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メルマガで聴く「ユーロジャズへの旅」


2005.07.30

メルマガで聴く「ユーロジャズへの旅」第5号


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        メルマガで聴く  「ユーロジャズへの旅」      vol.5
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* * < contents > * *
◆1.ヨーロッパのメインストリームジャズ〜アルド・ロマーノ

◆2.ニクラス・ウインター・カルテット日本公演2005詳細決定!

◆3.「ニクラス・ウインター・パンパシフィック・カルテット」
   フィンランドツアー体験記    第二回

◆4.あとがき

☆ご意見・ご感想・ご要望はこちらへ♪
laura2005@infoseek.jp

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◆1.ヨーロッパのメインストリームジャズ〜
アルド・ロマーノ
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text by 関口宗之(ベーシスト。千葉県を中心に活躍中。)
URL: http://homepage.mac.com/sekiguchimuneyuki/Menu2.html

欧州ジャズと一口に言ってもその内容は多岐にわたります。トラッドから前衛まで無
数のバリエーションがありますが、そのどれもが本国アメリカのジャズの歴史のどこ
かからお好みのスタイルをピックアップして、自分たちのテイストを加えて独自に発
展させたものと言えるでしょう。
欧州ジャズの魅力の一部はこの「背負ってない軽さ」にあると僕は思います。伝統を
継承、発展させていくべき立場とは離れたところで好き勝手にやれる、ある意味無責
任な立場。その音は一様にストレートなメロディ、楽器の澄んだ音色が特徴的で、と
にかく素直な感覚で同じようなアウトサイダーである日本人のリスナーに訴えかけて
くるものがあります。(個人的にはやはり伝統的にベーシストの演奏レベルが非常に
高いというのも注目してしまう一因なのですが。)
そんなユーロものの中でも、これから体験される方にもお薦めの、聴きやすくメロデ
ィックな現代メインストリームジャズをご紹介したいと思います。
今回はイタリア人ドラマー、アルド・ロマーノ(Aldo Romano)を取り上げてみます。
http://www.ejn.it/mus/romano.htm

Ritual/Aldo Romano(ds) OWL・1988
http://www.epinions.com/musc_mu-72850
僕がユーロジャズにハマリ始めた頃に聴いたアルバム。Paolo Fresu(tp),Franco
D'Andrea(p),Furio di Castri(b)という伊ジャズ界の最重要人物を擁したこのカルテッ
トは本当にすごかった!独自のコンポジション、フリーに片足突っ込んだような危う
い展開、トランペットにエフェクター使用などとにかく最先端でありながら、もうと
ろけるように甘美なメロディ表現が全編に充ちていて魅力的。
この作品を皮切りにこのカルテットは92年の来日、アルバム「カンツォーニ」吹込み
を経て95年頃まで活動します。OWLレーベル中心に残された作品はどれもカラーを異
にしつつ実に素晴らしいものばかり。

To Be Ornette To Be(OWL・1989)   オーネットコールマン作品集
http://www.diapazon.pl/PelnaPlyta.php?Id=2387
Dreams & Waters(OWL・1991)     シンセも加えた現代ジャズ
Canzoni(日本クラウン→enja・1992)  オ・ソレ・ミオ等、イタリア名曲集
http://www.jazzmanrecords.com/alrom.html
Non Dimenticar(MLP・1993)      Canzoniと同趣向、フランス録音
http://musiquetop3.site.voila.fr/B000024020_non_dimenticar.htm

Prosodie(Verve・1995)
http://www.fnac.com/629768/rcwwwa/Prosodie-Aldo-Romano.html
ではこのメンバーでは数曲、新メンバーにStefano diBattista(as,ss)、
Jean-Michel Pilc(p)らを加えての新ユニットでの録音と一緒に収
められています。解散後もさまざまに注目の新メンバーを加えて作品を次々リリース。
最新作はThe Jazzpar Prize(enja)。
http://www.jazzrecords.com/enja/9164.htm
実はまだ未聴なのですがアルトのバティスタにテナーのマーク・ターナーの二管
編成でロマーノの代表曲を再演したジャズパー賞受章記念の注目作品です。
トランペッターのパオロ・フレズはその後活動の拠点をフランスに移して八面六臂の
大活躍中。最近の演奏ではスイス人ピアニスト、ティエリー・ラングの「リフレクショ
ンズ2」でのプレイが素晴らしかったです。こちらはビデオアーツより国内盤が入手
可能。
ロマーノのグループに去来したメンバーの活動、今後も目が離せません。

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◆2.フィンランドの抒情
ニクラス・ウインター・カルテット
日本公演2005 詳細決定!
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フィンランドの若手ジャズシーンをリードする抒情派ギ
ター奏者ニクラス・ウインター。ドラムは弱冠27才の天
才奏者トニ・ポルセン。そこへ国際的に活動するジャズ
ロックグループSIXNORTHからベース島秀行、ピアノ新澤
健一郎(関東公演)、浜村昌子(関西公演)が参加。

この意欲的なコラボレーションによって、北欧のクリア
で繊細なサウンドと、日本の間を重んじるリズムが溶け
合い、独特な色彩のジャズが演奏される。まったく異な
るバックグラウンドを持る者同士の即興演奏から、自然
に紡ぎ出される化学反応をお楽しみください。

●10月10日(祝・月) 神田Tokyo TUC
 共演:早稲田大学ハイソサェティ・オーケストラ 
 開場15:00 開演15:30
 一般¥3,000 学生¥2,500
 〒101-0032千代田区岩本町2-16-5
 http://www.tokyouniform.com/tokyotuc/
 お問い合わせ TEL 03-3866-8393
 tuc@tokyouniform.com

●10月11日(火) 柴崎さくらんぼ 
 第1セット 20:00-21:00  第2セット 21:30-22:30
 チャージ¥3,500
 〒182-0007東京都調布市菊野台2丁目22-3
 http://www.jck.net/sakuranbo/
 お問い合わせ TEL/FAX 0424-88-0626
 okada@cosmonet.org

●10月12日(水) 安土町文芸セミナリヨホール
 開場18:30 開演19:00
 一般¥2,000 学生¥1,000(会員2割引き)
 〒521-1321滋賀県蒲生郡安土町桑実寺777番地
 http://www.grn.mmtr.or.jp/〜bun777/seminariyo.htm
 お問い合わせ TEL 0748-46-6507
 bun777@grn.mmtr.or.jp

●10月14日(金) 神戸ビッグアップル 
 開場19:00 開演19:30
 前売¥2,000 当日¥2,300
 〒650-0003 神戸市中央区山本通3丁目14-14ト-アハイツB-1
 http://www.bekkoame.ne.jp/i/big-apple/
 お問い合わせ TEL/FAX 078-251-7049 
 big-apple@i.bekkoame.ne.jp

●10月16日(日) 京都Live Spot RAG
 開場18:00 開演19:30
 前売¥3,000 当日¥3,500 学生¥2500(対バンあり)
 〒604-8001 京都市中京区木屋町通三条上ル京都エンパイヤビル5F
 http://www.ragnet.co.jp/
 お問い合わせ TEL/FAX 075-241-0446 
 mail@ragnet.co.jp

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◆3.「ニクラス・ウインター・パンパシフィック・カルテット」
   フィンランドツアー体験記    第二回
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text by  島秀行(ベーシスト、作曲家)
URL: http://www.h5.dion.ne.jp/〜sixnorth/

今年もニクラス、トニとのツアーを10月に行います。今回はビッグバンドとの共演があったり、
スタジオでのレコーディングがあったり、このバンドでは初めてのホールコンサートがあったり、
とても楽しみです。またピアノの新澤健一郎さん、浜村昌子さんとの共演も初めてなのでワクワク
しています。10/8のから関東と関西の5カ所をまわりますので、どうぞよろしくおねがいしま
す。

2日目

朝起きるとまず朝食をご馳走になりにニクラスのうちに行き、彼の奥さんと娘さんにも会う事が
出来ました。奥さんのロッタにはアメリカで、10年以上前に一度ニクラスに紹介された事が
あったのですが、当時はもちろん二人ともとても若かったのでまだ結婚はしておらずもちろん
子供もいませんでした。娘さんは初対面です。おそらく初めて見る日本人に、大層びっくりして
いたようでした。

朝食はチーズやとても味わいのあるライ麦パンやサラミソーセージなどの普通のメニューのほか
に、トナカイの肉を出されました。ニクラスは「ちょっとくさみがあるけど気に入ったら食べて」
みたいな感じでしたが、普通においしかったです。ケバブなんかで食べる羊肉にちょっと似た
感じかな。

その後近所のネットカフェに行きメールをしました。日本とは違って店員がいず、コインを入れる
と何分間かPCが使えるというシンプルなものでした。あんなのが気軽に街角に沢山あれば便利でい
いですね。

午後はニクラスのうちに戻ってリハーサルをしました。トニはヘルシンキ在住ですから、リハの
ために5時間もドライブしてくるわけにはいかないので、残りの3人ででした。ニクラスは向こう
では割とスタンダードなアパートに住んでいるのですが、大きな音を出せるので良いですね。
何しろ冬は豪雪極寒の地ですから、とにかくフィンランドの建物は壁がしっかりしています。
おまけに人口が少ないからスペースも多いし天井も高くてのびのび出来ますね。

夜はニクラスが、典型的なフィンランドの家庭料理を夕食に振舞ってくれるということでとても
楽しみにしていました。出されたのは胡椒のきいた肉団子のクリーム煮とマッシュポテトです。
これも美味しかったなあ。なんか今回は食べ物の話が多いですね。今までに行ったことのあるイギ
リスやアメリカなどは、食に関しては中々馴染めないのですが、フィンランドの食べ物の繊細な味
付けはとても気にいっていて、僕にとっては思い入れのひとつです。

今のところフィンランドに遊びに来たみたいですが、3日目からツアーが始まります。
ではまた次回。

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◆4.あとがき
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最もフィンランドらしいジャズミュージシャンとして故エドワード・ヴェサラ
(Edward Vesala)を挙げないわけにはいかないでしょう。
現地で彼の門下生と一緒に研鑽を積んできた日本人ピアニストがいます。
この方について次回お伝えしたいと思います。
(by ローラ)
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発行者:ローラ
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