2008.06.26
【家庭のマネードクター/関西の友達に書いたメール(その1)】
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家┃庭┃の┃ マ┃ネ┃ー┃ ド┃ク┃タ┃ー┃
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◆発行 : Financial Planning TODAY/ 高野 竜馬
◇URL : http://www.fp-today.com
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こんばんは。トゥデイの高野竜馬です!
つい最近、20年来の友達からメールをもらいました。
ここ数年、なんの音沙汰もないのに突然、
保険の相談でメールしてきたので、ちょっと驚きましたが
メールの文面からも彼の個性が伝わってきて
「久しぶり」という感じがしませんでした。
今回はその友達との「やり取り」を
「本日のテーマ」としました。
昔、「セミナーで話すときは、親兄弟・友達に話すように」
と指導されたことありましたが
今回、彼に書いた返事は言葉使いこそ良くないものの
気持ちのこもった文章になったと自負しています。
相手が関西人なので、あえて下手な関西口調にしています。
多少雑な言葉遣いになっているのは、20年間のあつれきの
結果ですからご容赦下さい(~_~;)
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【最近の気になったニュース】
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■ 6月14日 日経 変額年金 損失1100億円
変額年金保険という商品は投資信託のように
価格変動することがリスクと思っていらっしゃる方も多いでしょう。
確かに価格変動リスクはありますが、それ以上に心配なのは
保険会社のリスク管理能力だろうと私は考えています。
というのも変額年金保険は
死亡時や満期時の元本保証をしているものが多いので、
急激に株価が下落したような場合は保険会社が
その損失を穴埋めしなければならないからです。
ちなみに「損失1100億円」というのは、
この3月の生保6社の穴埋め額の合計です。
これが行き過ぎると当然、生保の破綻
ということも十分考えられます。
変額年金保険は使い方を間違えなければ
良い商品だと思いますが、加入される保険会社の
リスク管理能力には十分注意をされて下さい。
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【本日のテーマ】
「関西の友達に書いたメール(その1)」
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【友達からの死亡保障についての質問がありました】
会社で入っている保険(総合福祉団体定期保険)は
約2000万(会社を辞めれば無し)です。
そのほかにがん保険などで100万とかはありますが、
現状で約3000万程度です。
小学生と幼稚園児を抱える身としては、
少なくともあと2000万は積んでおきたいところです。
子供たちが独立した後の嫁さんのことを考えれば、
これでも足りないと感じます。
医療保険は掛け捨てなどを含めてだいじょうぶですが、
このように死亡保障が気になるところです。
適当な保険がないものかな。
【ココから↓が回答です】
上記質問について気になったのが
「じゃあ、いくら必要なの」
ってことやな。
君に限らず世間では
根拠のない保険金額(死んだときにもらえるお金)が
多いんや。
君は現在41歳。
定年を60歳として考えていこうかね。
そして年収は税込み800万円で残り19年(昇給、減給なしで)
働くとすれば、1億5200万円の保障が必要ってことになる。
自分の定年までに「もしも」を想定するのであれば
子供の学資やら生活資金やらなんもかんも込みで
これだけ必要ということがわかるわな。
でも冷静に考えれば
こんなに必要ないことはわかるやろ。
じゃあ、どう考えるか?
この「考え方」が保険では大事なんや。
まずサラリーマンの場合、上手に保険かけるんやったら
保障を限定するんや。(あくまで一般論やけどな)
君に「もしも」のことがあった場合、
想像するに大事なのは
1番が遺族の生活費(君が60歳になるまでの時間で考える)
2番が子供たち教育費
になるんやないかな。
もちろん子供たちが独立した後の
カミさんの生活資金というのも分かるけど
ここではとりあえず考えないことにしよう。
理由は後で説明するから。(この「理由」は次号で)
という訳で
帰ったらカミさんに月々の生活費を聞く。
そのときのポイントは
教育費と住居費を除いた金額を聞き出すこと。
そこで出てきた金額を20万円と仮定すると
これに70%かける、つまり14万円。
これが君が居なくなったときの最低生活費や。
「なぜっ」
って、
そらぁ君の生命保険料だとか、小遣いだとか
君が天国(?)に行ったらもう要らんやろ。
君にかかるコストが30%と計算しただけや。
割合は各家庭によって違うので
誤差は自分で調整してくれ。
では続きを。
で、君んちは持ち家だっけ?
持ち家だと団体信用保険といって
万一の際にローンがチャラになる
保険に入ってるか確認してな。
団体信用保険に入ってないときだけ
住宅費を足せばええよ。
仮に賃貸住まいで12万円の家賃とすれば
14万円に12万円足して26万円になるな。
これを今から19年、君が定年になるまでの
必要やと考えれば
19年 × 12ケ月 × 26万円 = 5928万円
これに子供たちの教育費2000万円(ひとり1000万円)
を足すと7928万円となる。
これが「必要保障額」や。
(君がリタイアするまでの)
これでもさっきまでの金額の半分になったけど
まだ高い。
どうやって減らすか?
国からもらえるお金を考えておくんや。
「遺族年金」という国からもらえるお金があるんや。
君の所得で子供が2人といれば、
年間170万円くらい「期待」できるやろう。
ということは月14万円くらいになるな。
だから月26万円の生活費から14万引くと
12万円を自己負担すればいいことになる。
なので
14万円 × 12ケ月 × 19年 = 3192万円
これに教育費2000万円をたすんじゃ。
となると、5192万円。
ほら、現実的なってきたやろ。
これから先は5000万円の保険が必要ってことで
話していくで。
今、君はN社で1000万円の終身を、
そして会社の保険で2000万円の定期に加入してるんやから
追加で考えるのは、「2000万円」や。
ええか、ここから先がプランニングや。
(⇒次号へと続く)
注)遺族年金について
会社が社会保険加入しているのは勿論のこと
収入や加入期間によって、もらえる額が変わってきます。
また常に一定額がもらえる訳ではありませんし、
今後の「年金制度」の変更によっても受給額が変化しますので
ご注意下さい。
注)教育費について
文中、子供一人あたりの教育費を1000万円としていますが
これは大まかな目安にしただけです。
進学先によって学資は大きく変動しますので
鵜呑みにされないで下さいね。
※どちらも変動する数字ではありますが
コンピュータソフトでシミュレーションは簡単に出来ます。
興味のある方は、お知り合いのFPに尋ねてみて下さい。
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はじめまして。
ファイナンシャル・プランナーの高野と申します。
日頃は、資産形成セミナーや確定拠出年金(日本版401k)導入企業の
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また講演活動だけでなく、セミナー参加者からのご相談にも応じています。
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などなど。
インターネットの普及にともない、誰でも、どこでも簡単に
情報を入手できるようになりました。
ところが溢れる情報のおかげで、資産形成や保険について
「何から始めたらいいのかわからない」
という方も多いようです。
老後資金は自助努力で3000万円などと言われていますが
本当にそれで大丈夫なのでしょうか?
住宅に次ぐ高額な買い物と言われる生命保険も納得のゆかないまま
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このメールマガジンを通じて、ひとりでも多くの方が
資産形成について考えるヒントを掴んでいただけたらと思います。
多くの方に喜んでいただける情報提供を心がけて参りますので
末永くご購読下さい。
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