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基本3分!映画レビュー わかりやすい映画案内


2008.02.23

美少年と略奪愛


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【基本3分!映画レビュー】わかりやすい映画案内   

                         NO.176 2008.02.23
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●目次(INDEX)●

 ■【リアル鬼ごっこ】

 ■【☆マリ・カジ☆のメッセンジャーPC講座 
  NO.50「美少年と略奪愛」】

 ■【原作を読まないでほしい理由とは】
 
 ■【編集後記】
  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

こんにちは。

ストーリーアナリスト・ライターの高田圭です。
(通称「3分映画のタカ」)

一気に原稿を書くと、肩が懲ります。

健康グッズショップで購入した、両肩をグリグリするマッサージ器具
(手動)が、さいきん見当たりません。

どこに行っちゃったかなぁ。旅にでも出たのカナ……。

ではでは、今回もさっそくいってみましょう!

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【今号から読者になってくださった皆様へ】

はじめまして。
ストーリーアナリスト・ライターの高田圭です。(通称「タカ」)

本誌は時にまじめに、時におちゃらけて、時に辛口に、時にベタ褒めに、
いろんなレビューや記事をお届けしています。

ヒット分析や物語分析、ヒット分析、歴史・文化、キリスト教解説と多
肢にわたるレビュー内容ですので、一般的な映画紹介とはやや異なる部
分があります。

基本として、映画その他のコンテンツを鑑賞するときはライターの自腹
です。

映画関連会社等の利害関係やしがらみ等一切なしです(ある場合はその
旨を明記します)そのため、ほんとうに意味での読者のためのレビュー
をお届けしています。

かなり辛口のレビューもありますが、観客目線でほんとうのところはど
うなのかということをお伝えするため、また、よい作品がたくさんでき
るようにとの願いからの、愛のある辛口です。ご理解くださいますよう
お願いいたします。

あたりさわりのない宣伝を主目的としたかのような映画関連記事はあり
ませんのでご了承ください。

また、本誌は新作映画速報の類をメインの内容とはしていません。

ほかに、本誌ではストーリーというテーマに関連して「マリ・カジ☆の
メッセンジャーPC講座」を連載しています。

これはストーリー性を持った実用系コンテンツです。
(モバイル公式サイトに連載したケータイ小説の一種)

プチ連続ドラマみたいなものですので、PC技を学びながら気軽に読ん
でみてくださいね。

ではでは、まぐまぐ!さんだけでも約30000誌ある中から、本誌の
読者になってくださったのもなにかのご縁。まずは読んでいただいたき、
末永くご愛読いただければ幸いです。

(マガジン解除方法はマガジン末尾に表記しています)


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 ■【リアル鬼ごっこ】
―――――――――――――――――――――――――――――――――

「リアル鬼ごっこ」

監督:柴田一成 
日本/2007年/98分
原作:山田悠介『リアル鬼ごっこ』

ストーリー(概要)
―――――――――――――――――――――
全国で事故死や自殺で次々に人が亡くなっていく。それも佐藤の姓を持
つ人ばかり。

高校生の佐藤翼は不良グループに追いかけられピンチに陥る。そのとき、
佐藤翼の姿が忽然と消える。

気がつくと佐藤翼は「佐藤さん」が追いかけれる鬼ごっこをしている世
界にきていた。


主な登場人物の紹介
―――――――――――――――――――――
△佐藤翼
男子高校生

▽佐藤愛
佐藤翼の妹

△佐藤洋
男子高校生。佐藤翼の幼馴染。


コメント・レビュー(Comments・Review)(論評、批評、意見)
――――――――――――――――――――――
魅力的なタイトルと、人間の深層部分を引き出そうとする仕掛けのセッ
ティングはキラリ。だがその先は暗闇。統合と収拾作業に2年? 走る
シーンにもっと力を入れてほしい。

■ デビュー作は特別

原作は山田悠介の「リアル鬼ごっこ」。デビュー作でしかも自費出版だ。

小説にかぎらずどんな分野においてもデビュー作は、特別だ。

渾身の力を込めて作られる作品。それがデビュー作だからだ。

デビュー作には魂が込められている。持てる技術のすべてが注ぎ込まれ
ている。

ちなみに、デビュー作が特別だからこそ、真価が問われるのはデビュー
後の第1作だ。

小説「バトルロワイヤル」の高見広春氏が、いまだ他の作品を発表して
いないことからも察するに、デビュー作が話題になればなるほど、次の
作品を書くことはたいへん難しい。

76年、村上龍氏のデビュー作「限りなく透明に近いブルー」が群像新
人文学賞と芥川龍之介賞を受賞。作品内容の衝撃から、今後どのような
作品を発表していくのか、もしくは発表できるのかという声もあったが、
翌77年にはデビュー後第1作「海の向こうで戦争が始まる」を発表す
る。

「海の向こうで戦争が始まる」では、傑作と名高い「コインロッカー・
ベイビーズ」の誕生を予感させる文体と内容を含んでおり、たしかな技
術と才能を示した。

さて、山田悠介氏はデビュー後も作品を発表しつづけている。ゲーム性
に富んだSF作品が多いようだ。そんな山田悠介氏は作家としてのキャリ
アを重ねてきた(他の有名作に「親指さがし」がある)。

そんな山田悠介氏の原点がすべて詰まっているのがデビュー作だ。

デビュー作をみればその作家が活躍できる素材を持っているかどうかあ
る程度わかるという。実際に活躍するかどうかは作家のやる気次第だが…
…。

さて、山田悠介氏のデビュー作の映画化作品はいかがなものだったのか。
(例によって原作を読んでいないので映画作品単体としての話である)


■ 婚前旅行するのも、グ、グ、グ、グ〜!!!(エド・はるみ)

婚前旅行に目くじら立てる人もあまり見なくなったが、その良し悪しは
別にして、これからの人生を共に歩んでいく相手として相応しい相手が
どうか知るには婚前旅行は役に立つ。

あなたが女性なら、彼氏に旅行の要望を2,3だけ伝えて、あとはすべ
てまかせしてみよう。

旅行会社のすべておまかせのパックツアーに彼氏が申し込むのか。パッ
クツアーでも交通手段と宿だけ決まっているコースを選ぶのか。

はたまたパックツアーを利用せずに自分で宿や店を予約するのか。

旅には予想外のことが起こる。

切符を持ち忘れる。電車が遅延する。車のタイヤがパンクする。お菓子
を買い忘れる。

予想外の出来事は、ある程度予想がしやすい日常とは対極にある。

人は追い詰められたときにその本性をあらわにする。

「リアル鬼ごっこ」の主人公は追い詰められる。名前が「佐藤」である
だけで鬼に追いかけられる。さらに、ふたつの世界に守るべき人がたく
さんいて、わけもわからないまま、とにかく鬼だけは追ってくる。

パニクルー(そんなダンスグループもあった?)ったときこそ、人間の
深層部分があらわれる。これは物語づくりの基本のひとつだ。重要なの
は、あらわれた深層部分をどうやって物語に絡めていくかである。

残念ながら「リアル鬼ごっこ」は人間の深層部分を露にする仕掛けとし
ての思いつきはキラリと光るものの、その先には暗雲が幾層にも重なっ
ていく。

おもしろそうな仕掛けを考えつくことは誰にもできる。難しいのは、そ
れを物語というカタチにすることだ。「リアル鬼ごっこ」という小説作
品をつくり、それを自費出版する。これはだれにもできることではない。
スゴいことだ。

とはいえ、ひとつの物語としてみるのはちょっと難しい。

どちらかというと、サバイバル系のテレビゲーム(ビデオゲーム)の進
行を眺めているかのようだ。テレビゲームは立派な作品であり、RPGの
いくつかはそのエンディングで涙する者が続出するほど感動を与える。

では「リアル鬼ごっこ」が感動するゲームかというと、そうともいえな
い。なぜならゲームではなく、あくまでゲーム性を感じさせる小説であ
り、その小説を映像化した映画作品だからだ。

では映画作品として感動するかといえば、そうともいえない。なぜなら、
人間の深層部分を露にしようとする仕掛けのセッティングまでは勢いが
あるものの、その先は設定した世界と現実(とされる世界)との辻褄あ
わせに一生懸命になっているとみてとれる。

その原因はSFとの関わり方にある。


■ 自分で自分を振り回わしてる?

映画「リアル鬼ごっこ」はホラー作品だと紹介されているところもある
ようだが、どちらかというとSF作品だ。

SF作品を作る際は、たいてい2つにひとつを選ぶ。作品で用いるフィク
ションを複数にするか、ひとつにするか。

おススメはひとつだ。アレもコレもと「世界」のすべてをフィクション
にすると、読者や観客に物語世界の決まり事(お約束)を知ってもらう
までにたいへんな労力を必要とする。

これは作るほうの労力ではなく、鑑賞するほうに労力を強いるという意
味である。

思い出していただきたい。乙一原作の「KIDS」で起こるフィクションの
設定はひとつ。傷を移動させる能力だけだったことを。

フィクションはひとつ。そのほうがやりやすいことは明白だ。そのあた
りのことを乙一氏は頭だけでなく実感してわかっているのだろう。
「KIDS」は短編ということもあるが、フィクションはひとつにとどめて
いる。これはプロの技である。

「リアル鬼ごっこ」ではパラレルワールドが登場する。私たちが住む世
界とは違う世界の決まり事を理解すると同時に、パラレルワールドで起
きることが、元の世界にどのような影響を与えるのかという「効果」を
も理解させなければならない。

フィクションによる決まり事が作品の謎を解く鍵になっているので、人
間の深層部分をあらわしようとするセッティングをしておきながら、そ
れをじゅうぶんに活かせずにいる。

つまり、自身が作った決まり事に、自身が振り回されてしまっているか
のようなのだ。

原作「リアル鬼ごっこ」がどんな内容と展開とラストなのかわからない
し、山田悠介氏の他の小説作品も未読なのでなんともいえないが、映画
「リアル鬼ごっこ」に限った限り(←意味の重複。山田悠介作品にはこ
ういった類の表記が多いらしい)では、ひとつの物語として鑑賞するに
は少々物足りない。


■ 収拾に2年?

長編を初監督することになった映画「リアル鬼ごっこ」の監督は、構想
と脚本に2年を費やし、原作の設定に自身のアイデアを取り込んだそう
だ。

パラレルワールドというフィクションに統合性を持たせようと2年間が
んばったのは、スクリーンからなんとなく伝わってくる。

しかし、もともと原作がある作品だからというのもあるが、物語をつく
るのに2年を費やしたようにはみえない。

無理を承知で格闘技に例えると、どんなに練習しても試合に勝たなくて
はならない。防御の型の練習は大事だが、それだけでは勝てないどころ
か、いい試合はできない。攻撃の練習もしなければ、試合で防御と攻撃
の組み合わせで観客を沸かせたり、勝利したりすることはできない。

ピクサーは「ストーリーづくりに2年を費やす」という。

ストーリー作りに2年を費やせば、ピクサーとまではいかなくても、2
年という時間はかならず作品に反映される。

映画「リアル鬼ごっこ」を観ると、この作品の監督が費やした2年間は、
ストーリー作りにではなく、作品世界に統合性を持たせて収拾しようと
がんばった期間であったと思われる。

原作小説で作品のセッティングが行われ、映画化作品でそのセッティン
グの調整が行われた。

そう考えてもらえると映画「リアル鬼ごっこ」がどんな作品であるか。
その姿がおぼろげながらイメージできるだろう。


■ はじまったばかり

おもしろそうなアイデアを思いつき、頭の中で回転させたり振ってみた
りしてカタチに仕上げていったようで、それは「ファイナル・デスティ
ネーション」シリーズを思い起こさせる。

脳内パズルを組み立てようとピースをコネクリまわしてみたとでもいお
うか。

頭で考えないことにははじまらない。だから頭で考えるのは偉大な一歩
だが、ほかに心と体をプラスしなければならない。

順番でいうと「頭→体→心」が理想だ。

頭で考え、体を意識させ、心を振るわせる。

実際には体を意識させることがたいへん難しい。それでも体を意識させ
るよう努めれば、頭デッカチになるのを避けることができる。

有名で人気のある作品でも、頭デッカチな作品はある。「スター・ウォ
ーズ」シリーズだ。頭の中の世界をCGでがんじがらめに作り込んだため
に、体を意識させない作品となってしまった。

一方、体を意識させ、心をも振るわせる作品がある。「アポカリプト」
だ。残虐シーンの必要性を理解しがたいという声もあることから特に日
本ではおおきな話題にならなかったが、その必要性を理解しがたいとい
うことがつまり、体を意識させることに慣れていない現代社会の有様を
物語っているかのようでもある。

話を戻そう。「頭→体→心」が理想だが、実際は「頭→心」でもじゅう
ぶん成功だ。

ところが映画「リアル鬼ごっこ」は頭のみである。

原稿でいうなら、いまだ草稿(ドラフト)の段階だ。

まだはじまったばかりじゃないか。
(「キッズ・リターン」のセリフみたいになってしまった)。


■ 得意そうなのは……

「リアル鬼ごっこ」

鬼ごっこなのにリアル。相反するかのような語の組み合わせがニクイ。

タイトルのはじめが「リアル」とカタカナなのもやわらかくわかりやす
い印象を与えてGOOD.

「リアル」と「ごっこ」がカタカナとひらがなの3文字づつで、真ん中
に漢字一文字「鬼」を挟む。

タイトルの見た目もバランスが取れていてイイ。

魅力的なタイトルと、人間の深層部分を引き出す仕掛けのセッティング。

原作者はどちらというと、ストーリー作りよりも作品の魅力を引きだす
ほうが向いているのではないだろうか。

作品の宣伝、または予告編が得意そうである。


■ その他

製作費は1億円程。

1億円でこの作品ならそんなに悪くないですよ。

でもあのラスト……ああいうのを蛇足というのデスね。

ほかに、主人公佐藤翼が不良たちや鬼たちに取り囲まれて絶体絶命にな
ったときの処理の仕方が全く同じというのは残念。

せっかくテレビCMでも映画作品でもグゥ〜と観客の危機感を高めたので
すから、それを受け止めて巧く解消するような工夫がほしいですね。

ご都合主義と受け止められかねない処理の仕方は観客をガッカリさせる
ことにもつながりますから。

それと、リアル鬼ごっこですから走るシーンがけっこうあります。もっ
と必死に走る様を見せてほしかった。なにせ鬼に捕まると殺されてしま
うかもしれないと主人公は思っているわけですから。

走る作品といえば「弾丸ランナー」です。必死に走る姿に鬼気迫るもの
があります。鬼に追われていないにもかかわらずネ。

ほかに走るシーンが上手だったのは劇場版アニメーション作品「時をか
ける少女」。「かける」というぐらいですから、主人公の女の子が走る
シーンはいいカンジに凝っていて上手だなぁと思いました。

映画「リアル鬼ごっこ」は「走り」のシーンにもっと力を入れてほしか
ったナ。


デート      △
フラっと     ×
演出       △
キャラクター   × 
映像       △
笑い       −
ファミリー    −
アクション    △
人間ドラマ    △
ゲーム性     ○


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  日本国内ではだれも教えてくれない!?
▼「テラビシアにかける橋」キリスト教大解説
  〜偵察隊と祭司でわかるメッセージとは?〜

  アスランは誰を表している? 
  暗闇の森をアスランと共に歩くだけのシーンの意味とは? 
▼「ナルニア国物語」に秘められたキリスト教文化を大解説 
  〜これを知れば7倍楽しめる〜 

  大ヒットにはワケがある!『NANA』大ヒットの秘密を解き明かす! 
▼「NANA」と「下妻物語」に共通する大ヒットの秘密とは?


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 ■【☆マリ・カジ☆のメッセンジャーPC講座 NO.50】
―――――――――――――――――――――――――――――――――

「☆マリ・カジ☆のメッセンジャーPC講座」
日本/2005-2006年/

ストーリー(概要)
―――――――――――――――――――――
ある日、間違い電話ならぬ、間違いメッセージがきっかけで、インスタ
ントメッセンジャーを使って社員カジとやりとりをはじめた派遣新人マ
リちゃん。
 
ビジネススキルの検定に向けて、派遣マリちゃんは社員カジくんに便利
なPC操作レッスンをしてもらうことになるのだが……。

派遣マリちゃんはマイペースな天然さんだけど記憶力は抜群。でも、内
容は覚えていても、それをいつどうやって覚えたのがちょっとあいまい。
それに、ほかにもいろいろ気になることがあるみたい……。

わたしへ間違って届いたメッセージの、本来の届け先である「なっちゃ
ん」ってだれ?

そもそもカジさんはいつも会社にいるみたいだけど、どこの部署でどん
なお仕事をしているの? 

とにもかくにも、便利なPC技を教えてくれる、わたしのお師匠さんで
す。

ね! オジさん!

社員カジ「(←ココ見てよ)カジですから!(>_<)」


インスタントメッセンジャー(Instant Messenger)とは?
―――――――――――――――――――――
コンピュータのネットワークを通じてリアルタイムでのコミュニケーシ
ョンを実現するアプリケーション。

ネットワークやインターネットに接続中のユーザー間でリアルタイムに
短いメッセージをやり取りすることができるもの。


主な登場人物の紹介
―――――――――――――――――――――
▽マリ
女性。20歳代前半。新米派遣社員。IT系企業に一般事務職として勤
務。マイペースな仕事ぶりで「天然系」といわれることもあるが、学ぶ
意欲に溢れ、ひとなつっこい性格。

△カジ
男性。年齢不詳。社員。歴史や雑学に詳しい。アキバ系ヲタクに思われ
たくないがPCが得意で、おだてるとショートカットキーを教えてくれ
る。

▽ユキ
女性。20歳代前半。マリの先輩の派遣社員。モデル系のスタイルでバ
リバリ仕事をこなし、社員よりも優秀と噂される。マリの憧れの女性。

▽課長
男性。50歳代。パソコンが苦手で、モニタを手書きのメモを貼り付け
る掲示板がわりに使っている。

▽マナミ
女性。20歳前半。マリの後輩の派遣社員。箱入り娘で真面目。


コメント・レビュー(Comments・Review)(論評、批評、意見)
―――――――――――――――――――――
ストーリー性を持ったプロダクト・プレイスメント。便利なPCショー
トカットキーが満載。

詳細はこちら
http://plain-story.cocolog-nifty.com/ps/2006/12/pc_359a.html

このコンテンツは、公式モバイルサイトにて2005年夏頃〜2006
年冬頃まで連載したものに一部加筆・編集したものです。

今回は、第50回を掲載します。


●第50回「美少年と略奪愛−−単語単位で選択する−−」
―――――――――――――――――――――
<メッセンジャー:オンライン><メッセージfromマリ>

派遣マリ「ク、クビが……(>_<)」

社員カジ「寝違えて首筋を痛めたかい?」

派遣マリ「段ボール箱を運んでいたら雛壇のお内裏さまとお雛さまをひ
     っかけて落としてしまいました! そしたらお雛さまの首が
     コロコロ……」

社員カジ「(会社に雛壇があるなんてめずらしいね)すぐに付ければな
     んとかなるんじゃないか?」

派遣マリ「ホントだ。一応見た目は元通りになりましたケド……。とり
     あえず元の場所に戻しておきますね」

社員カジ「うむうむ」

派遣マリ「あれ? ねぇカジさん。お内裏さまとお雛さまって、どっち
     が右側でどっちが左側でしたっけ?」

社員カジ「雛壇を設置した人の出身地がどこかわかるかい?」

派遣マリ「出身地? えっとたしか設置したのは京都の老舗のお嬢さん
     だという噂ですケド」

社員カジ「なるほど。じゃあ左(向かって右)に男雛、右(向かって左)
     に女雛でいいと思うよ」

派遣マリ「はぁい。設置かんりょうです。それにしても、お雛さまに出
     身地なんて関係あるんですか?」

社員カジ「あるよ。関東では右(向かって左)に男雛なんだけど、それ
     は昭和天皇の即位から西洋式になったらしいよ。でも京都で
     は古来のままの配置なんだってさ」

派遣マリ「へ〜。そうだったんですかぁ。ところでじっくりみると、五
     人囃子(ごにんばやし)の皆さんってかなりの男前かも☆」

社員カジ「五人囃子はたしか貴族の師弟で元服前の若者、というか少年
     だね。いいところをアピールできれば元服後に出世できるか
     もしれないから、けっこう必死かもしれないね。マリは五人
     のうち、だれがお気に入りかな」

派遣マリ「美少年の集まりと聞いたからには、ひとりに絞れないですぅ」

社員カジ「(美少年とはいってないが)仮にワードで選択するにしたっ
     て、まずは単語単位なんだから、マリもひとりに絞らないと
     いかんのぉ」

派遣マリ「迷っちゃう。どうやって選べばいいのぉ(>_<)」

社員カジ「文字をダブルクリックすれば単語単位で選択できるぞよ」

派遣マリ「あ、ワードでの方法のお話ね^^; やっぱりわたしはお内
     裏さまを選びまぁす!」

社員カジ「お内裏さまを? こ、これはまさに略奪愛じゃァァ!」

派遣マリ「そんなんじゃないですよ〜。一途な愛ですヨ」

社員カジ「だってお内裏さまにはお雛さまがいるんだよ」

派遣マリ「ええ知ってますよ」

社員カジ「知りつつとは! 近頃のおなごは恐ろしや〜(>_<)」

派遣マリ「なぁ〜にいってるんですかカジさん。お雛さまはワ・タ・シ
     に決まってるじゃないですか☆お〜ほほほほほ☆」

社員カジ「(−_−)zzz」

派遣マリ「なんで寝てるんですぁもぉ〜(>_<)」

▽今回のポイント
ワードにおいて、単語単位で選択するには[文字をダブルクリック]じゃ。

▽便利度(最大3つ)★ 難易度(最大3つ)★


【注】PC技(ショートカットキー)の類については、動作を保証しま
   せん。ストーリー内の1要素という役割のためです。ご了承くだ
   さい。

【ご感想・ご意見・出版・メディア関連のお問い合わせは、このマガジ
 ンに返信で件名「マリカジ」にてどうぞ】


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

健康を保つために毎日ウォーキングしたり、スポーツクラブに通ったり、
栄養補給をしたりするというのもいいでしょう。

でも実は、もっと注目すべきことがあります。

例えば栄養補給。いままで、足りない栄養を補給しましょうという「入」
をしてきませんでしたか?

でも実は、現代は「入」よりも「出」が大事といわれています。

老廃物がたまるとそれが「むくみ」になります。

老廃物いかにして出すか。それが大事です。

健康で毎日をイキイキと送りたい。

そんな夢を持つ人は今スグ本誌に返信で件名「夢実現地図希望H」でメ
ールを。

★「夢実現地図希望」を請求された方へは、Eメールでお送りします。
  また「健康・夢実現地図マガジン(仮)」に読者登録させていただ
    きます。マガジン解除はいつでもできます。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■【原作を読まないでほしい理由とは】
―――――――――――――――――――――――――――――――――

日本では芸人の藤崎マーケットが「ラララライ体操」に掛けて「ラララ
ライ“ラ”体操」を披露して「ライラの冒険黄金の羅針盤」を宣伝して
いる。

映画の題名と今流行の売れっ子芸人の芸の名前を掛けて知名度を上げよ
うという作戦だ。 

海外では映画「ライラの冒険」が子供たちに無神論を植えつけるとして、
カトリック教会や信者たちから非難されている。 

「ライラの冒険」シリーズの著者は宗教に批判的な言及もあることから、
映画の制作会社は作品内での宗教に関する部分を控えめにしたという。 

それでも北米のカトリック連盟は「ライラの冒険」のボイコットを呼び
かけている。 

映画「ダ・ヴィンチ・コード」のときだけでなく「ハリー・ポッター」
シリーズでも一部の保守的なキリスト教関係者から非難の声が上がって
いる。 

映画「ダ・ヴィンチ・コード」のときは「M」に関連する重要なキーワー
ドがカトリック教会の考えと相容れない部分があったことでボイコット
運動になったとみれとれるが、「ライタの冒険」では神や天国への反乱
が重要なテーマとなっているあたりに強い非難が浴びせられているよう
だ。 

カトリック連盟は「ライラの冒険」を読んだ子供たちが原作を読むこと
を警戒しているという。 

「ナルニア国物語」シリーズや「テラビシアにかける橋」の著者は聖書
の物語を子供たちにわかりやすく伝えようと原作を書いた。 

日本では一見すると聖書やキリスト教に関係ないように思える作品でも、
海外では作品内容の宗教的な部分がわかりやすいように織り込まれてい
ることが一目瞭然な場合がある。 

カトリック連盟がボイコットを呼びかけているほどだから、そういう作
品を観るときは、聖書やキリスト教の基礎知識があったほうがいい。

なぜボイコットを呼びかけているのかを作品を観ることで理解できるよ
うになるからだ。 

ボイコットを呼びかけていることがかえって映画の宣伝になっているこ
とはわかっていても、呼びかけずにはいられない。 

それを映画制作会社もわかっているあたりがなんとも……。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■【編集後記】
―――――――――――――――――――――――――――――――――

「☆マリ・カジ☆のメッセンジャーPC講座」が50号連載達成です。

いつも読んでくださる皆様、そして、カジくんやマリちゃんのファンの
皆様、ありがとうございます。

映画レビューよりマリ・カジのほうを楽しみにしているかのようなお方
もいらっしゃるとの噂ですが、みなさんどうでしょう?

映画と直接関係ないので無いほうがいいのでは、という声もチラホラあ
るとかないとか。

本誌で連載を続けていくかどうかちょっと検討しようかと思っています。

カジくんとマリちゃんとも相談してみます。

ではでは☆

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2月24日(日曜)21時テレビ朝日「シークレット・ウインドウ」 
ジョニー・デップファンはお見逃しなく。
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【基本3分!映画レビュー】わかりやすい映画案内
 ブログ http://plain-story.cocolog-nifty.com/ps/
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 発行者 高田圭
 ご意見・ご感想 本誌に返信にてどうぞ。
 Copyright (C) 2005-2008 Takada All Rights Reserved.
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