2008.02.18
密かなブーム!ゴシュイン
自分もメルマガを発行してみたい。自分もブログをはじめてみたい。
でも、自分に文章が書けるかなぁとチョピッとでも思った人へ。
個人で書く文章は気持ちが伝わればいいのだから、なんでも書いてみる
のがいいですヨ。とはいえ、わかりやすく正確な日本語が使えたほうが
もっといいですね。
わかりやすく正確な日本語を使えるようになれば、それを使うかどうか
を決めることができます。
言い方をかえれば、意図的にちょっと崩した人目を惹く文も書けるとい
うこと。
まずは敬語・漢字・ことわざなどを日々訓練しましょう。
充実した内容。平日日刊。これを毎日読めば3ケ月後にはたしかな実力
を実感できるでしょう。
▼毎日1問!日本語ドリル
http://archive.mag2.com/0000233465/index.html
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【基本3分!映画レビュー】わかりやすい映画案内
NO.175 2008.02.18
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●目次(INDEX)●
■【KIDS】
■【☆マリ・カジ☆のメッセンジャーPC講座
NO.49「密かなブーム!『ゴシュイン』」】
■【編集後記】
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こんにちは。
ストーリーアナリスト・ライターの高田圭です。
(通称「3分映画のタカ」)
R−1ぐらんぷり2008。
これはピン(一人)芸人日本一を決める大会です。
なだぎ武さんがグランプリを獲得。なんと2連覇です!
なだぎ武さんのネタは学園祭の出し物をあれこれ考えて披露するという
設定のものでした。
既に有名となったデュランのモノマネキャラを使わずにグランプリを獲
得したところに、実力がハッキリ表れましたね☆
他の決勝まで残った芸人の皆さんもすっごいおもしろいんですが、なだ
ぎ武さんには「格」が違うと思わせる貫禄と空気がありました。
2位の芋洗坂係長はメタボを題材にインパクトがありましたね。インパ
クトといえば鳥居みゆきさんも。
さて、今回は小説家乙一(おついち)さん原作の映画化作品をご紹介し
ます。
またしても、もったいないお化けが出たために、今回は読者の皆さまに
お馴染みの辛口文調レビューのお届けとなります。
乙一小説が好きなため、あえてということにて、しばしお付き合いいた
だければと思います。
ではでは、今回もさっそくいってみましょう!
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【今号から読者になってくださった皆様へ】
はじめまして。
ストーリーアナリスト・ライターの高田圭です。(通称「タカ」)
本誌は時にまじめに、時におちゃらけて、時に辛口に、時にベタ褒めに、
いろんなレビューや記事をお届けしています。
ヒット分析や物語分析、ヒット分析、歴史・文化、キリスト教解説と多
肢にわたるレビュー内容ですので、一般的な映画紹介とはやや異なる部
分があります。
基本として、映画その他のコンテンツを鑑賞するときはライターの自腹
です。
映画関連会社等の利害関係やしがらみ等一切なしです(ある場合はその
旨を明記します)そのため、ほんとうに意味での読者のためのレビュー
をお届けしています。
かなり辛口のレビューもありますが、観客目線でほんとうのところはど
うなのかということをお伝えするため、また、よい作品がたくさんでき
るようにとの願いからの、愛のある辛口です。ご理解くださいますよう
お願いいたします。
あたりさわりのない宣伝を主目的としたかのような映画関連記事はあり
ませんのでご了承ください。
また、本誌は新作映画速報の類をメインの内容とはしていません。
ほかに、本誌ではストーリーというテーマに関連して「マリ・カジ☆の
メッセンジャーPC講座」を連載しています。
これはストーリー性を持った実用系コンテンツです。
(モバイル公式サイトに連載したケータイ小説の一種)
プチ連続ドラマみたいなものですので、PC技を学びながら気軽に読ん
でみてくださいね。
ではでは、まぐまぐ!さんだけでも約30000誌ある中から、本誌の
読者になってくださったのもなにかのご縁。まずは読んでいただいたき、
末永くご愛読いただければ幸いです。
(マガジン解除方法はマガジン末尾に表記しています)
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■【KIDS】
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「KIDS」
監督:荻島達也
日本/2007年/109分
原作:乙一『傷 -KIZ/KIDS-』
(「失はれる物語」「きみにしか聞こえない」角川文庫収録)
ストーリー(概要)
―――――――――――――――――――――
工場で働くタケオは、街の食堂で不思議な能力を持つアサトと出会う。
食堂の店員シオも含めた3人は仲良くなるが、アサトの能力をめぐって
それぞれに変化が起き、試練が立ちふさがる。
主な登場人物の紹介
―――――――――――――――――――――
△アサト
男性。
△タケオ
男性。工場の工員。
▽シホ
女性。アメリカンダイナーの店員。
コメント・レビュー(Comments・Review)(論評、批評、意見)
――――――――――――――――――――――
原作の良さに映画化が追いつけていないのに、けっこうイイ作品にみえ
るのは、原作がスゴすぎるから。頼むからフツーにカレーを作って
Mrオクレ。再びもったいないお化けが! ホントウにもったいない……。
■ 翻訳家になろう
乙一さんの『傷 -KIZ/KIDS-』を読んだのはいつだったろう。原作の細部
は思い出せない。
しかし短編にもかかわらず、いや短編だからこそ凝縮された内容とテー
マの深さをヒシヒシと感じたことだけは覚えている。
その『傷 -KIZ/KIDS-』の映画化ときいて、今度こそは! と期待した。
というのは、あの映画作品を思い出したからだ。
乙一さん原作というすばらしいモノのみならず、成海璃子さんという魅
力的な女優さんをキャスティング、さらには主題歌にDREAMS COME TRUE
という好材料が揃ったにもかかわず、それらの魅力を映像でじゅうぶん
に発揮できなかった映画「きみにしか聞こえない」を思い出したからだ。
誤解のないようにいっておきたいが、映画「きみにしか聞こえない」は
いい作品だ。観ようかどうか迷っている人がいたら、ぜひ観るようオス
スメする。
とはいえ、小説と映画では表現形式が違うことを改めて意識させられた
のが映画「きみにしか聞こえない」だ。
優れた原作小説を映画化するとは、表現形式の違いをしっかりとふまえ
たうえで本質を正確に伝えることが大事だ。言葉でいうところの翻訳作
業が必要なのだ。
直訳ならだれでもできる。大事なのは翻訳元言語のいわんとする本質を、
翻訳先言語できちんと伝えることだ。
元言語→●→先言語
この「●」の部分が翻訳作業である。翻訳ではたしかな技術を持った翻
訳家が必要だ。
原作小説→●→映画
この場合の「●」部分はいうまでもなく監督だ。原作小説がある作品を
映画化する場合、監督は小説と映画の間を取り持つ、いわば優れた翻訳
家にならなければならない。
カレーライスをつくるとしよう。だれが作ってもけっこうおいしくでき
るのがカレーライスだ。
普通に作りさえすれば、ふつうにおいしい。いや、かなりおいしいカレ
ーライスができるだろう。
もしも、なんじゃこりゃぁぁ、というカレーライスが出来上がったら、
逆に聞いてみたい。どうやったらカレーライスでこんな味になるのか?
――と。
新鮮な野菜。高級肉。大好評ロングセラーのカレー粉。炊きたてふっく
らご飯。
これらをどうやったらこんな味(あんな味)にできるのか。
原作はすばらしい。キャスティングもすばらしい。主題歌だってイイ。
これらをどうやったらこんな作品(あんな作品)にできるのか――。
■ だれでもカレーならおいしく作れそうなものだが
誤解のないようにいっておきたいが「KIDS」はいい作品だ。小池徹平く
んと玉木宏くんが出演とあって、タカが観た劇場も制服姿の学生や大学
生ぐらいのワカモノがけっこうたくさん観にきていた。
それはけっしてアイドルを「見たい」だけでなく、作品を「観たい」と
いう思いがあってのことだろう。そうでなければ、劇場を後にする観客
たちの、あのような満足気な空気を感じられないだろう(←KYじゃな
いといいたい?)。
だからこそだ。
だからこそ、フツーにカレーライスを作りさえすればなぁ、と思わずに
はいられない。
フツーにとはいえ、どんな作品を作るにせよ知的・肉体的にもたいへん
な労力を要する。作品を作るだけでもスゴいことだ。
だからけっしてフツーではないのだが、作品を作ろうとする人はどんな
たいへんな労力も覚悟の上で挑むのであろうから、あえてフツーにとい
う言葉を使わせてもらおう。
そんなこんなでフツーにカレーライスを作ってくれればいいのだが……。
この監督……もしかして、天然なのか?
■ 天然なのか?
天然の監督がもっとも威力を発揮できる分野がある。
それは、おバカ作品だ。
天才とは究極の天然ともいわれる。天然はけっして悪いことではない。
むしろ、一般人が喉から手が出るほどほしくても手に入らないものだ。
最近になって天然(天才)監督ではないかといわれはじめたのが映画
「XX エクスクロス 魔境伝説」の監督だ。
それはさておき「KIDS」の監督は、映画「きみにしか聞こえない」の監
督でもある。
映画「きみにしか聞こえない」では、映像の特性をよぉくわかっている
かのような演出を施してみたりする一方で、せっかく映像の特性を活か
せるところなのにそれをまったく使わなかったりもする。
観ているほうとしては頭の中が「??????」でいっぱいになってし
まった。
映画「きみにしか聞こえない」を観ている最中は、もしかしたらとんで
もない演出を用意しているのでは? とも思ったが、なぁんにもなかっ
た。
ならばそれまでの意味不明に思える部分は、特になにも考えていなかっ
たのかと思わずにはいられない。
――天然なのか?
いや、ちょっと慣れていないだけ。もしくはたまたま制作関係者のだれ
も指摘してくれなかっただけ。そう思いたかった。
そして今回も乙一作品を映画化する監督に選ばれたということで、原作
者乙一さんは映画「きみにしか聞こえない」を観ただろうから、それな
りの映像化作品としては満足されているのかもしれない。
とはいえひとりの観客としては、もう少しなんとかできたんじゃないか
と思ったのが映画「きみにしか聞こえない」であった。
■ そのわざとらしさはなに?
では次に映画「KIDS」について。
映画「KIDS」は、全体的にはいい意味でフツーに撮っている。だが、や
はり気になる点はある。2つの絞って話そう。
ひとつは音楽。
作品のセットアップ。アサトはさびれた工場地帯にほどちかい道を走っ
ている路線バスに乗っている。タケオは廃材置き場のような場所で街の
ゴロツキと喧嘩をはじめる。
そんな映像に「スタンド・バイ・ミー」の曲が流れる。
物語の主要登場キャラクターのシホが働く店がアメリカンダイナーとは
いえ、なぜスタンド・バイ・ミーなのか?
「KIDS」の主なロケ地は千葉・木更津。
さびれた街の象徴として木更津でロケします。はいどうぞ。そんなやり
取りがあったかどうかはわからないが「木更津キャッツアイ」をはじめ
「気志団」などで文化活動(?)に積極的な姿勢を見せている木更津に
は、いい味わいがある。
その味を、なぜメリケンの歌で薄めてしまうのか?
原作に登場するのがアメリカンダイナーかどうかは忘れてしまったが、
たとえそうだとしてもせっかくの木更津の味を無理矢理気味にメリケン
の田舎の味にしまうかのようで、たいへんもったいない。
日本のちょっと(?)さびれた風景をしっかり描くことで、主人公たち、
とくにタケオの心の風景を浮き彫りにすることができたのに……。
ふたつめは演出。
例によって原作はどうだったか忘れてしまったが、映画でタケオがアサ
トの不思議な能力に気づくきっかけが、塩の小瓶を念力で引き寄せると
いうものだ。
ちょっと手を伸ばせば届く塩の小瓶を、わざわざ念力を使ってテーブル
上を滑らせるアサト。
フツーなら、どうしてもあとほんのちょっとだけ届かないから、だれに
も気づかれないように念力を使うのを、偶然タケオに見られたとするの
がよくある。
ほんのちょっとだけでいい。「どうしても届かない状況」を作ってほし
かった。
ほかにもこんなシーンがある。
人の気配がまったくない住宅地の、長い間だれにも利用されずにゴミが
散乱して草も伸び放題の荒れ果てた公園をきれいに掃除し終わったアサ
トとタケオとシホ。満足気に公園をみつめる3人。
そこへ「今だ!」と待ち構えていたかのように子供たちが、わぁ〜いき
れいな公園だぁ〜、といったふうに喜んで遊具で遊びはじめる。
そのわざとらしさはなに?
せめて、主要キャラクターの誰かが通勤・通学などの帰り道に子供の楽
しそうな声がしてふとみると、例の公園で子供たちが遊んでいた、ぐら
いのシーンを別に用意してはどうだろう。
ほかにもこんなシーンがある。
タケオがアサトに、子供のころに親父に付けられたアイロンの火傷痕が
肩の後ろにあると話すシーンがある。ひと通りその話が終わると、アサ
トがふざけた様子を装ってその火傷痕にタッチする。
シーンが切り替わって翌朝。タケオは朝の着替えのときに、鏡に映った
自分の肩にあるはずの火傷痕が消えていることに気づく。
いやいやいや。火傷の痕が消えていることに気づくのは、フツーにもう
ひとつふたつシーンをはさんだ後にしてはどうだろう。そうすれば場面
転換に使えるから、わざとらしくなくスムーズに物語をつなげていくこ
とができると思うのだが……。
公園に駆け寄って遊ぶ子供たちにしても、火傷の痕が消えていることに
気づくタケオにしても、わざとらしさが出てしまっている。
そんなわざとらしさは、フツーに取り除くことができる。
それをしていないのは、フツーなら特別にワケや狙いがある場合に限ら
れる。だが、結論からいえばそんな特別なワケや狙いはなかった……!
またしても頭の中に「?????」が浮かぶ。
監督はテレビの演出家出身らしいから、小説や映画では勝手が違うのか
もしれない。
そうだとしても監督は映画「きみにしか聞こえない」を撮って何を得た
(学習した)のだろう?
せめて、天然でなければ怠慢か、と思われないことを願う次第である。
映画「きみにしか聞こえない」にしても今回の映画「KIDS」にしても、
F1に例えるなら、こんな会話が聞こえてきそうだ。
最高の整備チームスタッフをそろえたF1カーのドライバーが「ひとりじ
ゃ運転できない」と言う。
「ラリーカーじゃないんだから、助手席もないし、ナビゲーター乗せる
わけにもいかないからひとりで運転しろよ」
「できましぇん」
よくよくきいたら仮免中だっていうじゃないか。
「オイオイ。芸人じゃないんだから、笑えんよ。おいだれか、フツーの
F1ドライバーを手配してくれ。フツーに運転できるならテストドライバ
ーだっていいぞ」
■ 原作のスゴさ
アサトは特別な能力を持っている。物体を動かすことができるという能
力だ。
それを応用すると、人の傷を移動させることができる。それは外傷とし
ての傷を引き受けるだけなく、傷に付随する心の傷をも受け止めること
を意味する。
タケオの肩の火傷痕は、ただの火傷ではない。父親に受けた虐待の痕で
ある。それでも父親を憎むことはできずにむしろ……という心の葛藤を
含んだ父親とのつながりがその傷痕に込めらている。
だからタケオは火傷痕をアサトが取り除いたと知ったとき、怒ったのだ。
それでもタケオはアサトが自分が背負ってきた傷を肩代わりしようとし
てくれたことに、心のどこかではうれしくも感じていた。
だからタケオは後にボロボロになった瀕死の状態のアサトに、負傷した
うちの半分をよこせと言ったのだ。
傷を分かち合うことは、他人の傷に深く関わることを意味する。
そこにはリスクがつきまとう。だれも他人の傷をいくらかでも背負おう
とはしないもの。
なぜなら、他人の傷を背負うことで、自分が傷つくことがあるからだ。
深く心が傷ついたアサトは、死にたいと願う。それでもただ死ぬではな
く、死ぬなら他人の傷をできるだけ背負って死にたいと願う。そうして
瀕死の重傷を負うアサト。
そこにタケオが駆けつける。かつてアサトが自分の火傷という心の傷を
癒そうとしてくれた。だからタケオは、今度はアサトの傷の半分を引き
受けようと申し出る。
こうして、お互い友によって生きる道をみつけたふたり。
はっきりいって、ちょっとやそっと物語づくりを勉強したからといって、
こんな短編は書けない。技術がスゴいことはいうまでもないが、もちろ
ん技術だけでは無理だ。そこに「魂」が入っていなければ書けない作品
である。
■ その他
もったいない――。原作も配役もいいのに、ホントウにもったいない。
またしても、もったいないオバケが出てしまいました。
原作小説が深すぎるのかもしれません。
深すぎるがゆえに、原作が良ければ良いほどに映画化は難しいのだから、
なるべく厳しいようなことは書きたくはないのですが、たぶんそこそこ
フツーにちゃんとやればそんなもんフツーにおいしいカレーライスでき
るでしょ、ってなカンジなのでちょっと(カレーだけに)辛口にしまし
た。
ジャガイモの芽をきちんと取る。ジャガイモを均等の大きさに切る。
その程度のことを当たり前にちゃんとやるだけでいいんです。そうやっ
てフツーに作ればおいしいカレーライスができるのは間違いないんだか
らサ。
父と息子。母と息子。友情。恋。
傷つけ合い、傷を分かち合う、人間の弱さと強さ。
切なさの達人と言われる原作者乙一さんは、人間の負の部分もしっかり
と見据え、計り知れないあたたかさで包み込む。
だから、ホラーでも切なさを醸し出せるのですね。というかホラーだか
らこそというのが正確かもしれないですね。
「KIDS」も、ある意味で『Yeah! めっちゃホリディ』(松浦亜弥)なら
ぬ「めっちゃホラー」ですから!
繰り返しますが映画「KIDS」はけっこうイイ作品ですヨ。小池徹平くん
も玉木宏くんも栗山千明さんも適役だと思います。主題歌も耳に残りや
すいイイ曲ですね。ロケ地も今をときめく(?)木更津です(病院の屋
上のシーン。あれは木更津市役所の屋上ですね)。
ワカモノ向け映画というと、なにかと東京を舞台としたおしゃれ風な作
品にしたがたるところを、いい意味でビミョーな辺りを舞台にするのは
GOODですね。
なぜって、日本の9割以上は田舎ですから。身近なところにこそドラマ
がある。
アメリカ映画だって、田舎を舞台にした映画作品に名作が多いのはその
ためです。
ちなみに、乙一さん原作小説の映画化作品では「暗いところで待ち合わ
せ」が特にオススメです。(「←田中麗奈さんが主演だからでしょ」
「ギグッ。それだけじゃないよー」)
▼「きみにしか聞こえない」作品レビュー
http://plain-story.cocolog-nifty.com/ps/2007/07/post_c2f4.html
もったいないお化け一族総出じゃ。
▼「暗いところで待ち合わせ」作品レビュー
http://plain-story.cocolog-nifty.com/ps/2006/12/post_3030.html
他者とのコミュニケーションを欲する者たちが「変化という恐怖」に立
ち向かい、一歩を踏み出す物語。常人では考えつかない設定と、それを
形にする技術と勢いに原作者のホンモノの力量さえ感じる。
デート ○
フラっと ○
原作 ◎
演出 △ チョイとわざとらしさが目立つ
キャラクター ○ 栗山さんはマスクしても美人
映像 △
お涙 ◎
笑い −
ファミリー −
アクション △
人間ドラマ ◎
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
日本国内ではだれも教えてくれない!?
▼「テラビシアにかける橋」キリスト教大解説
〜偵察隊と祭司でわかるメッセージとは?〜
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
訂正です。
前号まで「探検隊と祭司でわかる」とありましたが、正しくは「偵察隊」
です。すみません。
なにを偵察するのかって? もちろん●●コをですよ。
ルリコちゃん? 違うヨォ。ってそれ誰やねん!(^^)
●●コへの偵察隊が、テラビシアの聖書の背景を解き明かしてくれるの
です。
なぜ川なのか。
なぜ1本のロープなのか。
なぜ射し込む光なのか。
すべての答えの解説は、このレポートでされています。
このレポートは本誌と本誌発行元関連サイトでしか手に入れることはで
きません。(無料レポート配信スタンドでは発表しません)
レポートをご希望の方は、本誌をご家族・親類・友人・知人にご紹介く
ださい。
紹介方法はおしゃべり、ホームページ、ブログ、メルマガ、Eメールと
なんでもOKです。
紹介した相手が本誌に読者登録したかどうかは問いません。
ご家族・親類・友人・知人にご紹介したという自己申告制です。
★ご紹介いただきましたら本誌に返信で件名「テラビシアレポート希望」
にてどうぞ。PDFファイル形式のレポートを添付してお送りします。
▼本誌紹介文サンプル
自由に加筆・切り取り・編集してOKです。
もちろん、ご自身の言葉で紹介していただいてもOKです。
--ここから---
おすすめの映画マガジンがあるよ。
ズバッと映画紹介や濃い〜映画批評ならこのメルマガ。ドラマ、演劇、
小説と多肢にわたる物語解説は他ではちょっと読めないゾ。日本ではほ
とんど知らされない映画に込められたキリスト教文化や歴史を解き明か
す、巷で噂のまぐまぐ!殿堂入り映画レビューマガジンがこれだよ〜。
「基本3分!映画レビュー わかりやすい映画案内」
http://www.mag2.com/m/0000152956.html
--ここまで--
いつも本誌を応援・紹介いただいている皆さま、ありがとうございます。
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■【☆マリ・カジ☆のメッセンジャーPC講座 NO.49】
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「☆マリ・カジ☆のメッセンジャーPC講座」
日本/2005-2006年/
ストーリー(概要)
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ある日、間違い電話ならぬ、間違いメッセージがきっかけで、インスタ
ントメッセンジャーを使って社員カジとやりとりをはじめた派遣新人マ
リちゃん。
ビジネススキルの検定に向けて、派遣マリちゃんは社員カジくんに便利
なPC操作レッスンをしてもらうことになるのだが……。
派遣マリちゃんはマイペースな天然さんだけど記憶力は抜群。でも、内
容は覚えていても、それをいつどうやって覚えたのがちょっとあいまい。
それに、ほかにもいろいろ気になることがあるみたい……。
わたしへ間違って届いたメッセージの、本来の届け先である「なっちゃ
ん」ってだれ?
そもそもカジさんはいつも会社にいるみたいだけど、どこの部署でどん
なお仕事をしているの?
とにもかくにも、便利なPC技を教えてくれる、わたしのお師匠さんで
す。
ね! オジさん!
社員カジ「(←ココ見てよ)カジですから!(>_<)」
インスタントメッセンジャー(Instant Messenger)とは?
―――――――――――――――――――――
コンピュータのネットワークを通じてリアルタイムでのコミュニケーシ
ョンを実現するアプリケーション。
ネットワークやインターネットに接続中のユーザー間でリアルタイムに
短いメッセージをやり取りすることができるもの。
主な登場人物の紹介
―――――――――――――――――――――
▽マリ
女性。20歳代前半。新米派遣社員。IT系企業に一般事務職として勤
務。マイペースな仕事ぶりで「天然系」といわれることもあるが、学ぶ
意欲に溢れ、ひとなつっこい性格。
△カジ
男性。年齢不詳。社員。歴史や雑学に詳しい。アキバ系ヲタクに思われ
たくないがPCが得意で、おだてるとショートカットキーを教えてくれ
る。
▽ユキ
女性。20歳代前半。マリの先輩の派遣社員。モデル系のスタイルでバ
リバリ仕事をこなし、社員よりも優秀と噂される。マリの憧れの女性。
▽課長
男性。50歳代。パソコンが苦手で、モニタを手書きのメモを貼り付け
る掲示板がわりに使っている。
▽マナミ
女性。20歳前半。マリの後輩の派遣社員。箱入り娘で真面目。
コメント・レビュー(Comments・Review)(論評、批評、意見)
―――――――――――――――――――――
ストーリー性を持ったプロダクト・プレイスメント。便利なPCショー
トカットキーが満載。
詳細はこちら
http://plain-story.cocolog-nifty.com/ps/2006/12/pc_359a.html
このコンテンツは、公式モバイルサイトにて2005年夏頃〜2006
年冬頃まで連載したものに一部加筆・編集したものです。
今回は、第49回を掲載します。
●第49回「密かなブーム!『ゴシュイン』
−名前をつけて保存する−−」
―――――――――――――――――――――
<メッセンジャー:オンライン><メッセージfromマリ>
派遣マリ「カジさん、ゴシュインってなんですか?」
社員カジ「シュインといえば朱印船貿易かな。日本の近世初期に外国と
の貿易にあたる船に殿様から与えられた許可証みたいなもの
が朱印状だったはずだけど。なんで?」
派遣マリ「課長さんの机に習字みたいなのが貼ってあったんです。達筆
ですねぇって言ったら課長さんが『ぼくが書いたんじゃない
よ。ゴシュインを集めているんだ』とおっしゃられたんです」
社員カジ「それはおそらく『御朱印』だね。神社にお参りした証みたい
なもので、お金を出すと社名を朱印して神社名や参拝日など
を墨書きしてくれるんだよ」
派遣マリ「へぇ〜カジさんもお参りするんですか?」
社員カジ「観光地に神社仏閣があれば雰囲気を味わう程度だよ」
派遣マリ「わたしもそんなかんじですぅ。でも課長さんは御朱印を集め
ているから熱心な参拝者さんなんですね」
社員カジ「課長さんはどうかわからいけど、参拝せずに御朱印だけ書い
てもらって集めている人もいるらしいよ。『御守』みたいな
ものとしてもらっておくのかもしれないね」
派遣マリ「御守りはいくつ持ってたらいいんですか? 交通安全とか厄
除けとかいろいろあるから迷っちゃいますよ〜」
社員カジ「例えばペン1本だって、それを御守りだと思えば御守りにな
るからなぁ。だからたくさん買わなくてもよいのでは?」
派遣マリ「御守りと聞くと、あれもこれもあったほうがいいって思っち
ゃうんですよネ。わたしって心配性なのかなぁ」
社員カジ「御守りは種類も多くてデザインが綺麗だったりかわいかった
りするから欲しくなるんじゃないかな」
派遣マリ「そうかも☆わたしも課長さんみたいに御朱印みたいなのもの
を集めてみようかな」
社員カジ「集めたらどこで手に入れたかわかるように名前をつけておこ
うね。パソコンでは、例えばワードやエクセルで[F12]
を押せば名前を付けて保存できるよ」
派遣マリ「りょうかい☆ちなみにカジさんの御守りはなんですか?」
社員カジ「ほら貝かな」
派遣マリ「ホラ吹き(・・?」
社員カジ「そうそう、合戦開始の合図に吹く貝だよ」
派遣マリ「そーいえば貝殻のペンダントがわたしの小物箱に入っていた
ような……。あれはどこで手に入れんだっけな。カジさんの
ほら貝はどこで手に入れたんですか?」
社員カジ「武田信玄に会ったときにもらったのさ」
派遣マリ「へぇ〜武田さんて方はお友達ですか? 貝類のコレクターだ
ったりして☆ではまたねカジさん☆」
社員カジ「そうそう武田さんはその道では有名な貝殻コレクターでね。
ってオーイ^^;武田信玄に会えるわけないやんかぁ〜。こ
のままではオレが『ホラ吹き』になってしまう。お〜いマリ
っぺ〜」
▽今回のポイント
名前をつけて保存するには[F12]じゃ。
▽便利度(最大3つ)★★ 難易度(最大3つ)★
【注】PC技(ショートカットキー)の類については、動作を保証しま
せん。ストーリー内の1要素という役割のためです。ご了承くだ
さい。
【ご感想・ご意見・出版・メディア関連のお問い合わせは、このマガジ
ンに返信で件名「マリカジ」にてどうぞ】
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健康を保つために毎日ウォーキングしたり、スポーツクラブに通ったり、
栄養補給をしたりするというのもいいでしょう。
でも実は、もっと注目すべきことがあります。
例えば栄養補給。いままで、足りない栄養を補給しましょうという「入」
をしてきませんでしたか?
でも実は、現代は「入」よりも「出」が大事といわれています。
老廃物がたまるとそれが「むくみ」になります。
老廃物いかにして出すか。それが大事です。
健康で毎日をイキイキと送りたい。
そんな夢を持つ人は今スグ本誌に返信で件名「夢実現地図希望H」でメ
ールを。
★「夢実現地図希望」を請求された方へは、Eメールでお送りします。
また「健康・夢実現地図マガジン(仮)」に読者登録させていただ
きます。マガジン解除はいつでもできます。
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■【編集後記】
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課長さんの趣味、渋ッ。でもカッチョいいかも。
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2月22日(金) 21:03 から日本テレビで映画「耳をすませば」が放映され
ます。
原作漫画がある作品で、宮崎駿さんは監督していません(脚本など担当)
が、いわゆるスタジオジブリ作品ですね。
中学生男女の恋と成長を描いているのですが、女子中学生も男子中学生
も、いい子たちです。
純粋無垢といったような少年少女が恋や将来に悩んで成長する姿を描い
た作品。
なんだかキレイすぎるんですよね。
乙一小説が「切ない」といっても、それは人間の負の部分といった陽の
当たらない部分もしっかりと抑えているから。だからこそ「切なさ」が
出るんですね。
でも映画「耳をすませば」にはそれがあまり感じられません。
みなさんも自分が中学生のときを思い出してみてください。
(中学生の人はそのままでOKだよ)
品行方正でまじめ〜な中学生でしたか?
周囲一般からはそうみられるようにしていた人は多いでしょうかれど、
中学生の頃の心の内は、そんなにきれいさっぱりしていましたか?
どちらかというと、ドロドロでしょ?(それはタカだけ?笑)
「パンズラビリンス」の主人公の女の子の世界は、きれいなお花畑とき
れいなお城の世界でしたか?
ネバネバグチャグチョの暗っぽい森や建物に得体の知れない動物や怪
人みたいのが出てきたでしょう?
フツーはそんなものです。むしろ、それがフツーです。
映画「耳をすませば」の少年少女はきれいすぎるんです。
日常ではめずらしい「きれいさ」はそれだけで需要があります。けれど
それだけでは心に響きにくい。
スタジオジブリ作品群の特徴でありセールスポイントのひとつはこの
「きれいさ」なのですが、実はきれいなだけではない作品もしっかり
あります。
それはタカの好きな「千と千尋の神隠し」です。
「千と千尋の神隠し」の主人公千尋は、お行儀のよい優等生とはいえ
ません。
かったるいよぉ、といってそうな、勉強がすごくできるわけでも、運
動がとても得意なわけでもない、ごくフツーの、どちらかというとク
ラスのなかでも目立たない、マイペースなのんびり屋さんといった少
女です。
品行方正できれいなだけではない、ごくフツーの少年少女を主人公に
したからこそ「千と千尋の神隠し」はヒットしたのですね。
そういった意味で「千と千尋の神隠し」はスタジオジブリにとって画
期的な作品なのです。
ところが他のスタジオジブリ作品では「千と千尋の神隠し」で会得し
たであろうツボをまったく活用していなかいものもあります。
早い話がスタジオジブリ作品群には「ムラ」が見受けられます。
タカはスタジオジブリの作品が好きですが、スタジオジブリの作品す
べてが好きというわけではありません。
スタジオジブリの作品のなかには、たいへんおもしろい良い作品があ
るけれども、そうでもない作品もあるということです。
なぜ「ムラ」が出てしまうのか。それはスタジオジブリだけでなく、
日本の映画制作のシステム全般にいえることなのかもしれません。
なぜスタジオジブリ作品には傑作と、そうともいえない作品といった
「ムラ」が出るのか。
なぜ「ゲド戦記」は興行成績は良いのに、観客の評価はビミョーなのか。
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▼「ゲド戦記」で露呈か!ジブリの悲劇!?
−宮崎駿作品群の「ムラ」のワケ−
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