アジアのヘソ(The Navel of Asia)新疆ウルムチ市通信 |
2006.08.29
アジアのヘソ( The Navel of Asia )〜アジアのヘソで茶を沸かす〜
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アジアのヘソ( The Navel of Asia )
〜アジアのヘソで茶を沸かす〜
2006年 8月29日号: Vol.024
【中国新疆ウルムチ市より、21世紀のシルクロードの風を・・・】
マガジンID:0000151362
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おはようございます!編集長の柊谷龍哉です。
先日、かなり久しぶりに吐魯番の観光地に行って来ました。
どこの観光スポットに行っても、ツアーのバスが、引切り無しに、ゴンゴン駐
車場に入ってきます。
中国各地からの観光客で、ものすごく賑わっており、とてもびっくりしました。
4、5年前までは、新疆観光は、国外からの客が幅を利かせていたのですが、
ん〜、今は昔です。
私が小さかった頃・・・、団体旅行の観光バスが、国中を走りまくりで、バス
ガイドさんが花形だったあの頃の日本と同じです。中国は第1次観光ブームの
ようです。
そして、間もなく9月、日本では新学期ですが、中国では新学年がスタートす
る季節です。
9月といえば、ウルムチでは恒例の一大イベントが開催されます。
「ウルムチ・フェアー」と言って、毎年9月初めに開催される、中央アジアで
最大級規模の、国際経済貿易見本市です。(今年の会期は9月1日〜4日です)
今年で15回目を迎える経済貿易の熱気溢れる大イベントで、会期中5万人以
上の人が中国国内や周辺各国から訪れます。だから、この地域の事を手っ取り
早く知るには、ウルムチ・フェアーは絶好の機会となっています。
また、この季節は、新疆の一番良い季節でもあります。
暑さも和らぎ、気候はすこぶる快適ですし、葡萄、西瓜、哈密瓜、蟠桃、無花
果、石榴、香梨・・・、果物の旬で、種類豊富で、美味しい時です。
この時期に合わせて新疆に来られるのも、良いのではと思いますので、今回は、
先ず「ウルムチ・フェアー」の紹介からして行きたいと思います。
では、「アジアのヘソ」第24号です・・・
┏━INDEX<目次>◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┃ 1.新疆・烏魯木斉 豆知識 020 〜 ウルムチ・フェアー 〜
┃
┃ 2.ニセひらまさ旅行記 北新疆の巻 その二 〜 五彩湾 〜
┃
┗ 3.編集後記
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│1.新疆・烏魯木斉 豆知識 020 〜 ウルムチ・フェアー 〜
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▼ウルムチ・フェアーとは・・・▼
中国語での正式名称は「中国新疆烏魯木斉対外経済貿易洽談会」
略称は「烏洽会」(ウー・チャオ・フイ)
毎年9月初めに開催される、中国国家対外経済貿易部批准された、中国西北部
で最大の、国際的且つ総合的な経済貿易展覧商談会です。
1992年の第1回の開催以降、順調に発展を続け、その存在は中国西部市場
だけに止まらず、中央アジア市場への窓口やかけ橋として、中国西部大開発に
かかわる国内外の企業に、大いなる商機を提供してきました。
会期中は、中国国内だけでなく、中央アジア諸国からも、多数の企業や機関も
出展、来場し、この地域での一大商業イベントとなっています。
そして今年、中露は互いに「ロシア年」「中国年」として、国を挙げての相互
交流を推し進めています。ウルムチ・フェアーでも、ロシアならびにCIS諸国
との経済交流拡大に、特に力を入れています。
※ウルムチ・フェアー公式サイト>>>> http://www.urumqifair.com/
…………………………………………………………………
▼ウルムチフェアーの概要▼
名 称:中国新疆烏魯木斉対外経済貿易洽談会(略称:烏洽会)
日本語訳:中国新疆ウルムチ対外経済貿易見本市
(略称:ウルムチ・フェアー)
開催期間:2006年9月1日(金)〜4日(月)
開館時間:10:30〜18:30(北京時間)
場 所:新疆国際博覧センター(烏魯木斉市友好北路43号)
主催機関:新疆ウイグル自治区人民政府(大会指導委員会)
実施機関:新疆対外経済貿易庁、新疆生産建設兵団商務局局
烏魯木斉市人民政府、新疆経済技術協力弁公室
協賛機関:
中国国際貿易促進委員会、駐中国ロシア商務局、香港貿易発展局、
日本国際貿易促進協会、カザフスタン商工会議所、キルギス商工会議所、
ウズベキスタン企業商業組合、ロシア・アルタイ辺疆区対外経済局、
ロシア・エカテリンブルグ博覧センター、トルコ輸出促進センター、
ロシア・ノボシビルクス交易組合、オーストラリア国際商業組合
パキスタン・ラーワルピンディー商工会議所
主要内容:
1)新製品、新技術、新プロジェクトの展示
2)貿易および国内取引の商談
食糧・食用油・食品、紡績服飾、軽工業、自動車・車関連商品、
機械設備、家電通信、石油化学、建材家具、金属鉱物、医薬保健など
3)経済・技術協力プロジェクトの商談
インフラ建設、観光開発、農畜産品の加工、海外投資、工事請負、
漢方医薬、鉱業開発、都市環境保護、科学技術研究協力、M&Aなど
規 模:総面積25,000平方m
(館内展示場:18,200平方m 館外展示場:6,500平方m)
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▼入場の方法▼
●当日入場券を購入
会場入り口で、当日入場券(50元)を発売していますので、それを購
入し入場。ただし、当日のみ有効で、当日でも退場すると再入場はでき
ません。
●入館証を発行してもらう
ウルムチ・フェアー運営事務局に申請し、入館証を発行してもらいます。
会期中、何度でも入館できます。
申請には、写真、パスポート、パスポートのコピーが必要です。
運営事務局の窓口は、会場の入り口付近にあります。
また、海外からの来場者は、入館証発行は無料です。
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余談ですが・・・
ウルムチ・フェアーの会場である「新疆国際博覧中心」の傍、市内から行くと
少し手前、進行方向の右側、友好路の交差点の北側で、「軍区医院」の向かい
ぐらいに「新疆地質博物館」が有ります。
あまり訪れる人は無いのですが、新疆を知る上ではお勧めスポットです。
施設は新しく、展示もまあまあで、「地下資源の宝庫=新疆」の状況を上手く
紹介てくれています。
また、表の駐車場には、中国最大(世界で3位)の隕石や、巨大な珪化木が展
示されています。
巨大な石炭の露天掘り鉱山の写真などは、圧巻です。
ウルムチに来られた際、ぜひ見学されることをお勧めします。
以上です。
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│2.ニセひらまさ旅行記 北新疆の巻 その二 〜 五彩湾 〜
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3月ころ旅行計画を立てているときは女人禁制の旅にしようという話だったが、
人数あわせのために旅行会社勤務のHの奥さんも同行することになってしまっ
た。だが実際、彼女が参加することによって快適なキャンプ生活が送れること
になった。
出発前はどこに宿泊するのかわかっていなかったのであるが、出発当日の車の
中にはテントなどが積み込まれ一席分を占めていたのを見たとき、そうこの旅
はアウトドア、つまりそこら辺にテントを張ってキャンプファイヤーでビール
という200万都市ウルムチで疲れ果てた体を癒しにいくものと判明したので
ある。
当日朝、参加者をそれぞれひろってウルムチを出発したわけだが、2時間もす
ると帰りたくなってしまった。なぜなら新疆での車移動は荒地をタダひたすら
走るだけという、5分も眺めたら充分な景観が延々と続く退屈極まりないもの
だからである。
と思ったところで温泉に到着。場所は五彩湾の近くにあり、何億年前かの海水
がその温泉の元であり、施設は何億円をかけたものとパンフレットに書いてあっ
たが、何か寂れたプールみたいな感じの所で5分間見て車上へ。
ここでOさんが「この先にメシ食う場所があるけど、その先は何もなくなるか
らどうします」と言ってきた。そのとき12時ちょっと過ぎで昼にするには少
し微妙な時間であった。夏の新疆ではお昼休みが北京時間の1時半に始まり、
12時は日本で言えば11時前に昼の食事をとるみたいな感じであり、皆がグ
ズグズしてどうするか決めかねてその場所を通り過ぎようとしていた。
そこで私が「ここでメシ!!」と大決断をくだしたのである。
小グループで旅行するときに一番大切なのは、このようにすぐ決断をくだせる
人間の存在である。もし私がいなかったら皆は夜まで食事ができなかったかも
しれないのである。そこらへん感謝するように。
食事が終わって一路福海を目指しまた車上の人となり、ビールプラス早起きで
夢見る人となったのであるが、どのくらい進んだところかわからないが車が止
まって目を覚ました。
トイレ休憩かと思い用を足し車に戻ったらH夫妻が何かあっちの方向にドンド
ン歩いており、よく目を凝らすとその方向に馬が十何頭かウロウロしているの
が目に入ってきた。
そういえばH妻が出発前に「野生の馬が見たい!!!!」とわめいていたのを
思い出し、プルジョワルスキー馬かと思ったが、実際その馬らしき動物は野生
のロバであった。
つづく・・・
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│6.編集後記
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最後までお読みいただきありがとうございます。
今回の「ニセひらまさ旅行記」の舞台は、ジュンガル盆地の東南縁辺です。
温泉があり、昼食をとった「五彩湾」はウルムチから200キロ余り、2時間
半ほどの所です。
ここから、小1時間程度、グルパンテュンギュト砂漠の中に入ってゆくと、
「五彩城」と呼ばれる奇形地が有ります。
すごく赤い色をした地層を基調にした中に、名の通りの様々の色の地層が幾重
にも重なったヤルダン地形です。
また、そこに行く道は、油田地帯を走っているので、原油を汲み上げる大小の
ポンプが、行く手の左右に、すごくたくさん見られます。
またこの一帯は、「奇台荒漠半荒漠草地自然保護区」「カラマイリ山有蹄類動
物保護区」に指定されいて、運がよければ「野ロバ」「野馬」「レイヨウ」な
どの野生動物に出会えます。
2004年の6月に行った時は、車窓の左右を、やたらとジージーうるさい小
さな物体が、多量に飛んでいるので、「イナゴの大群か?」と思い、車を降り
てみると、それはセミでした。
日本のニイニイゼミぐらいの大きさのセミで、「砂漠にセミが大発生?」って
感じで、とても不思議に思いました。
他にも、クモとサソリを足して2で割ったような変な虫や、拳ぐらいも有って
ノソノソと歩く羽の無い超巨大なバッタも居ました。
そうそう、話の中に出てきた温泉は、7億年前の海水だそうです。
舐めると確かにしょっぱく、硫黄の臭いが少しします。
しかし、夏の暑い最中に、それも砂漠の中で、温泉に入る奴は居らんわな〜と、
寂れた施設と、暇そうに居眠りしてる従業員を見ながら思った次第です。
では、また次回をお楽しみに・・・
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