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Logistics-Japan ニュース


2008.06.08

Logistics-Japan ニュース No.50 / 2008年6月8日


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INDEX 
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▼ ロジスティクスマネジメント
   【日本郵船に学ぶロジスティクス経営戦略(2) 】
▼ 5月のニュースから 【UPSとDHLの提携】
▼ Logistics-Japan News  No.50  / 8 JUN 2008

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▼|ロジスティクスマネジメント
【日本郵船に学ぶロジスティクス経営戦略(2) 】

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▼SWOT分析

■強み
・不定期船(鉄鉱石、石炭、穀物、鋼材セメントなどのドライバルク及びタンカー)
  の好調と船隊拡大などによるニーズへの対応
・不定期、定期船と物流、ターミナル、航空のバランスよい取扱体制と子会社群
・陸海空 全分野での業務拡大
  定期、不定期での船隊拡張
  海外ターミナルの拡張(タコマ、上海港大小洋山)
   NYK LOGISTICS ロシア、インド、ベトナム進出 自動車分野拡大
   航空機 機体の入れ替え
・好業績を背景とした積極投資計画
  定期船
    08-10年 3800億円 10年予想 220隻(現在201隻)
  自動車船
   08-10年 2500億円 10年予想150隻(現在98隻)
  物流、NCAなど 
    08-10年 2900億円
・自動車事業に見られる取扱一貫体制による新ビジネスモデル
  不定期船と完成車ターミナル、パーツセンターを融合させた自動車関連輸送
・船会社系として日系最大の海外ネットワークをもちロジスティクス業務展開で
  日系メーカーを中心に優位性を持つ

■弱み
・収益面で不定期船事業に依存度が高い(売上40% 営業利益88%)
・航空輸送事業と物流事業とのシナジーの未実現
・物流事業の急拡大に対して人材不足の恐れ。
・組織体制の未整理
 ロジスティクスサービスでの郵船航空とNYKロジスティクスなど子会社の
  業務重複
・エアーフォワーダーを除いた国内での物流(ロジスティクス)サービスでの
  ブランド力の弱さ

■機会
・不定期船の強い需要と運賃の高騰
・自動車関連需要の拡大
・定期航路の運賃回復
・ロシア、インド、アフリカなど途上国の経済発展によるグローバル化の進展に
  日系物流会社の中では展開に優位性

■脅威
・燃料費高騰によるコストアップ。特に航空輸送事業。
・円高による減収の恐れ
・サブプライム、米国・中国発の経営低迷の恐れ
  投資が重石となる恐れ 。歴史的に外航海運は投資競争になることが多く、
   需要の高不調の波に大きく影響を受けてきた過去がある。
・競争激化 
  欧州アジア定期船企業、インテグレーター、大手フォワーダーとの競争激化

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▼5月のニュースから 【UPSとDHLの提携】
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DHLは苦戦する北米市場で建て直しのために、UPSと提携したのが背景です。一方で、
UPSは主要収益源の米国市場を強化する狙いがあったと思われます。各社の弱みの補完
と強みの強化が今回の提携戦略となったようです。

米国、カナダ、メキシコのエアポート間の航空輸送についての提携です。末端への
サービスはDHLが行います。UPSがU.S. Postal Service.に提供している内容と同じ
です。10年間の契約で約1050億円(10億ドル)の収入となります。

当初DHLはFEDEXとの提携を模索していたようですが、実現しませんでした。今回の提
携で一番恩恵を受けるのはUPSでしょう。米国市場で最大のライバルであるFEDEXと収
益性で更に差をつける機会を得ました。

一方でDHLは経営課題であった北米市場の建て直しに成功すれば、UPSやFEDEX、TNTに
比べて見劣りする収益率を向上させることができます。そうすれば売上規模、収益性、
ネットワーク、サービスなどすべての面で本当のグローバルロジスティクス企業と
なれるかもしれません。

海上定期航路業界や航空業界でもアライアンスは昔からあり、船舶や航空機のスペー
スシェアは昔から行われてきました。インテグレーターが同じようなアライアンスを
組むというようなことはなかったため、今後、こうした展開が広がるのでしょうか。

また、今までは大手ロジスティクス企業は企業再編により業務拡大を目指してきました
が、景気減速に伴う業績低下、買収資金調達の困難性などから、経営戦略も変化してく
るのでしょうか。

この点については、港湾分野ではP&Oポートを買収したDPワールド(ドバイ)が一度手
放した米国市場への再参入を狙うというニュースもあります。中東オイルマネーはまだ
まだ脅威です。アジリティが中国系フォワーダーを買収したとの情報もあります。中東
企業の動きがまだまだ気になるところです。

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▼Logistics-Japan News  No.50 / 8 JUN 2008 

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【フォワーダー(ニュース)】

パナルピナ 08年第一四半期業績 
http://www.e-logi.net/index.php?ID=544

DSV  08年度第一四半期業績
http://www.e-logi.net/index.php?ID=543

CEVA  イタリア企業買収
http://www.e-logi.net/index.php?ID=541 

キューネ&ナーゲル マレーシアで倉庫施設拡張
http://www.e-logi.net/index.php?ID=540

DSV Termoline買収
http://www.e-logi.net/index.php?ID=538

キューネ&ナーゲル 08年度第一四半期業績
http://www.e-logi.net/admin.php?ID=535

DBシェンカー ドバイ・フランクフルト間サービス強化
http://www.e-logi.net/index.php?ID=531

パナルピナ 南米サービス強化
http://www.e-logi.net/index.php?ID=524

Geodis  SNCFによる買収提案
http://www.e-logi.net/index.php?ID=522

【インテグレーター(ニュース)】

TNT 08年度第一四半期業績
http://www.e-logi.net/index.php?ID=545

UPS 08年度第一四半期業績
http://www.e-logi.net/index.php?ID=539 

ドイツポスト 環境経営GoGreen計画策定
http://www.e-logi.net/index.php?ID=525

DHL エクスプレスサービス簡素化
http://www.e-logi.net/index.php?ID=521
 

【船会社(ニュース)】
マースクライン MISKとアジア・ニュージーランド航路スペースシェアリング
http://www.e-logi.net/index.php?ID=529

日本郵船 新中期経営計画発表
http://www.e-logi.net/index.php?ID=519

【ポートオペレーター(ニュース)】

PSA 最優秀グローバルオペレーター受賞
http://www.e-logi.net/index.php?ID=537"


APMターミナル バンクーバー・ターミナル入札資格獲得
http://www.e-logi.net/index.php?ID=532

APMターミナル APL生産性賞受賞
http://www.e-logi.net/index.php?ID=528 

		
【物流不動産(ニュース)】

プロロジス 座間で物流不動産開発
http://www.e-logi.net/index.php?ID=546

プロロジス 08年第一四半期 減益
http://www.e-logi.net/index.php?ID=542

プロロジス インド進出
http://www.e-logi.net/index.php?ID=523
				
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■Logistics-Japan ニュースは

  http://www.logistics-japan.jp/

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