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週刊 旅と現代文学。


2008.05.18

【週刊 旅と現代文学。】20080518


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◆週刊 旅と現代文学。◆                2008年05月18日

 第235号                    http://www.tabibun.net/
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  涼しい日が続いたと思ったら急に暑くなったり、
  体の弱い私なんて大変なんですがみなさまいかがお過ごしですか。

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■ 来週出る注目本!
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江國香織『すきまのおともだちたち』
 05月20日 集英社文庫 580円
  小説と絵が織りなすファンタジックストーリー
  旅先で「すきま」に迷い込んだ私を助けてくれたのは、小さな女の子とお
 しゃべりなお皿。元の世界へ戻れない私と、不思議な魅力に満ちた彼女たち
 との間には、いつしか友情が芽生えるが…。

馳星周『やつらを高く吊せ』
 05月22日 講談社 1680円
  吉川新人賞作家の最新作情報こそ権力、という現代を犯罪、麻薬、政界財
 界あらゆるダークサイドから描く問題作。

北村薫『北村薫の創作表現講義』
 05月23日 新潮社 1365円
  「早稲田大学で教えた二年間、教室でこんな事を話していました」。さま
 ざまな表現に《スパークする》小説家の創作魂。小説家の頭の中、胸の内を
 知り、「読書」で自分を深く探る方法を学ぶ。「読む」とは「書く」とは、
 こういうことだ! 本の達人の、特別講義。

椎名誠『『十五少年漂流記』への旅』
 05月23日 新潮社 1050円
  著者が幼い頃から何度も何度も読み返しているヴェルヌのこの小説には謎
 があった。子供たちが漂流した無人島のモデルはいったいどの島なのか? 
 マゼラン海峡、そしてニュージーランドへ。冒険好き作家が太平洋の島々に
 物語の謎を追った、ミステリアス紀行。

重松清『うちのパパが言うことには』
 05月24日 角川文庫 500円
  <何がほしいんだ>――その答えは、いまもまだ、わからない。
  かつて1970年型少年であり、40歳を迎えて2000年型おじさんになった著者
 が、ある時は鉄腕アトムや万博に心動かされた少年時代の思い出を通して、
 ある時は現代の問題を通して、家族や友、街、絆を綴ったエッセイ集。

東野圭吾『さまよう刃』
 05月24日 角川文庫 740円
  自分の子供が殺されたら、あなたは復讐しますか?
  長峰重樹の娘、絵摩の死体が荒川の下流で発見される。犯人を告げる一本
 の密告電話が長峰の元に入った。それを聞いた長峰は半信半疑のまま、娘の
 復讐に動き出す――。遺族の復讐と少年犯罪をテーマにした問題作。

角田光代『いつも旅のなか』
 05月24日 角川文庫 540円
  仕事も名前も年齢も、なんにも持っていない自分に会いにゆこう。
  ロシアで国境の居丈高な巨人職人に怒鳴られながら激しい尿意に耐え、キ
 ューバでは命そのもののように人々にしみこんだ音楽とリズムに驚く。五感
 と思考をフル活動させ、世界中を歩き回る旅を、臨場感たっぷりに描く。

戸梶圭太『ディープトリップ7』
 05月25日 早川書房 1680円
  遺伝子操作と異種交配の結果生み出された無数のイカレたミュータントが
 住むトンデモ惑星。彼らが起こす事件を、癌恐怖症の美女ミュータント、ミ
 ミがテキトーに解決する一大エンターテインメント!

小島信夫/保坂和志『小説修業』
 05月25日 中公文庫 760円
  小説をとおして、世界をどのように捉えるか――。生と死、科学と哲学、
 小説のこれまでとこれからについて、小説に〈奉仕〉する二人の作家がとこ
 とん問いかけ合う往復書簡。

泉麻人『50の生えぎわ』
 05月25日 中公文庫 580円
  ホーロー看板、二人の王子、母校の底の地下壕……五十代に突入した著者
 が、街で見つけた話題を、独自の視点と切り口で捉えて綴ったエッセイ集。

●傾向と対策

椎名誠『『十五少年漂流記』への旅』、お、旅と世界文学だ。

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■ 今週はこんな本を買いました。
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買ってません!

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■ 旅と現代文学。サイト更新情報
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2008-05-17
 100字レビュー...川上弘美『古道具 中野商店』、池上永一『レキオス』
 物語の舞台...[沖縄][天久][那覇] 池上永一『レキオス』

2008-05-11
 近況報告...プレステ3を買ったので

                 見に行く →  http://www.tabibun.net/

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■ 100字レビュー ピックアップ
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□川上弘美『古道具 中野商店』

発行:2005年4月 新潮社 277頁 1470円
発行:2008年2月 新潮文庫 339頁 540円
NDC :913(日本文学>小説 物語)
目次:角形2号 / 文鎮 / バス (ほか)
所要:3時間
評価:★★★★

川上弘美の書く恋愛小説はなぜこんなに淡々と清廉なのか。
古道具屋という舞台もあいまって時がとまったような、
このままいつまでも続くような曖昧な生活。
と思わせながらラストで大きく動いて、時代の終わりを示す。

川上弘美の100字レビュー
http://www.tabibun.net/review/jk/kawakami.html

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■ 物語の舞台。 第165回
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□沖縄県 那覇市 天久

  天久開放地の闇に上がった火柱は、付近の古島郵政団地からも目撃された。
 通路に出た住民が天久開放地方面に身を乗りだしている。すぐに団地上空に
 ドラムカンの山を崩したようなヘリコプターの音が聞こえてきた。
                     池上永一『レキオス』角川文庫

米軍用地であったものが返還され、空地となっていた天久開放地。
那覇市街の北、現在は街になっており、
「那覇新都心」と呼ばれるエリアですが、
ここで浮かび上がった巨大な魔方陣から物語は動き出します。

古島郵政団地も実在する団地でしょうか、天久の1kmほど東が古島です。

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 週末やってたゲーム「龍が如く 見参!」は終えて次は「OBLIVION」の
 わたくし芝田がお送りしております。
 励ましのお便りはこちら。 mailto:webmaster@tabibun.net
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