2006.12.24
ドイツ語を話そう!〜entweder… oder…
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>>>あなたもドイツ人の話すドイツ語に触れてみませんか>>>
"Ey wat denn, komm ma her!"(´▽`)ノ゛
◆◇◆ ドイツ語を話そう! ◆◇◆
―第二十回〜"entweder katholisch oder protestantisch"
http://www.geocities.jp/deutsch_japan/
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<2006年12月24日発行>
……………………(敢えて言うまい、あの挨拶)…………!
∩ ∩
(・*・)ノ<<<(…………メッ、メリー………) はい、では始めます。
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◆今日の一言
(2006年8月12日、NewsletterよりRonnyさんの発言)
>>>>>勝手に難易度:★☆☆☆☆(1)
>>>>>"entweder katholisch oder protestantisch"
∩ ∩
(・*・)ノ <<<(この発言の文脈から説明するよ。)
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(aウムラウトはa"、oウムラウトはo"、uウムラウトはu"、エスツェットはssで表します。)
前回からの続きで、ドイツ人の名前についてです。
今回は少し長いです。ごめんなさい。
日本人が子供の名前に「意味」を込めることが多いのに対して、
ドイツ人は子供の名前に「意味」は込めない。
「名前に意味があるにはあるんだけど、殆どの親はそれを知らない。」
というRonnyさんの言葉。
意味があるのに意味を知らずに名付ける、ってどういうこと?
意味を知らずに名前をつけたら、こんなことになっちゃったりしません?
「なんとなくいいかな、と思ってつけたけど、この子の名前、
実は○○○(すごく言いにくい言葉)って意味だったなんて。オーマイガ」
…ならないですかね。
ドイツ語圏から抜け出したら、どうか分からないですけど。
磯野カツオがイタリア語では卑猥な意味になる、なんて例もありますからね。
(参考までに:
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=Shift_JIS&newwindow=1&q=%88%E9%96%EC%83J%83c%83I%81@%83C%83%5E%83%8A%83A%8C%EA&lr= )
じゃあどういう風に名前を付けるのかと言うと、
単純に「響きがいいから」あるいは「名字と合わせたときにしっくり来るから」
というように、要はフィーリングで決めるそうです。
もちろん「あのサッカー選手のように強くなって欲しいから、○○」
というようなのも、あるでしょう。
ふむふむ。
ですので「どうやって名付けるか」については、
ここでいったん解決としますね。
でもそれでは今日の一言にたどり着かないので、「昔はこうだった」というお話に
移ります。
それから、「意味はあるんだけど」と言われたからには、
「意味」も知りたいですよね?…知りたくなくても、
それについては強引に後で触れます。
▼昔の「名づけ」はこうだった。
皆さんもご存知の通り、欧米で一番幅を利かせている宗教はキリスト教です。
今日・明日あたり、欧や米ではものすごい勢いで聖書が読まれるはずです。
いや、神聖な日なんですよね、本当は。うん。
キリスト教と言っても色んな宗派があるそうですが、ドイツは大きく分けて
カトリックかプロテスタント、ですよね。
そこで今日の一言です。
In vielen La"ndern wie zum Beispiel Deutschland, O"sterreich, Schweiz oder Slowakei
sind die meisten Christen entweder katholisch oder protestantisch.
(ドイツ、オーストリア、スイスやスロバキアと言った多くの国では
キリスト教徒の殆どはカトリックかプロテスタントのどちらかだよ。)
ここから抜粋で、これまためちゃくちゃよく使われる
entweder … oder 〜 (…か〜のどちらか)をご紹介します。
==================================
entweder katholisch oder protestantisch
(カトリックか、プロテスタントのどちらか)
==================================
そして、カトリックとプロテスタントの大きな違いのひとつに、
「聖人崇拝をするかしないか」というのがあるそうです。
カトリックでは、聖母マリアや聖人(死後カトリック教会から聖なる人と
認められた人。教皇とか。)を「祝福された聖なる女性」ですとか
「教会に認められた聖人」として崇拝し、信仰のお手本とするそうです。
プロテスタントにおいては、信じるのは「父・子・聖霊」の三位一体の神だけ、
つまり聖書に書かれていることのみを信仰の対象とするそうです。
なので、プロテスタントにおいてはマリア様も聖人も我々と同じただの人間、
というわけで崇拝の対象にはならないそうです。
そんなこんなで、聖人崇拝がピークに達しようとしていた中世の頃
(カトリック教会がめちゃくちゃ権力にぎってた頃ですね)には、
信者は子供に名前を付ける際、聖人の名前を好んでつけたんだそうです。
(…聖人と言えばペテロとかパウロとかバルタンしか知りませんでしたが、
めちゃくちゃいっぱい居るみたいです。後記リンクをざっと見ただけでも
200人以上居るんじゃないでしょうか。
教皇が死後聖人になるということなので、これからもどんどん
増えるんでしょうね。)
ちなみに聖人にはそれぞれ「聖人の祝日」があるそうで、今でも
カトリックが強い国や地域では自分の名前の聖人の祝日を盛大に祝うんだとか。
例えば、5月30日生れのMartinさんは、5月30日(自分の誕生日)の他に
11月11日も祝うんですね。聖人Martinの祝日が11月11日だから。
(祝日と言ってもお休みの日じゃないです。)
お祝いが増えて楽しそうですね。
という訳で、「カトリック信者が聖人の名前を付けた」というのは、
中世においては即ち「みんな聖人の名前を付けた」に等しいようなもんですから、
そのまま聖人の名前が「欧米人の名前」として残ったわけですね。
で、今は子供に名前を付けるときに聖人か聖人じゃないかも
分からないまま付けちゃったりするんでしょう。
聖人のリスト(Wikipediaからですが)のURLを下に載せてありますので
宜しければご参照下さい。
アンドレアスさんも、バーバラちゃんも、ファビアン君も、
聖人だったんだー。へぇ〜、なんて。
▼意味はあるけど、知られていない。その「意味」とは?
聖人にしても、名前に意味があるとしたら、その意味とは何でしょう。
Ronnyさんの答えによると、
「名前の意味は、古い言葉から来ている場合が多い」
そうです。
「古い言葉」とは、古代ゲルマン語、ヘブライ語、ギリシャ語など。
そりゃあ…古い。確かに古い。
でも言われて見れば、聖書にのってる人の名前の、
そのまた起源を聞いてるわけですから。古くて当然ですね。
例えば12使徒の中にフィリポ(Philippus)さんが居るそうですが、
これはギリシャ語の "filos"(友達)+"ippos"(馬)で、イコール「馬の友達」、
という意味になるそうです。
こんな感じでLeaちゃんは「野牛」(出典は旧約聖書だそう)になっちゃいますし、
Christianさんは元をたどれば
「軟膏を塗られた人」(由来はギリシャ語だそう)になるみたいです。
そういう意味で、「元の意味」を知りながらその名前を付ける人は
確かにあまり居ないかもですね。
………。
さてさて、
なんか頭がこんがらがって来ましたが、
まとめると、こんな感じでしょうか。
● 欧米人の名前に意味はあり、それは古代の言葉に由来する。
● カトリック権力が強大だった中世に、聖人の名前を付けるのが流行した。
(聖人崇拝はカトリックのみ)
● 今はフィーリングで名づけられることが多い。
ちなみに2006年に最も多く付けられた名前は、
女の子がLeaちゃん、
男の子がLeon君だそうです。
Leon君の意味は…
はい、正解!ライオンです。
《参考リンク》
聖人のリスト:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E8%80%85%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7
↑日本のWikipediaより。
http://de.wikipedia.org/wiki/Liste_der_Seligen_und_Heiligen
↑ドイツ語のWikipediaより。
ドイツ人の名前辞書:
http://lexikon.beliebte-vornamen.de/
↑名前の意味、起源、トレンドが分かります。
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◆ "entweder katholisch oder protestantisch"
◆「カトリックか、プロテスタントのどちらか」
◆< entweder … oder 〜 : …か〜のどちらか
katholisch : (形)カトリックの
protestantisch : (形)プロテスタントの >
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宗教改革を起こしたマルティン・ルターの「マルティン(Martin)」も
聖人の名前だったんですね。
∩ ∩
(・*・) <<<(という事はルターの親はカトリックだったって事?) 考えてみれば、そりゃそうか。
ちなみにカトリンちゃんという子に「カトリックなの?」と聞いたら
(カトリックとカトリンが似てるから、何となく。)「いや、プロテスタントだよ」と。
カトリンちゃんのご両親は、男の子だったらマルティン(ルターの名前)って付けたかったけど、
女の子だったから、ルターの奥さんの名前(カタリーナ)から取って
カトリンと名づけたんだそうです。
カタリーナではなくカトリンなのは(どちらも意味は同じで、「誠実な」といったところ)
名字によく合ったからだそうです。
そしてそして、前回の配信で「3桁区切りの数字が苦手」と書いたところ、読者の方から
素晴らしいアドバイスを頂きました。
「千円札をイメージすれば、十万ぐらいまでは3桁区切りでも数えやすくなる」!
これは使えそうです。アドバイスを下さった方、有難うございました!!
∩ ∩
(・*・)ノ<<<(有難うございました!!)
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Vielen Dank! Und auf Wiedersehen!
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(・*・)ノ゛<<<(Tschau tschau!)
(「これは違うんじゃないの?」というところがありましたら、ご指摘お願い致します。)
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