2008.02.01
海外ファンドで資産を作ろう! 第百十六回
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『 海外ファンドで資産を作ろう! 』
執筆:国際フィナンシャルコンサルタント
海外ファンドアドバイザー 荒川 雄一
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■ 第116回 「豪ドル建 元本確保型ヘッジファンド」
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皆さん、こんにちは。
国際フィナンシャルコンサルタントの荒川 雄一です。
さて、ハンドボールの五輪出場、男女ともに残念でした。私も男子の試合は、
テレビ観戦しましたが、点数的には「あと一歩」、惜しかったですね。
でも、そこが、「実力の差」ということなのだと思います。
ただ、ハンドボールの試合で、代々木体育館が満杯になるのは、今までに例が
ないのではないかと思います。選手も感激していましたが、私も久々にハンドボール
観戦で興奮しました(楽)。
最近、国内景気、年金問題、そして様々な社会問題などが慢性的に顕在化している
ので、スポーツなどに活力を求める人(元気をもらいたい人)が増えてきているの
かもしれませんね。
2月に入り、巷では生活用品を初めとした消費財なども値上げとなりました。
公共料金も、さらに値上げが決定しています。
景気減速感のある中での物価上昇、これがスパイラル化して「スタグフレーション」
になることだけは絶対に避けなければなりません。
私たちもただ財布のひもをしめて、じっと「預金」しておくだけでは、ますます
日本の地盤沈下は進みます。
やはり、消費を伸ばすためには、安心できる資産運用法で可処分所得を増やして
いくしか「道」はないようです。
では、本日もファンド情報などをお伝えしていきたいと思います。
<今日のコンテンツ>
1.「ご質問」への回答!その1
2.「豪ドル建 元本確保型ヘッジファンド」シリーズ3募集情報!!
1.「ご質問」への回答!その1
さて、まずは前回「国際分散投資」の実践法について、私なりの見解を述べさせて
いただきましたが、その後、面談やお問い合わせの中で、同じようなご質問を
いくつかお受けしましたので、今回はそれについて、誌上にてご回答したいと
思います。
<ご質問>
「私の今の運用は、日本の投資信託や株式での運用が大半で、国際分散投資には
大変興味をもっています。ただ、現在相場が下がっているため、売るに売れなく
なってしまっています。相場が戻るまで待つのが良いでしょうか?それとも、
損切りしてでも開始したほうが良いのでしょうか?」
このようなご質問は、実に多くの方から寄せられます。
しかしながら、正直、個別要因も聞かずに、私が簡単に「判断」できるものでは
ありません。
そこで、こんな時、私がよくお話しするのは、自分自身の体験談です。
もうかれこれ20年ほど前でしょうか、私自身「投資」を全くよく理解出来ていない
ときに、ある証券会社のお勧めで投資信託を購入しました。
当時はバブル絶頂期だったため、当然、その後のマーケットの下落で大きく基準価格
を割り込み、2年後には最悪な状態となりました。
なんと、投資金額の60%程度にまで下落してしまったのです(この辺りが、
株ではないので、10分の1にはなりませんでしたが・・・苦笑)。
そして、何も講ずる手がないまま、いわゆる「塩漬け」で、“ほったらかし”に
しておくしかありませんでした(なるべく思い出さないようにしていましたね
・・・辛)。
それが、この2、3年前(日経平均が上昇してきた時です)、やっと基準価格が
1万円を回復して、晴れて「利益」の世界に戻ってきたのでした(そういう時は、
買っていたのをきちんと思い出します・・嬉)。
その後、相場をみて、一昨年に、ちょうど程よい価格で売却することができました。
しかし、、、苦節20年、長い投資でした。。。。
で、収支はというと、元本を100とすると、リターンは122となりました。
ということは、22%の収益率だったということです。
世の中の“塩漬け”体験者の方からは、
「まぁ、利益が出て良かったじゃないですか」
という声を頂けそうですが。。
しかしながら、“想い”にふけっているだけでなく、ここできちんと考えなければ
ならないことがあります。
それは、運用期間から観た「利回り」です。
今回は、わかりやすいように、単利で計算してみたいと思います。
私がこの投信を保有していたのは、20年間です。
従って、最終的に得た利益22%を単純年利に直すと、
22%÷20年=1.1%
となります。
現在の長期金利を見慣れていると、麻痺しているせいか、さほど低く感じない方も
いるかもしれませんが、リスクを取って「相場」で運用していることを考えると、
投資効率の悪さを感じずにはいられません。
それでは次に、ここでもし途中「損切り」をしていたら、どうなっていたか考えて
みたいと思います。
仮に、2年目の最悪な状態である「元本が40%下がったところ」で損切りし、
その後年利8%程度で運用できていたらどうなるかを考えてみたいと思います
(こちらもわかりやすいように、まずは単利で計算しましょう)。
元本の60%の資金×年利8%=4.8%
これが、毎年の当初元本100に対しての収益率となります。
複利の場合は、元本60%+利益4.8%=64.8%に対して、次年度8%の
運用となっていくわけですが、まずは、ここでは単純に年間4.8%ずつ増えて
いったらどうなるかシミュレーションしてみたいと思います。
2年後に売却しているので、残りの年数は18年で計算します。
18年×4.8%=86.4%
これだけの利益を受け取ることができます。
従って、元本60%+18年分の利益86.4%=146.4%
となるわけです。
この単利の計算は、損切りして60%の元金に対して、毎年8%の利回りを
配当として受け取った場合の計算と同じです
(ここでは、税金などは考慮していません)。
つまり、最近流行りの分配型投資(配当を毎年受け取る投資)といえます。
では、次に、上記の条件で複利運用した場合は、一体どうなるでしょうか
(配当を受け取らないということ)!?
計算式は、
1年目 元本60%+利益(60%×8%)=64.8%
2年目 元本64.8%+利益(64.8%×8%)=69.984%
3年目 元本69.984% ・・・・・・
と、以下18年間複利運用していくわけです。
すると、その収益率は一体どうなるでしょうか!?
(お時間のある方は、電卓で計算してみてください・・・笑)
答えは、、、、
239.76%
にまで高まるのです(オー!)。
それでは、もう一度私のケースを整理してみましょう。
ケース1(実例)
20年間の運用後に売却
↓
元本100に対して122%で売却
ケース2
もし、2年目元本60%という最悪の時に損切りし、その後年率8%で回せたと
仮定し、毎年配当で利益を受け取った場合
↓
元本60%+18年分の利益(配当)86.4%=146.4%
ケース3
ケース2の場合で、利益を配当とし受け取らず、複利運用した場合
↓
元本60%+18年分の複利収益179.76%=239.76%
さて、上記の結果並びにシミュレーションから言えることは、
まず単利(ケース2)と複利(ケース3)では、運用年数が長くなれば
なるほど、複利が有利になるということです。
特に、毎年分配型で運用されている方は、「今、受けとっている配当」が
本当に“今”必要なのか、一度よく考えられてみてはいかがかと思います。
そして、本題に戻りますが、私のケースでは“幸い”にして、
20年目に「プラス」に転じて売ることができましたが、「塩漬け」という行為
が、投資効率上は非常に問題があることはご理解いただけたのではないかと思います。
私自身も過去の自分の心理状態を思い浮かべると、
「とにかく、損失を確定させたくない」
という“想い”だけから、「損切り」できずに、“放置”していたように思います。
これは、はっきり言えば、投資効率などは全く考えずに、ただ
「損を確定したくない」という人間の心理から取られた行動といえます。
しかしながら、これでは、「合理的な投資」を行うことは到底不可能です
(「実感」として、私はそう感じました)。
私は、「損切りしないことはよくない」と言っているのではありません。
その投資が、
「中長期を見通して、今は一時的に下げているが、その投資対象には将来性があり、“合理的”な投資理由に基づいて“長期保有”している」
ということと、
「将来性はないが、ただ単に損失確定したくないため“塩漬け”している」
こととは、全く違うということです。
さて、ここまで述べると、また、多くの方から次のような質問が飛んできます。
「理屈はわかりますが、では本当に中長期に8%のリターンを得れる投資が
あるんですか?」
というものです。
もちろん、投資に「絶対」などというものはありません。
しかし、私たちがアドバイス業務をさせて頂いている多くの投資家の方たちの
ターゲットリターンは、10−15%程度です。
前回も書きましたが、それを実現させるために、膨大なファンドの中から、
過去長いものは10数年のパフォーマンスを分析して、プランニングを行っています。
逆にいえば、私たちの仕事は、「いかに中長期にわたって、投資家のターゲット
リターンを継続して得ることのできるプランを構築できるか」ということになります。
現時点で私が言えることは、十分に「中長期の安定運用は可能と考える」と
いうことです。
従って、もし、株や投信などの投資において、「投資戦略」や「合理的な投資
判断基準」を持たずに投資を行い、そしてその投資に将来性が見いだせないようで
あれば、私はどこかの時点で、一度線引きをすべきではないかと考えます。
人生と同じく、投資も過去に戻ることはできません。
変えることのできるのは、「将来の結果」だけです。
PMSや海外ファンドへの投資に限らず、重要なことは、
「将来に向けて、“戦略的な投資計画”を構築すること」
です。
いかに「感情」や「想い」を排して、「運用目的」に基づいた合理的な投資
プランを構築するか。
それが最も大切なことではないかと考えます。
さて、難しいテーマなだけに、回答もついつい長くなってしまいました。
まずは、この機会に「戦略的な投資計画」を構築されたい方、
下記のフォームからお問いください。
http://www.ifa-japan.co.jp/form_mail3.html
また、重要なご質問については、誌上においても、ご回答を掲載していきたいと
思います。
2.「豪ドル建 元本確保型ヘッジファンド」シリーズ3募集情報!!!
さてさて、お待ちかね(!?)の「豪ドル建 元本確保型ヘッジファンド」
シリーズ3の募集開始の情報を入手しましたので、今回ご紹介したいと思います。
豪ドル建の「シリーズ」は、1997年8月に第一号が設定され、今回で31本目と
なります。
ちなみに、第一号ファンドの今年2007年12月末のNAV(純資産価格)
は、初期投資単位1豪ドルにつき4.9315豪ドルと、月日の経過と共に、順調に
運用実績を伸ばしています!
今回募集されるのは、シリーズの中でも、2006年8月から運用を開始された
タイプのシリーズ3となります。
過去の同タイプのシリーズの運用状況は、
シリーズ1 2006年8月運用開始 NAV1.1920豪ドル
(1年5か月で19.2%の実績)
シリーズ2 2007年8月運用開始 NAV1.0920豪ドル
(5か月で9.2%の実績)
とこちらも順調に運用されているのが分かります。
今回も基本的には、基幹プログラムを中心として、その他相関性を考え、
別の2つのプログラムを組み合わせて組成を行っています(計3つのプログラム)。
運用当初は、投資額に1.2倍のレバレッジ(投資金額を1.2倍に膨らませること)
をかけ、その内の80%の資金を基幹プログラムへ、そして残り40%を2つの
プログラムへ分散投資を行います。
そして、120%の当初の投資配分は、運用結果に応じて最大150%まで配分を拡大し、
積極的なリターンを狙える設計となっています。
さらに、このプロダクトにも、もちろんオーストラリアの大手銀行の元本保証が
つけられています。
また、同シリーズの特徴として、元本逓増システムを採用しているため、
一定の利益が出た場合には、ロックイン(利益を元本に組み入れる)され、
投資元本と共に、満期時に償還が保証される仕組みとなっています。
ちなみに、前述した第一号ファンドの2007年12月末の状況をみると、
当初の投資額 1豪ドルで運用開始(1997年8月)
NAV(純資産価格) 4.9315豪ドル(2007年12月31日時点の現在価値)
元本+ロックイン利益の合計 4.0750豪ドル(同時点における償還時最低保証額)
と着実な伸びを示しています。
従って、現時点から満期までの間に運用が悪化して、NAVが急下落したとしても、
満期償還まで持てば、ロックインされた“4.0750”は最低保証されるということになるわけです。
もちろん、今後の運用がよければ、さらに最低保証額は上昇していきます。
このあたりが、投資家にとって“安心できる”スキームとなっている点と
いえるでしょう。
その他ファンドの概要は以下をご覧下さい。
ファンド種類 元本確保型 ヘッジファンドオブファンズ
組込ファンドと比率 基幹プログラム 80%
(120%にレバレッジ後) Bプログラム 20%
Cプログラム 20%
投資通貨 豪ドル
満期日 2016年4月29日(約8年)
元本保証 満期時100%保証 + ※満期時逓増償還保証あり
元本保証先 オーストラリア大手銀行
募集期間 2008年2月11日〜4月11日
※満期時逓増償還保証あり(目標投資配分が150%に達した時点で、累積損失が
ある場合はそれを相殺して、超過する運用収益の一定割合が償還額に組み入れ
られます)
今回のシリーズのポイントは、満期までの期間が8年と短いことです
(前回のファンドは約9年半でした)。
金利が高い“通貨”なだけに、米ドルやユーロのプロダクトよりも、償還までの
期間を短くできるため、投資家にとってはメリットは高いのではないかと思います。
尚、当ファンドについてのご質問・お問い合わせは、こちらから
「2008.2豪ドル建 元本確保型ヘッジファンド」のファンド名でお問合せください
↓
http://www.ifa-japan.co.jp/form_mail2.html
アメリカの利下げなどによって、対円だけでなく、米ドルに対しても高くなっている
豪ドルですが、“通貨分散”の観点からも、一部保有されていても面白いのでは
ないかと思います。
正直、豪ドル建てのオフショアファンドは、あまり数がないため、“豪ドル”で
の運用を望むが外貨預金では物足りない方にとっては、「元本保証」もついて
いるため、面白い商品ではないかと思います。
何といっても、過去のシリーズの実績(結果)が出ているので、その辺りは
評価に値すると思います。
いつもながら、クローズ間際のサポートは間に合わないケースが多いため、
ご興味がある方は、早目のお問い合わせをお勧めします。
それでは、本日はここまで。
また、次回をお楽しみに!!
(次回は、2月15日の発行予定です)
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ブログ絶好調!?海外ファンドの話題は少ないですが、投資“ネタ”や私の“考え”を
お伝えしようと思っています。お暇でしたら、たまに覗いてやってくださいませ。
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