学力テストは毎年全米トップ1%!秘訣は幼児期の教育 |
2008.07.02
学力テストは毎年全米トップ0.1% 『スピリテッドとは?』
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学力テストは毎年全米トップ0.1% 『スピリテッドとは?』
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Being Spirited
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スピリテッドという言葉の意味は、辞書には「エネルギーに溢れた、猛烈」
などと書いてあるが、馬の世界でのスピリテッドのニュアンスは、
辞書とはちょっと違っている。
その昔・・・
ホントに大昔、紀元前400年の頃から既にスピリテッドの馬の扱い方が知られていたようで、
ソクラテスの弟子クセノポーンによって書かれた馬術の本によれば、
スピリテッドの馬はなるべく繊細に扱うように書かれている。
つまり人間で言ったら“繊細で多感”なのだ。感じすぎてしまうので、
鈍感な馬と同じように扱われたら、キャイン(あ、これは犬だった)、
馬の場合は(スーハースーハー フガフガフガフガ)と鼻息が荒くなってしまう。
スピリテッドの人間の子どもなら、「イヤ〜〜〜」っと言って、
親にはワケが分からない理由で泣いたり、とそんな感じだろう。
スピリテッドの馬には、感じない馬に指示するように、かかとで横腹を強く蹴って、
前に進むことを知らせる必要はない。
感じない馬にはそれこそSpurs(スパー)と呼ばれる、
金具をブーツにつけた物で横腹を蹴られて、はじめて、
(あ、トロットしろってことなのね)と、動き出す馬もいるくらい鈍感なのだが、
スピリテッドの馬は強く蹴ってはいけないと、クセノポーンさんも書いている。
ちなみにスパーとは、ウェスタン映画でカウボーイが馬からザザっと地面に降りた時に、
砂埃が舞い上がっている足元がクローズアップされ映像に映される。
そのフォーカスされた足元のカウボーイブーツの踵についている、ギザギザの金具がスパーだ。
見たことあるでしょ?で、初めてそれを手にした時に、
(こんなもんを馬の腹に蹴って押し当てるなんて、なんて残酷な・・)
と思って、トレーナーの後ろに隠れて、自分の手に押し当ててどのくらい痛いか試してみた。
でも、それが痛くなかったのは意外だった。
スパーはガンガン蹴らずに、ちょっとだけギュっと押し当てる程度なら、
馬の厚い皮には痛みを感じるほどのものではなかったのだ。
が、しかし、スピリテッドの馬には話は別。
ルナなどは踵が腹にちょっと触れただけでも、ピクピク感じるので、
もちろんスパーなど使う必要はない。
一番最初のトレーニングの日、ルナがあまりにも走らないので、
トレーナーのホーリーがスパーをつけてルナの横腹を蹴った。
するとルナは蹴られる度にものすごい勢いで飛び跳ねていた。
その後、分かったことなのだが、ルナは前の持ち主のところで
十分に食べさせてもらってなかったので、
ただ単にお腹が空いていて元気が出ないから、走る気力もなかったのだ。
なので食べる量を増やした途端、ルナが歩いている状態からトロットする時に、
腹を蹴る必要もなく、口で息を吸いながら出す「チューチュー」という音だけで、
走リ出すようになった。
あ、だからと言って、言うことを聞かないエネルギーに溢れた、
繊細で多感なスピリテッドの子どもをおとなしくさせるために、
ご飯をあげないという手があったのか!なんて思わないように。
しかし、人間の場合にはご飯をあげないよりも、
私にとってはもっと恐ろしいと思っている方法がある。
それはADHDとかADDとか診断されている子どもたちに、
薬物を投与しておとなしくさせるという方法だ。
さて、ちなみにクセノポーンは、
「立派な人になるためには、どこに行けばよいか知っているか?」
とソクラテスに聞かれ、答えに詰まっていると、
「では私のところに来て、勉強しなさい」
とソクラテスに言われ、
そのままソクラテスの弟子になったそうだ。
となるとクセノポーン自身はスピリテッドではなかったということか。
スピリテッドな人なら、
「はい、あなたのおっしゃる通りについて行きます」という代わりに、
「なんで?なんのために?
知らないあんたに上から偉そうに物を言われて、ついて行かなきゃいけないのさっ」
と言っているはず。
というか、私なら言っている。
うちの息子ならきっと何も言わずに、(ふんっ)と鼻を鳴らして後ろを向いて終わりだろう。
このように、馬でも人間でもスピリテッドな奴らは、一筋縄では扱いきれないのだ。
その一筋縄では扱えないスピリテッドな馬を持ってしまった、乗馬を始めたばかりの私が、
馬からほっぽり出されてしまったのは、当然と言えば当然な話だった。(続く)
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