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週刊 旅と現代文学。


2008.04.20

【週刊 旅と現代文学。】20080420


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◆週刊 旅と現代文学。◆                2008年04月20日

 第231号                    http://www.tabibun.net/
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  新風舎の事業譲渡に続いて草思社の再建にまで手をあげた文芸社、
  なんか怖いんですけど。
  http://mainichi.jp/enta/book/news/20080418ddm041040138000c.html

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■ 来週出る注目本!
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椎名誠『すすれ! 麺の甲子園』
 04月22日 新潮社 1470円
  ブンダン随一の麺好きで、世界中どこに行っても「一日一麺」を実践する
 作家が、日本一の麺を探すべくいよいよ立ち上がった! ラーメンにうどん、
 蕎麦にほうとう、沖縄すば、さらにモヤシにキャベツに糸コンニャクまで…
 …メタボリックもなんのその、三五都道府県を駆け回り、一六〇麺をすすり
 倒した一年半の熱闘記。

白石一文『この世の全部を敵に回して』
 04月23日 小学館 1050円
  白石一文が問う、00年代「人間失格」の書
  人間は、どこから来て、どこに向かうのか――。生きがたい思いを漫然と
 抱くすべての人に、作者から突き付けられた八万文字分の言葉の爆弾。

吉村萬壱『バースト・ゾーン−爆裂地区−』
 04月23日 ハヤカワ文庫 924円
  ジャンルの垣根を超えた野心作、遂に文庫化。芥川賞作家が放つ 戦争エ
 ンターテインメント
  「テロリン」に蹂躙されたこの国で、国家は 最終究極兵器「神充」を使
 用せんと画策し、 五人の男女は最後のサバイバルに挑んだ……。

江國香織/角田光代/井上荒野ほか『JOY!』
 04月23日 講談社 1680円
  嶽本野ばら、角田光代、唯野未歩子、井上荒野、江國香織。現代最高の作
 家が同じ一つの小説を描くコラボレーション企画。伝説のミュージシャンと
 女たちの愛の物語。

鷺沢萠『かわいい子には旅をさせるな』
 04月25日 角川文庫 500円
  人生いろいろ 人間いろいろ。
  日々、新しい発見と勉強をし、それを死ぬまで続けるのが人生であり、人
 間という生き物なのだろう−−。

小川洋子『科学の扉をノックする』
 04月25日 集英社 1470円
  本当は面白い科学の世界へご一緒に!
  小柴昌俊氏推薦。「この本は科学の面白さを伝える著者の小川洋子さんが
 科学の世界を時には驚きながらこころから楽しんで書いている点ですぐれた
 科学への入り口になっています。」

いしいしんじ『三崎日和―いしいしんじのごはん日記2―』
 04月25日 新潮文庫 540円
  三浦半島の港町・三崎へと引っ越し早1年。窓から海のみえる二階家で、
 季節の魚、土地の野菜を毎日だいじに料理して食べ、日のあるうちに原稿を
 書き、日が沈んだら音楽をかけて、お酒をのんだり、本を読んだり。ときど
 き別の町へと波に運ばれては、三崎の家へとまた打ち上げられる。夕暮れの
 港町を、風に吹かれて歩いているような気分になれる、いしいしんじの「ご
 はん日記」第二弾!

佐藤友哉『子供たち怒る怒る怒る』
 04月25日 新潮文庫 540円
  ぼくが転入してきたクラスで行われていたゲーム。それは異形の連続殺人
 者・牛男の次の犯行を予測しあうことだった。最初は面白半分だった。でも、
 いつしか、ぼくたちは引き返せない地点まで来てしまったんだ(表題作)。
 災厄が露にした、きょうだいの秘密(「大洪水の小さな家」)。教室で突如
 火を噴く、恵子のサブマシンガン(「慾望」)。デッドエンドを突き抜ける、
 6つの短編。

よしもとばなな『なにもかも二倍―yoshimotobanana.com 2007―』
 04月25日 新潮文庫 620円
  ハワイで奇跡のような夕陽に照らされ、ローマで憧れのダリオ監督に出会
 う。旅と大切な人との出会いを重ねながら、新作小説の完成を目指した一年
 間。よいことも悪いこともどかんときた出来事の数々と、日々の思いをつめ
 ました。「とにかくはだかをみせて〜」ほか、美女たちを瞬時にメロメロに
 するチビちゃん語録も絶好調。Q&A集も増量し、みんなとしあわせになり
 たいドットコムです。

椎名誠『全日本食えば食える図鑑』
 04月25日 新潮文庫 620円
  ゴカイ、ウミヘビ、イソギンチャク……本当にこれを食べるんですか? 
 という見た目も怖い食材を、胃袋に納めます。こりこり、ずるずる、グネグ
 ネ、ぴりぴり――何が通常食で何がゲテモノなのか、その境界線は誰にも言
 えないとシーナさんは言うけれど、これを読んで一度食べたく、は……多分、
 なりません。日本一つら〜い食べ歩きエッセイ。第1回全日本麺の甲子園大
 会記録を収録。

宮本輝『にぎやかな天地』
 04月25日 中公文庫 660円(上巻)
 04月25日 中公文庫 620円(下巻)
  謎めいた老人から「日本の優れた発酵食品を後世に伝える本」の制作を依
 頼された青年編集者・船木聖司は日本各地を取材し、糠漬、熟鮓、鰹節、醤
 油など微生物の偉大な営みに魅せられていく。

よしもとばなな『サウスポイント』
 04月25日 中央公論新社 1575円
  かつて初恋の少年に送った手紙の一節が、ハワイアンの調べに乗って耳に
 届いた。キルト作家となった私はその歌い手を訪ねるが……。生命の輝きに
 充ちたハワイ島を舞台に描く書き下ろし長篇。

●傾向と対策

椎名誠『すすれ! 麺の甲子園』
はこれ↓ですね。
http://blog.excite.co.jp/koushien/

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■ 今週はこんな本を買いました。
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大江健三郎『燃えあがる緑の木』新潮文庫 第一部〜第三部

イーブックオフにて。

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■ 旅と現代文学。サイト更新情報
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2008-04-19
 100字レビュー...吉田修一『初恋温泉』、長嶋有『パラレル』、
    鹿島田真希『六〇〇〇度の愛』
 物語の舞台...[黒石][青荷温泉][青森] 吉田修一『初恋温泉』
    [長崎] 鹿島田真希『六〇〇〇度の愛』

                 見に行く →  http://www.tabibun.net/

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■ 100字レビュー ピックアップ
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□吉田修一『初恋温泉』

発行:2006年6月 集英社 204頁 1365円
NDC :913(日本文学>小説 物語)
目次:初恋温泉 / 白雪温泉 / ためらいの湯 (ほか)
所要:1時間30分
評価:★★★★

温泉を舞台にそれぞれの想いを湯で温める5組の男女の短編集。
二人の問題はほとんど解消されずに残るんだけど。
5つの作品ごとに違った宿が実名で出てくるので
思い立ったら自分も行けるという、旅行書的楽しみもある。

吉田修一の100字レビュー
http://www.tabibun.net/review/jy/yoshida.html

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■ 物語の舞台。 第161回
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□青森県 黒石市 青荷温泉

  暖房の効いたタクシーに乗り込むと、辻野は、「う〜、さぶっ」と一度身
 震いしてから、「あの、道の駅の『虹の湖』ってところまでお願いします」
 と運転手に告げた。
  雪を払っていないような髪をした運転手が、「ああ、青荷温泉のお客さ
 ん?」とすぐに尋ねてくる。
                      吉田修一『初恋温泉』集英社

「白雪温泉」より。

夫婦でやってきた青荷温泉。青森県にある秘湯の一軒宿の温泉です。
ランプの宿。

この小説集には5つの温泉宿が出てくるんですが、そのなかの1軒です。
取材として実際に泊まって書かれたとのことですので、
ランプの明かりだけでの食事とか描写としてはリアルです。

離れ(十方堂)の部屋に泊まるんですけど、
襖一枚へだてた隣室に他のお客さんがいる、のですね。
びっくりして仲居さんに尋ねると「それが何か?」風な。
いやいや、秘湯ってそんなもんやで。

青荷温泉
http://www.yo.rim.or.jp/~aoni/index.htm

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 明日は35歳の誕生日、「誕生日休暇」って一人で決めて会社休む
 わたくし芝田がお送りしております。
 励ましのお便りはこちら。 mailto:webmaster@tabibun.net
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 サイト:旅と現代文学。 http://www.tabibun.net/
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  発売日、価格など実際と違っていることがあります。
 ※本の紹介文など一部各出版社ほかに著作権があるものがあります。
 ※価格は税込みで表示していますが、(税込)等の表記は省略しています。
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