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マーヤ大先生の人生コーチング塾


2008.03.15

マーヤ大先生の人生コーチング塾


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          ■■マーヤ大先生の人生コーチング塾 192号■■
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                          ■本日の講義■
                 「後藤住職様に教えられたこと」


塾生諸君!
先日、曹洞宗の住職さまと会見することが出来ました。
後藤住職さまは、インドで約30年に渡り、ボランティアで学校を運営され
ています。運営の費用の大半は、町での托鉢ですので、金銭的には苦しい運
営だと思いますが、嬉しそうに話される表情はそのようなこととかかわりな
く、優しさがあふれておられ、感銘を受けました。

なにより感銘を受けましたのは、難しいことは一切おっしゃらない。
ご自分のことを破戒僧だとかガキ大将だとか言われ、わざわざ曹洞宗から表
彰を受けるために帰国された様子などみじんも見せられません。

同席されたある会社の社長が、なんとか聞きだそうと、「どうすれば我々で
も悩みから開放されるのか」などと食い下がりますが、なかなか真正面から
答えられません。

私もあまりの囚われのなさに、ある禅問答を思い出し、それを伝えました。
それは確か次のようなものでした。
「この公案に答えられなければここに居る猫を殺すがいいか?」と宣言して
難しい公案を出します。猫を殺すことは殺生戒を犯すことになりますので、
仏の道を歩むものにとっては絶対にしてはいけないことです。
しかし、誰も答えられなかったので、あろうことかその猫を殺してしまいま
した。そこに別の僧が入ってきたので、ことの顛末をつたえ、同じ質問をそ
の僧にします。するとこの僧は、何も語らず、履いていた草履を脱ぎそれを
頭に載せるというものです。それを見た質問者が「見事であると」、これだ
けでは一体なんのことやらさっぱり検討もつきませんが、まあそこのところ
が禅問答といわれるゆえんでもあります。

それは次のような解釈があるのです。
猫を殺すという殺生戒は何が何でも犯してはならないという思い込みは、そ
の言わんとすることに間違いがなくても、その頑なな態度にはある硬直した
囚われが感じられます。絶対にこれはしてはいかんという囚われから開放さ
れることが大事と見て取って別の僧は、本来あるまじき行為である汚い草履
を自分の大切な頭の上に載せることで、私は囚われていませんと答えたので
した。

さて、そのような囚われのなさを感じたのですが、そのことを伝えると、
「でも、そんなことをしてはいけません」とまたまたはぐらかされてしまい
ました。

その中でひとつだけ印象に残る言葉がありましたので、最後にそれのご紹介
です。それは「私はカラッポです」というものです。

それはきっと「想い」や「思惑」や「私的な欲望」などのことなのだと思い
ますが、一言で言えば先日の講義のテーマであった「マインド」がないとい
うことに通じるように思いました。

囚われがなく、カラッポであると、自由自在なんだとつくづく関心した次第
です。この住職さまは言葉ではなく、生き様で教えられておられるようです。
下記のホームページをご参考ください。
こんな生き方をしている人が世の中にはいるんです。いや素晴らしい。
http://www.geocities.jp/i_loveindiajp/profile1.html

それでは塾生諸君、ごきげんよう、、。
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  塾長: マーヤ大先生
     マガジンID:0000134599
  発行周期: 毎週 土曜日
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