2008.05.22
『死者と仏事』 12
この話は、5月11日から始まっていますので、初めての方は
最初からお読み下さい。
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『死者と仏事』 12
それでその奥さんにこういう子はありませんかと聞きますと、私はございません。
そんなことは思い当たりません。
この子だけですと。
ですが家のお母さんはわかりませんと、いうことです。それがどうかしましたかと。
多分この子は、あなたの子ではなくて古い感じだからお母さんの子でしょう。古い古い
ずっと前に死んでるような感じがしますからと。
ですが、そんな子を供養をしないでほってあるから、あなたの子供が喘息になったのと
は違います。
そのほったらかしになてる子供とあなたの子供さんとはなんの因果関係もありません。
あなたの子供は生まれながらの喘息ですから、この世に原因は無いのです。
あればあの世です。前世のことですね。
つまり前世の業を持って生まれてきたのです。
病気になるというなにかの不徳がこの子供にあって、それが喘息という形になって出て
きたのであって、家相がどうの方角がどうのと、そしてまたその子供さんをほったらか
しにしているからどうのと、それは全く関係ないんですと。
若しあなたのお母さんなり姑さんに聞いてそういう子供があったとすると、その子供さ
んのためにちょっと丁寧にお寺で勤めてもらいなさい。
そして亡くなった人をお勤めする場合に、七分の一の功徳が向こうへいってるわけで
す。
大は大なり、小は小なりにね。お布施が大きければ七分の一も大きくなるわけです。
ですからちょっと丁寧にしてもらいなさいと。残りの七分の六の功徳は施主が受けるの
だから。
だからお寺へ供養に行くときにその子も一緒に連れていって、その和尚さんが拝む後ろ
で、その七分の六の功徳とやらは、本来なら私が受けるのですが、この子供にやって下
さいと。この子供を施主にするということですね。
この子供に施主になって、亡くなった知らない子供だけど、施主となって勤めるという
ことです。そうすると七分の六の功徳はこの子供が受けるはずだから、きっと病気は良
くなると思いますと。ちょっとでも病気はよいほうへ向かうと思いますと。
そして家へ帰って、お母さんに聞いてみますと、お母さんが若い頃に、子供を便所へ生
み落としたそうです。
すぐに便所から出したけど、すぐに死んだそうです。その子だとわかったのです。
そして寺へいって、、その子供のためにと供養をしてあげると、子供の病気がよくなっ
たということがありました。
だからこの七分の六の功徳を受けるといいますが、店でなにか買い物をしたらそれは全
部自分のものでしょ、ところが仏事のことは向こうへ渡してしまうのでいったきりでし
ょ、なにも戻ってこないと思ってしまいますが、ところが功徳がきてるわけです。
しかも、死んだ人の受ける功徳よりも、勤めた人の受ける功徳のほうが大きいのです。
そういうことですから、先祖のことは惜しみなくするといいですね。これも自分のため
になることですからね。
続く。。。
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