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広告の真の効果と狙いが見える「CM Marketing eye」


2005.06.10

広告の真の効果と狙いが見える 「CM Marketing eye」 vol11


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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 2005.6.10 vol.11 ◇◆◇

 
 広告の真の効果と狙いが見える
 
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          \\ CM Marketing eye \\ 

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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ http://www.tems.ne.jp ◇◆◇


 日に日に太陽の光もまぶしくなり、夏本番に向けて「体型」が気にな

  る時期がやってきました。まさに、薄着や水着になる前の、ダイエッ

  ト最終ラウンドといったところでしょうか。

  さて、今回は、そんな気になる「体型」を冷静に数値として表す、オ

  ムロンの「体重体組織計」のCMを取り上げてみます。このCMに登

  場する香取慎吾ですが、最近の「体型」の変りぶりは、皆さんも気に

  なっていたのではないでしょうか。

  既に私は、ホームページから香取君の今の体重などのボディスコアを

  見させていただきましたが、その変りぶりに本当に驚いてしまいまし

  た。

  というように、今回のポイントのひとつは、「CMを見て、思わず

  WEBへアクセスする」というところにあります。

    
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【今回のCM&Topic】
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◇◆
◆◇  太っ腹なキャラクターに拍手!
◇◆  
◆◇     
◇◆   オムロン
◆◇  
◇◆  KaradaScan (香取 慎吾)
◆◇      
◇◆
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◆◇  タレント体型の時系列変化

  イメージキャラクターとして継続起用している香取慎吾。1年前の

 2004年3月のCMでは、「重量挙げ」「水泳」を題材とし、筋肉

 質の見事な体型を披露しています。あのころのCM内でのデータでは

 「体脂肪10%」、それが1年後のホームページ公開データでは2?

 %(6月8日現在)と驚きの数字となっています。

  また、計測結果はWEB上で随時更新され、ダイエット挑戦中の彼
 
 の様子がうかがえる「仕組み」も興味深いです。 


◆◇  負の要素を「大きくプラスに転化」する度量

  通常、CMタレント契約の際には、「太らない」「髪を切らない」

 「日焼けしない」など、タレントから受けるイメージがマイナスに変

 化しないように制約をつけることがよくあります。今回、通常ならば、

 契約自体を考え直しても良いような「太りっぷり」を見事に逆手にと

 っています。もちろん、香取慎吾のキャラクターからにじみ出る「笑

 い飛ばせる、寛大さのイメージ」と、このような形の起用を許した

 「タレント事務所の懐の深さ」も見逃せませんが。


◆◇  商品を際立たせる設定

  体脂肪などが計れる体重体組織計で、ヒモを引っ張る姿が印象的な

 この商品。「両手両足の4か所を結んで全身をスキャニング」という

 商品特徴を、CM表現を象徴する「絵」として有効活用しています。

 そして、とかく、タレントイメージで商品を売ろうとするCMが多い

 なか、商品とタレントの両輪で展開されるCMのパワーには目を見張

 るものがあります。


◆◇  購入意識を高めるWEBへの誘引

  商品の良さを、15秒・30秒の長さのTVCMだけで語り、そし

 て伝えるのは非常に難しいことです。特に、素晴らしい機能や精度の

 高さといった高付加価値商品としての優位性は、CMからの情報だけ

 で説得させるのは至難の技です。

  また、買う側も、ある程度の高額商品は、百円のジュースなどを買

 うのとは違い、しっかり中身を確認し納得したうえで購入していくも

 のです。そういった点で、商品特徴を確実に情報発信できるWEB

 (自社ホームページ)へ、「香取慎吾のからだデータ」という興味を

 そそるフックで誘引している点は注目されます。


◆◇  大切なCMのオチ

  CM最後の香取慎吾のセリフ「おべんと食べたんです」には、思わ

 ず笑ってしまいます。一般的にCMは、何回も同じものを繰り返し見

 ていると、飽きがきて、その食傷感から好意度は低下していく傾向が

 みられます。CMのオチをつくることは、何度も見たくなるCMを制

 作する際の、ひとつのツボともいえましょう。

 
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【CM内容・ナレーション】

●「KaradaScan」 出稿開始日2005年5月14日 15秒素材
                       (30・60秒素材あり)
−映像−
    オムロン社員に囲まれ、「KaradaScan」で
    体のデータを測定する香取慎吾
−音声−
    香取慎吾:言われるんですよ、最近。太ったんじゃないか
  オムロンの人:太られたわけではない
    香取慎吾:ないですね
      全員:スキャン!
 オムロンの人達:えっ
      NA:今、香取さんのカラダのデータはこちらで
       ♪:カラダスキャン
    香取慎吾:お弁当食べたんです
  オムロンの人:あ〜
      NA:オムロン

−画面テロップ−
   〈香取さんのカラダのデータ〉 骨格筋率? 体重? 
   基礎代謝? 体脂肪率?BMI? 内臓脂肪レベル? 
   体年齢?  karadascan.com
   オムロンヘルスケア 体重体組成計 KaradaScan
   OmROn Sensing tomorrow 

CM関連リンク: 
  http://www.healthcare.omron.co.jp/corp/news2005/0513.html

香取くんの最新からだデータ:
  http://www.karadascan.com/index.html

      *上記はスポンサーのホームページへのリンクとなります。
       リンク先が変更されている場合がありますがご了承ください。


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【発行者】CMコンサルティング (株)テムズ 代表取締役 鷹野義昭

【ホームページ】http://www.tems.ne.jp

【バックナンバー】
   http://www.tems.ne.jp/marketing-column/column_backno.html

【ご意見・ご感想・ご質問】info@tems.ne.jp
 
 このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用し
 ています。配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000140927.htm

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<あとがき>

 TVCMの最終的な役割は、物を売ったり、ブランドイメージを高
 
 めるといったことですが、CMを展開することの一連のステップと
 
 して、商品を知る→興味を持つ→購入意欲が高まる→購入する→
 
 (再び買う)といった流れがあります。

 そのなかで、WEB(インターネット)は、商品購入段階に近い
 
 「商品理解」の点で、非常に有利な媒体といえましょう。
 
 WEBが一般的なメディアでなかった時代は、TVやラジオといっ
 
 た電波媒体を「認知媒体」、新聞や雑誌などの紙媒体を「理解媒体」

 と一般的には位置付けていました。

 最近では、TVCMで印象付け、新聞広告で詳細説明するという以

 前の図式から、商品によっては、そのメインフローがWEB重視に

 大きく変化しています。

 そういった展開では、TVCMを「多くの人への幅広い間口」と位

 置付け、CMをきっかけとして、いかにWEBに誘引するかがカギ

 となってきています。近年、CMのなかで、ホームページアドレス

 を提示する企業が多いなか、WEBにアクセスさせる工夫が、今後

 益々重要となってくるでしょう。

 工夫のヒントはこちらから→
  「広告・宣伝」アドバイザリープログラム:
   http://www.tems.ne.jp/product/advisory_program.html


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