステークホルダーによるプロジェクトスコープの受け入れが必要
です。いわゆる納品も、その一つです(ここではもう少し広い意味を持ちます)。
その受け入れを司るのが「スコープ検証」プロセスです。ステークホルダーによ
る要素成果物とプロジェクトスコープの検査と受け入れが行われます。
しかしGUIDEを読んでいると、様々なプロセスで、要素成果物の検査、受け入
れが行われています。具体的には統合変更管理、品質管理、プロジェクト終結、
そして、スコープ検証です。これらのプロセスは役割が異なります。それぞれの
プロセスの役割を確認しておきましょう。
■編集後記:「振る舞い」
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プロセスや理論をドライブする能力として、「振る舞い」があると思います。
大袈裟なものは「原理・原則」と、感じられるでしょうし、「習慣」と感じられ
るものもあるでしょう。
振る舞いは、能力であり、原動力、です。
それでは、また次号。
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【PMP試験対策 239号】
発行・編集元:有限会社システムマネジメントアンドコントロール
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