2008.10.12
目からウロコの仏教入門 ── 過剰な自尊心が争いを生む ──
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□□□ 目からウロコの仏教入門 □□
□□ 〜ひとりで学ぶ歴史と思想〜 □□□
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── 過剰な自尊心が争いを生む ──
戦争はプライドが引き起こすと言っても、過言ではありません。
アメリカのブライドが傷つけられたと言って、アメリカが戦争を起こす。
他の国でもみな同じです。
仏教では過剰な自尊心を戒めております。
これが諸々の争いの種だからです。
私も「勝らぬ心」と言うキーワードを提唱して来ました。
他人に勝ろうという思いにより、他人を軽蔑し、傷つけてしまうからです。
自分の半径2メートル以内に人が入っただけで、腹を立てる人がいます。
肥大化した自尊心ほど、手のつけられぬものはない。
仏教は、肥大化した自尊心を縮小させるために存在しております。
公的資金を投入されて延命できたAIGでありますが、
彼らは六本木を肩で風切って歩いておりました。
自分たちは勝ち組である。
誰よりも頭が良いと。
そういう彼らによって、世界経済は混乱させられた。
世の中の混乱は、しばしば傲慢な人々によって引き起こされます。
「勝ち組」が世の中を混乱させるのです。
庶民は、最初から最後まで、ふりまわされる一方です。
「勝らぬ心」「勝らぬ心」と日頃から自分に言い聞かせねば、
自分自身も、知らず知らずに「振り回す」立場になってしまう。
ここをよく注意する必要があります。
自分など、ナンボのものでもない。
おまえも、ナンボのものでもない。
そういう気持ちである必要があります。
人間など、生物的交配によって、たまたま、生まれて来ただけです。
シャケやニワトリの子どもと何も変わらない。
そこで、いくら、えらそうになっても、しょうがないのです。
リーマンだ、AIGだ、何だかんだと言ったって、人の子です。
特殊な力を持っているわけではない。
結局、「経済エリート」と言われる彼らが、世界経済を窮地に追い込んだ。
ボロを着て衆生のために歩いた、空也上人の生きざまに、
我々は倣うべきでしょう。
現在、10月9日の正午前です。
世の中は日々刻々と変化し、そのスピードは年々、早くなっております。
時事的な話題も入れたいと思ったのですが、
おそらく、今日、明日、あさってのうちに、
問題は移り変わって行くだろうと思います。
今、何かネタを書いてもすぐに古くなってしまう。
ですから、今日はこの辺にしたいと思います。
仏教は「反省」を基本とします。
もちろん、反省ばかりでは潰されてしまう。
戦う事も重用ではありますが、まず、反省が冒頭に来ます。
勤行でも、懺悔文(さんげもん)というのが最初に来ます。
腹が立ったら、まず、反省してみましょう。
自分の中に、他人を打ち負かそうという心があったのではないかと。
過剰な自尊心がひそんでいるのではないかと。
それは大なり小なり、誰の心の中にもあるはずなのです。
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