2008.05.30
赤いマークで「死の使い」が過ぎ越す
やってくる。今年も夏がやってくる!
▼アナタは隠れ肥満かもしれない
http://taishibouritsu.seesaa.net/article/24842877.html
あなたは、自分が肥満だと思ったことはありますか?
自分の体重を考えてみても、肥満とは思ったことがない。でも体重とい
うのは「体の重さ」のこと。単に「重さ」を表しているにすぎません。
ほんとうに肥満かどうかは●●●●によって決まります。
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【基本3分!映画レビュー】わかりやすい映画案内
NO.184 2008.05.30
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●目次(INDEX)●
■【赤いマークで「死の使い」が過ぎ越す】
■【★マリカジ★のメッセンジャーPC講座
NO.58「わかりやすくする方法」】
■【機械はそれを使う人によって良くも悪くもなる】
■【編集後記】
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こんにちは。
ストーリーアナリスト・ライターの高田圭です。
(通称「3分映画のタカ」)
5月30日(金)21時03分 日本テレビで映画「ヴィレッジ」が放
映されます。
前回おさらいした「ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女」もそうで
したが、この「ヴィレッジ」もかなりわかりやすいかたちで聖書のエピ
ソードを取り入れています。
そこで今回は、本誌のバックナンバーのなかから「ヴィレッジ」に関す
る記事をピックアップして、一部編集してお届けします。
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【今号から読者になってくださった皆様へ】
はじめまして。
ストーリーアナリスト・ライターの高田圭です。
(通称「3分映画のタカ」)
▼ライター
▼コラムニスト
▼テキストPOPライティング。コピーライティング。
▼タイトル文制作。案内文、説明文、紹介文作成。
▼コンテンツ企画・編集・制作。
▼ストーリーアナリスト(脚本の検証・分析・アドバイス等)
本誌は時にまじめに、時におちゃらけて、時に辛口に、時にベタ褒めに、
いろんなレビューや記事をお届けしています。
ヒット分析や物語分析、ヒット分析、歴史・文化、キリスト教解説と多
肢にわたるレビュー内容ですので、一般的な映画紹介とはやや異なる部
分があります。
基本として、映画その他のコンテンツを鑑賞するときはライターの自腹
です。
映画関連会社等の利害関係やしがらみ等一切なしです(ある場合はその
旨を明記します)そのため、ほんとうに意味での読者のためのレビュー
をお届けしています。
かなり辛口のレビューもありますが、観客目線でほんとうのところはど
うなのかということをお伝えするため、また、よい作品がたくさんでき
るようにとの願いからの、愛のある辛口です。ご理解くださいますよう
お願いいたします。
あたりさわりのない宣伝を主目的としたかのような映画関連記事はあり
ませんのでご了承ください。
また、本誌は新作映画速報の類をメインの内容とはしていません。
ほかに、本誌ではストーリーというテーマに関連して「マリ・カジ☆の
メッセンジャーPC講座」を連載しています。
これはストーリー性を持った実用系コンテンツです。
(モバイル公式サイトに連載したケータイ小説の一種)
プチ連続ドラマみたいなものですので、PC技を学びながら気軽に読ん
でみてくださいね。
ではでは、まぐまぐ!さんだけでも約30000誌ある中から、本誌の
読者になってくださったのもなにかのご縁。まずは読んでいただいたき、
末永くご愛読いただければ幸いです。
(マガジン解除方法はマガジン末尾に表記しています)
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■【赤いマークで「死の使い」が過ぎ越す】
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〜映画で読み解くキリスト教文化〜
≪シャマラン監督作「ヴィレッジ」を読み解くキーワード≫
M・ナイト・シャマラン監督作品は日本では特に賛否両論あります。
その要因となっているものひとつは、映画作品に聖書のエピソードを取
り入れることにあります。
物語のテーマを伝えるために使うキーワードに聖書の基礎知識をある程
度必要とするものを採用するため、その予備知識がじゅうぶんでなけれ
ば、わかりにくく感じてしまう。
これが「否」の原因です。
どんな映画作品も、まずは興味を持ってもらうことが必要ですから、磨
けば光りそうな原石をちりばめながら、しっかり磨いて目立たせなけれ
ばなりません。
原石の配置とその磨き方が上手であればあるほど、人々の期待は高まり
ます。
期待するとは、こんな話かなぁと想像して楽しみにすること。そんな想
像はときに、妄想ともいわれます。
内容がベールに包まれていればいるほど、期待という名の妄想は激しさ
を増します。
実際に映画作品を観るときいは、妄想によってある程度出来上がったイ
メージが存在します。
想像力が豊かな人ほど、そのイメージと違ったり、イメージを損なった
りする、がっかりします。
M・ナイト・シャマラン監督作品におけるこの種の「がっかり度数」は、
日本では特に高まります。
なぜなら「妄想という名の期待の道」を外れて迷子にならないよう、監
督があらかじめ予告編等でわかりやすく提供してくれるキーワードを、
それと意識することが、日本人には比較的むずかしいからです。
ここでいうキーワードとは、聖書のエピソードのことです。
つまりこれが、M・ナイト・シャマラン監督作品が日本で賛否両論ある主
な理由のうちのひとつなのです。
では映画「ヴィレッジ」を例に、この理由を具体的に解説していきましょ
う。
家に赤いマークを付ける。
腐敗した都市と、素朴な農村。
村の掟(森に入ってはならない)。
人名「ノア・パーシー」。
以上4つのキーワードにはそれぞれ聖書のエピソードが関係しています。
聖書のどのエピソードかという見当がつけば、映画作品のテーマや狙い
がなんなのかについて想像力を働かせることができきるでしょう。
そうすれば「とんでもない妄想の世界」へ迷い込んでしまうことはあり
ません。
それどころか、丁寧に提示されたキーワードの数々を元に内容を想像し
て期待を膨らませ、自分がイメージしたものと、作品が意図したであろ
うものとの違いを楽しむことができたなら、映画を観て後に「おもしろ
かった!」という感想を持つことができるでしょう。
では、次にキーワードがそれぞれ聖書のどんなエピソードを指し示して
いると考えられるかをみていきましょう。
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「ヴィレッジ(THE VILLAGE)」
M・ナイト・シャマラン監督/アメリカ/2004年
≪Story(ストーリー)≫
深い森に囲まれた外界から隔絶した村。森に生息する「彼ら」との和解
によって村の人々は永遠の平和を手に入れた。しかし、和解はある日突
然に破り去られる。
-------------------------------------------
■「赤いマーク〜過越し〜(出エジプト記第12章)」
聖書にはよく「過ぎ越しの祭り」という記述があります。
これは旧約聖書だけでなく、新約聖書のなかの、イエス・キリストの生
涯を主に記した四福音書の記述にもよく登場するもので、イスラエルの
民にとって重要な祭りのひとつのことをいいます。
では、いったいなにが「過ぎ越し」たのでしょう?
「死の使い」が過ぎ越していったのです。
「死の使い」がやってきても、子羊の血を家のかもいと柱にぬってあれ
ば、そこを過ぎ越していったのです。
家のかもいと柱に子羊の血がぬっていない家には「死の使い」が入り込
み、その家の長男は死に至らしめられました。
これは、旧約聖書の出エジプト記にあるエジプトを襲った「10の災い」
の最後の災いです。
「10の災い」の背景をお話しましょう。
イスラエルの民がエジプトで重労働に従事させられていたとき、民を救う
ようにとの神の声をきいたモーセは、エジプトの王にイスラエルの民を手
放すよう説得しますが、聞き入れられません。
そこで神はエジプトに10の災いをもたらします。その10番目の災い
が「死の天使」によってもたらされる「初子の死」でした。
これによってさすがのエジプト王もイスラエルの民が出て行くことを承
認。
こうしてイスラエルの民は、約束の地カナンをめざし、モーセに率いら
れてエジプトを出発することになりました。
それ以来、エジプトじゅうの長男が死んでしまうというときに神のお守
りがあったことを決して忘れずに感謝する祭をするようになります。こ
れが「過ぎ越しの祭り」です。
■「都市と農村〜ソドムとゴモラ、ロトの救出〜(創世記第19章)」
まず村の様子が、具体的には映画「刑事ジョン・ブック/目撃者」に登場
するアーミッシュ(Amish)というキリスト教の一派を思い起こさせます
ね。
アーミッシュの人々は、穏和な人々がお互いに助け合いながら農村で共
同体を営んでいます。彼らは平和主義者で、電気、水道、自動車などを
使わない、大地に根ざした生活をしています。
どこかしら「ヴィレッジ」における村に似ていないでしょうか。
そして「ヴィレッジ」の村と対比される都市は、旧約聖書のなかで堕落
した街として登場するソドムとゴモラを連想させます。
「ヴィレッジ」の住人たちは、ソドムとゴモラのような都市を離れ、森
の中に村を作り、アーミッシュのような生活をしているのです。
■「誘惑の木の実と楽園からの追放〜アダムとイヴ〜(創世記第3章)」
村には口に出してはならない存在(Those We Don't Speak Of)がいると
されます。それは村を取り囲む森に住む「彼ら」のことを指します。
「彼ら」のことを口に出してはならない。
それは村の「禁忌」です。つまり、村には「掟」があるのです。
旧約聖書に登場するエデンの園にも「掟」があります。
誘惑の木の実を取って食べてはならない。
それは神との約束です。約束を守ればアダムもイヴもエデンの園を追放
されることはなかったでしょう。
さて、蛇に姿を変えたサタンは、エデンの園の誘惑の木の上からイヴに
何と言って誘惑したでしょうか。
この木の実をたべれば神のようになんでも知るようになる、と誘惑しま
した。
「ヴィレッジ」の若者をはじめとする第二世代の住人たちは、村の外に
興味を持ちます。
若者たちは、村の外にいけば、村にはないさまざまなことを知ることが
できると考えます。
けれども村には「森に入ってはいけない」という掟があります。しかし、
森に入らなければ村を抜け出せません。
森に入れば村の外に出ることができる。村の外の世界を知ることができ
る。でも、森に入ってはいけないという掟があるのです。
こういった設定が「誘惑の木の実と楽園からの追放」を思い起こさせる
のです。
■「ノア・パーシー」という名前。
「ノア・パーシー」。
これはそのまま「ノアの箱舟」(旧約聖書創世記第6章〜8章)」のノ
アから取った名前だと考えられます。
腐敗・堕落した人間が溢れる世界に洪水を起こして何もかも滅ぼしてし
まおうと計画された神は、正しい行いをする男・ノアとその家族だけは
守ることにして、洪水でも壊れない箱舟の作り方をノアに詳しく教えま
した。
その教えどおりに、水辺から遠く離れた場所で箱舟をつくりはじめたノ
アは、周囲の人々から、水がないところに舟を作っているおかしな奴だ
とからかわれます。
「ヴィレッジ」の作品内でも、都市を離れて森に囲まれた村に移り住ん
だ人たちは、都市生活を続ける多くの人たちの目には「おかしな奴等」
に映ったことでしょう。
しかしその「おかしな奴等」にさえ変わり者(?)とみなされている男
がいます。
子供の純粋無垢な心を持つ青年・ノア・パーシーです。彼こそ「ヴィレ
ッジ」の象徴であり、物語のキーパーソンなのです。
皆から変わり者呼ばわりされていたノアが大洪水から家族と動物たちを
救う働きをしたように「ヴィレッジ」の変わり者ノア・パーシーも村人
を救う働きをすることができるのでしょうか?
それは映画を観てのおたのしみにとっておきましょう。
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いつも本誌を応援・紹介いただいている皆さま、ありがとうございます。
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■【★マリカジ★のメッセンジャーPC講座 NO.58】
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「★マリカジ★のメッセンジャーPC講座」
日本/2005-2006年/
ストーリー(概要)
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ある日、間違い電話ならぬ、間違いメッセージがきっかけで、インスタ
ントメッセンジャーを使って社員カジとやりとりをはじめた派遣新人マ
リちゃん。
ビジネススキルの検定に向けて、派遣マリちゃんは社員カジくんに便利
なPC操作レッスンをしてもらうことになるのだが……。
派遣マリちゃんはマイペースな天然さんだけど記憶力は抜群。でも、内
容は覚えていても、それをいつどうやって覚えたのがちょっとあいまい。
それに、ほかにもいろいろ気になることがあるみたい……。
わたしへ間違って届いたメッセージの、本来の届け先である「なっちゃ
ん」ってだれ?
そもそもカジさんはいつも会社にいるみたいだけど、どこの部署でどん
なお仕事をしているの?
とにもかくにも、便利なPC技を教えてくれる、わたしのお師匠さんで
す。
ね! オジさん!
社員カジ「(←ココ見てよ)カジですから!(>_<)」
インスタントメッセンジャー(Instant Messenger)とは?
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コンピュータのネットワークを通じてリアルタイムでのコミュニケーシ
ョンを実現するアプリケーション。
ネットワークやインターネットに接続中のユーザー間でリアルタイムに
短いメッセージをやり取りすることができるもの。
主な登場人物の紹介
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▽マリ
女性。20歳代前半。新米派遣社員。IT系企業に一般事務職として勤
務。マイペースな仕事ぶりで「天然系」といわれることもあるが、学ぶ
意欲に溢れ、ひとなつっこい性格。
△カジ
男性。年齢不詳。社員。歴史や雑学に詳しい。アキバ系ヲタクに思われ
たくないがPCが得意で、おだてるとショートカットキーを教えてくれ
る。
▽ユキ
女性。20歳代前半。マリの先輩の派遣社員。モデル系のスタイルでバ
リバリ仕事をこなし、社員よりも優秀と噂される。マリの憧れの女性。
▽課長
男性。50歳代。パソコンが苦手で、モニタを手書きのメモを貼り付け
る掲示板がわりに使っている。
▽マナミ
女性。20歳前半。マリの後輩の派遣社員。箱入り娘で真面目。
コメント・レビュー(Comments・Review)(論評、批評、意見)
―――――――――――――――――――――
ストーリー性を持ったプロダクト・プレイスメント。便利なPCショー
トカットキーが満載。
詳細はこちら
http://plain-story.cocolog-nifty.com/ps/2006/12/pc_359a.html
このコンテンツは、公式モバイルサイトにて2005年夏頃〜2006
年冬頃まで連載したものに一部加筆・編集したものです。
今回は、第58回を掲載します。
●第58回「わかりやすくする方法−−単語を登録する−−」
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<メッセンジャー:オンライン><メッセージfrom:カジ>
社員カジ「なんてこったぁ! 先日提出した業務レポートが、赤い書き
直し印を押されて戻ってきたぞ。まいったなぁ……」
派遣マリ「ほらぁ、先日お知らせしたじゃないですかぁ。レポート作成
心得が改訂になって明快・簡潔じゃないと書き直しになるか
もって」
社員カジ「まさか本当にそうなるとは思ってなかったんだよ……トホホ。
そうだ! このあいだマリがいってた『ファイティング・ニ
モ』が教えてくれるわかりやすくする方法はどうなった?」
派遣マリ「だぁかぁらぁ、K−1選手じゃないんですから闘って
(fighting)どーするんですかぁ(>_<)でもD
VDで観ましたよ! あの熱帯魚、とってもカワイイ☆」
社員カジ「それでわかりやすくする方法は?」
派遣マリ「そうですねぇ、親魚がいろんな生物に出会う度に『息子がダ
イバーにさらわれたから捜している』と説明するんですケド、
それがポイントなのかもしれないですよ〜」
社員カジ「どういうこと?」
派遣マリ「そうそう、相棒の魚がこれまたすっごく忘れっぽくて、親魚
はその相棒にも毎回説明しなきゅならないんです。だからき
っといろんな相手に何度も説明することで、自分が一番伝え
たいことが何かがよりハッキリしてきて、相手によってどの
ように説明すれば最も効果があるかというのを学習していけ
ばいいってことなのかなぁ。だからカジさんが何回もレポー
トを書き直しさせられるのは必要なことなんですよ!」
社員カジ「そんなぁ! いつもレポートで使う文をいくつか単語登録し
てサッと作っていたけど、これじゃあもうこの方法は使えな
いなぁ」
派遣マリ「単語登録?」
社員カジ「うむ。例えば『お世話になっております』と毎回入力するの
は面倒じゃろ? じゃからいつも使う文は『お』と入力して
変換キーを押せばすぐに『お世話になっております』と出せ
るようにしておくんじゃよ」
派遣マリ「うんうん、それってどうやって?」
社員カジ「ツールバーの[ツール]→[単語/用例登録]→
[単語用例登録]で『読み』に【お】と入力する。そして
『語句』には【お世話になっております】と入力して[登録]
をクリックでOKじゃ」
派遣マリ「こんな便利な方法を使ってレポートをチャキチャキ作ってい
たなんて! 楽(ラク)することにかけてはまさに達人です
ネ」
社員カジ「う〜む。またしても誉められているのか微妙だぞ」
派遣マリ「もちろん誉めているんですヨ。だっていつも『お世話になっ
ております』から☆」
社員カジ「こちらこそ『お世話になっております』(^^)」
▽今回のポイント
単語を登録するには[ツール]→[単語/用例登録]→[単語用例登録]
で「読み」と「語句」にそれぞれ入力して「登録」じゃ。
▽便利度(最大3つ)★★★ 難易度(最大3つ)★★
【注】PC技(ショートカットキー)の類については、動作を保証しま
せん。ストーリー内の1要素という役割のためです。ご了承くだ
さい。
【ご感想・ご意見・出版・メディア関連のお問い合わせは、このマガジ
ンに返信で件名「マリカジ」にてどうぞ】
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■【機械はそれを使う人によって良くも悪くもなる】
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政府の教育再生懇談会が福田康夫首相に提出した第一次報告のなかで、
子どもを有害情報から守る対策として「必要のない限り、小中学生が携
帯電話を持たないよう、保護者ら関係者が協力する」と明記。
--------
たとえばの話だが「必要のない限り、冷蔵庫(冷凍庫付)を使わないよ
うに」ということになったらどうだろう?
「昔は木箱の中に氷を入れて食材を冷やした氷冷蔵庫を使っていたのだ
から冷蔵庫など要らない!」とはならない。
氷屋に何度も氷を持ってきてもらうことなく、年中無休で食材を冷蔵・
冷凍保存できる便利な物があれば、遅かれ早かれそれを使うようになる
だろう。
では冷蔵庫は悪か?
これはおかしな問いである。
冷蔵庫は機械であるから、それが良いが悪いかという問いの意味すると
ころは、冷蔵庫は機械としては壊れやすい粗悪品の代名詞か? という
ことかと考えてみたところで、それこそおかしい。
最近の日本製の冷蔵庫は365日24時間稼動させても、めったに壊れ
ない。壊れやすい粗悪品の代名詞とはとうてい言えない。
では、人間を有害なものから守るために「必要のない限り、冷蔵庫を使
わないよう」といわれたらどうだろう?
「冷蔵庫は必要だからガンガン使うよ」でお終いだ。
人間は便利なものを使わずにはいられないのである。
個人の好き嫌いや主義・信条で使う使わないを決めるのはけっこうだが、
便利で使いたいと思っている物を使わずにはいられないのが人間だ。
携帯電話も便利である。
たとえ小中学生の頃に携帯電話を禁止されて使わせてもらえなくても、
高校生や大学生になれば携帯電話を使うだろう。社会人になれば携帯電
話を使わずに暮らせる人に羨望のまなざしを向けることになるかもしれ
ない。
さて、ピクサーのアニメーション作品に「ファインディング・ニモ」と
いう作品がある。
親魚マーリンは、たった一匹(一尾?)だけ生き残った愛する我が子の
ニモに、あぶないからけっして「外の世界」に出てはいけないと言う。
でもニモは外の世界に興味がある。
いくら親のマーリンが「外の世界は危険だ」といっても、ニモは外の世
界を危険だと実感して認識しているわけではないので、危険だと思えな
いのだ。
逆に外の世界へ出ることを禁止されればされるほど、外の世界への興味
は膨らむ。
「有害だからダメ」と携帯電話を持たせないのは、これとたいして変わ
らない。
もしほんとうに危険(有害)なら、どうして危険(有害)なのかを納得
・認識してもらわなくてはならない。
だれだって、崖に面した道のガードレールの外側(一歩踏み外したら転
落)を歩こうとはしないはずだ。
崖に面した道を通れば目的地に10分で着く。草原の真ん中を通ると目
的地に10日で着く。
さてどちらの道を使おう。
きっと多くの人は、崖に面した道を使い、ガードレールの内側の安全と
思える側を通っていくだろう。
大人がすべきことはシンプルだ。
ガードレールの外側は崖で、下の地面まで数百メートルあることを子ど
もに知らせること。それだけである。
そもそも、冷蔵庫にしても携帯電話にしても、それ自体は善悪の対象に
はなり得ない。
冷蔵庫の冷凍スペースの機能を使ってレンガほどの大きさの氷の塊をつ
くり、それで人の頭を殴れば凶器となる。
氷でカキ氷をつくって甘いシロップをかけて子どもたちに渡せば、夏の
午後のおいしくもたのしいワンシーンの出来上がりとなる。
あたりまえのことだが、機械が良い悪いというのではなく、機械はそれ
を使う人間によって良くも悪くもなるのである。
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■【編集後記】
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自転車に乗るとすがすがしく感じる季節です。
風がきもちいいですよ〜。
そんなときたいてい使っているのがパタゴニアのワンショルダーバッグ。
メッセンジャーバッグよりも小さいですが、そのぶん肩への負担も少な
くて、ちょっとした身の回りのものからウィンドブレーカー等も楽々入
るので重宝しています。
計算つくされた形としっかりした作りのバッグで、もうずいぶん使って
いますがまったくといっていいほどくたびれた感がありません。
使い勝手がいいよう設計されていますので、安心して使えるんですね。
そういった「物の良さ」は折り紙つきですが、やはりなんといっても、
パタゴニアは自然環境の保護・回復のために売上げの1%を利用するこ
とを誓約していることに注目すべきです。
儲かった場合だけその一部を自然環境保護・回復など社会貢献活動に寄
付するという企業は世の中にそこそこあります。
ところが、あらかじめ売り上げの一部を自然環境保護・回復のために利
用することを決めている企業はとても少ないのが現状です。
あらかじめ売り上げの一部を社会貢献のために使うことを決めている企
業をいくつか知っていますが、そのなかでも自然環境との関わりで注目
すべきはパタゴニアという会社です。
もうかったときだけ、というならだれだってやりやすいでしょう。
そうではなくパタゴニアは「売上の1%を」自然環境の保護・回復のため
に利用することを誓約しているのです。
「利益の1%」ではありません。「売り上げの1%」です。
デザイン、機能、使いやすさ、値段。どれももじゅうぶんに納得・満足
のできる水準だとタカは思います。実際に丈夫でたいへん使いやすい。
他の製品も使ってみたいと思います。
さらにその製品を使うことが、自然環境の保護・回復のためにもなる。
だからタカはパタゴニアの製品を使うのです。
自転車に乗るのがきもちいい時期です。
ぜひ、風を感じてみてください。
ここ数年は自転車ブームとかで、特に折りたたみ自転車が人気のようで
す。
折りたたみ自転車ならDAHONをおすすめしておきます。
車種も値段も、幅広くカバーしています。
ある日、ガソリンスタンドへ行ったひとりの博士が、多くの人がガソリ
ンを求めて長い列を作る光景を目の当たりにして危機感を覚えることか
ら、DAHONの歴史がはじまります。
日本でも似たような光景をつい最近みたことでしょう。
Dr.Honの経歴と考え方はたいへん興味深いですので、
ぜひ「about DAHON」をごらんになってみてくださいね。
▼「about DAHON」
http://www.dahon.jp/about/index.html
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【基本3分!映画レビュー】わかりやすい映画案内
ブログ http://plain-story.cocolog-nifty.com/ps/
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発行者 高田圭
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