2007.07.24
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2007/7/24
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こんにちは!ファイナンシャルアドバイザーの北川です
先週は、年に一度の健康診断がありました。
50歳になると、診査項目が少し増えるのですが、サプライズはきわめて幼稚
なことにありました。
最初のチェックポイントで、測定者の顔色が曇り3回も計り直しました。
「変ですが、間違いありません」なんと!身長が1センチも伸びていたのです。
別に身長を伸ばそうと思って、懸垂機にぶら下がっていたわけではありません。
しかし、この1年に変わったことといえば、そう!加圧しか思い当たりません。
加圧トレーニングで成長ホルモンが通常の30倍でるのですから、確かに
身長が伸びても不思議はないですねぇ。
加圧トレーニングとは
http://www.kaatsu.com/whats/what1.html
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【このメルマガの主旨】
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●目次
◇ サブ・プライム・ショック
◇ 早稲田大学エクステンションセンター 夏講座
◇ 編集後記 外を向け!とゲキ飛ばす内向き経済新聞
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サブ・プライム・ショックは世界株安の引き金?
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サブプライム問題って?
アメリカでは、低所得者や信用力の低い個人層を「サブ・プライム」と呼びます。
そして、そうした層への住宅ローンが「サブ・プライム・ローン」です。
通常のローンよりは高い延滞率を想定はしていましたが、それを超える延滞率が
発生、さらに上昇しているという事実が明らかになりました。そして今年の3月
にニューヨーク証券取引所がサブ・プライム・ローン大手会社を上場廃止にした
のをきっかけに、そのリスクが顕在化してきたのです。
サブ・プライム・ショックの特徴は、その影響力の大きさです。
サブ・プライム・ローンの資金は住宅ローン担保証券(RMBS)により金融市場
から調達されています。その資金の出し手は、投資家やヘッジファンドなのです。
焦げ付きが拡大すれば、RMBSが元本割れを起こし、ヘッジファンドの運用が
行き詰ります。
サブ・プライム・ショックはLTCMの再現か?
以上のストーリーを大胆に書くと次のようになります。
住宅ローンの延滞→金融商品の価値低下→ヘッジファンドの破綻
ヘッジファンドの破綻というと、1998年のロングターム・キャピタル・マネージ
メント(LTCM)の破綻を思い出します。あのときには、本当に世界金融
システムの崩壊に直結する最大のアクシデントでした。
当時のFRB議長のグリーンスパンの超法規的処置により、世界の巨大金融
機関が痛み分けの手仕舞いをしたことで最悪の事態を免れました。
問題は、今回の事件があのときのようなインパクトを本当に持つのか?という
ことであり、もしそうであれば世界恐慌や同時株安につながりかねません。
「サブプライム問題の損失規模はLTCMを上回る可能性がある」と報道する
マスコミもありますが、その真偽はどうなのでしょう?
クレディ・スイスではサブ・プライム・ショックの及ぼす損失額を最大で520億
ドルの規模になると発表しました。FRB新議長のバーナンキ氏はその倍の最大
1,000億ドルと発言しています。1998年のLTCMのときには、ヘッジファンドの
自己資本が48億ドル、米系大手金融機関の損失は300億ドルでしたから、
「LTCMを上回る」という報道になるのも、うなづけます。
しかし、LTCMは25倍以上のレバレッジ=銀行借入等を利かせていたので、
グリーンスパンの緊急措置が実らなければ、その損失は1,250億ドル(約15
兆円)を超えていたでしょう。さらに、同種のヘッジファンドがあおりを受けて
全部破綻したら8,000億ドルくらいの焦げ付きが起きる可能性があったのです。
学習する金融システム
実際LTCM破綻以降、例えばFRBは、重要な仕事の1つとして、米国の銀行の
ヘッジファンド向け貸出し状況のヒアリングと監督を行うようになりました。
2005年夏頃に当時のグリーンスパン議長が、世間では「もう利上げを
打ち止めにしても良い水準だ」とさんざん言われつつも、利上げ継続した背景
に、「ヘッジファンド融資がまだペースが落ちてない」ことを確認していたから
だ、というエピソードもあります。
LTCMで学んだ金融システムは、今回のようなショックに対する免疫がすで
にできていると言っても過言ではないのです。
で、私たちはどうすれば・・・
米国のヘッジファンドには、日本の機関投資家も投資をしています。
野村證券はサブプライムローンの評価損60億円〜80億円を計上するだろうと
さっそく報じられました。同様に、ヘッジファンドに投資をしている日本の
銀行や保険会社にも損失は広がるかもしれません。世界の株式市場は順調でも、
こうした思わぬアクシデントでつまずくのが、ヘッジファンドの意外性です。
私たち庶民が幸せになるために行う資産運用は、ヘッジファンドのような
ヴァーチャルな世界へ入り込むべきではありません。一般的な投資家には、
ヘッジファンドもオフショアファンドも必要ないのです。なぜなら、世界の
株式市場の平均的なリターンの組み合わせで、人生の期待収益率を十分に
達成できるからです。
だから、現物資産に投資しているだけで十分な個人投資家が一番強いのです。
複雑なお金の流れで分かりにくい話ではありますが、サブ・プライム・ショック
の波紋が米国株式に与える影響は少なからずあるでしょう。しかし、それは
「システムリスクの恐れはない」というFRB理事の発言にあるように、今の
世界で消化できないほど巨大な問題ではないということはいえます。
私たちのポリシーを変える必要のあるデイープ・インパクトではないようです。
安心して、前へ進みましょう!
以上
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【編集後記】
「地球時代に内向く日本」というコラムを読みました。
日経新聞の主幹という偉い人の論説で、グローバル時代に必要な政策を
説いています。しかし、私から見れば内向きな国を愛し、ガイコクに対する被害
妄想をあおり、世界の潮流に逆らっているのはマスコミ自身ではないでしょうか?
政治家や役人に「外へ開け」と心から叫ぶ前に、自分たちにできることを
謙虚に取り組むべきでしょう。
世界で起こっていることを、客観的に中立的に伝えるべきです。
経済やマネーの原則を、きちんと学ぶべきです。
大企業優先、スポンサー重視の姿勢を恥ずかしいことです。
新しくて良い事を、正しく判断して、啓蒙するべきです。
世の中を作るのは、政治家や役人ではない。
一人一人が、自分の持ち場で役割を演じている。
私も、いま自分にできるミッションに集中しているつもりです。
(微力ながら・・・)
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