2006.08.05
【もう悩みません。コンベア・産業機械】第43号
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◆◆ 【もう悩みません。コンベア・産業機械】
□□ 2006/8/5 −−第43号(隔週1回発行)
△ 〜町工場の親父のスーパー息子が語ります〜
\/ 〜成功する機械化・自動化を考えるサイト〜
関連サイト:http://www.kenmori.com/
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「もう悩みません。コンベア・産業機械」をご購読いただきましてありがとう
ございます。
町工場の親父のスーパー息子が語ります。
【このメルマガの主旨】
このメルマガはあくまでも「どんなコンベア・産業機械を入れたらいいの?」
「いま使っている機械をどう改良したらいいの?」という悩みを、町工場の
親父のスーパー息子が独断で考え解決していこうというものです。
ただ、書籍ほかを参考にした部分はありますが。
今までの経験や教えられた内容、また自分自身で勉強した内容を書きとめ
みなさまの何かのお役にたてるのではとの思いで配信しています。
また、まとめることにより、より具体的に製品の製作に取り入れることが
できると思います。
内容は、町工場の親父のスーパー息子の思いこみの部分があると思います。
なにも技術的にむずかしい内容を書くつもりはありません。
みなさんが知っている内容もたくさんあると思います。間違っている内容が
あればどしどしご指摘いただければ幸いです。
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【目次】
●スチールベルトコンベアの蛇行修正について
1.スチールベルトコンベアの蛇行
2.自動蛇行修正装置の必要性
3.自動蛇行装置の具体的内容について
4.バネによる蛇行修正
・編集後記
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●スチールベルトコンベアの蛇行修正について
1.スチールベルトコンベアの蛇行
ベルトコンベアで使用するコンベアベルトには様々な種類があります。
その中でもあまり見かけないコンベアベルトにスチールベルトがあります。
スチールベルトとは書いて字の通り鋼板の板で製作されており、薄い板の
コンベアベルトです。
弊社より提供しているスチールベルトは、コンベア用に開発された材質の
ものでステンレス製です。
しかし、JIS規格でいうSUS304、SUS316等とは異なります。
このスチールベルトは特殊な劣悪な環境で使用する場合が多く、特に
高温の環境での使用が良く見受けられます。
特殊な環境で使用されるため、その環境下ではベルトの片寄り、蛇行が頻繁に
起こるベルトとなる傾向があります。
ベルト自体が鋼板で製作されているため、蛇行することによる影響は大きい
ものがあります。
最も危険が予想されるのが蛇行によるコンベアフレーム等の切断です。
薄い板が進行するため、ナイフ状にそのベルトにあたるものをいとも簡単に
切ってしまいます。
例えば高温環境で常時同じ温度での使用であればベルトの伸びは一定の
ままでしょう。
ところが365日、24時間常時稼動ということはありえません。
稼動している時間帯は高温でも使用していない場合はそう温度は高くない場合
が多いのが普通です。
そうなると高温の場合もあれば、低温時もあるという、温度変化が激しい環境
での使用となるわけです。
それに伴いベルトの伸縮が出てきます。当然歪をでてきます。
ベルト伸縮もベルト全体に一様に出てくれば良いのですが、そうはなりません。
例えばベルトの右側のみ、あるいはベルトの一部分の伸縮が激しい等の
現象が出てきます。
そのベルトの伸縮は当然ベルトの蛇行に繋がります。
コンベア使用時の温度変化がベルト蛇行に大きな影響を与えます。
2.自動蛇行修正装置の必要性。
劣悪な環境で使用することにスチールベルトコンベアの存在価値があるの
ですから当然スチールベルトの蛇行を防がねばなりません。
ベルトが蛇行するからといって常時そのコンベアに人を貼り付ける訳にも
いけません。
(最近我が社の職人をその蛇行のため何日間か常駐させたことがありますが。)
人手をかけず蛇行を修正させる自動蛇行修正装置がスチールベルトコンベアには
必需品と言えるでしょう。
3.自動蛇行装置の具体的内容について
先ずベルトが蛇行しているかどうかの判断が必要です。
その判別のためセンサー、スイッチが必要です。
そのセンサー、スイッチ類には種類があります。
光センサー、近接スイッチ、リミットスイッチ。
そして反射形、透過形。
このスチールコンベアは特殊環境下で使用するため特にこのスイッチ類の選定
は重要です。
特に粉塵あるいは蒸気等の影響がある場合が当てはまります。
そしてそのセンサー等で判別した後、蛇行修正用のローラーを動作させます。
ローラーを上下に動作させるのが一般的でしょう。
スチールベルトは縦ローラーが置けないためベルトを支えるローラーを
上下へ動作させます。
通常この方式により蛇行は自動的に修正できます。
しかし、この方法でも蛇行修正がきかない場合もあります。
4.バネによる蛇行修正
上記3でも修正ができない場合もあります。
(弊社は実際経験しています。)
他にバネを使用する方法があります。
緊張装置(ベルトを張る装置)にバネを取付そのバネの伸縮の力を利用し
ベルトの蛇行を修正する方法です。
それはバネを力を利用するので自動的に修正します。
全く人手を必要としません。
そのバネにより蛇行修正させるにも2通りの方法があります。
1)緊張装置に直接バネを取付、常時そのバネの力を利用する。
2)センサー、スイッチ等で蛇行を判別した場合にだけ、バネが効くように
する。
スチールベルトコンベアで使用する自動修正装置が他の種類のベルトコンベア
でも使用可能なのは書くまでもありません。
又最も効果的な方法ともいえるでしょう。
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●次回内容について
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次回も最近経験した不具合対応について書きます。
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●編集後記
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既に8月に入りました。
もうしばらくすれば夏休みに入る会社も多いでしょう。
このメルマガ。約1ケ月間。発行が滞ってしまいました。
前回発行時、我が町九州は福岡、博多も梅雨の時期で不安定な天候が続いて
いました。
しかし、ここ最近真夏日の連続で猛暑が続いています。
しかし、当然暑さ関係なく毎日外出しそして現場工事にも出かけています。
夏は我が町工場も暑いには当たり前です。
しかし、我が工場以上にひときわ暑い環境で働いておられるお客様もおられます。
それこそが、汗水たらして働くと表現できるのでしょう。
私はその光景を目の当たりにするにつけ頭の下がる思いです。
お陰様で次第に我が町工場の受注量が増えてまいりました。
新規の物件、新規のお客様も増え、中には一部上場企業様もおられます。
たいへん有り難いことです。
新聞紙上では景気回復どころか、一部上場企業の業績のよさが目立ちます。
しかし、我が社周辺ではまだら模様が続いています。
我が社へ出入している会社の中には、かなり売上が落ち込みたいへんだと
こぼしているところもあります。
しかし、金利は上がっています。
新聞の中身と現実の違いを見聞きするにつれ不思議な感じがします。
それだけ大企業と小企業の俗に言う格差が広がっているのでしょうか。
あるいは企業間の格差の広がりが予想以上なのでしょうか。
我が社もしっかりと戦略を練り一つ一つ実行していかねばならないのだと
気を引き締めているところです。
それでは次回のメルマガでお会いしましょう。
第43号(総第44号)いかがでしたでしょうか。
次回もベルトコンベアについてです。
ご意見・ご質問どんなささいな事でも結構です。メールください。
必ず返事だします。
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ここまでお読み頂きありがとうございます。感謝いたします。
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